隊長のブログ

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中国上海に2003年12月から2008年1月まで、商社マンとして駐在していました。趣味はヒップホップダンス、旅行、映画、スポーツ観戦です。野球は阪神タイガースのファンです。

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隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第286作品目は、来し方 行く末(こしかた ゆくすえ)』をお送りします。

 

 

 

 

4月25日から公開されている『来し方 行く末』を、観に行ってきました。


 『来し方 行く末』(原題:不虚此行、英題:All Ears)は、現地・2023年9月9日公開の中国映画です。


製作会社:北京標準映像文化傳播有限公司。配給:ミモザフィルムズ。オリジナル言語:普通話(北京語)、日本上映時は、日本語字幕。上映時間:119分。


尚、「隊長のブログ」では、中国映画を、これで28作品を紹介したことになります。詳細は、こちらの記事一覧を、ご参照下さい


本作品は、弔辞作家の日常というユニークな題材を軸に、人々の人生模様や死生観を繊細に織り込んだヒューマンドラマです。


監督・脚本:劉伽茵(リウ・ジアイン)。


主演は、胡 歌(フー・ゴー)。


フー・ゴーの他の出演映画は、『チィファの手紙』を、取り上げています。


共演者:呉磊(ウー・レイ)、斎溪(チー・シー)、娜仁花(ナー・レンホア)、甘昀宸(ガン・ユンチェン)、ほか。

 

 

あらすじ:主人公の聞善<ウェン・シャン>(フー・ゴー)は、大学院まで進学しながら、脚本家として商業デビューが叶わず、北京で不思議な同居人・小尹<シャオイン>(ウー・レイ)と暮らしながら、今は葬儀場での「弔辞の代筆業」のアルバイトで生計を立てています。


丁寧な取材による弔辞は好評ですが、本人はミドルエイジへと差し掛かる年齢で、このままで良いのか、時間を見つけては動物園へ行き、自問自答しています。同居していた父親との交流が少なかった男性、共に起業した友人の突然死に戸惑う会社員、余命宣告を受けて自身の弔辞を依頼する婦人、ネットで知り合った顔も知らない声優仲間を探す女性・邵金穗<シャオ・ジンスイ>(チー・シー)など、様々な境遇の依頼主たちとの交流を通して、ウェンの中で止まっていた時間がゆっくりと進みだします。。。

 

 

鑑賞した映画館:現在公開中の本作品を鑑賞したのは、東京・銀座のランドマーク「和光本館」の手前「銀座ガス灯通り」を60mほど歩いたところにある「シネスイッチ銀座」。

 

 

 

 

「シネスイッチ銀座」を訪れるのは、初めてです。「シネスイッチ銀座」は、地下にある座席数271の「シネスイッチ1」と、1Fにある座席数182の「シネスイッチ2」の2スクリーンです。


『来し方 行く末』は、「シネスイッチ1」で上映されています。

 

 

(シネスイッチ銀座のHPから)


 

階段を降りた先にあったのが、2階席。最近出来たシネコンなどでは、2階席があるのは珍しいのでは。

 

 

 


隊長の席がある地下2Fのトイレの前には、木製の椅子が並んでいます。

 

 

 

 

全体に館内にレトロの匂いを感じます。調べてみたら、当館の前身は、1955年に開業した「銀座文化劇場」で、1997年に「シネスイッチ銀座1・2」としてリニューアル・オープンしたそうです。


「シネスイッチ銀座」を訪れるのは、初めてと書きましたが、「銀座文化劇場」時代に来たことがあるかも知れません。

 

 

 

感想:特にドラマチックなシーンもなく、淡々とストーリーが展開されていきます。日本には「弔辞の代筆業」と言う職業がないこともあり、当初は、監督のリウ・ジアインさんがこの映画に込めた思いを読み取ることが出来ませんでしたが、物語が展開していくに連れて分かってきました。


同居人のシャオインが、何をしている人間なのか、ウェン・シャンとの関係も謎でした。

 

 

(左:ウェン・シャン(演・フー・ゴー)、右:シャオイン(演・ウー・レイ))

 


