この伊藤杯という試合は、今週のノーマルヒルと来週のラージヒルがあり、
これで今季の試合の全日程が終了する。
どちらもナイターで行われる。




試合後は、今季で引退する選手を送る為の、
選手間で胴上げしたり挨拶したり、
ささやかなセレモニーが行われる。
写真は引退するアインズチームの複合の選手、
正木選手と竹本選手である。
来週のラージには出場しない為、
今日セレモニーが行われた。


他にも、大学卒業と共に競技を離れる選手が数名。
ウインタースポーツというのは大体、幼少期からスポーツ少年団などで一緒に練習してきた仲間が多く、
元々ある限られたエリアで行われる事にも起因しているが
いわば“同士”のような結束力があり、
もちろんライバルではあるのだが非常にアットホーム的な雰囲気で、
他の競技とは違った趣がある。


逆に言えば、結び付きが強い事で、
これは悪い意味では決して無いのだが、他の地域の人間が入りにくいような側面もある。
ジャンプの競技場を見渡しても私のように外様で関わっている人間はほとんどおらず、
結構稀なケースだ。


本題に戻るが、選手にとっては引退した後の人生の方が圧倒的に長い。
この先の人生に幸多かれ、と思わず祈らずにはいられない。


皆さん、月並ですが頑張って下さいね。


20050318203603.jpg中断を繰り返し、1本目を終えるのに2時間懸かってしまった。


悪天候で競技は1本で終了。


優勝:重松健太郎(東京美装)
同 :田中翔太(小樽北照高校)
3位;金子裕介(東京美装)


今季はあと、来週の1試合を残すのみ。

管理棟前で、ジャンプ前の調整を行う選手たち。


ま、素振りのようなものだ。
本日は午前中の施術のあと、
午後はパーソナルトレーナー養成講習2本と、ミーティング1本。
以下、講習の備忘録として。


ハンドリラクセーション1コマと、
「パーソナルトレーナーのセールスについて」の1コマ。


【パーソナルトレーナーのセールス】

●マーケティングとセールス
どんな仕事にも「マーケティング」と「セールス」の概念は外せない。
「市場の動向」(現在、どのような傾向の指導が望まれ、どういう情報が注目を浴びているのか?)
「流行に乗れ」という事ではなく、傾向を意識しそれを散りばめた表現から入ることによって、同じ商品でも見え方が違う。
ディスプレイのようなもの。

「セールス」はとにかく“営業”。
かの堀江社長も著書で「営業ありき」と語っている。

詳細は後述。

●商品の中身
自分の指導内容、外見、人柄、プレゼンテーションを磨く事は言うまでも無く。
オンリーワン、つまり“ぬかみそ”を目指す。
(“ぬかみそ”"についてはこちらのエントリーを参照のこと)

●傾聴
相手(クライアント)の話の“聞き方”が重要。=傾聴
レベル1:無視する。聞く努力をしない。
レベル2:聞く振りをする。聞いているように見せかけるが実際は聞いていない。
レベル3:選択的に聞く。自分の興味・関心がある部分だけ聞く。
レベル4:注意して聞く。相手の話に集中し、注意深く聴く。
レベル5:感情移入して聞く。理解しようと耳・目・心、相手の言葉、意志、気持ちの全てを聴く。

「傾聴」の姿勢を端的に感じさせるには、相手の言葉や表現を別の表現に「置き換える」やり方も有効である。
ことわざに置き換えたり、「つまり~~という事ですね?」という置き換えは、よく人の話に耳を傾けていないと出来ない事だからである。

●クロージング(最後の一押し)
指導(商品提供)終了後、積極的プロモーション活動。

①望む結果を出す為のスケジュール提示
②事前に相手のスケジュールと意欲確認

定期購入(定期的に指導を受ける)を勧める。
それを目指して「自信を持って」誘導。
医師、歯科医師は、何の躊躇も無く「次は……日に来て下さい」と平然と言う。
パーソナルトレーナーがこれが出来ないのは「自信が無いから」。
ある意味、相手を気遣う余り曖昧なプロモーションになりがちだが、
「自信を持って」薦める。
自分が自信の無い商品が売れるわけが無い。
たとえ本心は“自信”が無くても、自信があるように「言い切る」。
言ってしまった事に自分を合わせるように向上していくのもプロである。

