車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

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2018年、50000形「VSE」に続いて新たな展望席付きのロマンスカーが登場しました。

 

7000形「LSE」の後継となる70000形です。前面形状はVSEよりも柔らかな印象で、50000形がプリンスなら70000形はプリンセスと言った感じですね。なお、70000形はこれまでの展望席付きロマンスカーとは異なりボギー台車の20m級7両編成となっており、ちょうどEXEとVSEの中間を取ったような位置付けです。ようやく小田急も着地点を見つけたと言ったところでしょうか。

 

申し遅れました、やはりロマンスカーと言えば愛称があるもので、Graceful Super Express、略して「GSE」という愛称が付けられています。

 

先頭にはロゴと系列が入ったエンブレムが付いています。なお、この系列ではロマンスカーでは初となるクラシックの自動演奏機能が付いており、一部区間で流されるようになっています。ええ、カノンを聴きながらの複々線、gracefulのその文字です。

 

さてさてまずはデッキから、ドアです。片側に寄った細い窓のデザインはVSEと同様ですが、ドア自体は引き戸式となっています。

 

くずもの入れです。飲料系とその他で分別されているのはVSEやMSEと同様ですね。乗車時には気付かなかったのですが、GSEのくずもの入れは全車海側に設置されているとのこと。何でも箱根湯本駅での折り返し時、くずもの入れが山側にあると降車にどうしても時間がかかってしまうので、ゴミ入れの人と降車の人を分離するためにこうしたんだとか。

 

連結面の仕切り扉はロマンスカーらしく全面ガラス仕様ですが、スモークをグラデーションとして薄くする手法を用いています。凝ってますね。

 

トイレです。共用トイレは車椅子対応で、円筒形かつ大型のものとなっています。

 

トイレのドアはボタンによる半自動式、その隣にはAEDや消火器が備えられています。

 

男性小用トイレです。ちょっと何だかなぁと思うのはいわゆる「覗き窓」が仕切り扉同様スモークがかかっていること。中に人がいるかどうかが分かりづらく、背が低いと確実に視認できません(実際人が入っているところを勢いで開けかけた人)。

 

その向かい側には女性専用トイレがあります。

 

洗面台です。やはりロマンスカーらしくロゴ入りの暖簾が掛けられています。

 

中に入って一枚。自動式の蛇口や液体石鹸はVSEなどと同様ですが、微妙に配置が異なっています。

 

近年のインバウンド需要に答えるように荷物置き場があります。ただデッキにあるので盗難に対してやや不安に思うところではあります。

 

自動販売機です。車内販売の飲み物はやや高めな料金設定なので、駅で買いそびれたりして値を抑えたい時はいいですね。この辺りは庶民のちょっとした背伸びに手を差しのべたような形と言えます(笑)

 

車内です。色調はVSEからガラッと変えてきましたね。なおこちらは2号車、両先頭車と天井の形状が異なっています。VSEほどではないにせよ、アーチ天井になっていますね。

 

さて突然ですが座席です。モケットは単色だったVSEやMSEから大転換、モザイク柄になりました。モケットだけで見るとかなり観光寄りに持ってきた感がありますね。テーブルは向かい合わせ時を考慮しインアーム式、MSEで相当叩かれた反省からか面積、形状ともに改善されています。ヘッドレスト裏には「立ち上がりを容易にするため」ということで持ち手が付いています。とは言えすぐ近くには前席の方の頭があるので、使うにしても少し気を使いますね。そうそう、座席回転のためのペダルが見当たらないなぁと思ったら・・袖仕切り左下のレバーがそれらしいです。各所でかがんで手でレバーを引く様子が紹介されていますが、動作としては確実に無駄が生じていますし、ペダルに慣れている方が多いだけに何でそうしたのかと・・。

 

背面はこの通り、マガジンラックとドリンクポケットが一体になったボードと、フックが固定式×1と収納式×2、傘掛けが付帯設備として付いています。一本足のため、脚は伸ばすことが出来ます。

 

バリアフリー対応座席です。何やら、この座席は取っ払うことも出来るそうな…。それにしても、日除けが下までキッチリ下がらないのはあまり気持ちよくありません。

 

リクライニングの図。このフレーム自体は各地のリクライニングシートで見ることが出来るもので、肘掛けは跳ね上げ可能、サイドアームテーブルがありますがそのキャパは一般座席と比べると貧弱そのものです。

 

向かい側の車椅子スペースです。実際に車椅子が置いてあったのでお手本的に…。

 

続いて両先頭車へと参りましょう。珍しく後ろ側からご覧頂いておりますが、いやはやこれはこれで圧巻です。

 

デッキとの仕切りです。仕切り扉は小田急の伝統とも言える全面ガラス張り、壁も上部をガラスにしています。デザインを先述のグラデーションとして、デッキ仕切り際の方の目隠しと車内の様子をデッキ側から眺められるように両立しているのは工夫のなせる業でしょう。仕切り扉上にはLCDディスプレイが搭載されています。通勤電車に搭載されている「パッとビジョン」くらいの大きさで、文字はやや見にくいです。

 

天井です。両先頭車の天井には荷棚が無く、丸天井にはなっておりません。展望席からの一体感をイメージしたためなんだとか。

 

で、さすがに荷物の置き場に困るのは目に見えているので荷物置き場があります。こちらは客室側にあります。

 

さてさて魅惑の展望席です。前面形状は張り出しを抑え目にしていることもありその分非常に窓が大きくなっています。

 

天井です。VSEでは照明が4列になっていましたが、GSEでは両側の2列となっています。

 

側面の窓です。非常に分かりにくいですが、ロールカーテン用のガイドワイヤーが入っています。ここはVSEやMSEと同様、展望をなるべく遮らないようにするためで一般座席も同様です。ただうっかり触ってケガしないようにしましょう。なお、個人的には2列目の窓側は隠れた最前列だと思っています。1列目の座席が前面形状に合わせて中央側に寄せられており、ここの座席だと左カーブ部門でかなりの高ポイントを獲得していると思っています(笑) 各方面右側だと代々木上原-登戸間で圧巻の複々線が広がります。とは言え、景色がやや湾曲しているので酔いやすい方は気をつけましょう(^^;;

 

前面窓です。VSEより張り出しが抑えられているのは、前面展望を良くするため以外にも詰め込みを重視するためというのもあるのではないか、と邪推しています。

 

・・というわけで最前面からの景色をどうぞ。箱根登山鉄道線内は空席が自由席となるので少しお邪魔しました。10時打ちしても最前列が取れず・・。

 