ところが、ウェン・シャンが、ネットで知り合った顔も知らない声優仲間を探す女性のシャオ・ジンスイを自宅に連れてきたシーンから徐々に謎が解けてきました。


部屋に入ったシャオ・ジンスイが、シャオインの存在を全く認識していません。決定的になったのは、ウェン・シャンがホワイトボードに、自死した声優仲間の一生を時系列に描いて説明している時に、シャオ・ジンスイが突然ホワイトボードをひっくり返したところ、裏には小尹<シャオイン>の文字を中心に相関図が描かれていたシーンで、全ての謎が解けました。


シャオインは、ウェン・シャンの分身だったのです。シャオ・ジンスイには、見えないはずです。


ラストシーンでは、シャオインに姿が消え、ウェン・シャンがパソコンに向かい、弔辞ではなく脚本を書き始めるのでした。

 

本作品は、ヒューマンドラマであると同時に、ファンタジードラマでもあります。


入場時に、“名刺風オリジナルカード” を貰いました。表面は、名刺風に、弔辞ライター・聞善と書かれています。

 

 


 

裏面は、貰った時に見なかったのですが、エンドロールが終わり、場内が明るくなってから見たら、脚本風になっていました。

 

 


 

上映前に裏面を見ていたら、もう少し早く謎が解けていたかも知れません。

 


主演のフー・ゴーさん、、『チィファの手紙』では出番は少なかったのですが、主人公の姉・チーナンを虐待して自死に追い込んだ、ダメ男の元夫・ジャン・チャオ役のエキセントリックな演技が思い出されます。

 

 

 

 

ウー・レイさん、『SHADOW/影武者』  での、関羽の息子・関平役が凛々しかったです。

 

 

最後になりますが、これまで「映画」の記事の中で、外国映画の邦題(日本語タイトル)の付け方の良い作品と、悪い作品を挙げていて、それを一覧にしています  が、本作は良い例だと思います。


原題の「不虚此行」の日本語訳は、“むだ足を踏まなかった.行ったかいがあった” で、映画のタイトルとして相応しくありません。昨年の東京国際映画祭で上映された際のタイトルは、「耳をかたむけて」でした。これは、英題・All Earsの意訳で、邦題として聞き心地は良いですが、インパクトに欠けます。


昔から慣用句として、文学の世界で用いられていた「来し方 行く末」 が、この映画の邦題として、文学的香りがして良いと思いました。

 

 

 

 

 

 

==「映画」バックナンバー =
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f
Film1~270 省略

Film271  2023/8/2  『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 

Film272  2023/8/21 『涙そうそう』 

Film273  2023/8/30  『忠臣蔵 (昭和33年)』

Film274  2023/9/8  『こんにちは、母さん』

Film275  2023/10/7 『ベニスに死す』

Film276  2023/11/22  『トゥームレイダー』

Film277  2024/2/8   『ルーキー』 

Film278  2024/4/24 『南極物語』

Film279  2024/7/12 『2046』 

Film280  2024/9/17 『小川の辺』 

Film281  2024/10/15 『あの頃、君を追いかけた』 

Film282  2024/12/12 『ごろつき

Film283  2025/2/7 『ガントレット

Film284  2025/2/25 『動乱』 

Film285  2025/4/10 『引っ越し大名!』 

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中華圏(中国語圏)の映画は、それぞれの歴史的・政治的背景により、独自に発展した中国映画、香港映画、台湾映画に分類することが出来ます。

 

 

 


中国映画 の定義は、中国本土の資本と人材により制作された映画を意味しています。

 

「隊長のブログ」では、そんな中国映画を、これまでに、27作品を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。但し、リストには、合作映画も含んでいます。

 

尚、ブログで紹介した香港映画の一覧は、こちらをご参照下さい

 

また、台湾映画は、こちらをご覧ください
 

 

 

==「中国映画」 記事一覧==

(日本公開年:タイトル:監督)

