隊長のブログ

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中国上海に2003年12月から2008年1月まで、商社マンとして駐在していました。趣味はヒップホップダンス、旅行、映画、スポーツ観戦です。野球は阪神タイガースのファンです。

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その8)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/28dcea7a3df2d51dbf0a6819bf77bb25

 


旅の4日目の午前中、中国河南省信陽市羊山新区にある大型ショッピングモール「万达广场(万達広場)」5Fのレストラン街を散策していると、トイレに行きたくなりました。

 

 


個室には、“卫生纸(Toilet paper)” が備え付けられていなくて、洗面化粧台脇に掛けてあるBOXのQRコードを読み取ると、無料で一定量が出てくるシステムです。

 

 


“温厕纸(温かい濡れティッシュ)” を、取り出せるBOXまで、取り付けられていました。

 

 


こんなハイテク・トイレなのですが、個室内は、洋式便器ではなく、日本の和式トイレにある先端の丸い突起がないフラット型の “中式トイレ” でした。

 

 

(写真は、高速鉄道車内のトイレ)

 


万達広場の散策を終え、一旦ホテルに戻って来たのが、午前11時頃。お昼ご飯は、万達広場1Fの便利店(コンビニ)で買った、お弁当で済ませました。


ホテルにいてもつまらないので、午後1時過ぎに、再び近所の散策に。


最初に訪れたのは、ホテル(地図の赤矢印)の左隣(西)にある「百花会展中心」(黒枠内)。

 

 

 

 

ここは、新しく開発された信陽市羊山新区の中心に位置する、大型コンベンションションセンターです。

 

 

 


12年前、衣料品の展覧会をやっていた開業直後の「百花会展中心」を訪れた時の動画が、残っていました。

 

 

 

 

 

 


おびただしい数のオートバイ、自動車、人で溢れていた場所が、この日は人の気配が全くありません。ただ、前々日の夜に訪れた時は、老若男女が集まり中国名物「広場ダンス」の会場と化していました。


次に向かったのが、「新七大道」を挟んで北側にある「百花園」(上の地図のオレンジ枠内)。

 

 


説明看板を見ると、公園の北側に「信陽市政府庁舎」などがある「信陽市行政センター」の南に、2009年10月1日にオープンした、22ヘクタール(東京ドームの約5倍)にも及ぶ公園であることが分かります。

 

 


ここも、二日目の夜に訪れた時は、家族連れで賑わっていたのですが、30℃を超える平日の昼間、人を見かけることは、ありませんでした。

 

 


中国らしいなと思ったのは、開業当時は、満々と水をたたえていたと思われる “生態水系” 観察場所が、干上がっていたこと。

 


あまりの暑さに、これ以上の散策は無理だと、ホテルに戻ることに。


ホテルの駐車スペースの一画に、EV(電気自動車)の無人充電スタンドがありました。QRコードを読み取ることにより、充電が出来るようです。

 

 


今回の旅行で、何度も感じたのですが、中国のEV化の進展は目覚ましいですね。滞在8日間、街中でガソリンスタンドを、全く見かけませんでした。


ただ、この充電スタンドを運営しているのが、中国最大のEVメーカー「BYD」ではなく、米国の「TESLA」なのも面白いです。


旅の三日目の項でも書きました が、日本からは撤退した米系の世界最大スーパー「ウォルマート」は、中国で事業展開をしています。


米中経済戦争と言われますが、「麦当労(マクドナルド)、「肯德基(ケンタッキー・フライドチキン)」などを含め、米系資本は、中国経済に深く根を張っているのですね。


「信陽中楽百花酒店」18Fの部屋に戻ってきたのが、午後3時過ぎ。

 

 


 

このスイートルーム一泊の値段は、なんと250元(約5,600円)。円安下ではありますが、超安値でした。中国でも、北京や上海などの大都市では、そんなことはないのでしょうが、ここ河南省信陽市は、総じて物価が安いです。


暑さも少し和らいだ夜8時、食事に大型ショッピングモール「万达广场(万達広場)」(地図の青枠内)に、出かけます。


5Fのレストラン街を午前中に下見をしていたので、迷わずに向かったのは、日本でも、チェーン展開している「海底撈(HAIDI LAO)火鍋」 「信陽万達店」。

 

 

 


レストラン街の一番人気店、さらに金曜日の夜と言うことで、家族連れで行列が出来ていたのですが、幸いにも “お一人様” なので、直ぐに入店できました。


先ずは、クラフトビールの “海底捞徳式(ドイツ)小麦啤酒” で喉を潤します。500ml瓶のお値段は、11元(約245元)。他の店で飲むビールの二倍以上の価格なのですが、美味しかったです。

 

 


1994年に中国の四川省で創業した「海底捞火锅」。現在、全世界で1700店舗以上を展開しているそうです。


“一人鍋” では寂しいので、写真は撮りませんでした。


週末の親子連れで賑わっている店内では、従業員による誕生日お祝いパフォーマンスも始まりました。

 

 


