シリーズ
人生が輝く心の整え方
目次
●はじめに
●心の整え方の基本 【心の仕組み・改善方法】
●明るい気持ちを取り戻す【心の仕組み・改善方法】
●豊かな人生にする 【心の仕組み・改善方法】
●関連情報・コラム
心明流三毒(暴欲、嫌怖、固念)について
●はじめに
●心の整え方の基本 【心の仕組み・改善方法】
●明るい気持ちを取り戻す【心の仕組み・改善方法】
●豊かな人生にする 【心の仕組み・改善方法】
●関連情報・コラム
心明流三毒(暴欲、嫌怖、固念)について
心の整え方の基本
今回は、「感情・感覚を確認して鎮める」について説明します。
「感情の引き金を書き出す」で、不快な感情の引き金を書き出すことを説明しました。
今回ご説明する方法で、その引き金を無効化していきます。
概要
前の手順で、書き出した「感情の引き金」に意識を軽く残して、湧き出た感情を鎮めます。
その後しばらくしてから、引き金に注意を向けて感情が鎮まっていることを確認し、感情が湧いたらまた鎮めるを繰り返します。
それによって「感情の引き金」と感情が鎮まっている状態がセットであることを、体に覚えさせます。
参考:感情の引き金を無効化する
これによって、今まで気分が悪くなっていたことが、平気なっていきます。
多くの引き金に取り組むことで、心が軽くなって、日々起こる課題にも上手く円滑に対応できるようになっていきます。
課題に上手く対応できるようになるのは、今まで過敏に偏桃体が反応して、冷静に対応できなかったものが、反応せずに冷静でいられるようになるからです。
感情を鎮める方法
「ネガティブ感情は、消そうとすると消えない」で説明した心の仕組みに考慮して、感情・感覚を鎮めます。
もし、自分なりの感情を処理する方法があれば、それでも構いません。
感情を鎮める方法はいろいろあります。
- マインドフルネス・RAIN
- 呼吸法
- フォーカシング
- セドナメソッド
-
アンフィニメソッド
-
EFT
- ホオポノポノ
ここにあげたものは著書やネット記事で多く紹介されています。
なるべく短い時間で、感情が静まるもので、自分にあったものを見つけましょう。
この記事では、ヴィパッサナー瞑想やボディスキャンに類似した簡易な方法を紹介します。
この方法は、扁桃体の動きに気付く練習にもなるのでお勧めです。
感情・感覚の鎮め方
この後に説明する「マインドフルな心構え」を意識しながら以下を行います。
- 数回、深呼吸をしなが、心を落ち着かせましょう。
- 感覚や感情の変化に注意を払いながら、引き金に意識を向けて、湧いてくる感情や感覚を観察する
- 軽く引き金に意識を残しながら、感覚や感情がどんな感じかを観察しながら、それを受け入れる
- この間に、肩や眉間、口元などに力が入っていたら、力を抜くようにする
- しばらく観察すると、感覚や感情が弱くならので、次の引き金に取り組む
この中で「イヤな感じ」とともに起こる感覚の変化や、肩・眉間・口元などの力みは、扁桃体の活性化によるものです。
すぐにその感覚に気付けるようになると思いますが、今後はその感覚の変化が、三毒に気付く目印にもなります。
「どんな感じか観察」は、慣れるまでは頭のてっべんから、額、側頭部、顔の各パーツ、首周り肩…といっ感じに、順番に観察すると良いと思います。
詳しくは、ヴィパッサナー瞑想やボディースキャンの要領が参考になると思います。
感覚や感情が鎮れば良いので、やり方は工夫してみてください。
感情を鎮めようとしているときに、新たな考えやイメージが湧いたら、感情・感覚を鎮めるを中断して、書き出してみましょう。
マインドフルな心構え
「ネガティブ感情は、消そうとすると消えない」で書いた心の仕組みを思い出してもらうと、以下の心構えが理解しやすいと思います。
観察をする時に以下に留意します。
- 批評や分析したり、浮かんでくる考えを追ったりしない
- 感覚や感情を変えようとせず、なるように自然に任せる
- 自分の中で起きていることを、客観的に一歩引いて観察する
- 不快な感情でも興味を持って、優しく観察する
これらは、マインドフルネスが詳しく教えてくれています。
マインドフルネスの著書では、これらの感覚を養うためのエクササイズも書かれていることも多いと思いますので、参考にしてください。
私が参考にした著書をご紹介しておきます。
引き金が無効化したことを確認する
「感情・感覚の鎮め方」で、一度鎮まってくれても、しばらくするとその引き金によって感情・感覚が動き出すことの方が多いと思います。
何回か繰り返して体験しないと、無意識は覚えてくれません。
引き金を10個ぐらいづつをセットにして、順番に感情・感覚を鎮めていき、セットの最後か終わったらまた最初から始めるくらいで良いと思います。
そして、引き金に意識を向けても感情・感覚が大きく動かなくなったら、印をつけて鎮める対象から外し、新たな引き金を対象を足していきます。
手強い引き金
何回かやっても、無効化できない引き金があると思います。
そのような場合は、他の引き金が隠れていたり、引き金が絡み合っていることが多いです。
これらの紐解き方は、後ほどお話しします。
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