1.  1994年 『さらば、わが愛/覇王別姫』 (中国・香港合作)  チェン・カイコー  

2.  2000年『あの子を探して』 チャン・イーモウ

3.  2000年『初恋のきた道』 チャン・イーモウ  

4.  2002年『きれいなおかあさん』 スン・ジョウ  

5.  2003年『北京バイオリン』 チェン・カイコー 

6.  2004年『LOVERS』 チャン・イーモウ  

7.  2006年『単騎、千里を走る。』 (中国・日本合作)  チャン・イーモウ  

8.  2007年『夜の上海』(中国・日本合作)  チャン・イーバイ

9.  2008年『レッドクリフ PartI』 ジョン・ウー  

10.  2009年『花の生涯~梅蘭芳』 チェン・カイコー

11.  2009年『レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-』 ジョン・ウー

12.  2009年『ウォーロード/男たちの誓い』 (中国・香港合作)  ピーター・チャン  

13.  2010年『ベスト・キッド』(米国・中国合作)  ハラルド・ズワルト

14.  2011年『サンザシの樹の下で』 チャン・イーモウ 

15.  2011年『海洋天堂』(中国・香港合作)  シュエ・シャオルー  

16.  2011年『シャンハイ』 (米国・中国合作)  ミカエル・ハフストローム  

17.  2011年制作 (日本未公開) 『失恋33天』 テン・フアタオ  

18.  2015年『妻への家路』 チャン・イーモウ  

19.  2016年『スイートハート・チョコレート』 (中国・日本合作)  篠原哲雄  

20.  2018年『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』 (中国・日本合作)  チェン・カイコー    

21.  2018年『恋するシェフの最強レシピ』 (中国・香港合作)  デレク・ホイ  

22.  2019年『芳華-Youth-』 フォン・シャオガン  

23.  2019年『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ』 (中国・香港合作)  ジョン・ウー  

24.  2019年『The Crossing -ザ・クロッシング- Part II』 (中国・香港合作)  ジョン・ウー  

25.  2019年『SHADOW/影武者』 チャン・イーモウ  

26.  2020年 『チィファの手紙』 岩井俊二  

27.  2022年 『こんにちは、私のお母さん』 ジア・リン

28. 2025年 『来し方 行く末』 リウ・ジアイン

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その12・永康街散策)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/342d9dd5320f7d981ae8d922bcb2e25f


 

旅の最終日の午前中、グルメの名店やおしゃれな雑貨店などが並ぶ「永康街」を散策しています。10時半頃に来た時は、開いているお店は少なく、観光客もまばらでしたが、11時を過ぎると、殆どの店が開き、通りを歩く人も増えてきました。


時刻は、11時30分。歩き回ってお腹が空いてきたので、「永康公園」近くにある、小籠包の名店「金鶏園好公道の店」へ。店の前に立つと、店内から湯気と美味しそうな匂いが漂ってきます。

 

 


 

店の1階は、厨房です。

 


 

忙しそうに働いている脇を抜け、

 


 

階段を上がると、バルコニー席を含めて、100人は入れるかと思うくらい広い、客席になっています。

 


 

既にほぼ満席状態でしたが、何とか待つことなく、奥の席に座れました。

 


 

創業が1973年ですから、50年以上営業しているのですね。当初は、地元に愛されている老舗店でしたが、ミシュランの「ビブグルマン」を獲得したことなどから、外国人観光客にも人気の店になったのでしょう。

 


 

メニューも、中国語、英語、日本語、韓国語で書かれています。

 


 

頂いたのは;


“蝦仁燒賣(エビシュウマイ)” お値段は、8個 200元(約940円)。

 

 

エビがプリプリしていて、美味しかったです。

 

 

“蟹黄小包(カニミソ小籠包)” 8個 220元(約1,030円)。

 


カニの肉とミソをたっぷり含んでいて、口に入れた瞬間カニの味が口中に広がります。

 


“芝麻酥餅(黒ゴマパイ)” 2個 60元(約280円)。

 


 

“鮮肉包(肉まん)” 2個 60元(約280円)。

 


 

“蛋花湯(玉子スープ)” 1杯 60元(約280円)。

 

 

 

小籠包の名店「金鶏園好公道の店」で、約1時間かけて、台湾最後の食事を堪能しました。支払いは、テーブル上の伝票を、会計台まで持っていきます。

 


 

