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つまき♪.com 「シェアピ式」と「育伝式」で園館と保全活動と古墳と博物館とエジプト考古学を応援★

「動物福祉」と「伝え方の工夫」と「新しい楽しみ方」で、人も楽しく意義深く★
新しく楽しい手法である「シェアピ式」と「育伝(いくでん)式」で、動物さん・動物園水族館・保全活動・保全教育・SDGs・古墳・博物館・エジプト考古学等各種取り組みを応援しています♪

どんどん暑さや雨や雪がヤバくなっていくので、屋根とか屋内とかを本気で整備することが必須で有効✨

 

ということで、チューリヒ動物園の例の続き♪

 

オオカミさん宅は、この小屋の壁にある隙間からそっと見学できます✨

 

あんまり広くはなかったです💦それにしてもすごい雪の日にがんばってるなぁ、2012年の私✨

 

カメさんちでも、快適に見学できます✨

快適かつ説明ゾーンにもなるので、小屋とか屋内とかほんと有効✨

 

カメさんたち(右下)、おおむね石の下に入りたがっているけど大丈夫かな💦

 

ゲラダヒヒさんちもこんな感じ✨

あ、そうそう、チューリヒ動物園は「来園者用と現地をつなぐ」ということを非常に意識して実践していて、こうした構造物もなるべく現地をイメージしているそうです✨

 

ゲラダヒヒさんちも広くて全部は写しきらないです✨

 

 

インドライオンさんとコツメカワウソさん宅にも屋内部分あり✨

 

インドライオンさんとコツメカワウソさんの同居に失敗したため、屋内はコツメカワウソさん宅となっていました(2012/2016の取材時)。

 

 

屋外の来園者用屋根✨

イスも大事✨

 

インドライオンさんのスペース。

 

 

チューリヒ動物園のHPも各所勉強になりますよ✨

 

 

 

 

動物園の意義と魅力創出、そして生き残りに必要な整備(ハード面)は、

 

1:動物福祉向上

2:雨雪暑寒対策(屋根など)

3:トイレやレストラン

 

だと思うので、チューリヒ動物園の「来園者用屋根」の例をご紹介✨

 

チューリヒ動物園、2012/2016と取材に行き、その動物本位&来園者用育成の姿勢で一番好きな園館ですが、その中でも好きな動物さんちの1つが、このアムールトラさん宅です✨

 

来園者用屋根ばっちりで、雨でも雪でも(どっちも体験しました)、快適に長時間うっとりトラさんを眺めていられます✨✨

 

私も3日間毎日ここに来て長いことうっとりしていました✨

 

こんな感じに見えます(一部しか写しきらないですが)✨

 

ちなみにこのトラさん宅は建て替えかなんかでトラさんたちが他園で過ごしていて、ようやく戻ってきたところのようなので、こういう光景ではもうないのかもですが、あくまでも来園者用屋根の例ってことで♪

 

 

 

アラビアオリックスさんの、屋内部分はこんな感じ✨

 

こんなふうに建物になっていることも多いです✨

 

ワラもりもりで、ふかふか度ではいいですが、滑って転ぶ危険性も高いので砂とかのほうがオススメ。

 

そして狭い💦ま、来園者用屋根&屋内例ってことで。

 

かわいいのいた✨

 

外はこんな感じで、広くもないけど中よりはマシな感じ。木がいいね✨

 

次はアンデスグマさん宅✨広いんだけど、それが見渡せる場所には来園者用屋根は無く、端の方にこれが✨

こんなサイズでも、なかなかに快適で有効✨

 

中はこんな感じ✨

 

小屋からでもアンデスグマさんを観察できましたよ✨

 

 

 

 

先日、知り合いの方が夏休みに名古屋港水族館に行った写真を見せて下さり、結構な雨の日に行ったらすっごい混んでいたそうで、水族館は荒天に強いな〜と改めて✨

 

 

で、異常気象が通常になって行くだろうということもあるのだから、動物園も対策しまくるといいのにとますます思いました✨

 

チューリヒ動物園のように屋根やドームを整備すれば、雨でもレストランが満席だったし(相席してもらって少し会話したのもすごく思い出深い)✨

 

