今日もサッカーW杯を楽しんでいる私。地上波、BSは日本ばかり取り上げて、他国の試合のカバーが足りないのでAbemaを多用している。先程終了したウェールズ対イラン戦、何気なく観戦していたところ、これが案外な掘り出し物の試合。初戦で大敗を喫したイランが再構築に成功して、ウェールズ相手に攻めに攻める。シュートがポストを何回も叩き、キーパーが辛うじてセーブする場面も相次ぐ。ついに堤防が決壊するかのようにキーパーがレッドカードを食い退場・・・数的劣勢のまま堪えてきたが、ロスタイムに強烈ミドルシュートがネットを揺らした瞬間、ウェールズ・ディフェンス陣が膝から崩れ落ちるシーン・・・涙なくして観られない。こういう本物が綺羅星のように見られる傍ら、糞記事、糞ツイートが今日も出た。
1個目は糞記事。例によって日刊ゲンダイのゴルフ記事である。
■世界を目指す姿勢がファンを引きつける
各国トップ選手は、世界の頂点を目指してLPGAツアーに集結するが、日本選手は古江彩佳、渋野日向子ら一部選手を除き総じて内向きである。山下は女王決定直後に「将来は海外に挑戦したい」とプランが曖昧だ。3位・稲見萌寧、4位・西郷真央も海外挑戦に消極的だ。日本女子ツアーは若手の活躍で空前のブームを迎えているようにみえる。しかしその繁栄の原動力は、海外に挑戦した宮里藍であり、日本人42年ぶりのメジャー優勝を遂げた渋野である。現在の国内ツアーは、20歳前後の若手が週替わりのように目まぐるしく優勝を繰り返していることもあり、山下のこれまでの勝利に強烈な印象は少ない。プロの人気は「記録より記憶」であり、それは国内ナンバーワンではなく、世界の頂点を目指す姿勢がファンを魅了する。
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(引用終わり)
赤字部分が突っ込みたいところ。西郷は今年6月から8月まで海外遠征をして、女子メジャーのエビアンで3位に入っている。これで消極的というのであれば、フル参戦しか評価しないということか? しかし本当に強い選手ならスポット参戦でも結果を出せる。それ以前に、日刊ゲンダイや宮崎ライターは英文記事を全世界に配信して己の評価がどの程度か検証してからこういう文章を書いてはどうか?
山下の勝利に強烈な印象は少ない、というのはもっと訳が分からない。今年のミヤギテレビ杯のように初日に60を叩き出して、他の選手を軒並みノックアウトした試合等思い出せるシーンはいくらでもある。
世界の頂点を目指す云々だが、ご本人なりの成長曲線がイメージできているはずで、ライターがとやかくいうことではない。以前も書いたが、あの振り切るスイング、薄く強めに打ってくるパッティングは瞠目するしかなく、存分に魅力的である。
こういう妬み、嫉み、恨みがベースの媒体を好む読者層はどういう人々なのだろう? 誰かプロファイリングしていないだろうか。少なくとも私は愛読紙が『日刊ゲンダイです!』と力強くは他人にいえない。
2個目は糞ツイート。
午前中、こういうツイートが話題を賑わせていて、炎上商法?と思ったのだが、
共産党さん自体は普通に日本の勝利を喜んでいた。
この系統のエントリー、暫くネタに困ることはなさそうだ。