お会計は、6品で600元(約2,820円)。メニューに日本語表記がありますが、店員さんは殆ど日本語が話せません。


尚、同店の住所は、台北市大安区永康街28-1号です。

 

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (最終回・台北松山空港から羽田空港に帰国) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

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隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第643回は、『ドラマ 「晴れたらいいね』をお送りします。

 

 

 

 

『晴れたらいいね』は、テレビ東京開局60周年特別企画として、3月30日 (日) の21時からテレビ東京系列で放送された、スペシャルドラマです。


本作品は、現代の看護師が戦時中へタイムスリップ。本作のタイトルとなったDREAMS COME TRUEの『晴れたらいいね』を歌いながら、困難な状況を強く生き抜こうとする姿を描いた、“前向きになれる” 感動のヒューマンドラマです。


原作は、小説家で看護師の藤岡陽子による同名の小説。


脚本:岡田惠和(よしかず)。

 

尚、「隊長のブログ」では、岡田惠和さんの脚本および脚本監修作品を、これで13本を紹介したことになります。詳細は、こちらの一覧をご参照下さい

 

監督が、深川栄洋(よしひろ)。

 

主人公の現代から戦時中へタイムスリップする看護師・高橋紗穂(さほ)を演じるのは、永野芽郁。


永野芽郁さんが出演する作品・番組を、これで九本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。


共演者:芳根京子 、萩原利久、江口のりこ、稲垣吾郎、倍賞美津子、吉行和子、ほか。

 

 

 

 

あらすじ:令和6年夏。高橋紗穂(永野芽郁)は、墨田区桜丘病院に勤務する中堅の看護師です。有能ではあるが無力感に苛まれています。そんなある日、突然巨大地震が発生。病室の患者をかばった紗穂は意識を、失ってしまいます。


目が覚めるとそこはジャングルの中でした。助けてくれた陸軍看護婦・藤原美津(芳根京子)や、菅野富貴子(江口のりこ)、軍医・佐治誠(稲垣吾郎)から、ここが1945年戦時中のフィリピンだと聞かされます。


そんな過酷な状況でも、ドリカムの名曲「晴れたらいいね」を歌い、希望を捨てずに生き抜いていきます。。。

 

 

 

感想:現代から戦時下にタイムスリップした紗穂が、「戦争って、毎年8月になるとやるドラマでしか知らない」と言っていたのに、だんだんと戦争の厳しい現実に触れて、考え方が変わっていきます。


野戦病院での、手術道具も薬も満足になく、何度も洗って再利用しているのでうす汚れた包帯を巻いている傷病兵たちの姿。声高に反戦を唱えなくても、戦争の悲惨さが十分に伝わる深川栄洋さんの演出が見事です。


暗くなりがちなストーリーを、明るく希望が湧いてくる物語にした、岡田惠和さんの脚本は、さすがだと思いました。


現代も80年前の看護師も、理想の看護師はナイチンゲールと言うシーンも、看護師経験のある藤岡陽子さんの原作のままなのでしょうね。


テレビ東京開局60周年特別企画の名にに相応しい、良質なドラマになっています。


永野芽郁さんだけでなく、芳根京子さん、江口のり子さんと、他のドラマで主演をはれる俳優さんのキャスティングも、テレビ東京開局60周年特別企画だから出来たのでしょうね。


倍賞美津子、吉行和子さんのベテラン勢も存在感を出していました。


キャストで一番注目して観ていたのは、前線で負傷して野戦病院に運ばれた一等兵・今井章一朗を演じた萩原利久(りく)さん。

 

 

 

 

傷が完全に癒えないないまま再び前線に戻る時の紗穂との別れのシーンが良かったです。


フィリピンのジャングルの中を思わせるロケ地での撮影も臨場感がありました。


ただ一つ、注文をつけるとしたら、戦時中の看護師たちのメークです。顔は薄汚れているのに、口紅の色が目立っていました。リアリティを出すために、口紅は薄い色を使用した方が良かったのでは。

 

 

 

 