座席です。一般席とデザインは変わりません。ええ、座席回転用のレバーを塞いだような所はもう少し何とかならんかと。床面があまり傾斜していないため、展望席と言いながら3~5列目は窓側に座ろうもんなら一般席とそうそう変わりません。座り心地としてはVSEやMSEと比べるとクッション性が向上しています。VSEやMSEの座席への評判が中々酷いものだったために「分かった分かった、増やしゃあいいんだろ」的な開き直り感が無いでもありません(^^;; 座面のチルト機構が廃されていますがなぜでしょう。

 

ヘッドレストカバーはGSEのロゴが入っています。

 

肘掛先端にはロマンスカーの新造車では初となるコンセントが設置されています。そういえば、この車両にはフリーWifiが飛んでおり、コンテンツで前面展望や後面展望の映像も見ることが出来ます。が、私のスマホでは「インターネット接続がありません」と言われる始末で・・。ベストアンサーお待ちしています(^^;;

 

 


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1996年に半ば通勤特急用車両として登場したEXEはその使命を果たせてはいるものの、展望席が無いそのデザインは箱根への観光客減少に直結していたくらいに観光特急として「失格」の扱いを受けていた上、ロマンスカーのために作られたと言っても過言でない程のブルーリボン賞を「該当無し」に阻まれて逃す位には残念な特急型車両だったのでしょう。これに危機感と気付きを持った小田急、2005年に10000形の置き換えと箱根特急・ロマンスカーの復権をかけて新たなロマンスカーを送り出しました。

 

それがこの50000形です。キーとも言えた展望席も復活し、スピード感を持ったシャープなデザインとなっています。そうそう、編成はこれまでの11両編成から10両編成となり、車体長が長くなっています。また目立たないところではありますが乗り心地の点ではかなり力を入れており、カーブでの遠心力を打ち消すために台車に連接車体としては世界初の空気バネ車体傾斜装置を搭載し、その他にも横揺れを打ち消すフルアクティブサスペンション、カーブでの軋み音を低減させるために輪軸をカーブに合わせて動かせる操舵台車など、「やれるだけのことはしてやった」感は相当なものです。めちゃくちゃお金かかっています。

 

「VSE」、"Vault Super Express"の愛称が付いており、各所にその文字が入れられています。"Vault"とはアーチ型天井の意味で、車内にそのデザインが取り入れられています。その様子はまた後程ご紹介しましょう。

 

まずはデッキから、ドアです。空気式のプラグドアとなっています。照明をスリットから漏らすようにしており、入口から入った瞬間から魅せる心意気、さすがです。

 

くずもの入れは飲料系とその他で分別されています。飲料系は投入しやすいように口が斜めになっています。

 

トイレです。手前の男性小用は横引き式の扉、共用トイレは車椅子対応とも言えるカーブを描いた形状となっています。

 

洗面台です。ロマンスカーの伝統というか美徳というか、通路との間には暖簾が掛けられています。小田急に限らず特急型車両にもカーテンの類いは付いていますが、常時仕切られているのは少数派です。ちなみにその暖簾、さりげなくVSEのロゴ入りです。

 

中にお邪魔しました。蛇口はセンサーによる自動式、液体石鹸も備わります。

 

で、ロマンスカーと言えば「走る喫茶店」の異名を持つ程車内サービスに力を入れていたこともあり、車内販売スペースが備わっています。現在はカートによる移動販売に切り替わったため、車内販売準備スペースとして使われています。

 

その向かい側には何やらモニターがありますが、現在は特に何も映されておらず…。

 

連結面です。連接車体らしく、渡り板は円形をしております。幌はカバー付き、この辺りもぬかりありません。

 

さてようやく車内です。赤いモケットはロマンスカーで長年採用されてきた色ですね。忘れていけないのはやはりボールト天井で、車内が広々として見えます。

 

車端部です。仕切り扉は全面ガラス製、「走る喫茶店」と言われていた時代からここも変わりません。仕切り扉上にはLCDディスプレイが備わりますが、列車案内がなんだか事務的です。車内のLCDが発達し出したのは10年代前後なので、今作ればもっと凝ったものになっていたことでしょう。

 

さて天井です。これ程までに見事な弧を描いた天井も中々見られません。照明は間接照明で、それだけでは照度に不安があるので座席すぐ上にはLEDの直接照明が補助的に入っています。その補助照明も決して明るすぎないものとなっています。

 

窓です。1枚で2席分となっており、日除けはフリーストップ式のロールカーテンです。中央にカーテンワイヤーを仕込んでおり、なるべく眺望を妨げないようにはしていますが、ちぎれないよう頑丈に出来ているだけに下手に触ってケガしないようにしましましょう。

 

座席です。回転リクライニングシートで、これまた小田急の伝統でセンターアームレストは有りません。ロマンスに仕切りはいらないということでしょう。

 

リクライニングすると座面が微妙に沈み込むチルト機構を採用しています。シートバックやテーブルなど、至るところに木材を使い暖かみを出していますね。座り心地に関しては、底付き感全開なのが何だかな、と思うところではあります。足回りに気をとられて座席にまで気が回らなかったのかもしれませんが、乗客から見て座席は料金を要する列車で一番気にするところだと思うのですが…。

 

デザイナー側から「いやいやちゃんと気を回してますよ」と反論を受けそうなのがここ、座席がやや窓側を向いてセットされています。角度にして5°、こうすることにより自然と視線が窓側を向くように仕向けているのでしょう。眺望を良くするため以外にも「ロマンスカー」らしくちょっとしたプライバシー性の向上も考慮していると言えます。

 

ロマンスカーと言えば窓下に設置された折り畳み式テーブルがこれまた伝統アイテムとなっている感があります。VSEについてもこの伝統をしっかりと踏襲しています。

 

展開の図。面積こそ狭くなっていますが、折り畳み状態で窓側に座った人が窮屈な思いをしないようにするため、向かい合わせ時での利用を考えたためなんでしょう。

 

デッキ仕切り際の座席には網ポケットと個別に分かれた折り畳み式テーブルが備わります。足元のカーペットが少し盛り上がっており、ちょっとしたフットレストのように使えるようになっています。

 

お次はバリアフリー対応区画です。奥は車内販売の準備区画となっているため、ショートショートな空間となっています。

 

座席は肘掛けが跳ね上げ可能で、車椅子固定用のベルトが付いたものです。ここは肘掛けの表地がレザー調となっていますが、フレーム自体が灰皿設置を想定していたのか金属部分が多くなっているのが残念ですね。

