ホームページの集客・売上アップは|SEO(検索エンジン上位表示)と個性の輝き -15ページ目

ホームページの集客・売上アップは|SEO(検索エンジン上位表示)と個性の輝き

このブログを読めばホームページ集客・売上アップができます。SEO(検索エンジン上位表示)のスペシャリスト。医療機器会社のサイトを10年以上運営。販売業・製造業・個人サイトを対象として、SEOについて縦横に語ります。全日本SEO協会認定SEOコンサルタント、医学博士。

10年前に医療機器(コンタクトレンズ)のホームページの運営を担当する際、集客と説得のため、何で他のホームページと差別化するかを考えました。困っている人の役に立つコンテンツにしよう。特に、コンタクトレンズのトラブルで困っている人に。
     そのため、下記のコンテンツを用意しました。

  1. 動画(カスタムメイドハードコンタクトレンズの優位性を説明する内容)
  2. コンタクトレンズトラブル相談掲示板(運営者が回答する)
  3. メールマガジン(トラブル改善に役立つ内容)
  4. 休日にコンタクトレンズで目が痛い人のための、眼科休日診療所の探し方のページ


これらのページは、メーカー、販売店、その他のコンタクトレンズのホームページでは当時やっていませんでした。手間暇がかかるからでしょう。しかし、これら人の役に立つ他のホームページがやっていないページが、検索エンジンからの集客に大いに貢献しました。



動画は今でもよく見られています。相談掲示板はTwitterの相談に形を変えて続いています。メールマガジンの開封率は下がりましたが、メールでダイジェストを送り、リンクのURLをクリックしてもらい、内容を書いたブログに誘導する形にし、今でも毎日閲覧者が90人(3メールマガジン計)以上います。
眼科休日診療所の探し方のページは同じようなページが出てくるほどです。


『競争力のない製造業』は独創的アプローチで突破できる。競争力のある製品・技術を開発し、インターネットの製造業ホームページの集客・売上アップを目指そう。

製造業や建設業にとって、従来の常識を超えた方法で物を作りだすことは、競争力につながります。建材業の会社が、木を切らない斜面補強法の開発に挑んだ物語です。

5/13(日)18:30-、MBSTV 夢の扉+ 
土砂災害を防げ!コンクリート不要の斜面補強技術
~樹木を切らずに日本の里山を守る男~

『防災を考える上で、“自然を残しながら”という技術を確立して、貢献したい』
東日本大震災や紀伊半島を襲った台風12号による土砂崩れ・・・。近年、日本各地でこうした大規模な土砂災害が発生し、斜面防災への関心が高まっている。
従来の斜面補強は、樹木を全て伐採して整地を行い、斜面全体をコンクリートで覆う方法。だが、その“常識”を覆す工法が開発された。それが、一切木を伐採せずに斜面を補強する『ノンフレーム工法』。

コンクリートで斜面を固めると強度は出るが、里山の景観を灰色にしてしまう。木を切らずに里山の景観を守りたい。その解決策は、地層深くに打ち込むロックボルト、支圧板、ロックボルトの頭部をクモの巣状にワイヤーで結び力を分散させて補強。これで、無理難題に思えた課題を突破した。すごい。

「コンタクトレンズSOSのページ」を作ったことがあります。コンタクトレンズで目が痛い、でも今日は休日という設定です。休日に診察してくださる医療機関を探すのは、手間がかかるものです。特に、「地域名 休日診療」で検索して見つけても、その休日診療施設には眼科がないということがあるのです。

そこで、大都市の眼科休日診療所の一覧表(URLを含む)を掲載し、検索方法もアドバイスするページとしました。「地域名 休日診療」 ではなく「地域名 眼科 休日診療」を検索キーワードとするよう記載しました。ハードコンタクトレンズが外れない場合、写真説明入りのはずし方の説明も加えました。

このように、困った方に役立つコンテンツの掲載は社会的に意義があり、はじめは検索順位が低くても、クリックされる可能性が高いので、しだいに順位が上がってきます。検索エンジンは、検索結果が表示された時のクリック率も、その後の表示順位に反映させています。社会的に役立つコンテンツは、社会からもそして集客的・SEO的にも評価されるのです。 

ホームページへの究極の集客方法は、その「キーワード」に関する「最近困ったこととその解決方法」を書くことです。まず、「困ったこと」をキーワードにあてはめ、検索してみましょう。妥当な解決方法が検索されれば、より親切な記述を書き加えてページを作成しましょう。

もし、妥当な解決方法が検索されなければ上位表示されるチャンスです。貴方の経験と知識を加えて、問題可決の方法を書いたページを作成しましょう。その問題で困った方が検索で、あなたのページを訪れる=集客が達成されます。

問題解決の方法は、何気ないもので充分です。同じことで困っている方はたくさんいるのです。

対象となるその「キーワード」に関する「最近困ったこととその解決方法」は、最近のものである程ニーズが高く、上位表示の可能性も高くなります。その「キーワード」に関する今日的な問題を発掘することが、集客につながるのです。
インターネットショップのホームページの中には、ほとんどが画像で占められており、テキストの単語または短文はあるが、まとまったテキストの文章がほとんどないものがあります。検索エンジンの考えるページの構成は、文章が主で文章を補完的に説明するのが画像です。つまり、画像の中の文字で説明できてるからよい、というわけではないのです。

