札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

「頑張れ!

 頑張れば出来る!!

 出来ないことなど何もない!!!」

 

 

バブル全盛期に、

営業マンのスキルアップで

流行っていた

 

 

1週間泊まり込み

セミナーでの教え。

 


タクシーの止め方

こちらは映画「バブルへGO」の

ワンシーンですが、

 

一万円札をふりながらタクシーを

止めさせる光景。今ではありえないですね。

出典 blogimg.goo.ne.jp

 

 

 

頑張らない人間には

価値がない。

 

 

頑張って成果が上がらない

人間はいない。

頑張るから夢が叶う。

 

 

そんな

行け行けどんどん(死語?)

の時代だったなぁ。

 

 

男の育休、残業禁止、

仕事は自宅でしていても

構わない。

 

 

こんなことが起きる

時代が来るなんて、

誰が想像できただろう?

 

 

前回は、社長に

「荒井君の戻る席は

 もう札幌にはない」

そう告げられ、

 

 

札幌の会社には

戻れない状況で、

僕はある決断をするのです。

 

 

というお話しでした。

『第28話:愛は求めるものではない①』

 

 

札幌の会社にはもう席が無い。

 

 

かといって

東京に戻っても、

 

 

自分の役割に

意味を感じることができない。

 

 

「使い捨ての歯車」

にしか思えない。

 

 

そんな中で決断したのは、

 

 

「起業」

 

 

今までまったく

考えたこともないので、

 

 

そのための

知識も準備も何もない状態。

 

 

それでも、

見えない力に抑え込まれた

牢獄の生活を送るよりは、

 

 

ずっと希望が持てました。

 

 

「使い捨ての歯車で命を削るよりも

 自分の未来につながることに

 命をかけたほうがましだ」

 

 

生活している

マンションのリビングに

机と電話1台で起業しました。

 

 

あとは営業。

 

 

今までの

僕のクライアントはすでに

前の会社の部下に引き継いだので、

 

 

すぐに営業をかける

わけには行きません。

 

 

ただ、

東京で毎日新規飛込み営業を

させられていたので、

 

 

大きな抵抗感なく

飛び込み営業から

スタートすることが出来ました。

 

 

「死ぬ気で頑張ればなんとかなるさ!」

 

 

そう思いながらも、

 

 

「頑張らないと食べていけなくなる!」

 

 

という恐怖。

 

 

その背景には

「頑張らないと愛されない」

という昔の記憶がしっかりと

根ざしていました。

 

※まだの読まれていない方はこちらからどうぞ。

『第6話:頑張ると幸せになる…?』

 

 

やがて、一人でいることの不安、

一人で稼ぎ続けることの恐怖から、

 

 

昔部下だった営業マンを

引き抜きました。

 

 

そして経理の女性、

もう一人営業マン…

 

 

と、

 

 

業績がそんなにいい

訳ではないのに

 

 

売上を上げ続ける

不安・恐怖から、

 

 

仲間がいる安心感へと

逃げて行ったのです。

 

 

 

 

経営者失格ですね。

 

 

 

 

昔、上場した企業の社長から

 

 

「荒井君、

 経営者は常に孤独なんだ」

 

 

とあれほど聞いていたのに。

 

 

自分に活かせなかった。

 

 

毎月苦しい状況が続きました。

社員への給料の支払いも

厳しい月が出てきました。

 

 

そして

「頑張らないと愛されない」思考は

ふたたび動きだし、

 

 

僕は深夜流通センターでの

荷物運びのアルバイトを

始めたのです。

 

 

昼間の仕事で

稼ぎが足りない分は、

寝ないで頑張って稼ぐしかない。

 

 

頑張れば報われる!

頑張れば愛される!!