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1 ~ 630 省略

Vol.631  2025/2/8     『ドラマ「週末旅の極意2」』 

Vol.632  2025/2/12   『ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」』 

Vol.633  2025/2/17    『ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」

Vol.634  2025/2/24    『ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」

Vol.635  2025/2/28    『ドラマ「119エマージェンシーコール」

Vol.636  2025/3/9     『ドラマ「御上先生」』 

Vol.637  2025/3/13   『A-Studio+ 「2024年11月~25年2月放送ピックアップ」』 

Vol.638  2025/3/28   『14年続いた「サラメシ」が終了

Vol.639  2025/3/31    『2025年冬の連ドラ総括』 

Vol.640  2025/4/7     『ボクらの時代「2024年9月~24年11月放送ピックアップ」

Vol.641  2025/4/16    『大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

Vol.642  2025/4/20    『ドラマ「わが家は楽し」

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女優の 芳根 京子よしね きょうこ) 《本名同じ》 は、東京都出身です。生年月日は、1997年2月28日。2025年3月現在、28歳です。所属事務所は、ジャパン・ミュージックエンターテインメント。

 

 

 

 

2013年に、フジテレビ系ドラマ『ラスト♡シンデレラ』で女優デビュー。


2014年、NHK連続テレビ小説(以下:朝ドラ)『花子とアン』で、主人公・花子の親友の蓮子(仲間由紀恵)の娘・富士子役を演じ朝ドラデビュー。

 

 

 

 

2015年、キャストオーディションで1000人以上の参加者の中から選ばれ、TBS系ドラマ『表参道高校合唱部!』でドラマ初主演を務めます。

 

 

 


2016年度後期NHK朝ドラ『べっぴんさん』のヒロイン・坂東すみれ役で、お茶の間の人気者に。

 

 

 


2019年3月、映画『累ーかさねー』、『散り椿』で、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞します。


以後、若手ながら数多くの映画・ドラマに出演しています。


そんな芳根京子さんが出演する作品・番組を、「隊長のブログ」では、15本を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。

 

 


==「芳根京子 出演作品・番組」 記事一覧 ==  

1.  2014年度前期朝ドラ 『花子とアン』

2.  2015年7月期連ドラ  『表参道高校合唱部!』

3.  2016年度後期朝ドラ 『べっぴんさん』

4.  2018年7月期連ドラ  『高嶺の花』

5.  2021年1月期連ドラ  『バイプレイヤーズ ~名脇役の森の100日間~』

6.  2021年4月期連ドラ  『コントが始まる』

7.  2021年4月期NHKドラマ 『半径5メートル』

8.  2021年7月トーク番組  『おしゃれイズム』

9.  2021年10月期連ドラ  『真犯人フラグ』

10.  2023年4月TVCM  『芳根さんのハーフ&ハーフ』

11.  2023年4月期連ドラ 『それってパクリじゃないですか?』

12.  2023年4月旅番組 『アナザースカイ』

13.  2025年1月期連ドラ 『まどか26歳、研修医やってます!』

14.  2025年1月トーク番組 『A-Studio+』

15. 2025年3月放送ドラマ 『晴れたらいいね』
 

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脚本家、小説家、作詞家の  岡田 惠和  (よしかず) は、昭和34年(1959)2月11日生まれ。2024年5月現在、64歳です。所属事務所は、U.F.O.カンパニー。

 

 

 

 

東京都三鷹市出身。和光高等学校卒業。和光大学人文学科中退。

 

雑誌のライターなどを経て、1990年にTBSのドラマ「香港から来た女」で脚本家デビュー。

 

繊細なタッチの物語世界とポジティブなキャラクター造形、会話劇で幅広いファン層を獲得。多彩な作風で連続 ドラマを中心に、映画 、舞台などの脚本を手がけています。

 

2017年11月放送のテレビ朝日スペシャルドラマ『最後の同窓会』と、2017年前期 NHK朝ドラ『ひよっこ』の脚本で、「第26回橋田賞」を受賞しています。

 

 

 


そんな、岡田惠和さんの脚本・脚本監修作品を、「隊長のブログ」では、これまでに13本を紹介しています。


詳細は、下記一覧をご参照下さい。

 

 


