アタシがつまみ喰いしたメンズたちのことを書きます




一人目は高校時代まで遡る


和浩と別れてHくんと付き合っていた頃、Hくんには好きとゆう感情があったので和浩と比べたりしてカラダを開くことが出来なかった


結局最後まで彼とは致す事なく終結したわけなんだけど、その間にアタシは他の男をつまみ食いしてしまった


好きな男には全てを晒してしまいたいのにそれができないジレンマがあったのに…



ちょうどその頃、高校2年だったアタシは一学年下の目立つ男の子とよく話すようになっていた


背が高く端整な顔立ちをした彼は森くん(仮名)


結構イケイケで瞬く間にその学年で一番もてる男子になった


いつもの会話にエロい話も挟まれてきて、自分は結構色んな女とやってきた的なコトを言っていた


それから学年がひとつ上がった時、アタシより2学年下の女の子と付き合いはじめた


その子と付き合いはじめた森くんはアタシとあまり話をしなくなった


アタシはそれが腹だたしくてならなかった



ある日アタシは森くんの友達の中原くん(これまた仮名)と帰りにミスドに行こうとゆう話になり二人で下校していると森くんも一緒に行くと三人でミスドに行くことになった


アタシの興味は既に森くんから中原くんに移っていたのに…


そこで森くんにその時付き合ってた子の話を色々聞いた


アタシと話さないのは彼女に悪いからと言う


それがアタシの変な闘争心に火をつけた


彼女に悪くてアタシには悪くないのかと思った


それまで仲良くしてたのに彼女が出来たってだけでアタシと話さなくなる必要があるの?


それとも彼女がアタシと話すなと言ってる? なんて生意気な女やろ…


それなら…こいつとやったらどうなるんだろう?


