札幌の
脳にアプローチする治療家
ブレインコントロールコーチ
の荒井隆秀です。
「頑張れ!
頑張れば出来る!!
出来ないことなど何もない!!!」
バブル全盛期に、
営業マンのスキルアップで
流行っていた
1週間泊まり込み
セミナーでの教え。
こちらは映画「バブルへGO」の
ワンシーンですが、
一万円札をふりながらタクシーを
止めさせる光景。今ではありえないですね。
頑張らない人間には
価値がない。
頑張って成果が上がらない
人間はいない。
頑張るから夢が叶う。
そんな
行け行けどんどん(死語?)
の時代だったなぁ。
男の育休、残業禁止、
仕事は自宅でしていても
構わない。
こんなことが起きる
時代が来るなんて、
誰が想像できただろう?
前回は、社長に
「荒井君の戻る席は
もう札幌にはない」
そう告げられ、
札幌の会社には
戻れない状況で、
僕はある決断をするのです。
というお話しでした。
札幌の会社にはもう席が無い。
かといって
東京に戻っても、
自分の役割に
意味を感じることができない。
「使い捨ての歯車」
にしか思えない。
そんな中で決断したのは、
「起業」
今までまったく
考えたこともないので、
そのための
知識も準備も何もない状態。
それでも、
見えない力に抑え込まれた
牢獄の生活を送るよりは、
ずっと希望が持てました。
「使い捨ての歯車で命を削るよりも
自分の未来につながることに
命をかけたほうがましだ」
生活している
マンションのリビングに
机と電話1台で起業しました。
あとは営業。
今までの
僕のクライアントはすでに
前の会社の部下に引き継いだので、
すぐに営業をかける
わけには行きません。
ただ、
東京で毎日新規飛込み営業を
させられていたので、
大きな抵抗感なく
飛び込み営業から
スタートすることが出来ました。
「死ぬ気で頑張ればなんとかなるさ!」
そう思いながらも、
「頑張らないと食べていけなくなる!」
という恐怖。
その背景には
「頑張らないと愛されない」
という昔の記憶がしっかりと
根ざしていました。
※まだの読まれていない方はこちらからどうぞ。
やがて、一人でいることの不安、
一人で稼ぎ続けることの恐怖から、
昔部下だった営業マンを
引き抜きました。
そして経理の女性、
もう一人営業マン…
と、
業績がそんなにいい
訳ではないのに
売上を上げ続ける
不安・恐怖から、
仲間がいる安心感へと
逃げて行ったのです。
経営者失格ですね。
昔、上場した企業の社長から
「荒井君、
経営者は常に孤独なんだ」
とあれほど聞いていたのに。
自分に活かせなかった。
毎月苦しい状況が続きました。
社員への給料の支払いも
厳しい月が出てきました。
そして
「頑張らないと愛されない」思考は
ふたたび動きだし、
僕は深夜流通センターでの
荷物運びのアルバイトを
始めたのです。
昼間の仕事で
稼ぎが足りない分は、
寝ないで頑張って稼ぐしかない。
頑張れば報われる!
頑張れば愛される!!
夜中に集合して、
タコ部屋みたいな狭い部屋で
20人~30人ほどの男達が
軽い夜食を取ったり
仮眠を取っています。
1時くらいに起こされ、
朝7時くらいまで
重たい荷物を次々に
トラックに積み込む超・肉体労働。
「さっさとこっちへ運べって!!」
あちこちで怒号が飛び交います。
「こら、そこのオヤジ!!」
僕がきょとんとしていると、
僕を睨み
「お前だよオヤジ、
こっちの荷物を
さっさと運べや!!」
かなり年下の男性に
指示されながら、
年上の男たちが
黙々と運ぶ光景は、
さながら
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の
海賊たちといったところ。
昼間は社長と呼ばれ、
夜中にはオヤジと呼ばれ…
たとえ悔しさで
胸がいっぱいになっても、
解決するには
頑張って寝ないで働くしか
途はない。
頑張らないと
社会に愛されない
そう恐れていたのです。
今思うのですが、
父親の言っていた言葉。
頑張ると愛される。
頑張らないと愛されない。
本当にそうなのか?
赤ちゃんは
そこにいるだけで
愛されるし、
子犬も子猫も
そこにいるだけで
愛されてるじゃん。
頑張ることの出来ない
病気の子供は、
愛される資格はない?
頑張れない
おじいちゃん、おばあちゃん
はもう愛されてない?
こんなことにも気づかずに
生きていたんですね。
そんな生活が
1ヶ月続いたころ、
朝の積み荷の時に眠気が襲い
意識がもうろうとした瞬間
ドーン!!
僕の右足のすねの骨が
曲がっていくシーンを、
今でも
スローモーションのように、
覚えています。
今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
~つづく~
追伸:
体を硬くしてしまう繊細な感情を
自律神経を整えながら柔らかくする方法を毎日配信しています。
↓ ↓ ↓
<Twitter>
タカ@自律神経から繊細さを整える
@mind_taka