==「岡田惠和 脚本・脚本監修作品」 記事 一覧 ==

1.  1996年4~6月放送 テレビ朝日 『イグアナの娘』

2.  2014年7月放送 TBS 『おやじの背中』第一話「圭さんと瞳子さん」

3.  2017年前期 NHK朝ドラ 『ひよっこ』

4.  2017年9月放送 テレビ東京 『琥珀』

5.  2018年6月放送 フジテレビ『68歳の新入社員』

6.  2018年7~9月放送 TBS 『この世界の片隅に』

7.  2019年10~11月放送 NHK 『少年寅次郎』

8.  2020年10~11月放送 NHK 『一億円のさようなら』 脚本監修

9.  2020年12月放送 NHK 『少年寅次郎スペシャル』

10.  2021年1月放送 テレビ東京 『人生最高の贈りもの』

11.  2022年1月放送 テレビ東京 『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ~』

12.  2022年1月期連ドラ 『ファイトソング』

13. 2025年3月放送 テレビ東京 『晴れたらいいね』
 

 

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その11・饒河街観光夜市)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/931cf53d0b30c59773b5761e345b65d7

 

 


3日目3月17日) 】 永康街散策、台北松山空港から羽田空港に帰国

 


旅の最終日の朝、宿泊先の「兄弟大飯店(Brother Hotel)」10階の部屋で、起床したのが7時20分頃。


この日の台北の天気は、曇り。気温は、12~14℃の予報です。三月の台北は、晴天で温暖な気候かと思っていましたが、滞在中の4日間は、曇りか雨、気温も10度台でうすら寒かったです。


当ホテルは、台北のメインストレート「南京東路」と「復興北路」が交差する角にあります。窓から交差点を覗くと、通勤通学途中の多くのバイクが信号待ちをしています。

 

 

 

 

車の信号待ちの列の前にバイク専用のスペースが有り、バイクはきちんと整列しています。21年振りに台湾を訪れて、交通ルールを順守する様になったことに驚きました。昔は、失礼かもしれませんが、道路上は無法地帯でしたからね。


10時のチェックアウトに合わせて、8時30分から、13階にある中華・洋風バイキング料理の「薔薇庁」でゆっくりと朝食を取りました。


宿泊したシングルルーム(写真参照)のお値段は、税・サービス料・朝食込みで、一泊 3,800元(17,860円)でした。ホテルの料金は、日本の大都市や観光地のシティホテル並みですね。

 

 

 

 

10時にキャリーバッグをホテルに預け、「永康街(Yong Kāng Jiē)」に向うため、台北「捷運(しょううん:以下MRT)文湖線 忠孝復興站(駅)」へ。

 


MRT文湖線の、ホームドアは、天井までを完全にホームを被う “フルハイトタイプ” です。

 

 

 

 

同線は、地上高架部を走る無人自動運転の新交通システムで、車輪は、ゴムタイヤです。これは、東京の新橋・豊洲間を走る「ゆりかもめ」と同じですね。

 

 

 

 

「大安站」で「MRT淡水信義線」に乗り換え「東門站」で下車。乗車時間は、約13分。運賃は、2元(約9円)です。5番出口から地上へ。

 

 

 

 

「信義路」と「永康街」の角には、日本でも小籠包で有名な「鼎泰豐(ディンタイフォン)信義店」があります。

 

 

 

 

鼎泰豐の先を右に曲がると、ここから南に延びる道が、永康街です。永康街は、日本統治時代から高級住宅街として知られているエリアで、現在ではグルメの名店やおしゃれな雑貨店などが並び、観光客にも人気のエリアです。

 

 

 

 

丸ごとのフリーズドライ苺が人気のお店「私房小厨」。

 

 

 

 

市民の憩いの場「永康公園」。

 

 

 

 

路地に一歩入ると、閑静な住宅街が続きます。

 

 

 

 

台北のコインパーキングは、ロック板がないロックレス方式です。ナンバー認証カメラ(赤矢印)で、車両のナンバーを検知することで管理しています。

 

 

 


路上駐車も多いですね。

 

 

 


これまでの三日間で目にしたコンビニは、「全家(ファミリーマート)」、「羅森(ローソン)」、「統一超(セブン-イレブン)」の日系のみ。初めて、ローカルコンビニの「OK-MART」を見かけました。

 

 

 