 

続いては3号車にあるセミコンパートメント、「サルーン」です。ここはパンタグラフが載っている関係でボールト天井が作れなかったため、肩部分に天窓を仕込んでいます。画像でもチラッと見切れて見えますね(苦笑)

 

座席です。うん、見てからに「グループでワイワイやってりゃ箱根はすぐそこ!」というデザイナーの意図が透けて見えるお手抜きさです。背ズリは直角に近い角度設定、肘掛も無くて腕のやり場に困るこの環境は黙って乗ってりゃ「なんじゃこりゃ」と思うことでしょう。

 

荷棚は二段式、上段にはやや大きい荷物を置くことが出来ます。

 

テーブルは折り畳み可能ですが、上にパンフがどっさり置かれていますね・・。どこかにマガジンラックがあればいいのですが。

 

さてさて、この系列最大のウリと言えば展望席です。前展望ともなれば10時打ちは必須、最前列に至ってはキャンセル待ち以外にどうすれば取れるのか分からないくらいに瞬殺される程の人気っぷりです。

 

とある列車で一番乗車を果たして先頭へ向かうと、乗務員室へと通じる階段の収納中でした。朝の折り返し清掃が無い列車だと、運転士さんが運転席の説明や、昇降の実演を行ってくれます。早起きは三文の得ってところですね(^^)  その後、運転士さんはそのまま乗務員室へと消えていきました、忍者か(笑)

 

展望席と一般席との間には非常用の扉があります。乗車位置に「1、2号車」と書いてあり「?」と思ったら…なるほど…。

 

天井です。LEDのラインを描いたライトが2列入っており、最前面にはスポットライトが配置されています。

 

窓です。展望席だけあり側窓はかなりの大型サイズですが、それを支える柱が太く3列目の席はかわいそうなことになっていますね…。展望席としては完全にハズレ。

 

座席です。一般席と形状は変わりませんが、荷棚が無いためかシートピッチが広げられています。また窓側の折り畳み式テーブルもデフォルト状態で使用することが出来ます。

 

最前列は引き出し式のテーブルの他に木製ボードを貼り付けてキャパが段違いに広くなっています。

 

そして全面窓。思ったより大きくないなぁ、とは率直な感想ですが、LSEにあった中央の柱が無くなり視界はクリアになりました。

 

というわけで最前列。



ロマンスカーあるあるとも言えるのですが、停車駅が多いタイプの最前列席は必ずしも全区間埋まっているわけではないということ。この時も5列目が指定した席でしたが、新宿発車時点では空席だったので少しお邪魔して撮影。この複々線を快走する様、最前列では中々圧巻でした。なおこちらは今回の乗車に巻き込んだ方の撮影故。

 

そしてロマンスカーの真髄を見た気がするのは車内販売。昔はシートサービスと称してアテンダントさんが注文を取りに来て持ってくるスタイルだったものが一般的なワゴン販売に変わりましたが、お茶を頼むと蓋付きのカップに入れられ、ややお高いものの味もそれ相応のものとなっておりました。しかもロマンスカーのコースター付き、記念に持って帰れるのがいいですね。なお、コーヒーを頼むとお茶菓子が付いてきます。

 

…まぁそりゃあ獲ってますよねブルーリボン賞。ブルーリボンの由来は、イギリスのお召し列車で機関車に巻かれる青いリボンが由来なんだとか。

 

箱根湯本にて。

 


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関西空港への連絡輸送のひとつとなっている特急が「はるか」です。ライバル路線となる南海との競合を制するため、天王寺から先、新大阪・京都・米原へと足を伸ばしています。

 

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ちなみに、関西空港へと向かうのが関空特急「はるか」、天王寺・新大阪・京都・米原方面は特急「はるか」と使い分けているそうです。なるほど。そんな「はるか」専用車両として活躍しているのがこの281系です。なにやらお召し運用に備え窓は防弾仕様になっているとか…。

 

道中、車掌さん曰く「少々場違い」な福島の踏切を通過します。梅田貨物線も大きな変化が訪れるのでしょうね。

 

ドア横には号車案内と席種区分を表示するLED表示機が設置されています。

 

まずはデッキ、ドアです。窓の上辺を丸くして遊び心を持たせています。また空港特急ということもありドア幅は急行型車両並みに広げられています。

 

くずもの入れは681系と同様、飲料系とその他で分別されたものです。ただ681系にはあった飲料系投入口の蓋が無くなっています。

 

トイレ・・に見えるこちらは更衣室です。ベビーベッドもあり、ちょっとした多目的室ともいえます。奥にあるのは男性小用トイレです。

 

こちらはバリアフリー対応トイレで、扉が幅広で面積も広くなっています。手前には荷物置き場があり、スキーなどの長尺モノも置けるようになっています。

 

洗面台です。681系から続く鏡面に照明を仕込んだものです。これは最近製造されたJR西日本の特急型電車にまで受け継がれしデザインとなっています。


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デッキ部の荷物棚です。滑落防止のためにセーフティーバーが設置されています。それにしても、デッキ部に設置されている関係上客席と分離されているというのは、盗難の危険性もあるのではないかと気になる今日この頃。

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一部には自動販売機もあります。あまり使われてなさそうですが・・。

 

・・で、現在の様子。営業中止となっており、やはりあまり使われていなかったんですね。隣にあるのは元々公衆電話の通話スペースだった部屋です。

 

扉は現在も開くことができ、携帯電話の通話スペースとして使用出来ます。


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そしてフリースペース。元々喫煙スペースとして機能していましたが、現在は全車禁煙です。

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普通車の車内です。暖色系の照明と黄色のヘッドレストカバーと、かなり明るい車内です。

 

デッキとの仕切りです。仕切り扉は前面ガラス製、JR西日本では珍しいですね。LED表示機が設置されていますが、やや手前側に配置しています。

 

バリアフリー対応車両は仕切り扉の幅が広く少し寄せて配置しています。

 

座席です。登場当初から変わらず、黄色いヘッドレストリネンがアクセントのリクライニングシートが並びます。


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リクライニング角度は控えめです。見てのごとく、薄っぺらいのですが、座り心地もスカスカな印象です。テーブルはインアーム式で、かなり小さいです。米原から関西空港まで130分、これでってのは少し厳しい気も・・。

 

バリアフリー対応の1人掛けです。車椅子固定用のベルトが設置されています。


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さて、続いて1号車のグリーン車です。

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1+2配置で大型の座席が並んでいます。パッと見、座席以外での違いと言えば、荷棚下の補助照明が追加されているところでしょうか。このへんが関西っぽい気がします。