中原くんは先に帰り森くんと二人になった時、自分からシモの話を始めた


森くんは嬉々としてそうゆう話にのってくる


口火を切ったのはアタシだった


「あんた、アタシとやりたいんちゃうの?」


「え…やらしてくれるなら…そりゃやりたいよ やらしてくれんの?」


「じゃあさ、近々時間作りなよ 彼女と会う時間割けばどうにかなるっしょ」


「う~ん。。。わかった どうにかするよ 絶対やらせてな」


今まで彼女に義理だてしてた男がコロっと態度を豹変させる


なんて単純な…┐('~`;)┌



その翌週、森くんは彼女との予定を早く切り上げてアタシの家に来たが生憎その日はアタシの友人が何人か来ていたので森くんもその輪に入って話をしただけで帰って行った


学校で森くんがコンタクトしてくる日が増えてきた


アタシは男から迫られると逃げる態勢になる それが男にしたら焦らしになるらしいけど


彼女の目も気にせずにしつこくアタシの近くに寄ってくるようになっていた


毎週末、それまでは彼女と帰り道にたわいもない会話をしていたのに彼女をほっといてアタシの家に来ようとする


状況は前と逆転しアタシはそれを制したりしていた


自分の好きな男は別、だけど男ってほんとにサルなんだって呆れていた


そんなある日、アタシのかわいがっていた後輩から話があると言われついていった


そこに居たのは森くんの彼女とその友達数人だった


彼女本人は何も言わなかったけど周りの数人から森くんと話さないでほしいとか色々言われてアタシは爆発した


大体この後輩たちがアタシに話しかけるコト自体、通常では有りえない


調子にのるな!と一喝したら皆ビクっとして静かになった


アタシを呼び出した後輩を叱りくだらないコトでアタシを呼ぶなと言い2~3発殴った


ヤイヤイ言うてた後輩たちも静まり返ってアタシに謝ってきた


だけど…アタシはそのコトで森くんをその子から取り上げるコトを決めた


また週末になる


アタシはその日は誰も家に呼んでなかった


森くんはいつものようにアタシの家にきた


誰もいない事を喜んでいて、今日こそできるねなんて犬のようにはしゃいでいた


一時期は興味もあったけど既に好きでもなんでもない男


ただアタシのムシャクシャする気持ちを吐き出すための道具だった


前戯もへたくそで、いざアタシの中に侵入してきたら…2回ほど腰を振っただけでイッてしまった


ほんとにお粗末すぎる


後処理をしてる森くんに「あんた、他の女ともやってきたんちゃうの?」と言うと「でも○○さん気持ちよすぎて」と言い訳していた


アタシはそれから毎週ここにおいでと森くんに言った


森くんはサカリのついた犬のようになっていた


それから毎週アタシのところに来て連れが帰ってから言葉で責めながら手だけでイカせたり、アタシのカラダを触らせて自分でオナニーさせたりしていた


挿入するコトは一度も無かったけど森くんはアタシに責められるコトが好きだったみたいだ


学校で見せる顔は喧嘩も強くてイケイケに見えるのにアタシの前では豹変する


その二面性にアタシは興奮していた


森くんはもうアタシの前では従順な犬になっていた



そうしているうちにアタシも好きな子ができて、このまま関係を続ける事に意味を持たないと思いはじめた


森くんに「もううちには来ないでね」と言うとかなり動揺して「なんで?俺何かした?」と何度も聞いてきた


あまりにしつこいので最後に一度だけ家に来るコトを許した


家に来てすぐに森くんの下半身を脱がせていつものように責めはじめた


森くんは「それより何でもう来たらいけないの?」と聞いてきた


その間にもアタシは森くんの下半身を責め続けた


「だって、アンタ彼女と別れないんだもん 面白くないし…アタシから彼女にばらしていい?」


「それって俺と付き合いたいって事? それなら俺は○○さんと付き合うよ」


「バカ アタシはアンタとは付き合わないよ ただアンタの彼女が嫌いなの」


森くんは固まっていたけど既に下半身は暴発前だった


「どうする?このまま帰る?それとも最後にヤッてく?」


返事は無かった


アタシも黙ったままゴムを被せて森くんの上に乗っかった


しばらくすると森くんの小さな呻き声でイッた事がわかった



体を離してしばらくすると森くんはアタシに「俺○○さんの事好きやったのに」と言ってきた


アタシは「本当の好きとやりたい気持ちが高まっての好きってちゃうやん アンタしょーもない男やね」

そう言うと「じゃあ」と言い残しアタシの家を出て行った


後日、森くんと彼女は別れてしまいアタシは他の子と付き合い始めた


それからは全く気にもしない存在になってしまった


アタシは彼らが別れたことで充実感を得ていた



アタシが自分が好きじゃない男にSとして接するキッカケはこの出来事からきているみたい










引き抜きを受けて移った店、そこがアタシの風俗嬢生活最後の店になった


ここでの仕事は色んな思い出がいっぱいある


いい面でも悪い面でも…


この店は新規オープンしてすぐの店だったけどHPでの宣伝はもちろん、風俗誌・スポーツ誌のレジャー欄など色んな媒体に宣伝を出していた


アタシが最初に店に行った日、店のママと話しをした


ママはアタシより1つ年下


店を始めるまでは自分も風俗嬢として働いていたそうだ


それなりにコネもあり、アタシはそのブレーンの一人から引き抜きを受けていた


話を受けてからその店のHPやら風俗誌をチェックした


どうせ移るなら稼ぎたい


年齢的にもアタシは最後の店になるだろうと決めていた部分もあったので下手な店には入りたくなかった


一緒に働く子のレベルも見ておきたかった


寄せ集め的な店だとそれなりの客しか集まらないし長くは続かないとみていたから


幸いその店はアタシから見ても可愛い子が多かった


その点では申し分なく、ちょうどきっかけも出来たので面接になったわけ




おかげさまで即決採用


見た目が多少若く見えるおかげでアタシの年齢設定は25歳とゆうことになった


とうに越えてましたけど汗サバ読みまくりです


店の形態は名目はデリヘルとなっているけど自宅派遣は無しでホテルのみの派遣で毎日待機所に行く形だった


メディアへの露出は全部の顔出しは困るので目元を隠したいと言うとママは「貴方は目元がいいから口元隠しじゃあかんかな」と言われ口元隠しで了承した


待機所の子に少し挨拶をしてママと談笑しその日のうちにHPに載せる写真を撮って、翌週から出勤とゆう話で一度帰った



初出勤の日、ちょうどレジャー新聞に載る写真の撮影の日だった


夏にかかる前で浴衣を着て胸元を大きくはだけた状態で写真をとった


カメラマンのお兄さんが超イケメンやったのを覚えてる



アタシは週末の面接の時にとられた写真のおかげか、初日からフリーの指名が数人ついた


次の日も同じように数人から指名を受けた


待機所には暇な子もいたけどアタシはなんとなく、その2日だけで「アタシはいける」と確信した


それまでに2流店ではあったものの、フーゾクの仕事にも慣れ様々なプレイを覚えていた


ようはアタシは本質がMなのでアタシが縛られたりそうゆうのは慣れてたんだけど相手を縛ったりそうゆうのが楽しいと思ったことが無かった


でもプレイとして自分の感情が入ってない客に対してはアタシがSになったほうが楽しめた


それに気付いてからは縛りも覚えたし、研究もしたし、他にも赤ちゃんプレイや格闘プレイとか…


お客のニーズに合わせて色々できる様になっていた


もちろんノーマルのお客さんにも前より対応できる様になっていたし、自分から挑発して興奮させたりそうゆう事もできる様になっていた


ゴックンと指入れは無理だったけど…


その店にはそうゆうプレイが出来る子が少なかった


要はプレイの幅が大きい方が有利だったわけ


当時の店のメニューは時間×料金のノーマルコースしかなかったんだけどアタシは客が望めば対応できる様に仕事用のバッグにロープを3種類、それから目隠しや使い捨ての指サックやら様々な小道具を用意していた


そのお陰で個性的な客にあたる事は多かったけど(´∀`*)



アタシの確信は当たった


それからも指名は切れることなく続いた


年齢的にもアタシは店で上の方で、仕事の面でもママから信用を得はじめ待機所での管理を頼まれた


女の子があまりにだらし無い時は叱って教えてほしいと言われた


この間にもちょっと長い付き合いになるお客との出会いがあったんだけどそれはまた追々書きます



この状態のお陰でアタシは平日はケンの事を考えずに済んだ


人間は暇な時間があると物事を悪いほうに考えがちだ


そうゆう面で心に余裕ができてきていた


店の女の子とも仲良くしていて平日の帰りによく飲みに行ったりする子もできた


週末も前もって客からの予約が入っていればケンとの約束を破棄して仕事をしていた


アタシは恋愛よりもフーゾクの仕事が楽しいと思い始めていた


出れば出るだけお金は入る




その状態を楽しんでいた


あれだけ嫌だった仕事はアタシのやり甲斐ある仕事に変わった







今まで自分のいい部分とかだけ書いてた気がするので素の部分も書いこうと思う


恋愛の間でつまみ食いしたセックスの話とか、私の持ってる性への考え方とか…まずは性への目覚めから




人より成長の早かったアタシ


今の私の身長は158cm まあ標準より少し小さいのかな


ただし、小学4年生から足のサイズと身長は変わらへん



要は馬鹿デカイ小学生だったil|li ▄█▀█●il|li


そのせいで小さい子に憧れてた まぁ小さくなれるわけもないけど


未だに(綺麗)と言われるより(可愛い)と言われたほうが嬉しいのはここから来ている気がする




身長が止まる頃には生理も始まり、オパーイも既にEカップ


え!?っと思ったあなたDASH!