ローカルコンビニでは、他に「Hi-Life」があるそうです。記事を書いていて、中国上海に住んでいた頃の上海通信で、 『コンビニ戦争』  という記事を投稿しましたが、もう少し台湾に滞在して、台湾のコンビニ状況を調べてみたいものです。

 

 

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その13・小籠包の名店「金鶏園好公道の店」で昼食) で ★

 


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

 

テーマ:

女優の 永野 芽郁(ながの めい)《本名同じ》は、東京都出身です。生年月日は、1999年9月24日。20225年4月現在、25歳です。

 

 

 


所属事務所は、スターダストプロモーション。

 

スターダストプロモーションの他の女優さんでは、北川景子さん  を、取り上げています。

 


小学校3年の時、買い物中にスカウトされ、芸能界入り。2009年、映画『ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル』で、女優デビュー。


その後、子役として数多くの映画・ドラマに出演する一方、ファッション誌のモデルとしても、活動しました。


2018年度前期NHK連続テレビ小説  『半分、青い。』で、2,366人のオーディションを勝ち抜き、ヒロインに抜擢され、幅広い年代から支持されるようになりました。

 

 

 


本作品で、2019年度「エランドール賞新人賞」を、受賞。


2021年には、ドラマ 『ハコヅメ』、映画 『キネマの神様』、などの話題作に出演しました。

 

2023年9月公開の映画『こんにちは、母さん』 では、吉永小百合演じる主人公の孫娘・舞を演じ、「第47回日本アカデミー賞」優秀助演女優賞に選ばれています。

 

 

 

 

今や、ドラマ、映画、CMなど多方面で活躍する、期待の若手女優の一人です。


そんな永野芽郁さんが出演する作品・番組を、「隊長のブログ」では、10本を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。

 

 

==「永野芽郁 出演作品・番組」 記事一覧 ==
 
1.  2017年10月公開 映画 『ミックス。』

2.  2018年度前期朝ドラ  『半分、青い。』

3.  2021年7月期ドラマ  『ハコヅメ』

4.  2021年8月公開映画  『キネマの神様』

5.  2022年7月期ドラマ  『ユニコーンに乗って』

6.  2022年7月トーク番組  『A-Studio+』

7.  2023年4月旅番組  『アナザースカイ』

8.  2023年9月公開 映画 『こんにちは、母さん』

9.  2024年1月期ドラマ 『君が心をくれたから』

10. 2025年3月放送ドラマ 『晴れたらいいね』
 

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隊長が、飲んだり・食べたりした美味しい物やお店を紹介する「グルメ」の第409食(回)は、『大船軒(おおふなけん)の 「押寿し食べくらべ』 をお送りします。

 

 

(パッケージ表)

 


湘南や鎌倉方面に出かけた帰りの楽しみは、駅構内の「大船軒」で押寿しや、サンドウィッチを購入し、JR東海道線や横須賀線のグリーン車で、食べることです。


明治31年(1898)に、大船駅の構内で弁当の販売を始めた「大船軒」。主力商品の “鰺(あじ)の押寿し” などで、長い間に亘り愛されています。

 

 

(パッケージ裏)

 

 

2003年4月には、JR東日本の関連会社「(株)JR東日本クロスステーション」に、吸収合併されています。


以前に、“大船軒サンドウィッチ”  を、取り上げています。


今日ご紹介する “押寿し食べくらべ” は、伝統の合せ酢でしめた小鯵と脂の乗った中鯵の押寿し、 小鯛(こだい)の押寿しとの三種類2貫ずつの詰め合せです。

 

 

 


お値段は、1,180円(税込)。上品な味付けで、隊長の好きな逸品です。

 

 

 

==「グルメ」バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/436ad5efc63b39d2e26b84923fb15a02

1~395食  省略

396食  2024/7/5   『熊本の酒「亀萬 辛口純米酒 PLUS 9」』 

397食  2024/8/1   『サンマルクカフェの「マンゴープリン スムージー」

398食  2024/9/3   『福島の酒「伝承山廃純米 末廣」』 

399食  2024/10/3  『群馬の酒「地酒 左大臣 純米酒」』 

400食  2024/10/22 『熊本・柳家本舗の「羊羹」

401食  2024/11/3  『家飲みウィスキー No.11』 

402食  2024/12/4  『新潟の酒「清泉 七代目 純米吟醸生貯蔵酒」』 

403食  2025/1/25  『熊本県産の柑橘(かんきつ)を満喫しました』 (その3)

