続きです
浮気とはいえないくらい、本氣のお付き合いをしていた彼。
けれど、私は妊娠している。
きっと、悩んでいたでしょうね。
けれど、彼は「別れてきた。結婚しよう」と戻ってきました。
婚姻届けを一緒に出したあと、彼はとても嬉しそうでした。
私は、その顔を不思議な気持ちで眺めていました。
こころのどこかで「私なんかと結婚して嬉しいって思うんだ」と
思ってたんですよね…まだまだ、自分を認めることができてなかったのです。
出産後、子煩悩な彼は息子をとても可愛がるようになり、しあわせそうにしていました。
それなのに、私は、毎日のように
「今度はいつ浮気するの?」
と聞いていたし、相手を許せないこと、信じられないことに疲れ果て
「離婚しよう」
と何度もいい、離婚届まで用意していました。
その度に、夫は「もうしない」「絶対に別れない」といい、離婚届を破る。
そんな夫婦になっていました。
その頃は、考えもしていなかったけれど、夫は相当辛かったと思います。
そして、3年前の次男の誕生日に4回目の不倫が発覚したのです。