満腹でホテルに戻ったのが、20時半頃。こうして、旅の四日目の夜が更けていきました。

 

 

★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その10)で★


 

* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

 

隊長が好きなプロ野球チーム、阪神タイガースを応援する「猛虎通信」の第161回は、『女子野球交流戦阪神タイガースWomen」@ 東京ドーム』をお送りします。

 

 

 


7月13日(土)に、東京ドームにて、阪神タイガース、読売ジャイアンツ両球団が運営する女子チーム「阪神タイガースWomen」(以下:阪神TW)と「読売ジャイアンツ女子チーム」(同:読売女子)の交流戦が、開催されました。


この交流戦は、昨年から始まり、今年で2年目を迎えます。去年の東京ドームでの試合を見過ごしたので、今年は、万難を排して、現地観戦しました。


購入したチケットは、当日のチケット代としては、二番目に高い「3塁側エキサイトシート」5,000円。ちなみに、一番高いのは、「1塁側エキサイトシート」6,000円でした。

 

 

 


一軍の阪神・巨人戦のエキサイトシートは、14,500円なので、かなりお安く楽しめます。


18時開場、19時試合開始とのことなので、午後6時丁度に、チケットに指定された「22ゲート」に到着すると、写真には写っていませんが、長蛇の列です。

 

 

 

 

東京ドームに来てから分かったのですが、デーゲームの一軍戦(巨人vsDeNAの)のチケットを持っていると、自由席の観戦が無料となっていました。そして、指定席も自由席も、唯一「22ゲート」からしか、入場出来ません。


そのため、多くのジャイアンツファンが、デーゲーム終了後に一旦退場し、再入場するための列を作っていたのでした。


それでも、18時20分過ぎには、ドーム内に入場することが、出来ました。外野席は、開放していません。

 

 

 


内野も、2階席には、入れません。開場直後なので、内野1階席は、疎らですが、公式発表では、観客:6,000人とのこと。

 

 

 


「エキサイトシート」の写真を撮り忘れてしまいましたが、こんな感じです


場内売り子がいないと聞いたので、自席に、応援グッズを置いて、売店に買い出しへ。売店も、三分の一位しか、開けていません。

 

 

 


生ビールの値段は、昨シーズンから900円になっています。他球場に比べて、高すぎますね。


18時35分頃に、席に戻ると、原田清一コーチをノッカーに、阪神TWがノック(守備練習)をしていました。

 

 

 

 

 


見ていると、女子選手たちの、キャッチングもスローイングも、思っていた以上に、上手です。

 

試合開始前には、阪神TWのメンバー紹介と、

 

 


先発メンバー紹介が、ありました。

 

 

 

定刻の19時に、読売女子の先発・清水美佑投手の投球で、プレイボール。

 

 

 

 


阪神TWは、二回表、一死一、三塁から二ゴロの間に1点を先制します。その後、二死一、三塁から三浦伊織キャプテンの適時二塁打で1点を追加し、この回2点をあげました。


ところが、阪神TWの先発・森若菜投手が、二回裏に1点、四回裏に2点を献上し、2対3と逆転されます。


それでも、数では圧倒的に負けている三塁側のファンは、五回表の攻撃前に、一軍・二軍戦では、七回に行われる、「六甲おろし」の合唱で、盛り上がります。

 

 

 

三塁側、この日の一軍の試合は、14時から名古屋だったので、来場していたのは、隊長の様な、根っからの阪神ファンなのでしょう。


読売女子は、六回にも、1点を追加し、2対4でゲームセット。

 

 

 


初めて、女子野球を生で観戦しましたが、投球でも打撃でも守備でも走塁でも、レベルが高かったのに、驚かされました。


次回、東京ドームで女子野球交流戦が行われる時にも、応援に訪れるので、その際には雪辱を果たしてもらいたいものです。

 

 

==「猛虎通信」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/4aa91a87a04eacbc3c2222df6065bd1d6

Vol.1~150 省略

番外編  2023/7/19 『訃報:横田慎太郎さん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b958df9d4830f1b5756c9ae9303622a

Vol.151 2023/8/12 『東京ドームで延長戦を制し、6連勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/549cfca349255c3619a3e8365c9a9fb1

Vol.152  2023/8/6  『東京ドームで、弱い巨人を3タテ』

Vol.153  2023/8/27 『東京D 最終戦 負けてもファンは納得』

Vol.154  2023/9/14 『阪神 今日にも20年ぶりのアレへ!』

Vol.155  2023/10/28 『いざ、38年ぶりの日本一へ』

Vol.156  2023/11/6  『38年ぶりの日本一が現実に』

Vol.157  2023/12/24 『2023年の総括』

Vol.158  2024/1/22  『しゃべくり007に猛虎五選手が出演』

Vol.159  2024/2/1  『2024年の新戦力』

Vol.160  2024/3/18  『今季初観戦が初勝利』 

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その7)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c34c02eba46239a6eece342bbc22998c

 

 

4日目6月7日 ()】


旅の四日目の朝、宿泊先の中国河南省信陽市「信陽中楽百花酒店」で、起床したのが7時半頃。この日の天気は、晴れ、気温は22~31℃と、昨日より暑くなる予報です。

 

