Shared Note 管理人のブログ -4ページ目
ちょっと前に、
日本大学歯学部付属歯科病院 副病院長
植田 耕一郎先生の講演会に行きました。
『長生きは唾液で決まる』 という本の
出版記念講演です。
本の内容は、唾液の働きと重要性、
ご自身が関わってきた患者さんの話、
そこから生まれた口ストレッチの解説などなど。
唾液の自浄作用や自然治癒といった
人間が生まれながらにして備えている機能を
大切に、最大限に生かしていきましょうね♪
という熱いメッセージの込められた内容でした。
講演会は、小難しい話は一切なく、
植田先生が医者として経験してきた
生き生きとした体験談が中心でした。
その中でも、特に印象的だったのは、
“美しい” とは 表情美人 のこと
そして、
“健康” とは 感じること
という言葉です。
それは、リハビリテーション専門の病院で、
主に脳卒中など、口の中に麻痺が残る
患者さんを診てきた中で得た、実感。
食べることは生きること、生きることは食べること。
だから、
たったの一口でいい、幸せと感じられることが健康!
なんだ、って。
健康観とか、健康のあり方とか、
改めて考えさせられました。
そして、医療にはどっぷり浸らず、
一つのツールとして活用しましょうね、と
医療との付き合い方、距離感も教えてくださいました。
とても人間的魅力を感じるお話でした(*^-^*)
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★ 命のワンスプーン。食べられない時こそ「心の栄養」を!
先日、ハズしまぶくろクリニック院長
島袋 隆先生の講演会に行って来ました。
島袋先生は、28年間外科医として
主に癌治療に従事されてきたそうですが、
多くの患者さんと向き合う中で、
「本当の医療とは何か?」 を考え、
現在は、自分が病気になった時に受けたい
医療と環境を提供できるような病院作りを
しているそうです。
2時間を超える講演は、その時間の長さを
感じさせないくらい、最初から最後まで興味深く、
納得感や共感を強く感じる内容でした。
そんな中で、私にとってインパクトがあったのは、
「癌細胞は、けなげな細胞だ」 という言葉かな。
癌細胞って、本来、
自爆(自殺)する細胞なんだそうです。
でも、人は、精神的ストレスや肉体的ストレスを
そのまま放置して、自分自身を酷使しちゃうから、
正常な細胞は厳しい環境に適応できなくなる。
そんな厳しい環境に適応した細胞が、癌細胞なのだそう。
つまり、自分自身を維持し続けるために、
正常な細胞が生きられないような環境で、
がんばって生き残っているのが、癌細胞ってことかな。
だから、病気を治すためには、まず最低限、
ストレスの軽減、生活習慣の見直しは必要ってこと。
島袋先生の考える 「病気の前兆」 というのは、
精神的ストレスや肉体的ストレスに加えて、
低体温、低酸素状態が続くことで、体が酸化し、
細胞が錆びて、免疫力が落ち、新陳代謝が下がった状態。
その過程で、体が電子不足に陥るので、
抗酸化療法により電子を供給しましょう、
という理論のもとに、
免疫療法、温熱療法、還元電子治療などを取り入れ、
たくさんの患者さんを診ているそうです。
患者さんの気持ちを尊重してくれる
優しいお医者さんだなぁと感じました。
最近話題のAGE(終末糖化産物)についても
言及されていました。
また、今回は、ノニジュースを販売する
企業とコラボした特別講演会だったので、
ノニの抗酸化力についても説明がありました。
とても良い講演会でしたよ。
島袋先生は、去年、将来のノーベル賞候補と
なるような有望な科学者に贈られる
ライナス・ポーリング賞を受賞されたそうです。
★ ハズしまぶくろクリニック
★ 島袋院長ブログ 「ちょっと一言」
Shared Note
では、治療の体験談を募集しております。
年齢、性別、病気の種類に関係なく受け付けています。
体験談の形式は、
◆ 書き下ろし形式
◆ Q&A形式
◆ インタビュー形式 *
など好きな形式を選べます。
( * インタビュー形式は月に2名様まで。)
Shared Note
