南西フランス旅行 その7
<5~7日目>山バスクのおいしいもの
サン・ジャン・ピエ・ド・ポール滞在中に食べたもの。
山バスクと言えばこれってくらいの郷土料理らしい。
ピーマンやトマトの煮込みに、たまごがまざっていて、あぶった生ハムが添えてある。これは前菜(6ユーロくらい)だったけど、これとパンがあれば十分おなかいっぱいになる。ハムはさすがに、ぎゅっと濃縮した味わいでおいしい。メインも頼まないと悪いかな~と思ったけど、前菜とパンだけ、っていう頼み方してもいいってお店の人が言ってたので助かった。
この辺りで養殖しているマスの稚魚らしい。川魚って、すこし泥臭い(というか、川虫のにおいというか)から苦手なんだけど、ぜんぜん臭みがなくて淡白で食べやすい!川魚って、意外とにんにく&ハーブみたいな調理法とマッチするんだ~って新鮮だった。お肉ばっかりだとお魚が嬉しい。7匹ものってた(^^)
グリルしたベーコンの塩気と脂がうまし。カタツムリも慣れれば丘のサザエだと思えるのだろうか
これもバスクの郷土料理。
子牛と野菜の煮込み料理。サフランライスが添えてある。やわらかく煮込んであって、意外とあっさりしていて食べやすい。牛も小牛じゃなきゃだめらしい。牛肉ならいいってもんじゃないんだね~と、フランス人の肉へのこだわりに感心した。ぶりといなだがちがうのと一緒かな。
郷土料理。にんじんや葱、豆、かぶなどいろんな野菜と、豚肉をコトコト煮込んだ、滋味深いスープ。あったかくて、疲れた胃にやさしい。フランス滞在中はついつい肉料理が中心になってしまうけど、たまにこういうの主体にすると体をリセットできる。
ふつうの何てことないプリンがめちゃくちゃうまい。たまごと牛乳と砂糖だけでこんなおいしいものができるなんて…。これの前にはオペラもパリブレストも霞んでしまう!フランスのレストランのデザートは、シンプルなものほど美味しい。
以上、レストラン オイラルブルにて。
サービスの女の人がすっごくかわいい!しぇふのおじさんもきさくで、いかにも「おいしいものがだいすき!」っていう感じ。内装もクラッシックでとても雰囲気がいい。伝統的なバスクの家庭料理が、手ごろな値段で食べられるいいお店。
8 rue de l'église
64220 St Jean Pied de Port
サン・ジャン・ピエ・ド・ポールのお菓子。セヴィニェっていう仏菓子に似ている。さくさくメレンゲとアーモンドの生地でふわっふわのバタークリームをサンドしてあって、衝撃の幸せ食感!甘い!けど美味しい~~~
これは必食!!上の写真は、二人分くらいで2.7ユーロ。価格もお手ごろ。
Maison BARBIER-MILLOX
ARTIZARRA
17 Rue d'Espagne
12 Avenue Renaud
このほかにも、朝ごはんのクロワッサンや、お招きされたおうちでいただいたヨーロッパ産コシヒカリ、お味噌汁、鯖のペッパースモーク、マルシェで食べたオリーブ、生ハム、チーズ、蜂蜜、etcetc・・・
やはり、旅の醍醐味はご当地ごはんです。
土地のものを、土地の人の昔からの知恵で料理して食べること。
これが「おいしい」の約束だなあと実感しました。
南西フランス旅行 その6
<6日目>山バスク一日観光
バスク2日目は、宿のご主人の車で、山バスク1日観光をすることに。
当初、ラ・リューヌに行きたい!ってメールで言ったら、「タクシーはすごく高いから、車でつれてってあげるよ」と申し出てくださった。この日は運良く、お客さんも私達だけ。お言葉に甘えて、ガイドをお願いすることにした。
ラ・リューヌの登山列車の駅までの往復は、最短ルートだとサン・ジャン・ピエ・ド・ポールから片道1時間くらい。しかし今回は道々の村に立ち寄りながらの迂回ルートだったため、ゆっくり2~3時間かけて行った。
イオレギ
フランス側にある村の、中世の古い教会。
丸いのはバスク伝統のお墓。
同名のワインを作っている村で、試飲や見学ができるドメーヌが数件ある。そのうちの一件は宿のご主人のお友達がやってるとのこと。
ウルダックス
スペインバスクの村。泉や川、教会など、品のある佇まいの小村。白壁にココア色の石の組み合わせは、少し古い時代のバスクメゾンらしい。
コル・ド・サンティニャス
ラ・リューヌ登山鉄道の出発駅。30分ごとに出てるみたい。大人一人、往復14ユーロ。登山列車や駅の写真が入ったかわいい切符だった。
半野生の馬やヤギがたくさん。飼われている子はベルをつけてて、歩きながらコロンコロン音をさせてた。
スペインのサン・セバスチャンから、フランスのアルカションまで大西洋が見渡せる
山頂のカフェにて
寒かったので、温かいレモンティーと、さくらんぼジャムの入ったガトーバスクでひとやすみ。甘くてほっこりした。
教会は、バスク風の回廊とブルーの天井がファンタジックな感じだった。
顔近づけたら猫パンチされた(*_*)
アイノアは小さいけど、バスクメゾンが立ち並ぶ町並みがかわいらしくて印象的だった。
AOCの唐辛子を作ってる村。
村のいたるところに、紐でくくった唐辛子がぶら下げてあるおうちがある。秋にある村のお祭りはたいそうな賑わいらしい。
ちょうどこの日、近くのカンボ・レ・バンでは「ガトーバスクのお祭り」なるものをやっていたんだけど、時間が遅くて間に合わず、山バスクめぐりはここエスペレットでおしまいになった。
帰り道、小雨があがって、緑の丘の向こうに綺麗な虹がかかった。赤い屋根と白い壁のバスクのおうちの陰から隠れていた羊が出てきて、ちらほらと緑の丘を歩き始めた。絵本の中の一ページみたいだった。
帰って、村のレストランで乾杯。
だんだん風が強くなってきて、お部屋に戻ると、まさかの停電。
夜はろうそくの灯りでお風呂に入ることに。
南西フランス旅行 その5
5日目 <サン・ジャン・ピエ・ド・ポー その2>
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーは、スペインにあるキリスト教の聖地の一つ、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路にある。出発前に見た、コリーヌ・セロー監督の「サンティアゴの道」っていう映画でも、通過点の一つとして登場してた(気がする。スペインに入る前のシーン)。
バイヨンヌからサン・ジャン・ピエ・ド・ポー、1時間強。8.8ユーロ。
ポーからは22.6ユーロ。
60歳以上はシニア割引なので、けっこう割引してもらった。
宿のおじさんが車で迎えに来てくれた
ドナマリアは送迎無料だった♪
聖ヤコブのしるし、ホタテがかばんについてる
猫だ~猫がきた~
ベレー帽はバスク発祥だとのこと。私も本場のベレーを自分のお土産にしようと、22ユーロのものを一つ購入。フェルトの質も良く、裏が皮でしっかり補強されてて非常に気に入った。これかぶって町観光してると、年配の人から生暖かい眼差しで見られた・・・。
朝の8時頃、シタデル(城塞)からみた風景。
雲の中から町が浮かび上がってくるみたいで、幻想的だった。
地方都市や小さい町大好き。
特に、朝晩の自然に彩を添えられた景色は、その時その場所でしか味わけない特別な空気があるなあ。
2日目は、宿のご主人が山バスクの魅力を余すところなく車で案内してくれるとのこと。




