●セールス時の発想の転換
「セールス」に於いては、とにかく精神的に「へこまない」こと。
へこんでしまうと、次の行動に躊躇が生まれる。
セールスはセールスし続ける事が重要。
その為には、逆説的だが「売れる」と思わない事。
「断られる」のが当たり前、と考える。
むしろ「今日は何人に断られよう!」ぐらいに考え、自分の気持ちを後ろ向きにしない。
モノを売るのは、そんなにたやすい事ではない。営業職の人は、皆もっと苦しんでいるものだが、
逆転の発想をする事で自分の心を一定に保ち、結果を出しているのである。
スポーツ系の職に就いた人は、そもそも「モノを売るのが嫌で」この世界に来た人も多いが、
結局、この世の仕事の大半は「営業」ありきなのだ。


●webサイト作成の積極的活用
「セールス」の為には、あらゆる使えるツールは有効に使うべきである。
特にこのご時世、「Web」の活用は積極的に行うべきだ。
代表的なものは「ホームページ」。例えば「blog」である。
「セールス」の基本は自分という人間を知ってもらう事であるが、
例えばフィットネスクラブ内で自分を売って歩くにしても、一人一人に説明して営業するのは、現実は限界もある。
だが、自分のWebサイトを効果的に紹介することで、後でじっくり自分を知ってもらうツールになる。
これとて声を掛けた全員が見てくれるわけでは無いが、数十人で一人でも見てもらえれば御の字だ。
Webサイトの良いところは、自分以外の人が自分を紹介・説明してもらえる時にも強力なツールになる。
blogなどは簡単に作成・更新出来るので、セールスには非常に向いている。
自分のパンフや名刺にアドレスを入れ、それをセールスとして配るのも面白い。
まだほとんどのパーソナルトレーナーはやっていないはずだ。
ホームページを持っていても、ほとんど更新されていないのが大方の実状。
「オンリーワン」の一つの要素にもなる。



法大野球部で暴力行為 Yahoo!スポーツ - ニュース - 毎日新聞より。



<東京六大学>法大野球部で暴力行為、オープン戦を自粛
 東京六大学野球連盟に所属する法大硬式野球部で、3年生部員2人が1年生部員に暴行を加えていたことが16日、分かった。金光興二監督らが同日、東京都内の同大で記者会見して明らかにした。春季リーグ戦(4月9日開幕)の出場の可否についての応急措置は、同連盟から報告を受けた全日本大学野球連盟が決める。最終的な処分は4月下旬に開かれる日本学生野球協会の審査室会議で下される。
 同大によると、3年生部員1人が昨夏と今年2月、川崎市内の合宿所内で、1年生16人を練習態度について説教し、頭を殴るなどした。また1日には別の3年生が部室で1年生2人に暴行を加えた。1人はバットが腕に当たり、全治1~2週間のけがを負い、合宿所から退所した。
 同部は、応急措置が出るまでの間、オープン戦を自粛し、現在謹慎中のこの2人を春季リーグ戦の登録メンバーから外す。大学としての処分も検討している。金光監督は「どんな理由であっても暴力があってはならない。監督としての責任を感じている。非常に申し訳ない」と陳謝した。
 大学球界では、元野球部員が強制わいせつ罪で有罪判決を受けた亜大に東都大学野球春季リーグ出場停止という応急措置がとられたばかり。





こんな事を私の立場で言ってはいけないかも知れないが…。


大学の体育会を経験された方ならご存知と思うが、
実はこのような事は、程度の差こそあれ以前から多くの部で存在している(と思う)。
単に表に出ていないだけで。
(全て、とは言ってませんよ!)
特に今回は、全治数週間という、結構重症になったので明るみに出たが。


監督も「暴力はあってはならない」と言ってるが、
本当に知らなかったのかしら、ねぇ…。
私個人的には、こういう行為は本当に嫌悪感を覚える。
「先輩、神様」という考え方は、古典的な遺物のようなものだ。
それを「伝統」という便利な言葉で奉っている。
だが、未だこれが実態。
こういう行為は、「勝利」という二文字には全く無関係だ。
「大学でスポーツに勤しむ」という事の“目的”が少しもわかっていないのだ。


