「相手の気持ちがどうなるか」を気になって、自分の気持ちを後回しにしてしまう生き方をしている人がいます。
私もその傾向があって、ただ今改善中です。
まずは、自分の気持ちから他人の気持ちに意識が移っている状態について考えてみましょう。
私は営業のマネージャーです。
他の仕事よりも、人間関係の悩みが多いかもしれません。
至るところに競争があります。
- 客先でのコンペ
- 社内での出世競争
- 社内の技術者の取り合い
- 予算の取り合い
誰かの喜びの影で、誰かが残念な思いをします。
私の都合のために、誰かに無理を強いらなければなり場合もあります。
私のような職場でも、自分の都合や気持ちを優先できるかのか、相手の気持ちに振り回されるのか、人によって分かれます。
相手の気持ちに振り回されてしまう人は、以下のような恐れの影響を受けやすい人です。
- 自分が間違う恐れ
- 相手から責められる恐れ
- 孤立する恐れ
過去の苦い経験が関係することもあります。
また、幼いころの教育も関係します。
- 他人の気持ちを大切にしろ
- 自分のことばかり考えるな
そんな教育と一緒に叱られたときの心の痛みが関係しています。
そしてもう一つ、他人からそのような気持ちにさせられているのかもしれません。
人は誰かを思い通りに動かする時、暗に脅していることが多くあります。
脅しというのは、相手の中に恐れや不安を掻き立てるものです。
- なんでわかってくれないの?
(今のあなたのままでは、関係は終わりよ) - こんなで良いと思っているの?
(今のあなたのままでは、評価できないよ)
といった感じです。
この脅しにまんまとのってしまうと、以下のようになります。
- 自分の感じていることを疑ってしまい、ありのままに感じることができない
- 自分の修正点を考えることに一生懸命になり、感じていることに意識がむかない
- 他人に評価や感じ方に意識が向いてしまい、自分の感じ方に意識が向かない
こうなると、自分の感じていることがわからなくなり、他人の感情に振り回されることになります。
しかも、このような会話は日常的に見られるもので、影響を受けるか否かは、隠れた脅しにのるか否かにかかっています。
つまりは、相手からの言動から恐れを感じるか否かで、自分の感じかたにかかっています。
簡単に言えば、自分に自信がある人は影響を受けづらいものです。
まずは、脅しが含まれる言動があることをしり、それらの言動を認識できるようになると影響を受けづらくなります。
上のような例で、自分の気持ちから離れるときは以下のような感情が関係しています。
- 将来への不安
- 劣等感
(他人から承認を失う不安) - 罪悪感
(自分から承認を失う不安)
いずれも恐れや不安が関係しています。
まずは、これらの感情をしっかり感じて処理をします。
恐れや不安が落ち着いたら、うれしい気持を探しましょう。
嬉しい気持については、次の記事で扱います。
人の言動の中に含まれる恐れについては、以下の本が参考になります。
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文庫 他人を支配したがる人たち (草思社文庫)
864円
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人を支配する時は、相手の罪悪感や劣等感を巧みについて、「私の言うことを聞いた方が良い」という理屈にのせていきます。
この本は、その手口や対処方法について書かれているものです。

