リーダーに必要なこと~その4~

先日ある資料に、嫌われるリーダーに対しての部下の意見が載っていました。
・細かい事まで指示命令を与え、部下のやることいちいちに口出ししてくるリーダー
・自分では大きな判断を下す事ができないのに、部下に対しては判断を執拗に迫るリーダー
・部下からの意見を求めるくせに、その意見に対して否定をするリーダー
・任された仕事のミスに対して、責任だけを求めてくるリーダー
部下の勝手な言い分だと捉えてしまうリーダーもいるかもしれませんが、裏を返せば、部下も心から信頼関係を築いていきたいと望んでいるからこそ、出てくる意見なのです。
部下を心から信頼する事が出来ない、ましてや部下を道具扱いをするようなリーダーに対しては部下自身もその場で合わせていくだけで、真の信頼関係を築いていく事はできないのです。リーダーは一人では何もできないのです。部下との信頼関係を築いていくために、リーダー自らが率先して部下とのコミュニケーションに努め、部下の能力を最大限に発揮させる事ができるようになることで、組織力は2倍にも3倍にもなってくるのです。
あなたがリーダーとして組織を活性化させていくために、心から信頼できる部下は何人いますか?
リーダーとしての権限を預けることができる部下は何人いますか?
一人でも多くの、真の信頼関係を結ぶことが出来る部下を、リーダーとして一人でも多く抱える事ができた時、あなたの組織は間違いなく飛躍していくことになるでしょう。
リーダーとして、自分自身をしっかりと捉え、自分の能力を把握し、自分の心の中に自分を否定する自分がいなくなった時、はじめて、心から人を受け入れられる状態になってきます。
部下を否定することなく、肯定的に受け入れ、自分の感情をもコントロールできるようになってきた時に部下は自然とリーダーに心を開き始めるでしょう。
リーダーとしての「自己承認」が部下を認め、受け入れる第一歩になります。
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今回の担当:MLC公認プロフェショナルコーチ 神谷 昌義
リーダーに必要なこと~その3~

リーダーとして部下との信頼関係を築くのは、リーダーが率先して、部下とのコミュニケーションに努める事。
そして、そのコミュニケーションの中で、信頼関係を築いていき、リーダーとしての理念やビジョンを部下に明確に理解してもらう事で、リーダーの思い通りに部下が動き出す。
ということを前回までにお話させていただきました。
今回は、リーダーが陥りやすい落とし穴についてです。
それは、リーダーとは部下を思い通りに動かすという事であると思い込み、リーダー好みの部下に育てていこうとする事です。
真にリーダーの思い通りに部下が動き出すということは、部下自身がリーダーが持つ明確な理念やビジョンをしっかりと理解し納得し、部下が自発的にリーダーと同じ方向に向くという事が出来たときであって、強引に部下を納得させ、同じ方向を向かせたということではないという事です。
組織を活性化させていくことが出来るリーダーは、部下の個性や能力を尊重し、信頼し、それらを活かした仕事を任せるということを自然にできる人です。部下の個性や能力を押しつぶし、リーダーの言うがままのリーダー好みの部下にしていく事ではないという事なのです。
リーダーとしてリーダーシップを発揮する事が出来ないリーダーほど、最終的には部下を心から信頼できず、強引にリーダーとしての理念やビジョンを部下に押し付け、部下の個性や能力を無視した形で、結果だけを求めていくようになります。
そのような環境で育っていく部下は、仕事の結果よりもリーダーのご機嫌だけを気にするようになり、自分の個性や能力を押し殺し、そこそこの仕事をこなし、リーダーを怒らせないことが優先課題になってきます。
リーダーとしての能力がかけている人ほど、言う事を黙って従ってくれる部下や気分を良くさせてくれる部下、尚且つそこそこの結果を出してくれる部下が優秀な部下だと思ってしまっているのです。
それでは、見せ掛けの信頼関係だけで、本当の信頼関係が築けていけないのです。
「孫子」の言葉で、「将能ありて君御せざる者は勝つ」将軍が有能で、君主が余計な干渉をしなければ勝つという意味の言葉です。
これを言い換えるなら、部下の能力を心から信頼し口出ししないで任せる。その結果、部下は信頼にこたえるべく一所懸命に努力するようになるという事になるのです。
部下に対して、リーダーとしての信頼を寄せるという事は、部下に対して権限を委譲できるかどうかにあります。リーダーとして部下の個性や能力を把握し心から信頼しているからこそ、大きな責任が伴う仕事も部下に任せることが出来るのです。
部下も大きな仕事を任されるようになることでリーダーに対し信頼し、しっかりとコミュニケーションが取れていることで、問題・課題を抱えても信頼を寄せるリーダーに何でも相談できる関係になってきます。
部下のの能力を信頼することにより、強固な信頼関係の中一丸となって業務を遂行して行く。
そこには、やはりコーチングが活きてきます。
ただし、上辺だけのコーチングでは部下はついてきません。
自分をコーチングできて、初めて相手をコーチングできるのです。
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横浜11/5(土)東京11/6(日)名古屋11/26(土)大阪11/27(日)
今回の担当:MLC公認プロフェショナルコーチ 神谷 昌義
リーダーに必要なこと~その2~

前回は、リーダーとしてリーダーシップを発揮していく為に重要な事の一つとして、日ごろコミュニケーションが部下との信頼関係を築くという事をお話させていただきました。
今回は、その続きをお話させていただきます。
部下との信頼関係を築く事が出来てきたら、リーダーは千差万別の部下の能力をきちんと理解し、部下の個性を生かした仕事の進め方をしていくことが重要になってきます。
部下の個性を活かし、能力を最大限に発揮させる為にリーダーとして必要な事は、持つべき理念をもち、ビジョンを明確にさせ、それらをきちんと部下に理解してもらうことです。
ここで、重要な事は、これら、理念やビジョンを“伝える”、ではなく“理解してもらう”ということ。
このことを、前回お話したコミュニケーションの4原則にのっとって、部下に十分に理解してもらうことにより、部下はおのずとリーダーと同じ方向を向き、目標達成に向けて惜しみなく努力をするようになってくるのです。
リーダーの考えを部下が理解する事で、部下は自然とリーダーの思い通りに動いてくるようになってくるのです。
自分自身がよりすぐれたリーダーになっていく為にまず必要な事は、自分を知る為の正しい「セルフ・コーチング」が出来るようになることです。
「セルフ・コーチング」が出来るようになってくることで、自然と相手に対してコーチングが出来るようになってくるのです。
自分自身を理解する事が、相手を理解する第一歩になるのです。
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