 

 

夜中に集合して、

タコ部屋みたいな狭い部屋で

 

 

20人~30人ほどの男達が

軽い夜食を取ったり

仮眠を取っています。

 

 

1時くらいに起こされ、

朝7時くらいまで

 

 

重たい荷物を次々に

トラックに積み込む超・肉体労働。

 

 

「さっさとこっちへ運べって!!」

 

 

あちこちで怒号が飛び交います。

 

 

「こら、そこのオヤジ!!」

 

 

僕がきょとんとしていると、

僕を睨み

 

 

「お前だよオヤジ、

 こっちの荷物を

 さっさと運べや!!」

 

 

かなり年下の男性に

指示されながら、

 

 

年上の男たちが

黙々と運ぶ光景は、

 

 

さながら

『パイレーツ・オブ・カリビアン』の

海賊たちといったところ。

 

 

昼間は社長と呼ばれ、

夜中にはオヤジと呼ばれ…

 

 

たとえ悔しさで

胸がいっぱいになっても、

 

 

解決するには

頑張って寝ないで働くしか

途はない。

 

 

頑張らないと

社会に愛されない

そう恐れていたのです。

 

 

今思うのですが、

父親の言っていた言葉。

 

 

頑張ると愛される。

頑張らないと愛されない。

 

 

 

本当にそうなのか?

 

 

 

赤ちゃんは

そこにいるだけで

愛されるし、

 

 

子犬も子猫も

そこにいるだけで

愛されてるじゃん。

 

 

頑張ることの出来ない

病気の子供は、

愛される資格はない?

 

 

頑張れない

おじいちゃん、おばあちゃん

はもう愛されてない?

 

 

こんなことにも気づかずに

生きていたんですね。

 

 

そんな生活が

1ヶ月続いたころ、

 

 

朝の積み荷の時に眠気が襲い

意識がもうろうとした瞬間

 

 

 

 

ドーン!!

 

 

 

 

僕の右足のすねの骨が

曲がっていくシーンを、

 

 

今でも

 

 

スローモーションのように、

覚えています。

 

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

~つづく~

次回:『第30話:愛は求めるものではない』

 

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の荒井隆秀です。

 

 

誰かに頼られている自分

って、どんな感じ?

 

 

そんなに嫌な感じは

しないでしょ?

 

 

僕なんかは、

「よしよし任せて!」

って感じで、

 

 

自分の自信につながったり、

愛されている実感に

つながったりする。

 

 

ただ、注意しないと

ついつい図に乗ってしまって、

 

 

自信が過剰になってしまったり、

愛への要求が強くなったりすることも

しばしば (^▽^;)

 

 

前回は、

自信が過剰になった警鐘として、

立て続けに起きた出来事の話をしました。

『第26話:過信を正すための必然』

 

 

ただね、

この自信と過信の違いも

紙一重って感じがする。

 

 

自信は、

自分向けの自覚⇒自己への愛だと

思うのだけれど、

 

 

過信は、

「自分がいないと困るでしょ?!」って

 

 

外に向けての意識⇒他者に愛を

要求するものであるように思う。

 

 

当時クライアントさんに誘われて、

鮭のルアーフィッシイングに

はまっていた僕は、

 

 

夏~秋の毎週末は鮭を追いかけて

あちこちの海へ出かけていました。

 

 

そんなある日、

朝3時からの釣り始めの準備で

岬のテトラに座っていました。

 

 

綺麗な月明かりの下、

穏やかに波がテトラに打ち寄せ、

静けさの中で時を待っていると

 

 

ジー、ジーっと

携帯が鳴ります。

 

 

こんな時間に誰?と思い

出ると、社長からの電話。

 

 

「荒井君、実は今うちの会社の状況は

 かなり苦しい。これは荒井君だから

 こそ話すんだが、、、」

 

 

そこで聞いたのが

 

 

東京の上場予定の某企業から

お金を借りる代わりに、

 

 

上場を加速できる営業マンが1人

欲しいと言われたとのこと。

 

 

「向こうの企業は上場する予定で、

 荒井君を役員待遇で迎え入れてくれる。

 どうだ、決して悪い話じゃない。

 

