フランス菓子大好き! -84ページ目

ショコラショー

まだ雪がところどころに残ってますね。

冬が普通に寒いとほっとするって友達が言ってたけど、確かにそう思うなあ。

 

 

さて、寒いと無性にココアが飲みたくなるときがあります。

フランスでは、ショコラショー、つまりホットチョコレートっていう名前で、カフェ行くと必ずある。

フランスの牛乳って、牛さんが食べてる草が違うせいか、とても濃いのです。日本に帰ってくるとなんだか同じ白い液体なのに水っぽく感じるというか。

 

そんな牛乳と、新鮮なクリームで作る、カカオ分高めの濃厚なチョコレートドリンク。

とても体があたたまるのです。

 



 

チョコなのに更にチョコがついてくるという

 

砂糖までつけてくれてますが、入れなくてもすでにがっつり甘いです。

3ユーロだったらしい。決して安くはないよなあ、今のレートだと。

でも、北フランスの緯度で川が凍るほどの寒さの街では、カフェは暖かくてついつい足が向かってしまうんだよね。

 

おうちでもたまに作るショコラショー。

最近は製菓用のカカオ使ってる。

仕上げはやっぱり生クリーム。コクがでてチョコの苦味と甘みがバランスよく引き立つのです。

 

バレンタインシーズンが一段落したら、またチョコ屋にチョコドリンク飲みに行くぞ。

ミラベルのタルト

今日はジャンプSQ買って帰った。

屍鬼が楽しみで楽しみで。今回もオノマトペが最高。

原作と平行して読んでるけど、小説読んでてもキャラが脳内変換されてしまう(^_^;

 

 

今日はミラベルのタルトのこと。

 

ミラベルっていうのは西洋スモモの一種で、和訳すると「黄色スモモ」。

あまりなじみがないけど、フランス東部・ロレーヌ地方の特産物らしい。

 

友達のおじさんの家には、このミラベルの果樹園がある。

 

 

なんか寒そう

 

2月に行ったときのだけど、気温は氷点下だった。

枝も氷を纏っててうっすら白い産毛が生えたよう。

アールヌーボーと、世界遺産のスタニスラス広場で有名なNancyという街から15キロくらいの小さな村。

 

夏に採れたミラベルを、少しの砂糖で自然の甘みを引き出すようにして煮たら、瓶詰めにして果物の少ない冬の間に少しずつ食べるそうです。

それで作るタルトがこれ。


 

ミラベルのタルト

 

左の瓶が、ミラベルの砂糖煮です。

最初見たとき、ああ、梅干に似ているなあ、と。

スモモ=プルーン=ウメ??

まあ、似てるからきっと親戚なんだろうね(適当)。

 

味は、甘酸っぱくて、なんていうか「杏寄りの梅」。タルトのパート(生地の部分)は、奥様の手作りです。

シンプルに、バターと粉と水のラピッドタイプ。

これを伸ばして型に敷いたら、ミラベルを並べて砂糖を少し振り掛けて、予熱したオーブンで縁がこんがり色づくまで焼いて出来上がり。

 

これもまた、構成要素の少ない、素材がダイレクトに堪能できるお菓子。

バターのコクと、香ばしく焼けた粉の大地を思わせる素朴な香り。

そこに、夏の実りのみずみずしさを感じる、ミラベルのとろりとジューシーな舌触りが合わさる。

華やかさや繊細さこそないものの、土地の実りの恩恵を、雪に覆われた冬に味わえることがすばらしい。

この暖かさが、郷土菓子の魅力だと思うのです。


エコール・クリオロ

すごい雪だ。朝起きたら外真っ白だったよ。

 

 

今日は立川のシネマシティに映画見に行った。

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の「スウィーニー・トッド」。

ロンドンの、重苦しい曇天の下で展開される復讐劇。

息苦しくなるような灰色の画面に、赤黒い返り血を浴びたジョニー・デップの姿が凄絶で美しかったです。

 

 

人肉パイはさておき、昨日のケーキの続き。

昨日、エーグル・ドゥースの帰り道に、豊島区要町にある「エコール・クリオロ」に寄りました。

2000年春にオープンした、フランス人パティシエと日本人の奥さまがやってるお店で、製菓教室も併設してる。

 

明るくてモダンな店構え、ショーケースは小さめでケーキの品数は多いほうではないけど、ワインやお茶、ショコラなどがいっぱい置いてあった。

 

最初、こういうシンプルでモダン路線のお店って「無難においしい」んだろーな、と思ってて、ケーキのラインナップみても比較的やわらかくて日本人好みな路線、っていう印象だったのです。

エーグルでおなかいっぱいだったし。

悩んだ末、ガトーフロマージュ(420円)とポム・マミー(500円)を購入。

 


クリオロ

 

手前がガトフロ

 

シンプルだねー。。でも、予想外だった。

 

ガトー・フロマージュ、下はサブレ生地、上はスフレのようなふんわりした舌触りのベイクドチーズケーキ。

これが、ほんとに淡雪のような舌溶けなんだよ。。

ぜんぜん脂っこさもないし、嫌味のないさっぱりしたチーズの香りが優しく口の中に広がるの。

甘酸っぱいベリーと、サブレ生地がアクセントになって、さくさくほんわり、ときどきベリーのじゅわっとした感じ。

シンプルなのに奥が深い!

また食べたい、と思わせるってすごいよね、近くに住んでたら確実にリピーターになるよ。

 

奥のポム・マミーは、チョコのジェノワーズに、ほろ苦くキャラメリゼした、微かに酸味を残したりんご。

それをなめらかなチョコムースが包んで、さくさくのシュトロイゼルが変化をつけてる。

食感もおもしろいし、チョコレートのやさしい甘さが堪能できる。

 

でも、チョコムースっていっつも生ぬるいチョコアイスって感じがするんだよなあ。。

ムース自体が柔らかすぎてあんまり好きじゃないからなんだけど、これはいろんな食感のものと組み合わさってるから飽きずに食べられた。

 

でもね、こういう、ケーキを構成する要素の少なさとか、無駄な装飾がないところとか、すごく潔くて美しいと思うんだよね。

多分、普通あの上にミントやセルフィーユ飾っちゃったり、ショコラや店の名前書いたポイント立てちゃったりすると思うんだけど、それが一切ない。

だからこそ、個々の素材が引き立ってダイレクトにおいしい!!って感じられるんだろう。

 

ここも、また来たいと思うお店だ。でも遠い(^^;