先日、知り合いの方が夏休みに名古屋港水族館に行った写真を見せて下さり、結構な雨の日に行ったらすっごい混んでいたそうで、水族館は荒天に強いな〜と改めて
で、異常気象が通常になって行くだろうということもあるのだから、動物園も対策しまくるといいのにとますます思いました
チューリヒ動物園のように屋根やドームを整備すれば、雨でもレストランが満席だったし(相席してもらって少し会話したのもすごく思い出深い)
雨でも人気の理由をキュレーターさんに伺ったところ、背景に「アウトドアが盛んでレインウェアを皆が持っている」ということもあるそうですが、日本も相当、キャンプとか山登りとかが盛んになっているのだし
そーゆー切り口でもイベントできそう
雨の日のリスザルさん宅@チューリヒ動物園(2012)✨確かにみんなレインウエアばっちり✨
(一人だけフードをかぶっていないのは飼育員さん)

そして、雨の日の行き先候補に動物園が入っているということがまずすごいので、それほどの魅力創りから
もちろん、シェアピ方面の魅力と居心地の良さ方面の魅力で
まぁとにかく、生き残りをかけた整備は下記の順で大切だと思います✨
1:動物福祉向上
2:雨雪暑寒対策(屋根など)
3:トイレやレストラン
ということで、2012年と2016年に取材に行った、スイスのチューリヒ動物園の、「来園者用屋根」を一挙ご紹介✨
チューリヒ動物園は本当に屋根や屋内が多くて、雨でも雪でも「辛かった」記憶が無いくらい✨✨
さらには、例えば類人猿館とかもソファとかあって居心地いいので、建物に入ると同時に上着を脱ぐ人が多くて、「すごいな、長居する気なんだな♪」と感服しました✨
そんな例がたくさんあるけど、ファイリングしたらあいうえお順に並ぶので、「アジアゾウさん」から!✨

屋根っつーか、いきなりドーム✨✨✨動物福祉と学びと快適さで、ま~費用対効果最高だよね✨✨
エネルギー消費を批判されるけど、チューリヒ動物園はCO2ニュートラルをとっくに達成済みで、ドームも様々な工夫を実施✨

入り口✨この周囲には屋外のゾウさん宅があります✨ま、今回は屋根の話なのでこっちだけ✨

快適空間でイスに座ってゆっくりゾウさんを観察できるので、気付きも多そう✨

近づいてみるとこんな感じで、手前のお二人はボランティアさん✨

ゾウさんのスペースはこんな感じで、外と出入り自由ではないので狭い💦
屋根で木漏れ日を再現したのはいいけど、予算が相当かかっています。

寝てるし(≧▽≦)
ま、できれば起きてて欲しいけど(笑)、「あそこの動物園は行って疲れたら休めるから、行こうかな」と思ってもらえそう♪
そしてこんなふうに「1種類の動物さんのところで長々と過ごす」ということを、日本の園館はもっと意識するとガゼン違ってくるはず✨

ドーム内にあるゾウさんのプール✨入るか否かの選択権はゾウさんが100%持っています✨リンゴや水で軽く誘導することはあっても無理強いすることは無いです✨

2階はおしゃれなレストラン✨
そのすごさに腰抜かして下さい(≧▽≦)
しかもチューリヒ動物園は食材がフェアトレードだったりします✨✨
今回は「屋根・屋内」がテーマだからその写真だけだけど、動物福祉向上に対する真剣さとかトイレの個室の中にまで詳しい説明が貼ってある熱意とかが根底にあることがまず大事✨
どうです?動物園のイメージがだいぶ前進したでしょ✨
チューリヒ動物園の遠路の屋根&屋内シリーズ、延々と続きます✨
★チューリヒ動物園の園内マップ
https://www.zoo.ch/sites/default/files/media/file/zooplan_web_20250327.pdf