404食  2025/2/3   『高知の酒「酔鯨(すいげい)」

405食  2025/2/19  『Tully' Coffee「プライムファイブ東急プラザ銀座店」

406食  2025/2/26  『駒込・瀧乃家の「天ぷらそば」

407食  2025/3/7    『家のみワイン No.19

408食  2025/4/3   『山形の酒 「出羽桜 特別純米酒」「出羽桜 三年熟成大古酒 枯山水」

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その10・鶯歌陶瓷老街)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a492b7c2fbd35520adf4be8a4e5d968a

 

 


旅の三日目、新北市鶯歌(おうか)区にある、100軒以上の陶磁器店が立ち並ぶ「鶯歌陶瓷老街」を後にしたのが、17時半頃です。


30年来の台湾人の友人・鄭さんに車で送って貰い、台北市内にある「兄弟大飯店(Brother Hotel)」に到着したのが、19時前後。


部屋で小休止し、ホテルを出発し、「饒河街観光夜市」に向ったのが、19時30分です。


ホテルの正面玄関前にある、「捷運(しょううん)(以下:MRT)南京復興站(駅)」出口6から、「MRT松山新店線」改札口に階段で降ります。


券売機で初乗り運賃 2元(約9円)の乗車券を購入、地下3階の月台(ホーム)へ。

 

 

 

 

これまで乗車した「MRT文湖線」も、松山新店線も、ホームドアは、天井までを完全にホームを被う “フルハイトタイプ” です。


ホームドア上の “デジタルサイネージ広告” は、肯徳基(KFC)のハンバーガーを流していました。

 

 

 

 

乗車時間約7分で、終点の「松山站」に着きました。地上5番口から出て、右に向かうと、

 

 

 

 

6階建ての光り輝く「松山慈祐宮」が見えてきます。

 

 

 

 

松山慈祐宮は、1753年創建の由緒ある廟(びょう)。主祭神の黒面媽祖は、あらゆる願い事を叶えてくれると信じられています。

 


正面から入ると、熱心な信者が参拝していました。

 

 

 


2階に上がり、下を見下ろすと、無数の提灯が綺麗でした。

 

 

 

 

 

 

 

松山慈祐宮の直ぐ先に、「饒河街観光夜市」の入場ゲートがあります。

 

 

 

 

ここは、饒河街という名の通り沿いに、大小のお店・屋台が約600m続く夜市です。道りの両側にお店が、真ん中に屋台があるのですが、

 

 

 


この日は、多くの人々で賑わっていて、片側が一方通行の状態です。

 

 

 

 

飲食店だけでなく、景品をゲット出来るパチンコの様なゲーム屋もありました。

 

 

 

 

最初に食べたのが、日本でも最近注目されている “地瓜球” 。

 

 

 


地瓜球は、蒸したサツマイモをペースト状にし、タピオカ粉(キャッサバの澱粉)や砂糖などを加えてお団子にし、これを高温の油で揚げます。

 

 

 

 

ピンポン球くらいの大きさで、サクッとした食感で美味しかったです。

 

 

 

 

通りの真ん中くらいまで進むと、人もばらけて、こんな感じです。

 

 

 

 

次に頂いたのは、“焼き小籠包”。お値段は、8個入り 130元(約850円)。

 

 

 

 

目の前で小籠包を手作りしているのですが、お客が多く、代金を先払いしてから受け取るまで、約5分待ちました。

 

 

 

 

食べ歩きだけでなく、座って食べられる屋台もありました。

 

 

 

 

歩き疲れたので、ホテルに戻ることに。

 


帰りの南京復興站地下通路には、JR東日本のサイネージ広告がありました。

 

 

 

 

ホテルの自室に戻ったのが、21時40分頃。こうして、旅の最後の夜が更けていきました。
 

 


★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その12・永康街散策) で ★

 


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *