この伊藤杯という試合は、今週のノーマルヒルと来週のラージヒルがあり、
これで今季の試合の全日程が終了する。
どちらもナイターで行われる。




試合後は、今季で引退する選手を送る為の、
選手間で胴上げしたり挨拶したり、
ささやかなセレモニーが行われる。
写真は引退するアインズチームの複合の選手、
正木選手と竹本選手である。
来週のラージには出場しない為、
今日セレモニーが行われた。


他にも、大学卒業と共に競技を離れる選手が数名。
ウインタースポーツというのは大体、幼少期からスポーツ少年団などで一緒に練習してきた仲間が多く、
元々ある限られたエリアで行われる事にも起因しているが
いわば“同士”のような結束力があり、
もちろんライバルではあるのだが非常にアットホーム的な雰囲気で、
他の競技とは違った趣がある。


逆に言えば、結び付きが強い事で、
これは悪い意味では決して無いのだが、他の地域の人間が入りにくいような側面もある。
ジャンプの競技場を見渡しても私のように外様で関わっている人間はほとんどおらず、
結構稀なケースだ。


本題に戻るが、選手にとっては引退した後の人生の方が圧倒的に長い。
この先の人生に幸多かれ、と思わず祈らずにはいられない。


皆さん、月並ですが頑張って下さいね。