そのホームページの特徴を表すテキストの文章を最低400字必ず入れましょう。これも、SEO(検索エンジン上位表示)に影響します。また、文字が組み込まれている画像のすぐそばには、その内容を要約するテキスト文章(単語ではなくあくまでも文章です)を配置しましょう。
検索エンジンが期待されているのは、検索する人に役立つ順に、ホームページを上位から表示することです。上位に役に立たないホームページが並んでいると、検索エンジン間の競争に負けてしまいます。

ということは、あなたのホームページがSEO(検索エンジン上位表示)を目指し集客するには、役に立つコンテンツをホームページに多く盛り込むことです。ターゲットキーワードに関するあらゆる情報を掲載しましょう。

ライバルホームページを研究・分析し、 特に、ライバルの掲載していない役立つ情報を掲載することが、競争に勝ち上位表示される原動力となります。言葉の解説、Q&A、メンテナンス法、困った時の解決法、などのコンテンツが役立つ情報です。 

ホームページ作成を外注した場合、納品時にページの説明文(Description contents)がどのページも同じことがあります。納品後、ホームページのオーナーが適切に変更することが前提になっているのです。

そのまま変更せずに放置すると、内容の違うページの説明文が同じものとなり、おかしなことになってしまいます。ネットショップのようにページ数が多いと、説明文を変える作業量が大きく、手つかずになってしまいます。

検索エンジンの立場から考えると、ページの内容が違うのに説明文が共通で同じということは、あり得ないことです。おかしなホームページという評価になり、検索エンジンの上位表示にマイナスの働きをします。SEO(検索エンジン上位表示)の第一歩です。

タイトル、説明文、キーワードコンテンツ、H1は、ページごとに適切な内容に変えることを基本にしましょう。ここで忘れてはいけないのは、キーワードを重要な順に並べることです。短いタイトルの中にも、キーワードは重要な順に並べてタイトルを作ります。他の要素である、説明文、キーワードコンテンツ、H1もキーワードを重要な順に並べます。
ターゲットキーワードに、検索に使われないような難しい言葉を選んではいけません。ごく普通の検索者が使うと思われる、症状、状態、課題、困っている内容などの平易な言葉をキーワードに選びます。

ページの文章にも難しい用語を使わない心がけが大事。やむを得ず使う場合は、注釈やかっこの説明をつけます。文章は短く、わかりやすく表現し、結論をはじめに述べましょう。二重否定文は避け、肯定文を書きましょう。何が言いたいのかわからない文章は最悪です。

貴方のホームページの用語や文章・表現がわかりやすいどうかは、無作為に複数の身近な人に読んでもらい客観的に評価します。厳しい批判も謙虚に受け止め、ホームページの改善に役立てましょう。
製造業は同じコンセプトで同じ品質のものを作っている限り、労働賃金の安い海外企業に負けてしまう。製造業は、新しいコンセプトで開発した製品で勝負。

5/6(日)18:30-、MBSTV 夢の扉+ 『蚊を目指せ 痛くない注射針に挑む』
 関西大学システム理工学部 教授青柳誠司 さん
 痛くない注射針をつくれ!カギを握るのは“蚊”のメカシステム
 ~工学博士が生物本来の能力を徹底解析 奇跡の技術を目指す~
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20120506.html

動物を真似たメカニズムを研究する青柳教授。蚊の針の痛くないメカニズムは、細い針、3本の針が連動して交互に動く、針の側面がギザギザしている方が抵抗が少なく痛くない。

試作に医療機器会社、蚊の入手に蚊取り線香会社の協力を得た。半導体製造装置を使ってシリコンウェハー上に太さ.0.1mm以下の針(主針は0.015mm)を3本描画・削りだし加工。試作は成功した。今後は、0.1mm以下の針に穴をあけるなど課題もあるが、実用化が期待される。

『競争力のない製造業』を独創的なアプローチで突破できる好例。競争力のある製品・技術を開発し、インターネットの製造業ホームページの集客・売上アップを目指しましょう。 

キーワードを一気に倍に増やして(1.7%→3.0%)、検索順位が40位も低下した例があります。トップページの語数が約1,400語なので、連呼状態になったようです。キーワードの頻度が適正かどうかは、ページの語数に左右されます。他のホームページの例から、トップページの語数が約600-700語程度なら5%でも順位に悪影響はないようです。

ただし、キーワードの使用頻度だけではなく、キーワードがサイドバーに集中しキーワード密度が高い状態であったため、ペナルティを受けた可能性があります(キーワード分散性)。その根拠は、トップページの語数が約600-700語程度で5%使用頻度の他のホームページで、上位表示されている例があるからです。

Yahoo!で検索して、当該ホームページの「キャッシュ」をクリックすると、キーワードがハイライトされて表示されます。それを見れば、キーワードの連呼状態(使い過ぎ)や分散性の悪さが、一目で感覚的に分かります。