複数の人で集まったときに沈黙を埋めたくなる人がいます。

 

もし、「盛り上げなきゃ」「どうにかしなきゃ」という感じがあるとすれば、これも「悲しみを避けようとする心が、幸せを妨げる」でお話をした、自己防衛の一つかもしれません。

 

 

楽しい雰囲気とは、裏腹に寂しさや悲しさが関係しているかもしれません。

 

 

 
盛り上がり方の違い

 

楽しもうとしたり、場を盛り上げようとすることそのものが悪いわけではありません。
 
自分が楽しむとは別の「どうにかしなきゃ」といった感覚や、その元になっている感覚の中に、生きづらさと関係のある悲しみが関係している場合があります。
 
このような場合、
  • 人といることに疲れる感じがある
  • 必要以上にテンションが上がる
  • 盛り上がった後に、寂しさや後味の悪さを感じる
といったことになったりします。
 
簡単にいえば、楽しくあるために頑張っている状態です。
少し無理をしているのです。
 
そうではない場合は、頑張ることも無理することも必要なく、その時間や空間にいるだけで楽しめるでしょう。
 
 
「盛り上げなきゃ」の根っ子にあるもの

 

こうなる心の奥底には何があるのでしょう?

 

これにも、やっぱり悲しみや悲しみへの恐れがあります。

 

人との関係性で考えると、以下のものが考えられます。

  • 人から距離をおかれる恐れ
  • 気にかけてもらえない恐れ

 

そして、これらの恐れがあるのは、以下のような感覚があるからです。

  • 寂しさ
    (孤独感)
  • ダメな自分
    (自己肯定感の低さ)

これらに気づいて解消していくと、もっとゆったりとして穏やかに人との時間を楽しめるようになります。

 

 
自分の中の感覚に気づく方法

 

感覚を解消するためには、自分の中にそれらの感覚があることを実感できるようになることが必要です。

 

感情や感覚は、しっかり味わうことで消えていきますが、その前に自分の中にあることに気づかなければなりません。

 

そのための簡単な方法は、いつもと違うようにやってみたり、想像してみることです。

 

 

たとえば、最近あったシーンで自分から話しかけたり、盛り上げるようなことやめてみることを、なるべく詳しく想像してみましょう。

 

どんな感じがしますか?

何が起こりそうですか?

 

 

何か気まずい雰囲気を感じたり、イヤなことが起きそうな感じがしてきませんか?

それが、あなたが避けようとしている感覚です。

 

それらを、書き出しながら、イヤな感覚をしっかり観察して味わってみましょう。

そのイヤな感覚と一緒にいられるようになると、イヤな感覚は消えていき、もっと自然に振る舞えるようになっていきます。

 

 
おまけ

 

こんな本があります。

 

 

これは、認知行動療法のテクニックを使って、望むパートナーをゲットできる体質になることを目指す本です。

 

この中で、パートナーを捕まえるチャンスを阻害する感覚として、孤独感や自己肯定感の低さに触れられています。

 

 

この本も面白いですよ。