“Go To トラベル”で 沖縄にも行きたいのですが、やはり
コロナが怖くてためらっています。
泡盛も恋しいですし、沖縄そばも懐かしい。
それよりもヤコウ貝の磨きも残り少なくなってきました。
先日、沖縄の取引先にお願いしてありました。
上のヤコウ貝30個が届きました。
コロナ禍でステイホームを遵守していますので助かりました。
おおむね700g~1kgの大きさです。
品質は良好です。中には1.2kg級のものも含まれています。
用途は良質のものは磨いて置物として販売です。
今回のメインはアクセサリーのパーツ作りに使う予定です。
沖縄には色々な形のパーツを作るアーチストの方々がいます。
私はポピュラーな丸、ダエン、シズクなどの一般的なパーツ作りを
予定しています。
ただしスクラップが出来ますのでツノ型などに余すところなく利用
する予定です。
楽しみにしています。
上のヤコウ貝皮付きは当社の職人が生前に残したものです。
上段の左は30X40mmです。
中段は23X30mmです。中央は裏側のメキシコ貝貼りです。
中段の右端はそれをSILVER台の帯どめ金具に爪止めした
ものです。
下段は今回作ろうとしているパーツの一部です。
50年前までは金具にはめてブローチ、ペンダントなどの
アクセサリーへの使用が主力でした。
当時、何故皮付きのパーツを作ったかと言いますとヤコウ貝の
小さい貝とか貝の角とか金具にはめるには不向きな部分を利用
するための苦肉の策でした。
かっては金具などのデザイン性に重きを置きましたが現代では
貝の素材そのものを活かすことが主流です。
隔世の感です。
プカシェルのバラ,4~5mmです。
品質はクラスAです。
先ずふるいに掛けます。
4mm以下、4,25mm以下、4.5mm以下、4,75mm以下、
5mm以下の5段階に分け、それぞれ糸に通します。
大きいプカのパーツです。
大きいのは15mmです。ちいさいのは7mmくらいです。
やはりふるいに掛けます。Bクラスです。
小さな貝入りの箱の確認です。
ゾウゲバイです。上の大きいのは46mm、下は18mmです。
ヒオウギです。大きいのは80mm、ちいさいのは12mmです。
いわゆる稚貝です。いずれも国産です。
上左からヒオウギ、ゾウゲバイ、ウキダカラ、カモンダカラ、
下左からカバホシダカラ、チサラ、アワビ貝です。
アワビ貝で25mmです。
他の小さな貝もありますが名前を思い出せません。
段々と物忘れがひどくなっています。
物の本に、ある脳科学者が一杯のワインで数十万個?の脳細胞
が死滅すると書かれていました。
酒飲みの私の脳にはすでに脳細胞は全て死滅しているはずです。
ですから悲観もしていません。
バイオレットヒーシーのバラが出てきました。
わずかですが今では貴重品です。
1本(40cm)には到底できませんが糸に通してまた出てくるのを
待ちます。
シェルワールドで原貝も好評です。
パウアシェルの磨きです。
下が12.5㎝、上が17.5㎝、5cmの違いです。
大体、13cmから16cmくらいのものを出しています。
17.5cmの大きさは珍しいです。メキシコ貝ではこれくらいの物
もあります。
私が持っているメキシコ貝の磨きは22cmです。
パウアシェルも大きいものは2個保管してありますがどちらが
大きいか比べてみます。
私の値段付けは大きさも大事ですがそれより磨いた後の貝の
模様、光沢を優先しています。
産出国のニュージウランドではコウリャングレイドとジュエリー
グレイドに分けられて輸出しています。
もつとも30数年前のことですので現状は知りません。
ジュエリーグレイドは2倍の重さで価格も2倍です。
つまり同じ大きさですと重量は2倍で価格は4倍になります。
手持ちの貝はほとんどジュエリーグレイドになりました。
またまた、プカシェルのバラと端切れが出てきました。
バラはふるいにかけサイズ別に分けました。
Aクラスで30本はできると思います。
上は私が勝手にプカヒーシーと呼んでいるプカシェルです。
このようなプカを注文した覚えはありませんが、当時は万単位で
オーダーしましたので業者が紛れ込ませたものと思います。
当時の注文はクラス別にA,Bと4~6,7~8,9~10mmでした。
たぶん大きさが不揃いのためヒーシー状に削ったと思います。
材質は白い上等のプカです。
不揃いの方がいわゆるキムタクプカで面白かったのではないで
しょうか。
黒蝶貝と白蝶貝の未磨きです。
黒蝶貝で23cm、750gです。
サンプルとして持っていました。
歳ですからフィリピンで磨いてもらい処分しようかと思いましたが、
やはりもったいなく思い私のミニギャラリーに飾ることにしました。
中央に飾りました。
久し振りに片瀬海岸に釜揚げしらすを買いに出かけました。
1000円のパックを2個購入。酒の肴です。
トリに足を付け台座に固定です。
残り数羽です。
フィリピンで作らせました。
上のような鳥に限らずイルカ、クジラ、カジキマグロ、メカジキ、
ジンベイサメ、イタチザメ、ペンギンなど図鑑を持参して作らせた
ものでした。
左上のフクロウはプラスチック製のものをウッドで作らせたもの
です。
大型のウッド製品はバリ島からの輸入でいた。
2mmのキリン、1.5mのバナナの木、1mのイルカを始めデコイ
など5度にわたってコンテナでの仕入れでした。
売れ行きは好調でほとんど残っていません。
1.5mのバナナは居間にも飾ってありましたが結局廃棄しました。