「やることがわからない」「人との関係が少ない」
そう感じている時、自分の中の感情と向き合うのを
無意識に避けるのが続いているのかもしません。
たとえば、「がんばる」「体裁をつくろう」といったことも、自分の感情と深く向き合うのを避ける手段であることがあります。
この状態が続くと、孤独感を感じたり、豊かな人間関係を阻害する要因になります。
感情と向き合うのを避ける手段を「自己防衛の戦略」と呼んで説明するこの本は、なかなか興味深い内容になっています。
この本を参考に少し私の解釈も追加して、お話したいと思います。
感情と向き合うのを避けるとき
悲しいことがあっても、仕事などをする都合などから、自分の気持ちと向き合うの避けることがあります。
もしくは、他人との関係を維持しようとして、自分の気持ちと向き合うの避けるときもあります。
その後、感情に向き合う時間をしっかりとれば、この行為そのものは不健康なことではありません。
社会で生きていくための必要なスキルです。
でも、自分の気持ちと向き合うことを避けていることに気づかずに、その感情を放置したり、新しい悲しみを避けるような行動ばかりを取るようになると、問題につながっていきます。
それらの行動を、自己防衛の戦略ということにします。
自己防衛の種類
自己防衛の戦略を知ると、自分が感情と向き合うのを避けていることに気づきやすくなります。
まず、概要についてお話しします。
自己防衛の戦略は、大きく2つに分けられます。
内的自己防衛
自分の中に生じたネガティブな感情(悲しみや、みじめさなど)と向き合わないようにするための戦略です。
たとえば、
- 仕事などに没頭する
- アルコールや刺激的なものを摂る
- 刺激的な娯楽に興じる
などが考えられます。
これを続けていると、ネガティブな感情がいつまでも消化されずに残ることになります。
外的自己防衛
自分の中の感情を暴かれないようにしたり、新しい悲しみを感じないようにするための戦略です。
例えば
- 理性的に振る舞ったり、体裁を整えることばかり気にする
- 新しい関係を避けたり、関係を深めるのを避ける
- 相手をコントロールしようとする
などが考えられます。
これらを続けていると、深い人間環境を築くのが難しくなります。
自己防衛が習慣になる要因
このような戦略を取るようになる理由はいくつか考えられます。
- 大きな悲しみを受けて、それが解消できなていない
- 新しい悲しみを受けるのを恐れている。
- 幼いときに悲しい出来事から逃れるために学んだ方法が習慣化した。
などです。
どれも、受け入れがたい過去のネガティブな感情や出来事が関係しています。
自己防衛に気づいたら、自分が避けようとしているネガティブな感情を見つめなおして、一緒にいられるようになると、人生が改善していきます。