 荒井君も経験した通り、人生は決断の

 タイミングが大事なんだ。

 今すぐ返事をくれないか?」

 

 

相当切羽詰まった

状況であることは

声から判断できました。

 

 

社長が夢とロマンをかけてこの会社を

立ち上げるとき、僕はすぐについていく

判断が出来ず、

 

 

結局はその優柔不断さが色々な問題

を招いたという過去の経験もあり、

 

 

※まだ読まれていない方はこちらからどうぞ。

『第21話:人情が決断を鈍らせる?』

 

 

 

「この役目は社長の言うとおり、

 俺しか出来ない」

 

 

と思いすぐに承諾。

単身東京へと向かうことになったのです。

 

 

しかも、期限は無し。

 

 

ところが、

 

 

実際は常務待遇どころか、

金貸してやっているんだから

働けよとばかりに、

 

 

平社員扱いで、毎日新規飛込み営業。

 

 

直近で相応の売り上げを上げろ…

といった話。

 

 

社長に文句は言いませんでした。

 

 

僕が内容もよく確認せずに、

「皆が困るんだな!

 だったら、俺しかいないだろ!!」

 

 

といった過信から

こうなってしまったのですから。

 

 

でも、愛への要求が強い僕にとって、

全く見ず知らずの会社で、

 

 

仲間が誰一人いない、

孤軍奮闘の状況は

とてもしんどかった。

 

 

週末はひとりワンルームマンションで

「なんで俺だけが・・・?」

と自分の人生を嘆き、

 

 

小学1年生の時に転校してからの

あの暗黒の時代を思いだしながら、

 

※まだ読まれていない方はこちらからどうぞ。

『第3話:じっと気配を消して生きる』

 

 

「またひとりぼっちだ」

 

 

とふさぎ込んでいました。

 

 

年末に札幌に戻り、社長室へ行き

 

 

「社長、あまりにも話が違うし、

 新規飛込み営業なら僕でなくても

 独身の若手でいいと思います」

 

「僕は札幌で稼いで来たし、

 札幌で売り上げを上げる自信がある」

 

 

と話す僕に、

社長がひとこと…

 

 

 

「荒井君の戻る席はもう札幌にはない」

 

 

 

そう告げられました。

 

 

社長のために、

この会社のために、

 

 

もの凄く働いて

貢献してきた俺に?

 

 

皆を救うために

大嫌いな東京に出向いたのに?

 

 

 

社長を信じている俺に?

 

 

 

「あ、荒井課長久しぶりです。

 でも課長、もう席無いですよ♪」

 

 

と状況を全く知らない部下からの

ジョークに、

 

 

1ミリも笑えない僕がいた。

 

 

愛されていたい。

でも愛してもらえない。

 

 

この経験で気づいたことは、

愛は…求めるものでは無い。

 

 

ということ。

 

 

そして僕は

ある決断をするのです、、

 

 

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

~つづく~

次回:『第29話:頑張ると愛される…という誤解』

 

 

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札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

今まで僕の世界観を

振り返って来て

気づいたことがあります。

 

 

そして今後は

その立ち位置で、

 

 

世界観の発信を

継続していきたいと

思います。

 

 

今後ともよろしく

お願いしますね。

 

 

 

愛されている

安心感があると、

何事においても行動的になれます。

 

 

そして行動することで

自信がどんどんついてきます。

 

 

ところが、その自信が

 

 

度をすぎると、

実は過信だと気づかせてくれる

出来事が起こるのです。

 

 

「自分流」を出し始めた僕に、

クライアントの社長さんから

連帯保証人の依頼が来ました。

 

 

面倒見がよく、

ススキノでもハベリがいい社長

だったので、

 

 

軽い気持ちで受けたのですが、、

 

 

 

やはり、世の中甘くない。

 

 

 

その後返済に困ったらしく、

僕の携帯に金貸し業者から

督促の電話が鳴りだします。

 

 

社長に電話しても一向に

連絡が取れません。

 

 