雨でも人気の理由をキュレーターさんに伺ったところ、背景に「アウトドアが盛んでレインウェアを皆が持っている」ということもあるそうですが、日本も相当、キャンプとか山登りとかが盛んになっているのだし✨そーゆー切り口でもイベントできそう✨

 

雨の日のリスザルさん宅@チューリヒ動物園(2012)✨確かにみんなレインウエアばっちり✨

(一人だけフードをかぶっていないのは飼育員さん)

 

 

 

そして、雨の日の行き先候補に動物園が入っているということがまずすごいので、それほどの魅力創りから✨もちろん、シェアピ方面の魅力と居心地の良さ方面の魅力で✨

 

 

まぁとにかく、生き残りをかけた整備は下記の順で大切だと思います✨

1:動物福祉向上

2:雨雪暑寒対策(屋根など)

3:トイレやレストラン

 

 

ということで、2012年と2016年に取材に行った、スイスのチューリヒ動物園の、「来園者用屋根」を一挙ご紹介✨

 

チューリヒ動物園は本当に屋根や屋内が多くて、雨でも雪でも「辛かった」記憶が無いくらい✨✨

 

さらには、例えば類人猿館とかもソファとかあって居心地いいので、建物に入ると同時に上着を脱ぐ人が多くて、「すごいな、長居する気なんだな♪」と感服しました✨

 

 

そんな例がたくさんあるけど、ファイリングしたらあいうえお順に並ぶので、「アジアゾウさん」から!✨

 

屋根っつーか、いきなりドーム✨✨✨動物福祉と学びと快適さで、ま~費用対効果最高だよね✨✨

 

エネルギー消費を批判されるけど、チューリヒ動物園はCO2ニュートラルをとっくに達成済みで、ドームも様々な工夫を実施✨

 

入り口✨この周囲には屋外のゾウさん宅があります✨ま、今回は屋根の話なのでこっちだけ✨

 

快適空間でイスに座ってゆっくりゾウさんを観察できるので、気付きも多そう✨

 

近づいてみるとこんな感じで、手前のお二人はボランティアさん✨

 

ゾウさんのスペースはこんな感じで、外と出入り自由ではないので狭い💦

 

屋根で木漏れ日を再現したのはいいけど、予算が相当かかっています。

 

寝てるし(≧▽≦)

 

ま、できれば起きてて欲しいけど(笑)、「あそこの動物園は行って疲れたら休めるから、行こうかな」と思ってもらえそう♪

 

そしてこんなふうに「1種類の動物さんのところで長々と過ごす」ということを、日本の園館はもっと意識するとガゼン違ってくるはず✨

 

ドーム内にあるゾウさんのプール✨入るか否かの選択権はゾウさんが100%持っています✨リンゴや水で軽く誘導することはあっても無理強いすることは無いです✨

 

2階はおしゃれなレストラン✨

 

そのすごさに腰抜かして下さい(≧▽≦)

 

 

しかもチューリヒ動物園は食材がフェアトレードだったりします✨✨

 

 

今回は「屋根・屋内」がテーマだからその写真だけだけど、動物福祉向上に対する真剣さとかトイレの個室の中にまで詳しい説明が貼ってある熱意とかが根底にあることがまず大事✨

 

 

どうです?動物園のイメージがだいぶ前進したでしょ✨

 

 

チューリヒ動物園の遠路の屋根&屋内シリーズ、延々と続きます✨

 

★チューリヒ動物園の園内マップ

https://www.zoo.ch/sites/default/files/media/file/zooplan_web_20250327.pdf

 

 

夏のお楽しみのひとつがこれ✨

 

動物性のもの一切使用していないヴィーガンの冷やし中華で、しょうゆだれとゴマだれがあります✨

 

オーサワ、ほんとありがたいです✨

 

植物性油脂もごま油✨パーム油だと「その向こう側」でオランウータンさんなどが苦しんでいる可能性があって悲しくなるので。

 

かかっている海苔とかも同封されていて(しょうゆタイプのみ)、トマトときゅうりだけで十分に美味しいです✨

 

 

 

 

 

2日にわたっての紹介とはすごいですね✨

 

 

(NHKのHPより)

 



しかも吉村作治先生のお弟子さんで私の先輩でもある河合望さん(筑波大学教授)が、「19日放送回の後半、ツタンカーメン王の特集で出演します」とのこと、ますます楽しみですね~✨