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2人掛けです。普通車と比較すると、大型化とピローの設置、ピッチ拡大、バーレストの設置・・と言った所。バーレストとなったのは関西国際空港発着と言うことで、欧米の乗客を意識したというところでしょうか(欧米人は靴を基本的に脱がない)。センターアームレストもグリーン車であれば妥当な広さです。

 

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1人掛けです。テーブルは普通車同様インアーム式。グリーンにしてこの大きさはどうでしょうか。リクライニング量も抑えめ。大きくして枕つけて「ぐりーんです。」というのもどうかと思いますが・・。知ってか知らずか、はるかのグリーン車って、他の特急電車と比べていつも空席が目立っているように思います。

2014年で登場から20年が経過しますが、まだまだリニューアルなどが施されて活躍しそうな感じがします。

 


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現在北海道で唯一となったSL列車、「SL冬の湿原号」。折り返し駅、標茶駅にて一服。この駅で給水を行います。

 

ヘッドマースも誇らしげに。

 

なお標茶駅での給水はなんと地元の消火栓を用いて行います。こんな給水初めて見た(笑)

 

客車として使用されるのは14系客車が主体ですが、中間に1両、不自然に背が高い客車が挟まっています。

 

スハシ44-1、現在道内で唯一の稼働車となった旧型客車で、C62ニセコ号に運用されていたスハフ44-2を改造して「カフェカー」として再出発しています。

 

塗装はぶどう色に赤帯、赤帯には三等車を表す「Ⅲ」の文字が入れられています。

 

今や見られなくなった、雪が無い中での停車シーン。未だになんで富良野駅にいたのか…。

 

それでは参りましょう、デッキドアです。当時自動ドアなんてものはあるはずもなく、引き戸ではなく手動式の開き戸となっています。さすがにこのご時世に走行中開けっ放しなのは危険と考えられたため固定されており、現在はこの車両からの乗り降りは出来ません。

 

さて車内。旧型客車らしいパーツはたくさんありますが、それらの素材を生かしたまま観光列車というスパイスを織り混ぜた感じですね。SL列車と観光列車の要素を組み合わせた良いデザインだと思います。

 

デッキとの仕切りです。仕切り扉は木製、14系ほどのたくましさはありませんがそれはそれで持ち味ですね。

 

天井です。冷房は無く、美しい曲線美が楽しめます。現状夏季の運行はありませんが、扇風機が中央にありますね。照明はライトカバーが観光列車らしく交換されていますが、配置は昔のままで変わりません。そして網棚は既に金網となっていますが、これは当初からそうだったのでしょうか…。

 

窓です。この列車では唯一窓を開けることが出来る車両となっています。北海道らしく二重窓、両方開けると厳冬の世界が待っていますので、周りを見つつ、自分と相談しつつにしておくのが幸せです。日除けは横引き式のカーテンに変わっていますね。

 

座席です。まずはボックスシートから参りましょう。

 

持ち手が旧型客車らしくまだ板となっております。中央には前後の14系に合わせてテーブルが追加され、乗り降りを考慮してか通路側の肘掛けが撤去されています。

 

で、車体中央にはだるまストーブが付いています。ノロッコ号にもあるので、北海道の客車観光列車のアイデンティティ的存在ですね。なお、石炭は日本で唯一今も産出を続ける釧路コールマイン製を使用しています。ちょっとした社会科の実地授業ですね。

 

デッキ仕切り際はロングシートになっています。

 

とりあえず2人掛けだと思いますが、左側は背ズリが中々に不自然かつ理不尽です(笑)  この席はだるまストーブ前同様、座席指定区画からは外れています。

 

向かい側はパンフレットラックとなっています。

 

この車両の記号が「シ」となっている理由、それはここのカフェスペースにあります。とは言え、メニューを見る限りでは軽食等が出るわけではなく、他の観光列車と同じ車内販売スペースです。登場当初はそれこそ食事が出来たのか、それとも時代だったのか…。

 

向かい側はフリースペースでテーブルが付いています。大体行列が出来ていますけどね…。

 

 


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昨今何かと大変なJR北海道、2000年代までは各地でSLを走らせていましたが、安全面やコスト面から軒並み運行を取り止めてしまいました。そんな中、冬季限定ながら唯一道内で走行を続けるSL列車があります。

 

「SL冬の湿原号」、冬限定に加えて走行線区が道東の釧網本線というある意味日本で一番乗りにくいSL列車かもしれません。

 

この列車を担当するのはタンク式機関車のC11型171号機です。かつては207号機も存在し特定日に重連運転を実施していたものですが、207号機は東武に貸し出されていますね。

 

標茶駅には転車台が無いため、釧路行きでは逆機牽引となります。いいとこ40km/h程度なので、逆機牽引でも問題ないんでしょうね。

 

区名板受けには毎年異なるものが入れられます。2018年のものは黒をベースにしたクールなものですね。

 

さて、北の大地を走るSLもさることながら私はいつも通りこちらがメイン、今や絶滅危惧車となった14系客車です。

 

塗装は青から旧型客車同様茶色となり、ノスタルジー感が溢れています。

 

車両は冷房完備ですが今後使われることがあるのやら…。右側には煙突までありますね…。

 

サボ受けや行き先表記等には列車名で統一されています。

 

でこちらが懐かしのカット。富良野駅で偶然見かけた同編成です。先頭には富良野ノロッコ号塗装のDE15型、どんな運用でここへ来たのでしょうか…。

 

行き先表示には懐かしの「SLすずらん号」の文字がありました。

 

さてようやく本編、まずはデッキドアです。本州では折戸となっている国鉄型客車ですが、北海道では雪の付着による戸閉不能を防ぐために引き戸となっています。低床ホームに対応するためステップがあり、ステップの壁にはライトが仕込まれています。

 

トイレです。インバウンド需要が大きいこの列車ですが、中は和式となっています。何だかんだ言って北海道も日本ですね(?)

