本データは、2024年02月08日 時点のデータです。年に2度を目処に更新する予定です。
(5)ゾーン守備配置人数と攻撃結果
ゴール前に上げられたボールのファーストタッチが、
守備側の配置人数(ゴールエリア内、及び、その約3m以内)によってどうなったか
を、まとめました。
Blogにしておいて言うのは変ですが、理屈に合わない部分の多いデータです。
また、ゾーンディフェンス(配置人数4人以上)の評価などは
母数不足で、全体の傾向くらいしか見えてきていません。"
なお、、前提として、守備側のシフトが変わるので、
ショートコーナーの結果を除いて、集計しています。
また、映っていない場合も有って、母数から漏れています。
①ゾーン守備配置人数と攻撃結果
②ゾーン守備配置人数とクリアの内容
ゾーン配置人数と、攻撃側先着率・シュート打ち率・得点率には、ほぼ相関がない。
ゾーン配置人数を増やした方が、守備側が有利になるように見えるが、
有意差と呼べるほどのモノではない。
細かく見ていくと
現状十分なサインプル数に達しているとは言いにくいことも有って、
データに不可解な点があり、なかなか説得力の有るコメントしにくい状況です。
①最も頻度の高いゾーン配置2人は、9人守備、1人速攻要員。
ゾーン配置人数3では、10人守備の場合がほとんど。
すなわち、ゾーン配置人数3の方が守備側に有利なはず。
しかし、点になったのは3人守備の方が多い。
これは、3人ゾーン配置は、なでしこJAPANがそのほとんどで、
カナダW杯決勝でアメリカ代表に3発やられた結果が色濃く出ているから。
②ゾーンディフェンスとして、配置された選手の人数が増えれば、
それだけ、ゾーン配置の選手がクリアする傾向が強く
なって当然のはずだが、そうはなっていない。
③ショートコーナーの体制を見せて、1人コーナーに引き付けるシーンを
よく見るが、実質的な効果は無さそう。
更新履歴
2018年04月26日 作成
2018年08月05日 なでしこリーグ前半・リーグカップ
・Tournament of Nations 終了時点
2018年11月10日 なでしこリーグ 終了時点
2019年08月24日 2019なでしこリーグカップ終了時点
2020年01月03日 2019なでしこリーグ・皇后杯終了時点
2021年03月02日 2020なでしこリーグ・皇后杯終了時点
2021年07月01日 2021WEリーグプレシーズンマッチ終了時点