 

 


お昼過ぎは、暑くて動きたくなくなると思われので、午前中に近所を散策することに。


ホテル(地図上の赤矢印)を出発したのが、午前9時頃。東(地図の右)に進みます。

 

 

 


歩道上には、おびただしい数の “電瓶車(電動バイク)” が駐車しています。個人のバイクより、レンタル車が多いようです。

 

 

 


「新七大道」と「新十四大街」の交差点には、綺麗に並べられた新しい電瓶車が10台、置かれていました。

 

 


 

御存知の方も多いと思いますが、2017年頃に、中国では “シェアリング自転車ブーム”  が起こり、当時訪れた 南京でも見かけました


中国の事業者が、日本に進出したのも、話題となりましたが、2018年以降に一転し、ブームが萎み、「シェア自転車の墓場」の異様な光景が広がっている姿が記憶に残っています。


今は、“シェアリング電動バイクブーム”  なのでしょうが、近い将来に、「シェア電動バイクの墓場」を目にすることになるでしょう。その次は、“シェアリング小型EVブーム” の予感がします。


「万达广场(万達広場)」(上の地図の青枠内)を、右手に見ながら歩き、「新七大道」と「新十六大街」との交差点を左に曲がると、「吉泉」の看板を掲げた日本料理店があります。

 

 

 


河南省信陽市に大きな日系企業があると聞いたことがないので、同市在住の日本人の数は少ないと思います。従って、市内の日本料理店のお味には、疑問があるので、行きたいとは思いせん。


「吉泉」の隣の隣は、一昨日の晩に訪れた魚と野菜の鍋がメインの「泡菜魚」。

 

 

 


「新十六大街」の道路を挟んだ反対側には、緑の芝生が広がる「信陽青年営地」というキャンプ場が、広がっています。

 

 

 


“ペット連れ入園お断り” の看板。余りにも広大なので、ここで引き返すことに。

 

 

 


「新七大道」を歩いていると、左手に「悦合欢乐世界(YueHe Joyful Land)」の大看板が。一昨日の晩、マンション群の間に、突如として目の前に出現した遊園地 の名前は、「悦合欢乐世界」と呼ばれているのですね。

 

 

 


大型ショッピングモール「万达广场」に到着したのが、午前10時過ぎ。

 

 

 


丁度、開店直後だったので、5階に上がります。ショッピングモールの背後には、マンション群が広がります。不動産不況真っ只中の中国、この中にどの位の部屋に人が住んでいるのでしょうか。

 

 

 


5Fには、シネコン「信合影城(XINHE CINEMA)」が、ありました。

 

 

 

 


平日の開店直後だからでしょうか、「ミズノ」などのスポーツ用品店が連なるフロアには、全く人がいません。

 

 

 


レストラン街では、従業員の朝の点呼が行われていました。

 

 

 

 


日本でも、チェーン展開している 「海底捞(HAIDI LAO)火锅」店  が、ありました。

 

 

 

 

こちらは、河南省の各都市に出店している和風居酒屋「白石の深夜食堂」。「新十六大街」にある日本料理店「吉泉」でも書きましたが、在留日本人が数少ないと思われる信陽市ですので、味はイマイチかと。お客の大半は、中国人でしょう。

 

 

 

 

★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その9)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

隊長が好きな「相撲」を紹介するシリーズの第140番(回)は、『令和六年名古屋場所の注目力士は』をお送りします。

 

 

(令和六年名古屋場所番付表)

 


「大相撲名古屋場所」が、一昨日の7月14日(日)から「ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)」で、行われています。昭和39年(1964)に完成した「愛知県体育館」は、平成30年(2018)から施設命名権導入により、「ドルフィンズアリーナ」の名称が使用されています。


大相撲名古屋場所は、愛知県体育館完成直後の昭40年から、同所で開催されていましたが、施設の老朽化により、来年からは近隣に建設中の「IGアリーナ(愛知国際アリーナ)」に移る予定です。従って、今場所が同所での最後の興行となりました。


先場所は、場所前に尊富士(たけるふじ)(伊勢ヶ濱部屋)と、朝乃山(高砂部屋)の休場が発表され、さらに二日目から横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)と大関・貴景勝(常盤山部屋)が休場と、幕内以上で既に四力士が土俵に上がれなくなる事態となりました。


今場所は、今のところ幸いにも、幕内の休場力士は、高安(田子ノ浦部屋)と千代翔馬(九重部屋)の二力士のみとなっています。

 

 

さて、恒例の隊長が注目する力士の発表です;


一人目は、新関脇の大の里(二所ノ関部屋)。

 


先場所、新入幕から僅か二場所で、小結まで駆け上った勢いそのままに、初優勝を果たし、新関脇として、今場所に臨んでいます。ところが、初日、二日目と連敗。今日からの巻き返しを期待します。

 

 

二人目が、大関の琴櫻(ことざくら)(佐渡ヶ嶽部屋)。

 