 

洗面台です。元特急用客車らしく水と湯の両方の蛇口が備わります。また照明にはカバーが掛かっています。

 

車掌室付近はこの通りで、増結を考慮して通り抜け可能となっています。SLの前面はこの通り、釧路行きでは顔を拝むことも出来ます(撮り忘れたんだよなぁ…orz)。

 

いよいよ車内です。程度の差こそあれリクライニングシートが並んでいるイメージの14系ですが、やはりSLと言えばボックスシートという印象があったのか改座されています。

 

デッキとの仕切りです。化粧板こそ貼り替えられていますが基本的な構成は変わりません。右上にはBOSEスピーカーが備わりますが、SLすずらん号時代にSLのドラフト音を流すために使っていたそうな。固定窓の14系、SL列車に向かないと言えば向かないですよねぇ、石炭の粉や煙こそ入ってきませんが…。

 

座席と壁との間には荷物置き場があります。これはオリジナルの青い14系にも存在していますね。本来の荷物置き場としての役割だけでなく、車椅子の渡り板もここに置かれています。

 

で、微妙に面積が狭い場所もあります。スーツケースひとつ置かれたら終了ですね(笑)

 

天井です。分散冷房がいくつか並ぶスタイルは変わりません。照明はカバーが掛かった蛍光灯で、カバーは暖色系となっています。で、手前に映る配管は…先程の外の煙突へと繋がっています。

 

窓です。固定窓と横引き式の日除けは変わりません。

 

座席です。全席ボックスシート、フレーム自体は国鉄型車両からの撤去品ですね。

 

元のリクライニングシート2席分の窓割りに合わせた座席配置のため、シートピッチはかなり広くなっています。そのシートピッチを生かして中央にテーブルを設置しています。ボックスシートの持ち手は「日」の字タイプではなく板状のものに交換されています。旧型客車っぽいですね。

 

で、車体中央には外の煙突の正体、だるまストーブが備わります。上に網があるってことは…まぁ車内販売でスルメが売ってるわけです(^^;;

 

だるまストーブ手前の座席は座席指定区画からは外れています。全車指定席車ではあるものの、飛び乗りでも一定の着席数を擁しています。なお「指定席車」とは着席保証だけでは無くグリーン車のようにクラス分けのようなもの、乗ったからには必ずSL指定席料金を払いましょう。

 

全車ボックスシートとはなったものの、リクライニングシート時代の固定テーブルがひっそりと残されています。

 

車両は観光列車向けになったものの、この辺りの装備を見ると嗚呼国鉄型車両。

 

1日の営業を終了、少し離れた車両所へ引き上げます。

 


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一畑電鉄の2100系です。元は京王5000系ですね。現在でも地方各地で目にする車両です。実は私がこの元京王5000系電車を見たのはこれが初めてだったり。

1編成はこのように元の京王塗装に、そしてもう1編成は旧一畑カラーにリバイバルされています。

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そういや、転落防止幌なんかどこ吹く風ですね・・。

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半数の2編成は中央の扉が埋められています。違和感が無いのか有るのか・・。この項では2ドア車を取り上げます。

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車内です。2ドアに改造されているため、車内が広く見えます。

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ドアです。それぞれ整理券発行機の有無となります。ドア自体は1枚引き戸で化粧板などは貼られていないものです。京王重機での改造のためか、アルピコ交通3000系 と同じドアチャイムが鳴ります。

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最前面です。ワンマン運転のために運賃箱の設置や乗務員室との仕切り扉が改造されています。右側には座席が残されています。夜間の撮影のため遮光幕が降りていますが、昼間は大きい窓からの前面展望が楽しめそうです。

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左上に近づいてみました。3000系よろしく、バスと同じ運賃表示機が設置されています。

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更に左へズーム! この車両の生い立ちが貼られています。

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車端部です。仕切り扉が無い大型の幌で結ばれたものです。ワンマン運転では後部車両からの通り抜けや、車内全体の様子を確認するには最適ですね。

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とはいいつつ、監視カメラがスタンバイ。

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妻面にはこのようにプレートが。これだけで最前部の貼紙の半分程度は語っていると言ってもいいでしょう(ただしその道の人限定)。

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天井です。分散冷房で、四角い吹き出し口がポツポツと並んでいます。

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隣の車両は集中冷房となっています。どこかゴツいですね・・。ちなみに、中央の扉を塞いだ部分のつり革の増設はされていません。握り棒を渡すのみに留まっています。

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窓です。2段窓で、日よけはカーテンを引っ掛けるタイプです。

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そして気になるのがこの改造部分。同じ窓を使用していますが、柱が他の場所より太いため、若干の違和感が生じています。まぁ大して気になりませんが(^^;;

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座席です。3扉時代のドア間着席定員を8名とすると、20人掛けのスーパーロングシートとなります。某クモユニ君改造電車では24~27名が座れますので、それに比べると一歩及びませんが、それでもこれだけ長いとなんとも・・。座り心地は柔らかいものです。後から増設した座席は元の座席と比べると座り心地が一味違います。と言いますのも、真ん中のほうがヘタってる(^^;;

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車端部は5人掛けです。仕切りはシンプルに、パイプのみです。

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こちらには整理券発行機が取り付けられています。

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最前面の3人掛けです。先述のとおり、昼間では前面展望が楽しめます。

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反対側は座席が撤去されていて、車椅子スペースや、持ち込み自転車置き場となっているようです。

 

そしてこちらがいつぞやか撮影した3扉車です。一応はこちらがオリジナル形態ですね。

 

で、中扉。締切り扱いですよええ・・。時折年に数回の混雑時に使われているという話を聞いたことがありますが・・。

 

天井です。まぁ吊革が途切れているくらいの違いです。

 

座席です。座り心地など、先に紹介の2扉車と変わりません。逆によく2扉車があんなに違和感無く改造できたのかが不思議なくらい(笑)

 

そして、スピーカーに残るKTRの文字。誰ですか、「京都丹後鉄道」なんて言ってる人は(^^;;

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窓に貼られた縁結びステッカー。さすがは出雲を走る車両だけあります。

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妻面にも貼られています。ラムサール条約ステッカーとともに。

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既に50年選手、老朽化が心配な今日この頃です・・。

 

 

 


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平行在来線、近年開業の新幹線の影とも言える存在ながら、地域密着を旗印に新駅開業やダイヤの見直し等で地道に旅客を拾っていってるのが現状です。青森県を走る旧東北本線の青い森鉄道では、新駅開業による運用増に合わせて新系列車両が登場しました。

 

青い森703系、JR東日本のE721系をベースとした車両ですが、デザインが青い森仕様になっている他、前照灯がHID灯からLED灯に変わっています。本家のE721系も、1000番台からはこちらにならってLED灯に変わっていますね。

 

サイドビューはと言うと、まぁモーリーがたくさんいますよねぇ…。

 