そうです アタシは乳牛系女子やねん(-з-)



現在のカップはよう書きませんけど世間でゆう爆乳だと…


過去に交わった男子たちには(暴乳)とか(狂乳)と言われた


うれしくないっちゅうねんダウン




さて小学生当時のアタシ、当たり前だけど心は子供だった


だけど成長だけ早くってその頃に担任の先生からママン(体育の時に一人だけ胸が揺れているのでブラジャーをさせろ)と…


ランドセルだって似合うはずもなく背中に赤い蝉が止まっているように見えていたかも知れない


全てにおいて大きくなる事がすっごい嫌だった



初めて痴漢に遭ったのもその頃


高校生数人に囲まれてお尻のあたりをモゾモゾと触られて移動してもついてきて終いにはお尻の片方の山を鷲づかみにされた


家に帰ってからも怖くて部屋で泣いたの覚えてるなぁ


その後も小学校にいる間だけで何回か痴漢に遭遇した


でもね、はじめて痴漢された時怖かったし泣いたんだけど…実はアタシは濡れていた


これが性への目覚めだったのかも…




そんで産まれてはじめて彼氏が出来たのも小学4年生


相手は一つ上級生で掃除のグループが一緒だった子


小学生の付き合いなんてまさにおママゴトだからこの辺はスルーで



小学校卒業する時までに二人の子と付き合った私は見た目と同じく大人っぽいと言われてた



大人っぽいって仕方ないわ


だって体は十分に成長してんだもん



卒業する頃にはGカップのオパーイがくっついてたもんね



羨ましいとかよく言われるけど当時のアタシにとっちゃ身長とかオパーイコンプレックスでもあってん



まあ小学校の頃の悩みなんてどうでもいいけど…



多分この体のおかげで性への目覚めとかそうゆうの早かったんやと思うわ



中学の頃はほんとに大変やった


入学してすぐにときめいた子と付き合い始めて毎日ルンルンだったんだけど、2つ上のいわゆる番長って人に俺と付き合えってしつこくされてそれを無視し続けた


そうしたら男の先輩数人に呼ばれてその番長が待ってるところまで連れてかれた


色々言われたけどその後数人の先輩は出て行ってその番長に制服の上着を脱がされてオパーイを好きに触られて…


怖くて泣いたけど…なんか気持ちよかったねん(*´ω`*)アフン


そんでパンツに手がかかったところでイヤだー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。って大声で泣いちゃってやっと解放されてん


それからは番長はさらにしつこくなって付き合ってた子にもオパーイ触られたコトばらされて…


結局その番長としばらく付き合ったわ汗


でも付き合ってからは無理なコトは絶対せえへん、結構いい人やった



その人は卒業してアタシは進級とともに別の子と付き合ったんやけどこの子とはキス止まり


でもその間に同級生にレイプされそうになったり、真面目やと思ってた子に誰もいない教室で乳を鷲づかみにされたり、学校の先生に襲われたこともあった


とにかく性的には傷つくことが多い時期やった


そんな状態で中学卒業まで過ごしたんやけど卒業前には浪人生の19才の男の子と付き合ったりなんかやっぱりマセガキぶりを発揮してたなぁ



高校に上がってディスコの黒服やってた大学生と付き合った後に和浩と運命の出会いをするまでアタシはきっちり処女を守り通した


みんなアタシは経験済みと思ってたみたいやったし和浩ももちろんそう思ってたみたい


和浩に処女を捧げて(言い方ふるいね)からは抑えられてた性欲爆発状態になってんけどね



ここまで書いた以外のエロ話もこれから書いていこうかな~って思ってるんでお暇なら読んでください



アタシは移籍した店で忙しく過ごしていた


メディアにも出るようになり個人の営業用のHPをつくり、仕事で頑張ることで嫌なコトとか忘れようとしていた



実際ケンと会う時間も毎週末には変わりなかったけど、週末の2日ともを潰すことはしないようにしていた


その分仕事をしたかったから


とゆうより価値観の違いを感じた人間にそこまで自分の時間を割く必要が無いと思っていた



そんな日を送っている中である異変が起きた


ケンと会ってる最中にちょっとした喧嘩になりアタシの携帯をケンが無理矢理見ようとした


アタシはそれを避けようとしたらケンに馬乗りになられた


見られたところで別に構わなかったけど、馬乗りになる必要があるんやろか…


アタシはそれに腹がたっていた


アホのように必死な顔をしてアタシの携帯をチェックしている横顔を見て


(あ~。。。こいつとはもう一緒に居たくない)


そう思っていた


仕事の事もぶっちゃけようかと思っていた時、アタシは変な感触に気付いた


下半身に鮮血が流れていた


前に一度Rとの恋が終わりかけた時に生理が遅れたことがあってそれからはストレスが溜まると生理が止まったりするのが頻繁になっていたのであまり気にかけていなかったんだけど、その時には2ヶ月生理が遅れていた