先場所から、琴ノ若のしこ名から祖父の琴櫻に改名して土俵に上がっています。琴櫻として、初めて賜杯を抱くことが出来るでしょうか。

 

 

三人目は、横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)。

 


二場所連続休場明けの横綱。怪我の状態が万全でないと思われる中での出場。32歳7ヵ月の照ノ富士、途中休場や負け越すことがあると、今度こそ引退の圧力が高まってくる恐れがあります。

 

 

==「相撲」バックナンバー ==
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/78f3b57346580c1da454bb49641a52d9

1番~125番 省略

126番 2023/7/18 『大相撲どすこい研「相撲部屋は力士たちのDNA!?」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b15f0755e78e9fc94768643a262d0bec

127番 2023/7/27  『豊昇龍 初優勝で、大関昇進』 

128番  2023/9/11 『令和五年秋場所の注目力士は』

129番  2023/9/28 『貴景勝 カド番からの逆転V』

130番  2023/11/12 『令和五年九州場所の注目力士は』

131番  2023/11/28 『霧島 二度目の優勝で綱取りへ』

132番  2023/12/30 『令和五年の総括』 

133番  2024/1/10 『元日の両国・相撲部屋巡り』

134番  2024/1/14 『令和六年初場所の注目力士は』

135番  2024/1/29 『照ノ富士、四場所ぶり九度目の優勝』

136番  2024/2/13 『しゃべくり007に、角界レジェンド五人が出演』

137番  2024/3/11 『令和六年春場所の注目力士は』

138番  2024/3/27 『尊富士 110年ぶりの新入幕優勝』

139番  2024/5/13 『令和六年夏場所の注目力士は

 

 

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その6) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/311e11e39068f812ee689fcf81b4fe44

 

旅の3日目、新駅舎に最近 建て替えられたばかりの「信阳站(信陽駅)」北口の “售票处(乗車券売り場)” で、四日後の「武汉站(武漢駅)」までのチケットを購入し終えたのは、午後4時半頃でした。

 

 


六年前の旧駅舎時代に訪れた時には、駅舎の周囲には、列車の出発時間まで、座って待つ人達がたむろしていましたが、今では写真の様に、殆ど人がいません。


これは、旧市街の外れに新しく出来た “高铁(高速鉄道)” 専用の「信阳东站(信陽東駅)」に、乗客の大半が流れたからなのでしょうかね。


新駅舎の建設に合わせて、安宿や低価な食堂があって雑然とした一帯が整備され、植栽された綺麗な “火车站北广场(鉄道駅北広場)”(写真下黒枠内)として生まれ変わりました。

 

 


 

綺麗になったのは良いことでしょうが、人の交わりが最初の写真の様に、殆ど見られません。隊長としては、以前の雑然とした雰囲気も、好きでしたね。


広場にある公衆トイレに入ったところ、建屋も設備も新しいのですが、個室トイレは、洋式ではなく、日本の和式トイレにある先端の丸い突起がないフラット型の “中式トイレ” でした。(写真は、高速鉄道車内の中式トイレ)

 

 


日本では、新しい建物のトイレで、和式は殆どなく、洋式ですが、中国の地方都市では、洋式より未だに、“中式” を設置するの様です。


それでも、20年前に体験した、ドアや隣の個室との壁がない所謂 “ニーハオ・トイレ” は、最近殆ど見かけなくなりました。


駅北広場周辺には、駅舎と公衆トイレ以外の建物が見当たらないので、駅南口のさらに南に広がる、旧市街に向かいます。


この日の天気は、晴れ、気温は30℃を越えている中、歩き回ったので、どこでも良いので、クーラーが効いている建物に入りました。


そこは、ビルの1Fに生活雑貨・日用品を売る商店が連なる場所でした。

 

 


そこで、多くの商店・レストランが密集する「天潤広場」附近に移動しました。


何度も訪れたことのある “超市(スーパーマーケット)” の「沃尔玛(Walmart)」(赤矢印)が、ありました。

 

 


世界最大のスーパーであるアメリカの「ウォルマート」は、2018年に日本から撤退しましたが、中国では健在なのですね。


沃尔玛は、人民路から民権路を繋ぐ道路の地下1Fに、広大な店舗を構えています。

 

 


前にも書きましたが、キャシュレスがメインのお店では、現金払いでは、釣銭を用意していないので、超市でミネラルウォーターなどを購入し、小銭を用意する必要があります。


夜食は、学生など若い人が客層の、近くの店に入りました。

 

 


 

先ずは、現在中国で最も生産量が多いと言われている「雪花啤酒(ビール)」で、喉を潤します。

 

 


頂いたのは、豚肉、ジャガイモ、人参などを煮込んだ料理と、ご飯。ご飯に汁と具材をかけて、丼状態にして食べると美味しかったです。

 

 


 

店を出たのは、18時半頃。タクシーで、宿泊先の「信陽中楽百花酒店」に戻りました。


こうして、旅の三日目が終わりました。


★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その8)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第279作品目は、『2046』をお送りします。

