JR四国6000系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

 


「どこにでもいそうな顔」というと失礼ですが、「どこにでもいそうな顔」の四国代表がこの6000系です。この系統の顔といえば、元祖この顔の211系や、213系、415系、719系などがいますね。北海道を除く全てのJR線に存在する顔といっても過言ではありません。特徴と言えば、他系列にはない菱形の前パンと言ったところでしょうか。やはり菱形前パンには貫禄があります。


運用はJR四国管内の電化路線で、このように快速サンポートの運用に就くことも多いです。ですが2本のみの少数勢力のため、出会うことが少ないです。


車内です。どこかで見覚えのあるという方、その通りです。JR東海311系 と全くといっていいほど同一の車内構成です。


ドアです。思いっきり傾いていますが(^^;; 化粧板が貼られたドアで半自動開閉ボタンも備わっていますが、ボタン位置が高過ぎではないでしょうか・・。 LED表示機も備わりますが、実はこれも同一製品となっています。何を流用したかと言えばJR東日本の209系です。ドアチャイムなども全くそのまんま。


運転席直後のドアのみ片開きとなっています。


車端部です。仕切り扉は大型で窓も大きく取られているものの、右上の「自由席」のサボが今となっては前時代的です。311系に存在した妻面のLED表示機はありません。


JR四国の特徴である手すりで仕切られた車掌室です。えらく堅固に守られていますね(^^;;


トイレのある車端部です。ドア横にはゴミ箱も備わります。


最前面です。無理矢理展望に配慮したと思われる構造はやはり東海イズムですね・・。運転台側は一段飛び出る形になっているのがオリジナル点で、おかげで向かいの側面はのっぺりした壁になっています。


天井です。蛍光灯にはカバーがかかっています。311系仕様であるからこそ実現した造りで、独自開発であれば恐らく省略されていたでしょう。吊り広告が無いので非常にすっきりしています。


窓です。戸袋窓付きで、コート掛も備わります。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。


座席です。全席クロスシート、まずは転換クロスシートから参りましょう。座席に関しても311系と全く同じで、モケットの色違いです。座り心地は柔らかく、食いつきも良好でなかなか良いものです。


ドア横は固定クロスシートです。ヘッドレストが少し切り立ったものですね。


優先座席バージョンです。ヘッドレストカバーが白色になっています。


固定クロスシート部分は戸袋窓となっているため、窓の桟部分が使えません。そのため柱下に小さいテーブルが設置されていますが、この大きさはあまりにも小さ過ぎるのではないでしょうか。大きさとしては221系223系1000番台 などのテーブルくらいは欲しいですねぇ。


車端部はボックスシートです。壁側の座席は仕切り扉の関係で幅が少し狭くなっています。311系ではここのテーブルは省略されていますが、6000系ではなぜか付いています。

 

で、現在は座席のモケットが変更されています。

 

という訳でその座席です。全席クロスシートなのは変わりません。

 

このモケット、7200系5000系で採用されているもので、近年JR四国がマイブーム的に広げていってます。同モケット採用によるコストの低減を図っているんでしょうね。

 

優先座席です。モケット変更後も、座席はヘッドレストカバーでのみ区別しております。

 

車端部のボックスシート区画です。肘掛け部分のモケットも含めてしっかり交換していますね。

 

でも、例のこの区画は変わりませんね。



トイレです。中は和式となっています。311系ではかつて公衆電話が設置されていましたが、6000系では元から公衆電話はありません。

少数勢力でなかなか出会うことが少ない6000系ですが、7000系や7200系などと共に高松都市圏の輸送に徹します。

 

 

 

 

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