生理になったのかと思ったけど、ちょっと血の出方がおかしかった


お腹も痛くなってきてとりあえずシャワーで下半身を流して病院に行く事にした


帰りは自分で帰るからとケンを家に帰らせた


婦人科での診察の結果、はっきりとは言えないが流産した可能性があるとの事だった


念のため処置をしてもらいまた一週間後に病院へ来る様に言われた


流産って、はっきり妊娠したって判断をされてない場合お医者さんの口から言ってはいけないらしい


なので流産したのはほぼ間違いない状態だった



そうなると相手はケンしか居ない


ヤスヒコとの時は生理の最中でしかもゴムをつけていた


仕事で入れることなんて有り得ないわけだから…



とりあえずアタシの口からケンにそのコトを伝えた


するとケンは


「そんなんハッキリわからんねやろ?なんで俺のせいみたいに言うの」


そう返してきた


アタシは和浩の時に望んで出来なかった子供が何故そんな時に出来て、しかも流産したのかを考えていた


それからケンに言われた言葉



体も心配だったので店に連絡してママに事情を話して一週間休みをもらった


一週間後、ケンに別れ話をした


ケンは納得いかないと言いそのまま別れる事はできなかった



仕事に復帰してもちょっと精神的にやられてしまって自分の本来の仕事が出来なかった



そして2週間ほどたった時、ケンから別れようと言ってきた


こいつは自分から別れるって言わないと頭が痛いんやろか…



調度アタシの誕生日の10日前だった


それでケンの申し出は、アタシの誕生日が終わって調度月が変わる時に別れたいと…


まあそんなことはどうでもよかった



アタシはそれよりもやっぱり流産したってことの方が大きく圧し掛かっていて数日後、またヤスヒコに電話をして会ってしまった


ヤスヒコはその場でキレて「お前がなんて言おうと今回はワシがあいつを許さん 家の場所を教えろ」


とアタシ以上にヒートアップしていた



アタシはそんなコトを望んでたわけじゃなく、ただ誰かに話を聞いてほしかったんだと告げるとヤスヒコは謝りながらポツリとこう言った


「お前、あいつとはナマでしててんな…」


ヤスヒコとは付き合ってる時もゴムをしていたから、それがショックだったみたい



それからアタシはヤスヒコの勧めで初めてヤスヒコの家に行った


まあ綺麗とは言い難い部屋だったけど…


何も言わなくてもそうゆう時はヤスヒコはよくわかっている


朝まで何もせずに腕枕で寝かせてくれた



誰かに側に居てほしかったアタシの気持ちをちゃんと受け止めてくれていた



自分でもヤスヒコの気持ちを利用している部分はわかっていた


でもアタシの隙間を埋めてくれる誰かが必要だった



結局アタシはケンと付き合ってから、ヤスヒコとも会い続けてた


そう考えるとケンではアタシの希望には不相応だったってことなんだろうな…



朝になってヤスヒコにありがとうとごめんねと伝えて家に帰った



その日はアタシの誕生日だった


扁桃腺炎で死に掛けてからしばらくして生活費もやばいのでとりあえず知り合いの紹介でデリヘルに勤め始めた


そこの店も自宅待機で仕事が入ると迎えのドライバーが来て仕事に出かけるかたち


アタシは自宅に呼ばれる形の仕事はここが最後だったのでちょっと自宅に呼ばれた時のいやなパターンを書こうと思います




その前の店でもあったことだけどデリヘルになるとお客の自宅に行くことも多くて信じられないくらい汚い部屋に住んでたり、お風呂がカビだらけだったり…


一年くらいは洗ってなさそうなシーツに枕カバー…


むっちゃ臭いんですけどil|li ▄█▀█●il|li


思い出したら吐きそう…


そんな部屋に呼ばれるのがすごくイヤだった


所詮ね、アタシらを呼んだところで溜まった精を処理するだけなんだろうけど恥ずかしくないもんかね…


そうゆうお客さんって事務所でも噂になっててドライバーさんとか客宅に着く前にきちんと教えてくれるの


「汚部屋らしいから…頑張って(´ⅴ`lll)」


そんな噂になる前に部屋を片付けろと言いたい




でもね、自宅呼びの客でもっとひどいのは…



嫁が出かけてる間に自宅に呼ぶ客


ありえねーだろ!─(lll-ω-)─


ほんと、これは声を大にして言いたい


だってアタシも女だしね、もし自分の同棲中の彼氏とか結婚して旦那が居たとして用事で家を数時間、もしくは数日空けることがあってその間にデリ嬢呼ばれててごらんよ?