 

 

 

 


『2046』(原題、英題)は、2004年9月公開の香港映画。(日本公開は、同年10月) 


尚、「隊長のブログ」では、合作を含む香港映画を、これで19作品を紹介したことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい
 

監督・脚本・製作:香港出身のウォン・カーウァイ(王家衛)。


ウォン・カーウァイの監督する映画を、これで四作品を取り上げたことになります。詳細は、こちらをご覧下さい


撮影は、オーストラリア出身の クリストファー・ドイル(Christopher Doyle) 、他。

 


出演者:香港の トニー・レオン(梁 朝偉)

 

 

 

 

中国出身の チャン・ツィイー(章 子怡)

 

 

 

コン・リー(鞏 俐)

 

 

 

フェイ・ウォン (王 菲) 、木村拓哉

 

 

、ほか。

 


あらすじ:物語の舞台は、1960年代の香港。過去の恋人スー・リーチェン(コン・リー)を忘れることができない作家のチャウ・モウワン(トニー・レオン)は香港のホテルに滞在しています。ホテルのオーナーの娘ワン・ジンウェン(フェイ・ウォン)は、日本から来たビジネスマンのタク(木村拓哉)と恋に落ちますが、父親であるホテルのオーナーに交際を反対されます。


タクは、日本に帰国してしまい、手紙のやりとりもままならなくなります。チャウとの恋に溺れる娼婦バイ・リン(チャン・ツィイー)など、現実世界で出会った人々をモデルに小説『2046』を書き始めます。


小説のなかで登場人物たちは、失われた愛を見つけることができるといわれている “2046” を目指し、美しいアンドロイド(フェイ・ウォン)が客室乗務員を務める列車に乗り込んでいきます。チャウは出会った人物をモデルにするだけでなく、自らを小説の主人公に投影しながら執筆を続けていくのでした。

 

 


感想:退廃的な1960年代の香港を背景に、現実と作家の妄想が入り混じった耽美な世界を、巨匠・ウォン・カーウァイが、見事に描いた作品です。


見事な映像美は、クリストファー・ドイルが撮影に加わったことにより、輝きを増しています。


さすが、屈折した作家を、トニー・レオンが好演しています。


デビュー作『初恋のきた道』で清純な演技で、アイドル的人気を博したチャン・ツィイーが、僅か4年後に妖艶な娼婦を演じきっていて、大女優の片鱗を見せてくれています。


コン・リー、フェイ・ウォン、木村拓哉も、設定された特異な人物像を見事に演じています。

 

 

 

 

 

 

==「映画」バックナンバー =
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f
Film1~265 省略

Film266 2023/6/3  『劇場版 奥様は、取り扱い注意』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/00b12d8b9e497667f223739375d7bf53

Film267 2023/6/26 『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b82ac487cc77aa80d2ca313b8fc8da94

Film268 2023/6/30 『怪しい彼女』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f4880700651f5a0dd2a73739bbc1ed0

Film269 2023/7/5  『花の生涯~梅蘭芳~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e1df49eb7fcf19bb89cedb38912fe873

Film270 2023/7/10 『グラン・トリノ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8ae6da27e5e09ef2ba07ea99fbfc514e

Film271 2023/8/2  『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bddd6e6c4b208b05fdd08fcf0865dc30

Film272 2023/8/21 『涙そうそう』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3e87272dac5e83432751056c2093d639

Film273  2023/8/30  『忠臣蔵 (昭和33年)』

Film274  2023/9/8  『こんにちは、母さん』

Film275  2023/10/7 『ベニスに死す』

Film276  2023/11/22  『トゥームレイダー』

Film277  2024/2/8   『ルーキー』 

Film278  2024/4/24 『南極物語』

 

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その5) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/87b9ee3725b0c538569e14a0dbdd5b2b


 

3日目6月6日 (木)】

 


3日目の朝、宿泊先の中国河南省信陽市「信陽中楽百花酒店」で、起床したのが7時半頃。この日の天気は、晴れ、気温は20~30℃の予報です。

 

前日に、ホテル一階にある「西式餐厅(西洋レストラン)」で食べた朝食が、料金が73元(約1,620円)と高い割りには、不味かったので、外で食べることに。


と言っても、ホテルが旧市街中心から約3.6kgの「羊山新区」にあって、周りには食事が出来る場所がありません。


そこで、昨日旧市街への行き帰りに見かけた、商店・食堂が密集している一角に徒歩で向かいます。


おびただしい数の電瓶車(電動バイク)や電動小型自動車が停車していて、朝から賑わっています。そして、路上では、野菜を広げて売っている人の姿も。

 

 

 


新車の電瓶車を販売しているお店の看板には、「立馬電動車 羊山旗艦店」の文字が。

 

 

 

 

「南京灌湯小籠包」の看板の食堂が、他の賑わっている店と比べ、比較的清潔なので、入ろうとしました。

 

 

 


ところが、その先に「RED SPACE  紅房子」と書かれた看板を見つけてしまいました。同店は、信陽市で人気のパンのチェーン店で、以前食べて美味しかった記憶があります。