そうそう、703系限定でピンクもいるんですね。それにしても、703系にしては車体は近郊型、旧国鉄の形式基準というよりは「701系の次だから」という単純な理由なんでしょうね。なお運用は八戸-青森間で、盛岡方面への運用は今のところありません。

 

車内です。んまぁE721系とそうは変わりませんよね…。とは言え、ロングシートが多数を占める青い森鉄道の中で、確実にクロスシートにありつけるというのは旅行者としてはありがたい限り。

 

ドアです。ドア上のLED表示機はE721系共通ですね。運賃表示機を除くと、青い森鉄道では初搭載となりますね。また台車のシャコタン化によりステップレスとなったのも大きなポイントですね。

 

ドアは通年半自動扱いで、外側に開ける、内側に開閉両方のボタンが備わります。電光式でボタンも大きいですが、相変わらずステンレス地そのままは寂しい限り。

 

車端部です。こちらは八戸方車両のもので、両端が優先座席となっているため床面が赤とピンクのゼブラ模様となっています。なお仕切り扉は両開きのものが備わっていますが、デフォルトでは開けっ放しとなっています。

 

そしてこちらは青森方。トイレや車椅子スペースを集約した場所となっています。

 

最前面です。701系の半室構造を見ると、えらくしっかり作ってるなぁと思わされます。車掌台側の窓は着色ガラスとされていますが、映り込み防止に役立つのでしょうか。

 

天井です。照明はカバー無しのLED灯、ラインデリアはそこまで混まないと判断されたかオリジナルのE721系同様省略されています。

 

窓です。都合4枚の窓で、大窓の方は開閉可能です。相変わらず日除けは無く、日光はさんさんと我々を襲います。着色ガラスなんて信用しちゃイケませんヨ。

 

座席です。まずはボックスシートからですが、モケットを含めてE721ですよええ・・。

 

座り心地もそう変わらず、座面はSバネ仕込でやや柔らかくはなったものの扁平なのでイマイチ、ヘッドレストは相変わらず嫌がらせかと思うような硬さと張り出し方です。この座席の設計者、本気で一回これで2時間くらい乗ってみやがれ。また強度設計上どう頑張っても改善出来ないのが左側の柱、普通に窓側に座ろうもんなら窓枠に肘も置けません。

 

ドア横のロングシートです。一方はボックスシートの背面、もう一方は板状の袖仕切りで挟まった空間で、狭いところが好きな猫タイプの方が好みそうな区画です。座面下が片持ち式で無いのが偉いっちゃ偉い。クロスシートのお寒さを見るとなお更のこと・・。

 

優先座席です。こちらはJR東日本と共通のモケットとなっています。外観はあれだけ頑張ったのですから、モーリーを散りばめるみたいな独自性があってもよかったと思うのですが…。

 

車端部の4人掛けです。座り心地はこちらも座面は少し沈み込む程度に改善されていますが、背ズリがやっぱり何だかねぇというね…。

 

トイレ横の車椅子スペースです。ヒーターがごつく、それはもうよく効きそうです(笑)  奥には2人掛けのロングシートが備わっており、こちらも中々の引きこもり席とも言えます。

 

トイレはバリアフリー対応の大型タイプで、右側には目立たないですがくずもの入れがあります。扉が青いのは青い森鉄道だから、というわけではなく、E721系がそうだったからということですね。まぁここも水色くらいにすればいいのに…。

 


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真田の里を走るしなの鉄道、日本初の新幹線の平行在来線廃線区間として乗客獲得は大きな課題でございます。そんな課題を持つしなの鉄道が乗客獲得のために出した答えが、当時は今ほどブームになっていなかった観光列車でした。この列車登場以降、日本各地で趣向を凝らした観光列車が続々と登場してきた感があります。

 

うん、種車はまぁ順当に115系、他の編成はともかくどこまでも使い倒す気満々です(^^;; 最近新型車両の登場が発表されましたが、この編成はどうするつもりなんでしょうね? 廃車となった編成から機器を掻っ攫った上で予備品として保持してしばらくは生きながらえそうな予想をしていますが・・。

 

車体は真田の赤備えをイメージしたものなんでしょうね。クーラーキセやパンタグラフ、下回り以外は全て統一したデザインとなっています。

 

その名も「ろくもん」、真田の軍旗である六文銭から取ったものですね。方向幕はこの通りで、表示方法は配置が違えど何となく国鉄チック。

 

前面は列車名が入ります。

 

で、積雪も相当あると思われる当路線ですが意外や意外、菱形パンタとなっています。

 

で、車体のあちこちにロゴやマークが入ったこのデザイン、またあの人がやらかしております。

 

元々3扉の115系ですが、「ろくもん」化で中央の扉が埋められ窓が入っています。当時の氏曰く「ななつ星を除けば日本の観光列車No.1」とのことですが、はてさて車内はいかがでしょうか。

 

車内です。まずは軽井沢方、指定席車の1号車から参りましょうか。元の115系を考えれば順当に大変貌を遂げております。木を多用したこのデザイン、最近の同氏が手掛けた観光列車ならどこでも見ることが出来ますし数をこなした側からすると食傷気味ではありますが、それは敢えて狙ってやっているとのこと。

 

ドアです。両開き式はそのままに塗りドア化されています。色は赤備えだとは思いますが、九州辺りの先行事例があるだけに既視感は拭えません。なお、1号車では乗務員室側の扉だけが開きます。

 

で、車端部側のドアはどうやってるかと言いますと、半ば車内販売の移動可能なラック置き場とされています(^^;;

 

足元にはマットが敷かれています。真田家の家紋のひとつ、「州浜」が描かれたもので、主におめでたい時に使われたそうな。だ、誰ですか、ミッキーなんて言ってる人は(^^;;

 

車端部です。暖簾が設置されているのはこのグループの観光列車の共通項ですね。右側に記念撮影スペース的に使われているソファタイプのロングシート、左側には車内販売のブースが設置されています。

 

最前面です。乗務員室についても暖簾で仕切られています。業務感を出さないように工夫している点は恐らく同氏の意向なのだと思います。左側に鎮座しているのはATSの車載機、こちらも赤備えとなっています(笑)

 

で、仕切り扉上には「ろくもん」のロゴとドーンデザイン、改造を手掛けた大阪車輌工業のステッカーが貼り付けされています。

 

天井です。ゴツく張り出した冷房装置が、「ろくもん」化でかなり抑えられたように思います。それでもベンチレータは残されていますが…。照明は蛍光灯からスポットライトに改められ、荷棚も木製のものに取り替えられました。

 