アタシなら発狂寸前で怒り狂うわ


別れるか、家財道具全て買い替えさせる、そんで引越しもしちゃうと思うわ


そんなとこに呼ばれてもこっちも嫌なんです


玄関には安っぽい嫁のサンダルがあって、ちょっと買い物に行ってる間にとか嫁が実家に行ってるからその間に…っての


本人はよくても、もし最中に嫁が帰ってきたらどうすんだって思いながら早々と仕事を済ませることになるわけですよ


こうゆう客が結構多いの


アタシ絶対そんな男とは結婚したくないわ


そんな男の嫁とか彼女だったりしたら…耐えられへん


なんで仕事しに行ってその客の背景まで心配しなあかんのって気分です


デリカシーの欠片も無いんでしょうね



あとは、ホテルに呼ばれた時にも居たんですけど泥酔してたり…シャブ中とゆうか目の前で始める人


女の子にしたらこれは恐怖です


そうゆうお客さんの場合はアタシはすぐにドライバーさんか店に連絡して仕事はしません


初めて泥酔客に当たった時に無理矢理入れられそうになって…


酔っててもとゆうか酔ってるから?力の加減をしないんで抵抗した時に肩の関節を痛めたコトがあったんです


だからそれからは一切お断りしてました



今回書いたのは自宅呼びの時に嫌な客のパターンでしたけど、もちろん他にも様々な嫌な客ってのは多いもんです


それは追々書いていこうと思います



アタシが居た店はあまり宣伝を打ってない店だったんでフリーの客まわりが少なかったとゆう点もあって(あとはケンとの色々もあり)次の店に移りました


ここでは宣伝にもたくさん出してもらったし正に風俗のおいしい部分も嫌な部分も全部凝縮されたような体験をしました


その話にいく前にここで一回こうゆう話もしときたかったわけです


ではでは…



ヤスヒコに抱かれた日から少しずつ確実にアタシとケンの間にはヒビが入り始めてた


たったあれだけのコトだったけど、きっとそうなるべくしてきっかけを与えられただけのコトだったんだと思う



他県から遊びに来た友達に奢ってとゆうケン


普通ならこちらが御持て成ししてナンボじゃないかとゆうと喧嘩になった事もあった



週末はいつもケンと居たけど2日ある休みの一日は必ずアタシが手料理を作っていた


アタシは幸い料理は好きで得意だ


ヤスヒコや和浩にも振舞った事があったけど今までで一番上手と褒められたコトもあった


だからそれは苦にならなかったけど…



ケンの家に遊びに行った時の事


ケンのご両親に挨拶をしてお夕飯をご馳走になって帰った


それだけだった


なのに後日ケンの口から驚くようなコトを言われた


ケンの母親が


「他所で(アタシん家)ご飯ご馳走になるのはいいけどバランスに気をつけて油物ばかり食べたりしてない?」


と言ったとアタシに伝えてきよった



アタシはきちんとバランスは考えた食事を出してるつもりだった


必ずサラダや野菜の煮物は作っていたし揚げ物は一度も出したコトが無かった


それを言うケンの母親もどうかと思ったが、わざわざアタシに言うケンもどうかと…



ようはケンは子供だった…


アタシはこんな子供の為に自分のプライドも捨ててヤスヒコに抱かれたの?


でもこの男を選んだのはアタシで… そんなコトももうどうでもよくなっていた


アタシからケンにその場で

「そうゆう事言われるなら二度とアンタにはご飯作らないから家で食べてくれば?そうゆう事口に出す事も信じられない

 アンタのお母さんに嫌われたならそれでいいけどアンタもそうゆう事思ってるわけ?」


ケンは慌てて取り繕った

「それは俺が決める事で俺は○○の作った料理いつもおいしいと思ってるで キノコのスープもオムライスも俺の今一番の好物やし 言ったことで気分悪くしたらゴメン 許して」