 

 

 

 

店内には、数多くのパンが並べられています。イートインのスペースがないので、昼食分も含め、6種類のパンを購入。お値段は、46.2元(約1,025円)。

 

 

 


ホテルに戻り、パンを食べ、外は暑いので、テレビを見て過ごしました。昼には、残りのパンを食べ、涼しくなる夕方まで、まったり過ごそうとしましたが、7日目に信陽から武漢に戻る高鉄(新幹線)のチケットを予約していないことを思い出しました。


そこで、旧市街中心にある、写真地図の下の「信阳站(信陽駅)」(赤矢印はホテル)に、タクシーで向かいました。

 

 

 


運転手に降ろされた場所からは、緑地帯越しに「信阳站」と書かれた駅舎が見えます。

 

 

 


12年前、上海から寝台列車で、12時間40分かけて着いた「信阳站」 とは、全く異なる駅舎です。


近づいて見ると、全く新しい駅舎です。6年前に信陽駅を訪れた時にも、旧駅舎でしたので、この間に駅舎が建て替えられ、駅周辺も再開発されたようです。

 

 

 


ここは、駅の南口で、乗車券売り場は、反対側の北口にあるようです。ところが、南口改札はあるものの、乗車券なしで通れる自由通路はありません。


7~8分かけ、ぐるっと遠回りして、北口に向かいます。北口の駅舎も、新しく綺麗です。

 

 

 


乗車券売り場の窓口は、18番まで有りますが、チケットレス乗車が浸透している中国、開いている窓口は一つだけ。それでも並んでいるのが、4人ほどでしたので、直ぐに隊長の番になりました。

 

 

 


武漢に6月10日(月)は、「端午節」三連休前日とあって、「信陽東駅」から目的地の「武漢駅」までの列車は、ほぼ満席状態で、空席があったのは、15時07分発の “G337号” だけでした。

 

 

 

それも、普通車に当たる “二等座” ではなく、グリーン車に当たる “一等座” 。料金は、行きの74元(約1,640円)に対して、ほぼ倍の146元(約3,240円)でした。

 


★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その6)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第599回は、『大河ドラマ 「独眼竜政宗』をお送りします。

 

 

 


「大河ドラマ」は、NHKで、昭和38年(1963)から始まった、日曜夜に一年間かけて放送されている、歴史ドラマシリーズです。


第1作の『花の生涯』から、2024年度『光る君へ』まで、63作品が放送されています。


1987年1月から12月まで放送された第25作が、『独眼竜政宗』(全50回)。今年の4月7日より、NHK-BSプレミアム4Kで「大河ドラマアンコール」として、毎週日曜の午前11時30分~午後0時15分に、デジタルリマスター版で、再放送されています。


尚、「隊長のブログ」では、大河ドラマを、これで15作品を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい 


このドラマの主人公は、知恵と才覚で仙台62万石の礎を一代で築いた男・伊達政宗。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三人の天下人と同時代を生き、天下取りの夢こそかなわなかったものの、「独眼竜」と恐れられ、秀吉や家康からも一目置かれた奥州の覇者の生涯を、現代的なタッチでロマン豊かに描いた大河ドラマです。


原作は、1978年9月に71歳で亡くなられた、小説家・山岡荘八の長編歴史小説 『伊達政宗』。


脚本:ジェームス三木。


ジェームス三木さん脚本のドラマは、 2000年度大河『葵 徳川三代』  を、紹介しています。


音楽は、池辺晋一郎。


主人公の伊達政宗を演じたのは、渡辺謙。


渡辺謙さん出演作品は、2003年12月公開映画 『ラストサムライ』  などを、取り上げています。


共演者:伊達輝宗(北大路欣也)、義姫<お東の方>(岩下志麻)、片倉喜多(竹下景子)、片倉小十郎(西郷輝彦)、愛姫(桜田淳子)、鬼庭左月(いかりや長介)、伊達成実(三浦友和) 、虎哉宗乙(大滝秀治)、最上義光(原田芳雄)、松平忠輝(真田広之)、豊臣秀吉(勝新太郎)、徳川家康(津川雅彦)、ほか。

 

 

 


語りは、NHKアナウンサーの葛西聖司。

 

 

第一話のあらすじ:戦国時代の永禄八年(1565)、伊達家の当主・輝宗(北大路欣也)のもとに、伊達家とならぶ奥羽の名門であり、伊達の宿敵ともいえる義光(原田芳雄)が率いる山形の最上家から義光の妹・義姫(岩下志麻)が、政略結婚で嫁いできました。


永禄十年(1567)年、輝宗に嫡男が誕生し、「梵天丸(ぼんてんまる)」と命名されます。梵天丸は、五歳のとき、重い病にかかり、危篤状態におちいりますが、命だけはとりとめました。しかし、この病が原因で梵天丸は、右眼を失明してしまうことに。

 


