感じ方を整え、人生を整える手順
以下の記事では、ネガティブな感覚を伴う考えに気づく場合があります。それに気づいたら、以下の記事を参考にして、そのネガティブな感覚を除く手順をしてみてください。
心が軽くなって、人生が回りだしますよ。
前の記事の続きです。
辛い過去の記憶は、きっと
- 運命か誰かを憎んでいます。
- ダメな自分も憎んでいます。
これらを手放すと、気分が軽くなり
人生が回りだすことが多いですよ。
思い出した時にザワザワやキューとなることがなくなり
「あんなこともあったな~」とさわやかに思い出せる状態を目指します。
この時は、憎しみや恨みは消えているはずです。
運命や相手を許せとか正当化しろと
提案したいわけではありません。
無理に関係をよくする必要もありません。
が、憎しみや恨みは、
あなたを幸せを妨害しているので、
手放しましょうという提案です。
だって、憎しみや恨みは
- 心を疲れさせます
- 人生を制限します
- その他の人間関係も悪くします
からです。
これを「許す」というのなら、
自分の為に、「憎い人を許せ」という提案になります。
以下のような過去の経験を一つ選んでください。
- 思い出しただけ、ザワザワしたりキューっとなる
- 普段の生活で時々、思い出す辛い思い出
特に、普段の生活の中で、判断や気分に
大きな影響があるものを優先的に取り組みましょう
以下の質問に答えながら、ネガティブな感覚とセットになっている考えを見つけます。
見つけた考えに「邪魔な感覚を除く手順」をしましょう。
2段階あります。
まずは、以下の質問に取組んでみましょう。
- 辛かったことや嫌だったことは何ですか?
- 運が悪かったことはありますか?
そのために失ったものは何ですか? - 辛いことに関係した人は誰ですか?
その人の何がイヤでしたか? - 助けてくれるべきなので、助けてくれなかった
もしくは、相談できなかった人は誰ですか?
本当はどうしてほしかったですか? - 自分がすべきだったのに、できなかったことは何ですか?
- 本当は誰に何を言いたかたですか?
上記が済んだら、以下にも取り組んで見ましょう
- 辛いことをした人にも事情があったとすると、どんなことが考えられますか?
- 助けてくれなかった人にも事情があったとすると、どんなことが考えられますか?
- 自分ができなかった理由は何ですか?
のびのび言い訳してみましょう
けっこう苦しいかもしれません。
私は、相当苦しかったものがあります。
一つすごく辛かった経験があって、
それに最初に取組んだときは、
吐き気がしたり、頭が真っ白になる感覚があって
横にならざるをえなかったりしました。
そういう思い出は、少しづつ時間をおいて
取り組めばよいと思います。
その強烈な経験以外で、取組んだものは、
だいぶ笑って思えだせるようになりましたよ。
そうなると、憎んでいた人も含めて、
「あの頃は、みんな必死だったんだな~」と
素直に思えるようになってきます。
「みんな、がんばってたんだな」
「あの人は不器用だったんだな」
「あの人も、つらかったんだろうな」
みたいな感覚になるのが良いと思います。
念のために書いておきますが、
相手の為に、憎しみや恨みを手放すのではないですよ。
仲直りなんて考える必要はありません。
自分の心の為、より良い人生の為に
憎しみや恨みを手放すんです。
でも、それで仲直りする気になったら、
仲直りしたほうが多くの場合メリットがありますし、ほとんどの人は最初はビックリしても快諾してくれます。
自己愛性人格障害っぽい人は例外なので
注意が必要なんですけど…
それは、またいつか記事にしますね。
また、もし気に入っていただけたら、リブログはご自由にどうぞ。