主な記事

 

 

前の記事と関連して、

親が心配し過ぎることで

子供に悪影響がある例を

上げてみたいと思います。

 

これも過度に保護しようという意味で
縦の関係になると思います。
 
親の心配が子供に与える影響

 

例えば、以下のようなことを、

親が頻繁に言ったら、子供にどんな影響があるでしょう?

  • やや潔癖症的に、あれが汚い、これが汚いという言う
  • 少しのことに危険を感じて、あれはしてはいけない、これはしてはいけない
  • あれがいけない、これがいけないと細かく判断する

やや神経質な親は、子どもに対して

こういうことを頻繁に言うことが多いと思います。

 

頻繁に言って、汚いものを避けるよう

危ないことを避けるように教えます。

 

 

これは子供にどうのような影響があるでしょうか?

 

道徳的な問題ではないですよ。

「子供の心がどうなるか?」の問題ですよ。

 

 
子供が消極的になる

 

子供が消極的になっていくと思います。

 

世の中が汚くて、危なくて、悪いところに感じてくるからです。

 

行き過ぎると学校に行かなくなります。

「なんか怖い」からです。

 

上のようなことを言われ続けて

そだった子供は、外の世界は

 

あっちもこっちも汚い

あっちもこっちも危ない

あの人も、この人も悪い

 

そんな風に見えてきます。

 

 
友達も増えない

 

やって良いことか、悪いことか

いつも心配しています。

いつも親の確認がしたくなります。

 

この人(友達)は付き合ってよい人かどうか?

いつも気になります。

いつも親に確認したくなります。

 

 

それでは、人間関係は深くなっていきません。

人間関係を広げていこうという意欲減っていってしまいます。

 

 

 
おおらかさが大事

 

私は、人が社会で強く生きていけるのに

おおらかさが重要だと思います。

 

相手の良さを認め関係を深めていくためには、

多少の短所を認める、おおらかさが必要なんです。

 

短所の無い人はいないのですから。

全て相手のリクエストに応えられる人はいないのですから。

 

 

 

なにより、おおらかでない人は、

「やりたいようにやれている感」を

感じられる場面が少なく、

幸せを感じられなくなっていきます。

 

  関連記事:

  「やりたいことをやる」で幸せになれるかな?

  やりたいようにやれている感

 

 
世界にはチャンスが溢れていることを教える

 

子供にリスクを教えるよりも大事なことがあります。

  • 世の中にはチャンスが溢れている
  • 豊かさが溢れている
  • チャンスを物にするには、努力は必要であること

そうい事を教える方を優先したいものです。

そして、努力にはストレスが付きも物ですが、

子供はそのストレスと上手に付き合う方法を

学ばなけれなりません。

 

少しぐらい病気になっても良いと思います。

少しぐらいケガをしても良いと思います。

少しくらい人と衝突しても良いと思います。

 

そういう中で、リスクよりもチャンスに目を向ける練習をし

怖さや努力のストレスと、どう折り合いをつけるかを学ぶのだと思います。

 

チャンスを目を向ける前に

リスクばかりに目を向けるようになったら、

この世の中に希望やチャンスを

見つけられなくなってしまいます。

 

 

親の心の状態

 

子供に悪影響がでるような場合は、

親が強迫的になっていると思います

 

強迫的というのは、必要以上に「ねばらない」と思う状態です。

その状態が悪くなると、強迫性障害と言って、

一般的には、潔癖症や頻繁に確認する行為などに

繋がっていきます。

 

親が強迫的な状態の場合は、

私が上で上げたような言動を

治そうとしても上手くいきません。

 

やっぱり、心と向き合って、

強迫的にさせている心の部分を

見つめなおす必要があります。

 

 

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