7月7日放送・第13話までの感想:昔の大河ドラマは、第一作の『花の生涯』  の舟橋聖一、


第16作『黄金の日日』 の城山三郎、
 

第29作『太平記』  の吉川英治など、“文豪”と呼ばれる小説家の長編小説を原作として、制作されていました。


それが、近年は第58作『いだてん~東京オリムピック噺~』  の宮藤官九郎、


第62作『どうする家康』   の古沢良太、


最新作 『光る君へ』  の大石静と、原作がなく、“人気脚本家” によるオリジナル作品で、制作される傾向になっています。


隊長の持論は、単発ドラマ・連続ドラマは、原作のないオリジナル脚本の方が、面白くなる可能性が高いですが、「大河ドラマ」と「連続テレビ小説」 (通称:朝ドラ)だけは、オリジナル作品が失敗作となる割合が高いと思っています。


その理由は、大河ドラマは、一年間、朝ドラは半年間という長丁場なので、実在したモデルや原作があると、ブレずに脚本を書けるからです。一方のオリジナル脚本の大河と朝ドラは、視聴者の反応を気にして、ストーリーを途中で軌道修正することが多く、主人公の人物像が、中途半端に見えてしまうからです。


そう言う意味で、本作は、歴史小説の大家・山岡荘八の原作。当時の “人気脚本家” ジェームス三木の脚本ですから、王道の「大河ドラマ」として仕上がっています。


王道ながら、キャスティングでは、当時はまだ知名度・人気度としては十分ではなかった渡辺謙を主役に抜擢したり、政宗の正室・愛姫(めごひめ)の少女時代を、演技経験が少ないもののアイドル的人気のあった12歳の後藤久美子を起用するなど、攻めのキャスティングをしています。


そうかと思えば、北大路欣也、岩下志麻、大滝秀治、勝新太郎、津川雅彦などの大御所を配すなど、バランスも取っています。


さらに、最近の大河ドラマのセリフが、ほぼ現代語で軽い印象があるのに対して、本作の一つ一つの言い回しに、重厚さを感じます。

 

 

最後になりますが、『独眼竜政宗』初回放送から27年。多くの出演者・スタッフが、鬼籍に入られています; 


西郷輝彦、いかりや長介、大滝秀治、原田芳雄、勝新太郎、津川雅彦、ほか。(敬称略)


亡くなられた皆さんのご冥福を、お祈りいたします。

 

 

尚、『独眼竜政宗』 次回、第15話「めごとねこ」は、7月14日(日)午前11時半から、NHK-BSプレミアム4Kにて放送予定です。

 

 

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Vol.1~585 省略。

Vol.586  2024/2/7  『ドラマ「となりのナースエイド」』

Vol.587  2024/2/11  『ドラマ「院内警察」』

Vol.588  2024/2/14  『ドラマ「さよならマエストロ」』

Vol.589  2024/2/17  『ドラマ「春になったら」』

Vol.590  2024/2/21  『ドラマ「不適切にもほどがある」』

Vol.591  2024/2/25 『カンブリア宮殿「2023年7月~24年1月放送ピックアップ」』

Vol.592  2024/3/6  『大河ドラマ「光る君へ」』 

Vol.593  2024/3/23  『2024年冬の連ドラ総括』

Vol.594  2024/4/11  『世界ふしぎ発見「2023年9月~24年3月放送ピックアップ」』

Vol.595  2024/4/22  『朝ドラ「虎に翼」』

Vol.596  2024/4/30  『ドラマ「ソロ活女子のススメ4」』

Vol.597 2024/6/15   『朝ドラ「オードリー」』 

Vol.598  2024/6/30  『2024年春の連ドラ総括』 


 

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その4)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fb7523f79dae84f5a590660365beb55b

 


旅の2日目、中国河南省信陽市郊外から旧市街に快速バスで戻って来たのが、13時15分頃です。


その日の朝食時にホテルで飲んだコーヒーが飲みたかったのですが、余りにも不味く 、美味しいコーヒーが飲みたくなりました。


信陽市内にもスタバがあるのですが、お腹も空いていたので、「千盛百貨(デパート)」1Fにある「肯德基(ケンタッキー・フライドチキン)」の店内へ。

 

 

 


チキンサンド、フライドポテト、ホットコーヒーのセットを注文。お値段は、26.4元(約590円)。


ここでも、支払はQRコード決済がメインで、100人民元札を出したところ、「現金でも良いが、お釣りがない」と言われてしまいました。


実は、スマホに「微信(WeChat)」のアプリをダウンロードしていて、日本のクレジットカードと紐づけをしているので、QRコード決済は出来るのですが、何故か不安で、「微信」のチャット機能しか使用していません。


途方に暮れていると、中国人の女性が「私が両替してあげる」と言ってくれました。それからは、「超市(スーパーマーケット)」で飲料水などを100元札購入し、常に小銭を財布に入れておくようにしました。


ホットコーヒーを頼んだのですが、何故かカフェオレが出てきました。


食後直ぐに、近くの超市に入り、小銭をゲットしました。写真中央左、赤いドリンクショーケースに白文字で「可口可乐(楽)」と書かれているのは、“コカ・コーラ” のことです。