私がかつて所属していた某体育会系団体は、
必ず上の者が「トイレ掃除」を行うよう、指導されていた。
まして「暴力」「恫喝」なんて、もってのほか。
「先輩だから、偉い訳では無い」という事を実践・行動から学んで、
立場的にも力のある者が、下の者を導き、且つその存在に感謝する、
と言う事が基本的精神であったようだ。
当たり前の事だが、
「下」がいるから「上」がいるのである。


もちろん今回の事件も、詳細は分からないので断定的な事は言えないが、
「暴力」は明らかな誤りだ。
百歩譲って、下級生の練習態度が悪かったとしても、
他の方法で説かなければ、「獣」と同じである。


今から書く事は、「大卒者」と「専門学校卒者」の違いについて、である。
最初に断っておくが、最終的には「個人的資質」に拠るのは言うまでも無い。
あくまでも“全体的な傾向として”である。
これまた最初に断っておくが、私も専門学校卒であり、
大学には行っていない、という事を付け加えておく。


この記事を書こうと思ったのは、私が現在、専門学校で教鞭をとって、
20歳前後の若者を見て来た事と、
以前に企業に所属し、人事関連を担当していた時に、
やはり20歳から22歳前後の若者を採用面接してきた(毎年1,000人前後)経験から、
社会に出て行こうとする若人に、実態を把握して欲しい、との思いからである。
特に教鞭をとる専門学校で、就職活動を見ていると、
「就職決まらない!」「厳しい!」との声が多く、
もう少し、自分の現状認識をすべきでは?と日頃から思っているので…。



(あくまでも20歳前後の時点での比較、という意味。
その後色々な経験を積み、
素晴らしい人材に育つ人も、もちろん沢山存在する。
20歳~25歳の経験や意識の持ち方で、一気に人が変わるのも事実。
誤解無きよう。)




誤解を恐れずに言えば、2年の年齢の違いは誤差と捉えるとして、
傾向としては、「専門学校卒者」より「大卒者」の方が総じて能力は高い。
繰り返しにはなるが、無論逆転している個人も存在する。
あくまで「総じて」である。
では、それが「学力」の違いかと言うと、私はそうとは思わない。


私が感じる最大の相違点。
それは「我慢」の経験の差、であると考える。


最近は少子化の影響などもあり、以前に比べると大学には入りやすくなった、と聞く。
しかしそうは言っても、大学のレベルの差はあれ(推薦入学もあるが)、
少なからず「受験勉強」をしなければならない。
(「受験勉強」ではなくとも、一時期は勉学に集中しなければならぬ)
その間は、多少なりとも何かは「我慢」をしなければならない。
(友人との交遊、趣味、遊戯、その他…)
だが、専門学校の多くは、ほぼ“無試験”に限りなく近い。
学校によっては、かなり学力が低くても入学できる。
つまり、大雑把に言うと「我慢」の経験が“少ない”か、ほとんど“無い”に近い。
その“差”が、結局は立ち振る舞いや物事に取り組む姿勢、などに表れているように思えるのだ。


企業によっても採用の基準は異なるが、
特にサービス職種などは必ずしも筆記試験重視とは限らない。
あくまでも「人物重視」である企業も少なくない。
もしこのような時に、仮にまったく学歴情報を見なかったとして面接を行った場合、
結果として採用者・不採用者の学歴を後で確認しても、
結果として、やはり「大卒者」が中心になってしまうのが実状だ。


では何故「学力の差」では無いと私が考えるかと言うと、
冒頭にも言った通り、専門が高卒者にも当然優れた人材がいる。
ただ、自分の経験上、その人物達も、
少なからずどこかで「我慢」の経験がある事が多い。
家庭環境、運動部での活動状況、意識を持ったアルバイト経験、などなど…。
そういうモノが、不思議と自然に言葉の端々や立ち振る舞いに表れるものなのだ。
最近、採用面接で流行の「ブレーンストーミング」や「ディスカッション」などにも如実に表れるのは、この「我慢」経験だと思われる。