その場はそれで納まったけどアタシはそれから食事を作るコトをやめた



この子、イヤこの子の家族揃って常識がズレてるんやわ


それまで解らなかったアタシって…



ケンとのズレに気付いたアタシはかなり愕然とした


その夜、色々考えても自分の愚鈍さに腹がたって眠れずにヤスヒコに電話をした


ヤスヒコじゃなくてよかったんだけど遅い時間でも都合よく出てきてくれるのはあいつしか浮かばなかったから


すぐに出てきてくれる事になって前に会った近所のファミレスで待ち合わせた


多くを話すことはなかったけどヤスヒコはなんとなくアタシがどうゆう状態かわかったらしい


「ワシんとこに戻ってこい いつでも戻れるようにしとんねんぞ」


そう言ってきた


その言葉だけで少し元気がでた


ヤスヒコのところに戻る気は無かったけどそう言ってくれる人が居るってだけで、アタシの居場所がまだあるって思えるだけでよかった



アタシはそれまでよりケンと距離を置くようにしはじめた


そしてそれまで働いてた2流のデリヘルからスカウトを受けていた店へ移籍して本気で仕事に力を入れる事を決めた









ヤスヒコは黙って歩いていた アタシもその後を歩いた


向かった先は…皮肉にもケンと初めてカラダを重ねた同じホテルだった


黙って部屋を選びエレベーターでも会話はなくて…


たまにヤスヒコの視線は感じたけどアタシは何も言えなかった


部屋に入ってやっとヤスヒコが口を開いた


「ほんまにええのか?」


いいわけがない…自分から言い出したくせに何故こんなコトを聞くんだろう


「いいも何も… ただアタシ今生理中やで そんでもええん?」


「それはかまへん」



先にヤスヒコがシャワーを浴びて出てきて入れ替わりにアタシもシャワーを浴びた


その最中、悔しさと悲しさとごっちゃになって涙が出た


フーゾクの仕事して知らない男に肌をさらすことなんて慣れっこになってたのに…



プライベートだとなんでこんなに自分の感情が出ちゃうんだろうね



ヤスヒコは絶対こんなコト言う奴じゃなかったのに、プライドも何も忘れてしまうほど腹がたってたのかと思うと…


ケンと新しい恋をはじめてアタシはそれまで支えてもらったヤスヒコのコトを蔑ろにして…


ユウジのコトだってそう 苦しめた責任はアタシにあるんだよね


ケンに危害が加わるコトも避けたかった



シャワーから出るとヤスヒコはビールを飲んでいた


意を決してアタシはヤスヒコに「早く終わらせよう」と言った


生理中だったのでベッドに血がつくのは嫌だった


それに…もう感情の無い男に抱かれるのはベッドの上じゃないほうがよかった


大理石の床にタオルを広げてそこでするコトにした



生理中だったので前戯もそこそこにアタシの中に侵入してくる


イヤとゆう感覚では無かったけど不思議な感覚…


まったく…何も感じなかった


ただ上で腰を振るヤスヒコがたまに視界に入るだけでアタシは天井を見上げて色々考えてた


感情の無いセックスは気持ちよくないってゆうのは過去に経験して知ってる


それとも違う、なんかアタシのあそこと子宮は麻痺したかのように何も感じなかった



ヤスヒコのアタシへの気持ちも怒りも、アタシのしたヤスヒコへの裏切りも、そして今やってる行為、ケンへの裏切り…


全て頭の中でグルグル回ってただ天井を見つめているだけ



アタシはマグロ状態でいたからヤスヒコも途中で萎えてしまった


行為をやめた後にさっとシャワーを浴びに行き出てきてからヤスヒコに


「もう気は済んだ? 約束だからケンには手ぇ出さないでよ」


「…それは約束やからな」


そう言うとヤスヒコは肩を落としていた



ホテルから出て自宅に帰り缶ビールを飲んだら眠気がきていつの間にか寝てた




翌日は金曜でいつもならケンが仕事を終えてどこかにアタシを連れ出してくれる日


アタシもデリヘルの仕事を金曜は早めに上がって週末は休みをとっていた


店からは稼ぎ時なのにと言われていたけどプライベートの時間を何より大事にしたかった



その日も早めに仕事を上がってきて家でケンからの連絡を待っていた


昨夜のヤスヒコとのコトもあって早くケンに会いたかった


家でケンからの連絡を待った


いつまでたっても連絡はこなくて時間も深夜にさしかかる頃、アタシから電話をした


「今日は家でゆっくりしたいねん」


ケンの言葉を聞いてアタシは半ギレした


いつもなら怒らないと思う


でもその日はヤスヒコとのコトもあった翌日でケンに払拭してほしかった


「それならなんで早く連絡くれへんの?アタシずっと待ってるやん」


「ごめんって とにかく今日はしんどくて一人で居たかってん 明日迎えにいくから


それ以上話すとアタシはひどい言葉を口にしそうな気がしたので電話を切った


一人で居たい日があるのもわかるし普段のアタシなら(じゃあ明日ね)って一言で済ませたと思う


ただ、その日だけは一緒に居てほしかったんだ



そしてたったこれだけのコトだったけど…


ケンとすこしずつズレを感しはじめたきっかけの日になった


ケンと付き合い始めて初めてカラダを重ねた時の事



やけにその日はボディコンタクトが多くてケンがそうしたいんだろうというのは手にとるようにわかった


アタシが神戸の街が好きなんでその日も神戸へ行って元町で立べ歩き用に売られている中華のおやつを何個か買って持ち帰ることにした


大阪に戻って「早く食べたいねんけど~」と言っていると「行きたいとこがあるねん」と、その時一番人気のあったラブホに行きたいと言い出した


もう付き合ってたし…じゃあ行こうかってホテルに入った


アタシは仕事でそのホテルには何度か行っていた


ケンは部屋の設備とかに驚いて「すっげー」を連発していた


アタシも驚いたフリをしなければいけなくてちょっと自分に歯痒い気分だった




アタシはDVDのリクエストをしてから先にお風呂に入ることにした


お風呂場のTVで好きなDVDを見て湯船でゆっくりしていると股間をタオルで隠して入ってきた


恥ずかしそうに自分のカラダを洗って湯船に入ってきたけどアタシはちょっと長風呂気味でのぼせそうになっていた


先にお風呂を上がってミネラルウォーターを飲みながら考えてた


ヤスヒコとの事もあるのにこのまま抱かれていいんやろか…


結局すぐに頭の中を払拭した



ケンもほどなくして上がってきて二人で持ち帰った中華のおやつを食べた


はじめての相手とする時ってなんぼ仕事で肌をさらしてても、それまでに何人の彼氏としててもやっぱりドキドキするもの


そしていざベッドに入ったらケンが一言


「俺小さいよ」


アタシはスリムタイプのモノが好きなんで「気にしなくていいよ」って答えた


ケンの前戯は見た目は少年みたいなのにそれに反してねちっこくてアタシの好きな責め方をされた


この子結構上手…かも


アタシからケンのモノを愛撫する事なく、ケンは挿入してきた





……



………ちょっとスリムすぎるかもあせる




まあそれでも感じないわけじゃないし



その時は正上位のまま早漏気味にフィニッシュ



一度目のSEXなんて自分の本質なんて出せないからこんなもんだと思った




それからしばらくまたテレビを見たりしてからもう一試合



…これまた正上位で果てた これまた早漏気味で



その日もう一度致したわけだけど同じ結果




その日を境によくラブホへ行くようになり体を重ねる関係は増えていったけど…決まって正上位シラー



いつも正上位なのは何故??




アタシはバックでやられたいの!


お尻をムギューってつかまれたり腰をキューって抱えられたりお尻を打ったりされたいのに!


体位も色々変えたいの!


上に行ったり横向いたり色々あるでしょ!


なんなら縛ったり目隠しとか色々していいのに!


(注:本質ドMです(´∀`*)タハー♥)






言えるわけないよil|li ▄█▀█●il|li





外で遊んでる時は楽しいのにSEXするのが楽しくないなんて…


アタシにとっては軽い拷問みたいやった


やる度に一人悶々として…



フーゾクで身につけたテクニックを駆使してあげればケンは喜ぶけど最後はいつも正上位…



それしか知らないのかと思うほどに正上位



いつまでたっても正上位♪



あぁ正上位、正上位、正上位 正上位ったら正上位♪



69もやらないの?騎乗位・座位に後背位~松葉くずしは夢の夢~♪



そして今夜も正上位 ずっとずっとずっと正上位♪



なんか書いてるうちに唄できた w



まあとにかく正上位オンリーなんですわ…


変な意味で欲求不満がたまりまくってアタシはバック姿でお尻突き出してオナヌーして紛らわしてたわ(*´ω`*)



一度思い切って言ったんですけどね


「いつも同じ格好でエッチするよね?」


「うん 何か変かな?」


いや…変じゃないよ


むしろ変なのはアタシよね 正上位って正しい体位って事よね?


アタシはケンからしたら変態なのよね…



でもアタシ、自称変態ですからー(・∀・ノ)ノ!





変態扱いされてもいいから(むしろしてほしい)他の体位で挿入していただきたいのよ~ぅハートブレイク






心の叫びを抱えながら結局別れるまで正上位でしたけどね・°・(ノД`)・°・



あの頃は…心とカラダのバランス取るためにオナヌー三昧だったわぁダウン





ケンと付き合いはじめてアタシは楽しく過ごしていた


とゆうより無理やりテンション上げていた


ヤスヒコの事は考えたくなかった 考えないようにしていた


でもいずれはバレるだろうし、いつか言わなきゃいけない それは分かってた


ヤスヒコからの電話にもハッキリとアタシの気持ちは出ていたと思う



電話もそれまでなら3日に一度はかけてほしいと言っていたけど週に一度でいいってアタシから言い出した


喧嘩になるから週に一度会うことももうやめようと、都合のいい時だけ会うようにしようと提案した


物理的にも精神的にもヤスヒコから離れたかった


自分のズルさを棚にあげて…



あの神戸での喧嘩、あれが最後の決め手になってヤスヒコと別れないままケンと付き合い出していた



ケンは毎週どこかに連れ出してくれた


世の中はクリスマス色になって南港のATCでは巨大なクリスマスツリーが誇らしげに飾られ、点灯式にはケンと一緒に行き写真をとったりはしゃいで過ごした


12月の街中で週末にはいつもケンとどこかに出かけてクリスマスプレゼントはペア物をお互い交換しようってお互い1時間だけ別行動してプレゼントを選んで買ったりなんかちょっと若かった頃に戻ったように楽しんでた



その日もケンと一緒に出かけている時だった



ヤスヒコから着信があった


ケンにちょっと電話してくるって断ってその場を離れて折り返し電話をした


「ワシや …… お前、他に男おるやろ」


ドキっとした


いつかはこんな時がくるのは分かってたのに…耳鳴りがしていた



「…うん もう付き合ってるねん」


「お前なぁ…ワシの事ナメとんか? 最低な女やな!」


「うん …アタシ最低やねん ごめんな」


「もうええわ 呆れて物も言えんわ」


電話を切られた アタシは正直ホっとしていた



ケンは「どうしたん?」と聞いてきたけど「なんでもないから気にしやんといて」とだけ言っておいた


これで終われた…そう思っていた



その後アタシはケンとクリスマスを迎えペアリングとペアのネックレスをお互い交換したり、年末も一緒に過ごして大晦日のイベントや初詣にとケンとの付き合いを満喫していた



年が明けて少したった頃、平日にヤスヒコから電話があった


「話があるから会われへんか?」って…


中途半端なコトしてどう考えても終わり方はアタシが悪い


難波の駅で待ち合わせをして近くの喫茶店で話をした


「お前、ワシとの事どう思ってんねん」


「ごめん アタシはもう付き合ってる子おるねん」


「知っとるわ ケンやろ? あのくそガキ… ワシあいつしばいてええか?」


「ケンはあんたと続いてたん知らんねん アタシが悪いねん」


「お前…そんなにワシが嫌やったんか?もうワシじゃアカンのか?」


「少なくとも今は無理やわ アンタの嫌なとこいっぱいあり過ぎるねん だから気持ちも離れてん」


「どこやねん 教えてくれや」


「…くわしくはようわからん でもまずアンタは家を出るべきや 自分の親のありがたみもそれで少しはわかるんちゃう?」


「お前はワシが家を出たらワシの事また考えるんか?」


「それはわからん でも今のアンタやったらまず無理 アタシ自分の親を悪く言う奴嫌いやねん あとカズの時みたいに義理欠いた態度とかね」


「…他は?」


「アタシが死にかけた時ほっといたコトやね アタシは一人で住んでて何かあった時に手遅れとかなったら嫌や

あとは一人暮らしはじめたら分かるんちゃう?例えばアンタの髪型を普通にするとか」


「頼むわ… ワシを見捨てんとってくれ… お前やないとアカンねん」


「遅いよ… アタシとより戻ってからあんた悪いとこばっかり見せたやん もっと早くに気付いてほしかったよ」


「もう一度、ワシにチャンスをくれ」


「それはあんたの自由やん アタシはもしあんたが変わってそん時にあんたと付き合ってもいいって思ったらそう返事するだけやもん」


「わかった ワシはワシの出来る限りのコトをしてお前をもう一度取り戻す」


「…期待はせんといて あんたの人生を動かす権利はアタシにはないしそんな責任とられへんから」


「…わかった それとな、お前せめてワシと会うときはその指輪とか見せんでくれるか あいつとペアとかやろ?」


「気がつかんでごめんね 次会う時には気をつけるわ」


話を終えてからアタシは涙が出た


もっと早くにヤスヒコが変わってくれてたら… そしてアタシがハッキリ別れないままケンと付き合ったりしたからヤスヒコを苦しめたんやなって



ヤスヒコはそれからちょくちょく連絡するようになっていた


そしてアタシが言った通り神戸の実家を離れて大阪へ越そうと思ってると


「お前と同じマンションに引っ越そうかと思う」


「それはやめて 頼むわ」


「そこまで嫌がるな ワシも凹むわ」


そんな会話をした翌週には引越しを実行していた


アタシの家から車で10分といった距離


何故そこなのかを聞いたら


「お前がまた具合悪くなったら助けに行ける距離やと思ったからや」


そう答えた



一方アタシはケンとは仲良く過ごしていて、もう一組のチャットで知り合ったカップルと4人で遊んだりもしていた


その頃はまだケンの嫌な部分も見えず、ヤスヒコの事はケンのコトを別にしても考える余地がなかった



ヤスヒコもそれは気付いていた



大阪へ越してきてしばらくしてからアタシの家の近所のファミレスで夜に会うことにした


ヤスヒコはあれだけこだわってたロングのちょんまげ頭をばっさり切っていた


「髪型どうしたん?」


「いや…お前の言う通りな 仕事の面接とか行くのにあの頭やったらアカンやろ」


アタシは何も言わなかった


「お前が困った時はいつでもこうやって来れる だからいつでも頼ってくれ」


「気持ちはありがとう でも今は…あの子おるから」


「そうか…それでもどうしようも無かったら呼んでくれな」


それだけ話して帰っていった



あれだけ嫌なとこをたくさんアタシに見せてたヤスヒコがまたアタシの為に動いていた


アタシは自分のやってしまったズルい行動もそのままじゃいけないって思ってケンに話した



付き合い始める時ほんとはヤスヒコと別れてなかった事


そして今ヤスヒコはアタシともう一度やり直そうと少しずつ努力している事


アタシはヤスヒコと戻る事は無いけど友達としてつきあいたい


すごくしんどい時にアタシの事を支えてくれてたのは間違い無いからたまに会う事もあると思うと



ケンはあまりいい顔はしなかったけど渋々了承した



あのまま会わないほうがよかったのか今でもわからないけど、あの時のアタシはせめてもの罪滅ぼしの気持ちでヤスヒコと会う事を望んでた


だけどヤスヒコの感情はアタシでは無くケンへの怒りが強くなってきていた


アタシはその度にヤスヒコを宥め、謝り続けた


それにも限界があった




ある日ヤスヒコと会ってる時に食事をした後にゲーセンのコインゲームコーナーで座って話してる時だった



「お前がそこまで言うならあいつには手ぇ出せへん 

 その代わりお前を抱かせろや

 それがアカンねやったらワシはあいつをしばくだけの話や」



…頭が一回転したように眩暈がした 心が凍りついた気がした


こんなコトを言わせるほどアタシはヤスヒコを傷つけて追い詰めてたんだ…



一度だけ聞き返した


「それ本気で言ってんの?」


「当たり前や 誰がシャレでこんなこと言うねん」




そしてアタシとヤスヒコはそのままホテルへ向かった













アタシがヤスヒコと終わりを迎える頃、アキやケンにアタックかけられてる時もユウジは相変わらずアタシに尽くしてくれていた


プレゼントしてもらった携帯は返すって言ったけどユウジは使っててと言って受け取らなかった


そうしているうちにアタシはケンと付き合いはじめた



ある日ユウジの主催でチャットの仲間で忘年会をする事になった


アタシはケンともう一人女友達を連れて行った



ユウジは周りに気遣いして自分は席に座る間もないほど忙しそうやった


一件目の店を出て二次会にカラオケに行った


アタシはずっとケンの横に座ってた


ユウジはやっと自分の時間がとれてアタシを呼び出した



しばらく話をしたんだけどまたケンの横に戻った


さすがにユウジもアタシとケンの関係に気付いたようだった



それでもユウジは何も言わない


相変わらず大阪までアタシに会いに来てくれていた



ケンはアタシがユウジに好意をもたれてる事は知っていて、ユウジとアタシが二人で会う事をいやがっていた



少しずつアタシはユウジと距離を置きはじめた



そしてユウジからメールがあった


(最近会ってくれないね 僕の事嫌いになったの?お父さんは淋しいよ)


ユウジ…どこまでいい奴やねん



アタシは自分がユウジを振り回してることが恥ずかしくなった


そしてユウジに電話をした



「お父さん、もうアタシ会えないよ」


「え?急にどないしたの? 僕なんか悪い事した?」


「ちゃうねん アタシ彼氏できてん だからもう今までみたいに会ったらアカンと思うねん」


「…ケンちゃんやんね?忘年会の時にわかってたよ」


「そう。だからね会えなくなるねん」


「どうして?僕はケンちゃんが居ても○○に危害を加える気はないし今後も会いたいよ」


アタシはいい奴すぎるユウジに接するコトで自分の汚れた部分が際立ってみえて…


もう会うこともイヤになっててん



「わかってるなら…もう会わんとこうよ ケンもアタシがお父さんと二人で会うの嫌がるねん」


ユウジはしばらく黙っていたがこう言った



「あのさ○○は僕の気持ちわかってるやんね 解ってて仲良くしてくれてたんやんね」


「そう わかってたよ 解っててもどうしようもなかってん ごめん」


はじめてユウジが気持ちをぶつけてきた


「僕の気持ちにはもうずっと応えてはくれへんの?」


「…うん お父さん優しすぎるねん アタシは優しすぎる人じゃあかんみたい

 すっごく助けてもらったしめちゃくちゃ感謝してるけど…恋人としては見れへん」




しばらくの沈黙ののちユウジは泣きながら何度も繰り返した


「恋人じゃなくてもいいよ 僕は○○を守ってあげたいねん

 ○○と会えるだけでいいねん それでもあかんの?」



アタシは謝り続けるしかできへんかった…





ユウジの純粋な気持ちを利用したようなもんだ



アタシはやっぱり最低なんだね





ユウジはそれからもメールをしてきたり電話をしてきたりしていたけどアタシはまずメルアドを変えた





最後に電話がきた時に、今日でもう電話もやめようって決めた



アタシは自分の携帯を復活させていたしユウジ名義の携帯も解約してくれと頼んだ





最後までユウジはいい人で、また泣きながら「○○が幸せになること祈ってるから」っていわれた





正直…すっごく気持ちが重かった





もしもユウジがもう少し押しの強い男だったらヲタでもこれだけ優しくしてくれたら堕ちてたかもしれない



黙って見守る…これって告白する勇気がないってことかなって思った



その時の状況にもよるんだろうけど…



でも男なら、独身同士の男女の関係ならもっと押しが強くなくちゃって思うんよ



手に入れられるものも手に入らないやん



指をくわえてみてる男は…アタシには魅力的ではなかってんね



めちゃくちゃ感謝はしてるけど



アタシからしたらユウジもダメンズやねん



皆さんはどう思うんやろ?


そうゆうわけでユウジともこれでお終いでした