窓です。ここはいかんともし難い部分、窓枠が木を追加したものとなり、日除けが簾製のフリーストップ式ロールカーテンに改められた以外は配置等も相変わらずです。なお、戸袋部分の日除けはちょっとクセがあり引き出しにくくなっています。

 

で、中央の埋めた扉部分。上下の窓がハメられています。また意外だったのは戸袋窓がそのままで残されていること。費用は多分こちらの方が安く付くからだとは思いますが、車窓から遠くなるので手前側の窓は無い方がいいと思うのですが…。

 

それでは座席へ参りましょう。まずは4人掛けから。

 

木のフレーム自体は同氏が手掛ける観光列車でよく見かけるそれですが、京都丹後鉄道の松シリーズと比べるとクッションが追加されています。さすがにマズいと思ったか(笑)  この座席はクッション表地がレザーとなっています。

 

テーブルは折り畳み式で、面積を広げることが出来ます。ボックスシートからの出入りを考慮したデザインとしては中々良い案だと思います。

 

続いて2人掛けボックスシートです。なお指定席は1人からでも申し込みが可能ですが、向かい側に人が座ってくる場合があります。この辺りは2号車のようにカウンター席があればなぁとも思います。

 

こちらのテーブルは折り畳み式ではなく目一杯面積を取っています。窓側から出るという発想がありませんからね…。木のフレーム自体がやや柔軟性を持っているため座ると微妙にリクライニングする格好となりますが、それでもかなり良い姿勢となりますね。

 

通路側は出入りを考慮して肘掛けが短くなっています。4人掛けだと、窓側と通路側とで肘掛け格差が生じちゃってますが…。

 

さて、中央のドアを埋めた部分には木のプールが設置されました。長野から軽井沢まで乗り通せばそれなりの時間になるだけに、子どもが暇を潰せる場所があるのはいいですね。同様の設備はJR九州の「あそぼーい!」でも見られますね。

 

向かい側にはちょっとした腰掛けがあります。

 

最前面の運転台直後にはロングシートが残されています。モケットは貼り替えられていますが…。なお、ここはさすがに指定席区画からは外れていますがなぜかテーブルも付いています。全席ボックスシートのちょっとした避難スペースとも言えそうです。

 

車端部の車内販売カウンターです。アルコールやソフトドリンク、真田紐などの工芸品などが販売されています。なお、駅弁は事前予約制となっているため車内では扱っておりませんのでご注意を。

 

で、先程チラリと登場したドアに侵攻したラックにも品物が置かれています。七味が有名なんでしょうか?

 

車内販売カウンターの向かい側にはロングシート配置の記念撮影スペースが用意されています。こちらにもテーブルが設置されており、記念スタンプなどが備わります。

 

そしてロングシートには記念撮影ボードや制帽が置かれており、自由に使用することが可能です。

 

再び暖簾をクローズアップ。こちらにも州浜、めでたい暖簾ですね(笑)

 

続いて2号車へ参りましょう。1号、2号では食事付きプラン専用車両となります。とは言え車号は「モハ」、史上初の「モシ」とはなりませんでした。

 

車端部の窓は閉鎖されており、そこにはでっかいロゴが入っています。しっかりナイフとフォークも入っていますね。

 

窓下には「Restaurant Car」とあります。

 

2号車の車内です。こちらはロングシートタイプの座席が主体となっていますね。なお指定席プランでも、他の車両への見学は自由となっています。

 

車端部です。両側にロングシートのソファ席が配置されています。暖簾はデザインが異なっていますね。なお車内放送のスピーカーはなんとBOSE製です…。

 

いつもより低い視点から、長野方の車端部です。こちらは車内で頂ける食事を盛り付けるいわばキッチンとなっています。

 

六文BARですか。ここのシェフ(大将)はバーカウンターを横切るだけで軽く挨拶をして下さいます。ちょっとした気配りですね(^^)

 

向かい側には地酒の瓶が飾られています。何だかんだ米所信州、日本アルプスのおいしい水もあることですし、美味い酒が出来るんでしょうね。

 

窓は1号車と同様ですが、飾り照明が追加されています。

 

さて座席です。まずはカウンター席、左右両側ともに配置されているためお好みの景色に合わせて座席を選択できます。モケットの柄が座席ごとに異なっているのも、異なった柄が全て見たことがあるのもやっぱりミトーカデザイン(苦笑)

 

そして点対称に位置するカウンター席です。座席モケット色が赤系統となっています。足元はヒーターがデーンと置かれており中々狭いと思います。構造上座席下にヒーターを付けられなかった苦肉の策なんでしょう。

 

で、ランチプランではこのようにシートやメニューが敷かれます。

 

お次は通路側を向いたロングシート、ソファタイプの座席が並びます。

 

そして、色違い。

 

単独で1枚。2人組で使う分にはいいですが、手前は通路でちょっと煩わしいかもしれません。

 

手前にはテーブルが備わり、飾り照明も仕込まれています。

 

各区画の壁にはイラストが入った額縁が設置されています。まぁこの辺りはミトーカクオリティと言ったところですね。

 

その向かい側は鏡となっています。

 

テーブルはやはり折り畳み式、ただし広げると通路へは出られませんのでご注意下さい。

 

車端部のロングシートです。背ズリが湾曲したソファ風のもの、これもよく見かけますね。

 

向かい側はモケット違いとなっています。

 

そしてテーブルはやはり折り畳み式です。それにしてもここまで大きいのは初めてかもしれません(笑)

 

中央の窓を埋めた部分は唯一ボックスシートとなっています。でもね、「ろくもん」で唯一にして一番ダメなのはこの4人掛けの区画。無理矢理4人掛け席とした関係で座席を寄せすぎですし、加えて窓を大きくしちゃったもんですから肘掛けが全く使えません。というより木の張り出した窓枠の角が腕に食い込むというちょっと信じられないこの設計、しなの鉄道というより同氏の設計がやらかしちゃったんじゃないかと。せめてどこぞの青いディーゼル特急のように窓枠削った方がいいっすよしなの鉄道さん。

 

そして向かい側の2人掛け席です。そうですねぇ、それくらい窓枠から離れていれば、窓枠とは干渉しないのですが…。通路幅の関係もありますし、結構難しい問題ではありますが…。なお、この席は窓側へ微妙に角度を付けて配置しています。

 

座席下にヒーターを吊るせない関係から国鉄型気動車のような床起きの配管から暖気を出すようにしています。

 

さてラストの3号車へと参りましょう。

 