ここで言う「家庭環境」「運動部」とは、
別に「家庭が経済的に苦しい」とか「運動部に在籍していた」という事だけでは無い。
その時の「意識」や「取り組む心の姿勢」の在り方による。
(まあ、そうなると幼少期のご両親の教育、という事になってしまうのだが…)



そう考えると、
これまた誤解を恐れずに言えば、
「我慢」の経験が少ない「専門学校卒者」はどのように勝負するかと言えば、
どこでその「我慢」経験を穴埋めするか、である。
実際には専門学校内の活動には限界がある。
運動部、とは言ってもうるさいOBがいる訳でもなく、正直言ってあまり社会勉強にはならない。
やはり「意識を持ったアルバイト」と言う事になろう。
「ただやっていれば良い」というモノでもない。



今思い返すと、自分の場合も「意識を持ったアルバイト経験」が、
今日の人格形成に非常に影響を与えていると思う。
言わば、「正しい“プライド”の形成」である。
私の場合は運が良かったのかも知れないが、
経験したどこのアルバイトの職場でも、
上長の立場にある人がうまく“プライド”をくすぐってくれて、
適度に責任を与えてくれ(実際には“与えたように見せかけていた”と思う)、
「そこで結果を出して、認めさせてやろう」という意欲をうまく引き出してくれたと思えるのだ。


その為には、ある部分で自分を抑えなければならない場面もあるし、
周りの状況を見つつ自分の意見を発しなければならない事もあるという教訓を、失敗の中から得られた。
つまり、「ユーザー(お客様)、上長、経営者」の三方に、いかに自分を認めさせるか?という、
良い意味での基本的な「プライドづくり」に大いに役立った、と言う事だ。



このエントリーの主旨は、
自分も専門卒で、現在、専門学校で若い人を指導する中で、
是非同じような状況にある人たちに、少しでも意識を持ってもらえたら、
というものである。
ここでは自分の経験から「意識を持ったアルバイト」を薦めているようにも取れるが、
「我慢」を学べるならば、どの場でも良いと思う。
断定的に書いたようにも見えるが、専門学校の運動部や学内活動でも、
同様の経験が得られる場もあるだろう。


一般で言われている「人物重視」という便利な言葉に躍らされる事無く、
その為に、自分は何をすべきか?を是非考えて欲しい。
説教じみてしまったが、最近、心の底からそう思う。




Yahoo!スポーツ - ニュース - 日刊スポーツより。



多英、混乱回避のため全日本選手権も欠場
 世界選手権(16日から、フィンランド・ルカ)代表から外されたフリースタイルスキー女子モーグルの長野五輪金メダリスト里谷多英(28=フジテレビ)が、25日に始まる全日本選手権(長野・白馬)を欠場することが14日、分かった。
 里谷は2月8日未明、東京・六本木の人気クラブで泥酔し、警察ざたになる騒ぎを起こした。全日本スキー連盟は今月4日、事態を重くとらえて世界選手権派遣取りやめを決定。所属するフジテレビも同日から5日間の謹慎処分を科した。
 この段階では全日本選手権出場は可能だったが、出場した場合に大勢の報道陣が会場へ訪れることが予想され、周囲に迷惑がかかることなどを考慮。この日までにフジテレビと話し合い、欠場を決めた。連盟の村里敏彰競技本部長は「全日本選手権への出場については連盟が何か言う立場にないので、本人の意思を尊重したい」と受け入れた。
 里谷は現在、実家のある札幌で休養中。全日本選手権が今季最後の大会となるため、再始動は来季からになる。来季のW杯で好成績を挙げれば、4大会連続五輪出場は可能。試練を乗り越え、日本選手では冬季五輪初となる個人3大会連続メダルを目指す。




たぶんこうならざるを得ないだろうな、とは思っていたが…。
記事にあるように、出場すれば報道陣が殺到する事は明らか。
きっと芸能マスコミなども押し寄せ、収拾がつかなくなるだろう、とは予想出来る。