やがて会社にも電話が

来るようになり、

 

 

「荒井君、何かあったか?」

と専務から一言。

 

 

妻にも言えず、困っていたので

全てを話しました。

 

 

「会社にご迷惑になるのであれば

 会社を辞めます」

 

 

「会社には迷惑にはならんけど

 しっかり解決しないとな」

 

 

そんな専務とのやり取りの後

妻に相談をし、

 

 

補償金額の100万円を用意し、

支払うことにしました。

 

 

妻からしっかりお灸をすえられて

一件落着。。。

 

 

 

ある日、翌日のクライアントとの

打ち合わせのために夜の山道

を運転中のことでした。

 

 

左ハンドルのBMWを颯爽と運転

しながら右にはスタッフ。

 

 

やがて前方に軽自動車が1台、

とろとろと走っています。

 

 

「いや~とろくさい!!」

 

 

アクセルをいっぱい踏み込んで

一気に追い抜いた先には、

 

 

 

 

急な右カーブ。

 

 

 

 

ハンドルを思い切り切ると、

なぜか?右のダッシュボードに

口が空いた缶コーヒー。

 

 

缶コーヒーはツツーッと、

そのまま僕のほうへこぼれそうに

なりながら動いてきます。

 

 

「ヤバい!こぼれる!!」

と思い右手を差し出した瞬間。。。

 

 

 

 

ドガーン!!!

ガラガラ!!!

 

 

 

 

目の前には

もうもうと砂煙が立ち込め、

 

 

なんと、天と地が

ひっくり返っています。

 

 

やっとのことで車から出ると、

愛車のBMWは逆さまになり、

天井はぺしゃんこにつぶれていました。

 

 

そして廃車。

 

 

400万円以上の損害。

 

 

何であんなところに

飲みかけの缶コーヒー

置いておくんだ!!

 

 

そうは思いながらも、

済んでしまったことは

変えようもない。

 

 

またある日、

片道700km離れた町で

クライアントととの打ち合わせが

ありました。

 

 

デザイン会社の社長と2人

運転は行きかえり僕1人。

 

 

早朝に出発し、現地にて2時間ほど

打ち合わせ。

 

 

帰りには少し大きめの街に立ち寄り

夕食を取りました。

 

 

その街で泊まるかどうか

迷いましたが、

あと3時間ほど頑張れば、

 

 

家に帰れるので、

満腹で少々眠いのを

我慢して出発。

 

 

社長を送る緊張感もあって

眠さにも負けず、

無事社長宅に到着。

 

 

深夜に、

ホッと一息。

 

 

 

自分の家へと向かいました。。。

 

 

 

ガツーン!!!

 

 

 

突然、マサカリで頭を思い切り

叩かれた衝撃。

 

なんだ?!なんだ?!

 

 

訳も分からず、車から降りると

車が電柱にぶつかり、

 

 

電柱が折れ、車の左タイヤは

内側に折れ曲がってしまっています。

 

 

どうやら先ほどの衝撃は、

車が電柱にぶつかったときに、

 

 

頭を強くフロントガラスに打ち付けた

ようです。

 

 

警察を呼んで処理を終えたのが

朝方4時くらい。

 

 

パトカーの中で缶コーヒーを

差し出され、

 

 

「大変だったね~」と。

 

 

僕は安堵と疲労から、

運転中に一瞬

眠ってしまっていたのですね。

 

 

電柱やらレンタカー修理費やら

なんだかんだで370万円。

 

 

さすがに立て続けにこんな

事が続き、

僕もかなり落ち込みました。

 

 

でも、良く考えると

全ては自分への過信が原因。

 

 

恐らくは

この過信への警鐘として、

こういった一連の事が起きたのだと、

 

 

今は思うのです。

 

 

ただこの

自信と過信の違いも紙一重

なのか・・・

 

 

やがて、ある出来事が

起こるのです。

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

~つづく~

次回:『第28話:愛は求めるものではない①』

 

 

追伸:

 

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