1号車同様、車端部側は締切扱いです。またこの車両も食事付プランが用意された列車では専用車両となります。

 

車内です。こちらは個室風となっており、後年に改造されたJR九州の「或る列車」が洋風なのに対して和風となっています。

 

車端部です。トイレや車販準備室となっています。

 

最前面です。こちらにもATSがデーンと置かれています。面白いのは「ろくもん」のサイトの座席配置図で、まさかの「ATS-P」と書かれています(^^;;;  果たしてその意味というか、「そうか、ここにはATS-Pがあるのか!」と思える人がどれだけいることやら(笑)

 

お席へと参りましょう。通路とは障子で仕切ることが出来ます。

 

中はこの通り。窓割りはこの際笑って済ませて差し上げろ、と言った感じですね。

 

テーブルは固定式、2号車のテーブル席とパーツ自体は一緒です。

 

こちらの座席も通路側の肘掛けがやや短くなっています。

 

お料理がセットされるとこんな感じ。柱が入る席だと視界が遮られるのは仕方ないとして、先程述べたように後付けの木のパーツの角が容赦なく窓側の腕を襲うので、もう少し工夫が必要かと思うのです。

 

車椅子の留置スペースです。ケトルや湯呑みの準備スペースにされていますが…。

 

トイレです。車椅子対応の大型のものになっています。

 

運転台直後のロングシートがあった部分にはソファ席がテーブル付きで設置されていますが、個室席の車両にしてどのように使って欲しいのでしょうか…。

 

その向かい側。モケットだけでなく形状も微妙に異なります。ここのロングシートは元々3人でしたっけ?

 

ドア横には鏡があります。

 

そしてここにもショーケース。

 

さて、「ろくもん」に乗ったからには食事プランは欠かせないということで少しだけご紹介。

 

席に案内されると既にお重が二段積みで用意されており、中には様々なおかずが詰められています。この中で茗荷を甘く味付けたものがあったのですが、茗荷が苦手な私でも非常においしく頂けました。なおドリンクはペットボトルの水がデフォルトで用意される他、プラスワンで飲み物を頼むことが出来ます(左側の地ビール2本がそれです)。

 

その後に出てきたお吸い物。やさしいお味でした。器が木で出来ているのが信濃らしいですね。

 

お次に出てきたのは豚の角煮が載った白米。角煮は非常に柔らかく作られており、味も絶品です。

 

個人的に、しなの鉄道の観光列車のレベルは非常に高いなぁと感じたのは、アテンダントさんより「ご飯のおかわりはいかがですか?」と言われたのでお言葉に甘えたところ、白米の上にジャコのおかずを載せてくれたことです。アテンダントさんがお願いしたのか大将の心意気なのかどちらかは分かりませんが、他にもお重のおかずが残っているにも関わらずこの配慮には非常に感激した次第。

 

ドアが開く前には、なんとほら貝による演奏があります。ほら貝を吹くのはかなり難しいと言われており、女性でもしっかり吹いているのは「すごい」の一言です。また運転士さんもかなり熟練された技で運転しており、小諸から担当した運転士さん、発車時に「ズンッ」とショックが来るクセがある115系にも関わらず、ほぼショックの無い滑らかな発車を見せてくれたのでした。それこそ、大げさに言えばJR世代車両に乗ってたのかと思ったくらい(笑)

 

そして、下車時にはなんと手土産まで頂きました。「州浜」がデザインされたタオルハンカチと半生の信州そばがメッセージカードを添えて入れられていました。アテンダントさんのソフトレベルは非常に高いものがあり、各所で満足の声とファンが多い理由が分かったように思います。個人的にもまた長野に行く機会があれば乗ってみたいと思いました。車両設計の粗さが変わったのかも含めて(苦笑)

 

軽井沢駅には、「ろくもん」にてもらえるソフトドリンクの引換券が使えるカフェがあります。旧駅舎を再利用しており、席やテーブルを見ているとやはり某デザイナーによるものなのでしょう。うん、やっぱりこういうところで本領を発揮している感を持っている一利用者です。

 

またかつての駅構内を「森の子リスキッズステーション」として、子どもの遊び場として整備しています。

 

その中には・・169系、なんでそんなに黄色いんだよ!

 


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かつて、東武には有料の急行列車というのが走っており、位置付けもJRの急行列車のように特急列車よりも割安ながら停車駅が多く設備も料金相応のものとした車両で運用されておりました。それが今回紹介する350系です。

 

現在急行はと言えば料金不要の速達(?)列車となり、料金が必要な列車は全て特急列車となっています。しかし、料金は当時の急行料金相当に抑えられているとのこと。現在定期運用は東武宇都宮-浅草間の「しもつけ」1往復のみで、金曜日のみ運転の臨時特急「きりふり」1本にも入ります。

 

まずはデッキドアからです。化粧板こそ貼られていますが、雰囲気はやはり「急行」ですね(笑)

 

トイレです。中は和式、スペーシアでさえ和式で残る区画もあるだけに、この辺りは時代なんでしょうね。

 

自動販売機です。ボタンが細長い一昔前のタイプですね。値段は駅のそれと変わりません。

 

その横にはくずもの入れがあります。デザインに国鉄の影を感じますね…。

 

さて車内です。回転クロスシートが並ぶ様はイメージとして「国鉄の二等車」がしっくり来ますね。

 

デッキとの仕切りです。始発駅停車中はこのように仕切り扉が開きっぱなしで、走行後しばらくしてから一斉に閉まる仕様となっています。

 

天井です。座席が写るほどにツルンとしております(^^;;  照明と時折設置された通風口以外には何もない潔さです。

 

窓です。2席に1枚の割り当てとされています。日除けは横引き式のカーテン、柱には帽子掛けがついています。

 

座席です。今時回転クロスシートというのも珍しいですね。昔はこれが当たり前にあったわけですが…。

 

シートピッチはかなり狭いながらも折り畳み式のフットレストが付いています。少し体勢を変えたい時にはいいかもしれません。テーブルはシートバック式と壁側の折り畳み式の2つで、壁側のそれはボックス配置時でもテーブルが使えるようにするためなのでしょう。この辺りは非常に東武らしいです。座り心地は柔らか目でいかにも昭和の回転クロスシートですが、やはりリクライニングしないというのはちょっと辛いですね。

 

デッキ仕切り際の座席は折り畳み式テーブルが備わります。こちらは1枚モノなんですね。

 

500系導入と追加増備によりそろそろ先が見えつつあるようです。乗車はお早めに。

 


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