事件の真相は私たちには知る由もないし、
本当に彼女が良からぬ事をしてしまったのかどうかも分からない。
少ない情報で、周りがとやかくは言えない。
それは別にしても、試合に出られないと言う事が、
アスリートにとっては死刑宣告にも等しいことを、一般の人にはなかなか理解出来ないかも知れない。
ましてや、体調が悪いわけではないのだから。


結局、彼女の今シーズンはこれで終わってしまうことになる。
この1年、彼女はどういうき気持ちで過ごす事になるのか。
来季、結果を出すしかない。

最近、私の耳に入ってきた事。
とあるスポーツクラブ(フィットネス施設)が間もなく倒産する、というのだ。
(それ程の規模ではありません。ある地方都市。)
それだけなら昨今、よくある話。
実は現場にいる社員スタッフは、その事実を知らされていないのだ。
このエントリーを書いている時点では、伝わっていて欲しいが…。
私が聞いた時点で、既に閉館予定前2ヶ月を切っていたはずだ。


と、ここまで書いておきながら、
実を言うと、この手の話も、この業界ではよくある事なのだ。





私は以前に長きに渡りフィットネスクラブ運営に関わった時期があり、
社員としての退職後は一時期、某同業社で社外役員も務めたり、
今でもアドバイザー的な立場で某クラブに外部から関わりを持っている。
その中で、同じような経験は数回目にしているし、
直接関わった経験もある。




その直接関わった時と言うのは、私はその閉鎖するクラブの運営を引き継ぐ側の立場で、
その数日前までスタッフは知らなかった、という状態だ。
「混乱をむやみに起こしたくない」という、組織の論理が優先されるのが
大方の現状なのである。
ま、他の業種でも似たようなものかも知れないが。



事前に施設見学を装って、施設やスタッフの状態を把握に出向く。
(こういう時、スタッフは何と無く察するものだ。)
そして事情説明会を行い、引き継ぐ側の社員面接を改めて行い、
基本的には再採用する方向なのだが、条件(報酬・勤務地)は必ずしも踏襲されるとは限らない。
スタッフの立場からすれば、そもそも数日前に自分の会社が無くなる事を聞かされて、
新しい雇用条件を聞かされて、この先どうなるかも分からず、
目もうつろ、心ここにあらず、という様子がありありだ。
そういう人間を前にして、ある程度は事務的に事は進めなければならないが、
やはり心情を汲み取るように、色々話をしたのを覚えている。
しかし所詮、限界はあって、
こちら側は彼らからしてみれば“黒船”みたいなもので、
「乗っ取り」的に映るのも無理からぬ事である。


この話を聞いて、当時のことを思い出してしまった。
閉鎖の事実を知った従業員の心情を思うと…。
まして、そこのスタッフも少しは面識があるので…。
家族のいるスタッフも多いだろうし。
相当古い施設なので、運営引継ぎは有り得ないだろうと思われる。


とにかく、一日も早くスタッフに伝えて、
今後の身の振り方を考える時間を、少しでも長くとれるようにして欲しいものだ。


経営者の皆さま。
ギリギリまで頑張るのも結構ですが、
「勇気ある撤退」もあるし、引き際こそ早めの“決断”をしないと、
困るのは“兵隊”ですので。
宜しくお願いします。





私が元・格闘技の専門家であったこともあり、
以前から色々な人から
「どの格闘技が一番強い?」という質問を受ける。


正直言って、なかなか難しい質問だ。
ただ言える事は、最後は「個人」の問題になるのであって、
結局は「その時に一番強い人がいる」流派が最も「強い格闘技」と言う事になる。
禅問答のようだが、これが真実だ。


私も色々格闘技を学んだが、
確かにパンチの出し方や捌き方、キックの方法論、構えなど、
流儀によってかなり異なるが、それらは枝葉末節に過ぎない、と考えている。
流派の創始者は「ウチの方が優れている」「いや、ウチのキックの方が効く」
というかも知れない。
だが、誤解を恐れずに言えば、結果としては“大して変わりは無い”。
どんな技でも、強い人は何をやっても強いのだ。
ここで言う「強い人」と言うのは、肉体的・筋力的に「強い」という意味ばかりでなく、
私は主に「理解力」の事を指している。



伝えられた、指導を受けた事柄をどう体現出来るかというのは、
もちろんいわゆる「運動神経」も重要だが、身体運動は「脳」が行うものだ。
と言う事は、その前に伝えられた事が正しく「理解」されないと、
「体現」は出来るはずも無い訳だ。


それは指導を受ける側の理解力・吸収力の問題が重要なのだが、
実は個人の能力に差があったとしても、
情報を「理解」させる術があったとしたら、その流派は非常に「強い」という事が言える。
だから、敢えて「強い格闘技」を挙げろ、と言われたら、
技の教育体系がしっかり確立している流派・団体が最も強いと思う。
言わば、学校教育の「シラバス」であり「カリキュラム」の問題である、と考えられる。



シラバス【syllabus】
特定の科目についての授業内容の概要や計画。

カリキュラム【curriculum】
学校教育で系統的に組織された教育計画。




どのような素晴らしい技の理念があったとしても、
伝説の達人が創始した技だとしても、
それが正しく伝えられる「方法論のしくみ」が無いと、
それは「存在」している事にはならない。
「伝わってナンボ」なのだ。


結局のところ、「強さ」も「論理性」の上に成り立つと言って良い。
だが、それは“技の講釈”の「理屈」ではなく(無論、それも大切だが)
「教育システム」の“中身”の論理性なのだと思う。


これはビジネス(仕事)の世界も、実際の教育現場も同様であろう。
私が携わっている、トレーナーの仕事も同様。
どんな素晴らしいトレーニング法・コンディショニング法があったとしても、
伝わらなければ、まさしく「絵に描いた餅」。
どうしたら最も効果的に「伝わるか」の意識が無ければ、
立派な方法論も存在しないのと同じなのである。



「何度言っても理解出来ない人間」を嘆くと同時に、
「何度言っても伝えきれない自分」も見直す事も同じだけ重要、という解釈だ。



自分で言ってて、自分が一番耳が痛い… イテテッ…。



スポーツクラブ日記さんのところでも「個人情報保護法」についての取り組みについて語られていて、
ご自身の施設でも試行錯誤してらっしゃる様子が書かれていたが、
とうとうフィットネス業界でも現実のものとなってしまったようだ。




クラブ会員情報を無断提供 スポーツの大手ルネサンス(河北新報社)

 スポーツクラブ大手ルネサンス(本社・東京)が、60歳以上のクラブ会員を対象にした福利厚生サービスのため、会員約2万人弱の住所や電話番号などの情報を会員に無断で別会社に提供していたことが8日までに分かった。
 同社は昨年5月から、60歳以上の会員を対象に旅行やカルチャースクール、健康診断を割引する福利厚生の無料サービス「ぐっピープラス」を開始。サービス代行を委託したイーウェル(本社・東京)に住所、氏名、電話番号、生年月日などの情報を会員に無断で提供していた。
 しかし、来月1日から施行される個人情報保護法に抵触する恐れがあるとして、2月後半から対象会員に「情報提供は機密保持契約を締結し、最小限の範囲にした。情報提供を了解できない場合は、連絡をもらえればサービスを停止する」との通知を出した。




私の記憶が正しければ、
フィットネスクラブでこの手の記事が出たのは初めてではないだろうか?


後半の記事を読む限りでは、既に対処はしているようで、
大きな問題は発生しないのだろうが、
こういう形で記事になってしまうと、少なからずマイナスイメージは免れない。
スポーツクラブ日記さんがおっしゃっていた意味が良く分かる。


正直言って、今の時点では、
多くのスポーツクラブでは、個人情報管理などは未だ手探りで、
今突っ込まれたらまずいところがほんとんどだろう。
フィットネス業界に限らず、中小の業態の商売は似たり寄ったりでは?


やはり上場企業だとそうは行かず、簡単に報道の対象となってしまう。


私も、それほどの数ではないにせよ、
一応、「カルテ」のような患者さん記録簿があるし…。


気を付けないと。



3/11日追記:記事の引用元が書いてありませんでしたので、
         リンクと共に追記しました。