を利用するメリットは…
★ 普段、身近な人にさえ言えないような内容でも
気軽に話すことができます。
(心のデトックス)
★ サイトを通して誰かのお役に立てているという
社会貢献感を得られます。
★ 「良い結果を伝えたい」
「読む人の期待に応えたい」
という前向きな意志に伴った結果が期待できます。
★ サイトやブログの知識がなくても情報発信できます。
★ 治療体験とプライベートを分けて考えることができます。
(匿名性の保証)
なお、体験談の掲載については、全てボランティアとなります。
こちらから代金を要求することはありませんし、その逆もございません。
体験談のご協力については、お気軽にお問合せください。
今日は、私が運営するサイト 『Shared Note』 に
協力してくれたdobonさんの体験談をご紹介します。

dobonさんとは、奥様の治療の件で、
たまにメールのやり取りをさせていただく
ような関係だったのですが、
その奥様は3年前に他界されました。
今回、サイトへの協力については、
とても快く引き受けてくださり、
skypeを通した音声通話で2時間ほど
お話を伺ったわけですが、
奥様はすでに亡くなっているということで、
いろいろな課題を含んだ難しいテーマとなりました。
お話を伺う中で印象的だったのは、
要所要所にみられる
dobonさんの奥様へ対する敬意。
そして、どんな場面でも奥様の選択を尊重して、
可能な限り応援してきた、支える側の姿勢。
そんなdobonさんからの言葉は、
最悪の結末になったとしても悔いのないように
納得して治療に臨むことが大切!
という治療への向き合い方と、
治療しながらも楽しみ方はいろいろあるよ!
という前向きなメッセージでした。
自分の選択に納得して臨み、
どんな状況でも楽しみを見出す。
これって、病気とか治療とかに関係なく
何にでも言えることだなぁ、って感じました。
自分の中の “納得感” みたいなものが、
現在の自分と未来の自分を
支えてくれるのかもしれない。
そんなことを思ったのでした。
dobonさんの体験談はこちらから ⇒ dobonさんの体験談 今日は、私が運営するサイト 『Shared Note』
に
協力してくれたヒロさんの体験談をご紹介します。
ヒロさんは、私の大学時代の友人で、
高校教諭として年がら年中忙しい日々を送っている人です。
胆石の体験について、1時間ほどインタビューして、
私が1ページにまとめました。
この1ページで印象的だったのは、
『治療後のライフスタイル』 の項です。
もう、手術して胆石になる心配はないけれど、
石ができやすい体質なのかもしれない(?!)
という部分はしっかり受け止めて、
“体の声に耳を傾ける” ようになったんだそう。
「ちょっと無理だな」 と思ったら、無理しない。
「疲れたな」 と思ったら、もうやめて寝よう、とか。
そういう体のサインに合わせた生活。
自分の体の 「無理かな」 ってサインを無視せず、
ちゃんと聞いてあげられるようになったんだそう。
“無理しない” ってことは、きっと
無理した状態の自分で、物事と向き合わない
ってことかな~って思いました。
自分の意志や判断、行動、選択は
どういう自分から発したものだったか?
寝不足だったり、
イライラしてたり、
疲れきっていたりしなかった?
寝不足な時の判断、
イライラしている時の行動、
疲れきっている時の選択、
これって本当に本当の自分?
素直で正直になれてる?
私がインタビューさせていただいた方達は、
みんな、病気になる前、周りを大切にするがあまり、
無理してがんばっちゃう人が多かったから、
周りを大切にするためにできることって、
必ずしも “尽くす” ことだけじゃないんだって思いました(*^-^*)
できるだけベストな状態の自分を提供していくこと。
ベストな状態で物事に向き合うために、自分を整えること。
「無理かも」 っていう自分の限界を知ることが、
結果、自分も含めたみんなを大切にすることになる。
ヒロさんと話していて、そんなことを思ったのでした。
ヒロさんの体験談はこちらから ⇒ ヒロさんの体験談