 

 

 


朝から動き回り疲れたので、宿泊先の「信陽中楽百花酒店」に戻り、小休止することにしました。


18時、夕食のため、地図上のホテル(赤矢印)と、道路の「新十四大街」を挟んだ、「万達広場」(青枠内)に向かいます。

 

 

 


「万達広場」は、大型のショッピングモール。午後6時過ぎとは言え、まだ明るく、気温は優に30℃を越えていそうです。

 

 

 


5Fのレストラン街を一周したのですが、入りたい店が無く、別の場所を探すことに。


ところが、「万達広場」は近隣の商業施設と一体化していて、出入り口が複雑です。出口を探しているうちに、マンション群の間に、突如として目の前に遊園地が出現しました。

 

 

 


コンパクトにまとまった遊園地で、東京浅草のど真ん中にある「花やしき」の様です。

 

 

 


「万達広場」から少し離れた場所で、「泡菜魚」の看板を掲げる、魚と野菜がメインのお店を発見。

 

 

 


中に入ると、道路を挟んだ反対側に緑の芝生が広がる「信陽青年営地」というキャンプ場が、広がっています。

 

 

 


“火鍋料理” が、肉と野菜がメインなのに対して、この店では熱したスープに、魚と野菜を入れて食べます(肉類もあります)。

 

 

 


歩き回ったので、料理が出てくる前に飲んだ “維雪啤酒” ブランドの瓶ビール 5元(約110円)が、喉にしみました。

 

 

 


20年以上前の中国では、ビールを冷やしているお店が少なく、ビールを飲みたい時は、冷たいビールが有るか、確認する必要がありました。


今では、信陽の様な地方都市でも、レストランでは当たり前の様に、冷たいビールが出てきます。ただ、大都市とは違い、生ビールが置いてある店は、圧倒的に少ないです。


酸味のあるスープが白身魚と野菜に合い、美味しかったです。お会計は、全部で75元(約1,700円)でした。円安ではありますが、地元のレストランに入ると、安く食事が出来ますね。


ほろ酔い気分で、約15分歩き、「信陽中楽百花酒店」の前にたどり着いたのが、20時半頃でした。

 

 

 


昨晩、チェックインした時は、22時を過ぎていたので、ライトニングは消灯していたので、気が付きませんでしたが、こんなに派手なライトニングをしているのですね。

 

 

 


こうして、旅の二日目の夜が更けていきました。

 


★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その6)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

 

『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その3)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bc108fd4bccb39c81eb25d9d9ad82dbd

 


旅の2日目の朝、宿泊先の中国河南省信陽市「信陽中楽百花酒店」一階にある「西式餐厅(西洋レストラン)」で、朝食を済ませました。


手持ちの人民元が少ないので、真っ先に必要なのは、両替です。旧市街にある「中国銀行」を訪れたのが、午前11時頃。銀行前には、数多くの電瓶車(電動バイク)が停車しています。

 

 

 


信陽市内は、少し前までは、“自転車天国” でしたが、今では “電動バイク天国” です。


円安の影響は、米ドル・ユーロだけでなく人民元に対しても及び、この日の日本円との交換レートは、4.5127 (1元≒22.2円) 。


6年前に上海を訪れた時のレートが、6.38(1元≒15.7円) でしたから、約40%の円安状態です。


人民元の現金も手にしたことなので、銀行近くの「中山北路」のバス停から、11時15分頃に32番の路線バスに乗車。

 

 

 


上海に住み始めた当初、市内の地理を覚えるため、目的地を定めずに、地下鉄やバスにぶらりと乗って、出かけていました。信陽でも、同じことをしてみます。


乗車賃は、全線均一で、僅か1元(約22円)。前述しましたが、信陽市のタクシーの初乗り料金が、6元(約133円)ですので、市内公共交通機関の運賃は、安いですね。

 

中国のEV化のスピードは速く、乗車したバスも電動です。但し、道路の舗装状態が悪いので、乗り心地は良くなかったです。


15分ほど走った「馬鞍路口」のバス停で下車。周りには、高い建物もなく、車も殆ど通りません。

 

 

 


時おり電動バイクが走るだけの道です。

 

 


あてもなく、横道に入り、鳥のさえずりが聞こえるのどかな道を15分ほど歩くと、ブルーベリーを栽培している場所に。

 

 

 


パック入りのブルーベリーのお値段は、8元(約176円)。販売所は無人で、購入は、QRコード読み取りです。中国のQRコード決済の浸透ぶりにも、改めて驚かされました。

 

 

 


昼食時ですが、食堂も全く見当たらないので、郊外から市内の中心に戻ることに。


バス停で路線図を見ると、行きに乗った32番の路線バスだけでなく、L3番のバスでも市内中心部に行けることが分かりました。

 

 

 


暫くすると、マイクロバスがやって来ました。L3番のバスです。運賃は、3元(約67円)と3倍でしたが、快速バスの様で、途中の停留所も1/3で、行きに15分かかった道が約10分でした。

 


★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その5)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *