札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

無知って怖いですが、

誰でも最初は

無知から始まります。

 

 

知識としてないものを

初めて目にしたり体感したりすると、

 

 

ただただ頭の中は???に

なってフリーズしてしまいますよね。

 

 

定期的に、

整体技術のスキルアップ

をしていますが、

 

 

「脳」に対するアプローチは

想像を超えた

素晴らしい結果を招きます。

 

 

瞬間的に

患者さんの「脳」をフリーズ

させることで、

 

 

脳はトランス状態になり、

 

 

日頃の

常識・執着・習慣から解放され、

硬直した筋肉は瞬時に和らぎます。

 

 

 

「揉まずに筋肉をゆるめる」

 

 

 

僕ら治療家にとっての

常識であっても、

 

 

一般の人からすると、

???という

ことになるようです。

 

 

人間の無限の

神秘・力をつくづく

思い知らされます。

 

昼夜働いていた時代

 

前回は、

無言で20人~30人ほどの男達が

タコ部屋みたいな狭い部屋に集まり、

 

 

深夜から朝まで重たい荷物を

次々にトラックに積み込む

肉体労働の話をしました。

 

 

※まだ読まれてない方はこちらをどうぞ。

『第29話:頑張ると愛される…?①』

 

 

それにもやっと慣れてきたころ、

昼夜を問わず働いていたせいか、

 

 

ついつい気が遠のくような、

集中力を失っていた

 

 

 

ほんの一瞬、

 

 

 

積み荷をした

リフト車が僕をめがけて

勢いよくバックしてきたのです。

 

 

 

「え?!まさか…

 止まらない???」

 

 

ドーン!!

 

 

後ろに逃げたのですが、

間に合わず

右足に車体がぶつかって来て、

 

 

僕の右足のすねの骨が

ぐにゃっと曲がっていきました。

 

 

 

折れる。。。

 

 

 

 

もの凄い痛みで、

あわてて

ズボンをめくると、

 

 

すねから血がぴゅーっと

噴き出しています。

 

 

明日から自己啓発セミナーで

東京出張というタイミング。

 

 

帰りに

ドラッグストアに立ち寄り

傷口を店員さんに見せ、

 

 

「とにかく止血して、絆創膏で

 しのぎたいので何かください」

 

 

傷口を見て唖然としながらも、

 

 

「これで一時的に止血できると

 思いますが、これはどう見ても

 病院に行ったほうがいいですよ」

 

 

とのアドバイス。

 

 

サンキュー♪ありがとう!

 

 

そんなアドバイスも聞かず、

消毒液と絆創膏を手に

東京へ向かいました。

 

 

ホテルではシャワーを浴びる際に

防水性の絆創膏で対応してました。

 

 

東京でのセミナー3日目、

 

 

風邪のような症状と、

発熱、声がかすれて出ない状態で、

 

 

すねからは相変わらず

血が噴き出していました。

 

 

講師やスタッフに状態を伝えましたが、

「自分の殻を破る」自己啓発セミナー

だけあって、

 

 

容赦なく、

課題が与えられます(笑)。

 

 

 

その課題は、、

 

 

え?

こんな状態なのに、大勢の前で

ひとりで何十分もこんなことするの?

 

 

極限状態も近かったのでしょうか?

誰にも気遣ってもらえない寂しさと、

孤独感で、

 

 

恥ずかしながら、

ひとりで涙を流していました。

 

 

「誰にも愛されていない。

 誰か俺を愛してくれよ!」

 

 

ココロの底から

愛を求めていました。

 

 

セミナーを終え、東京からの帰り際

 

 

旧友の、

脚が不自由で車いす生活をしている

男性に久々に会いました。

 

 

話をしながらすねを見せると、

 

「荒井君、きっとこれ壊死しかけてるよ。

 俺みたいに足が使えなくなっちゃうよ。

 帰ったらすぐ病院に行きなよ」って。

 

(壊死って何?知らないので、

 聞いてるフリしてました)

 

 

札幌に戻り

さすがに風邪みたいで体調が悪く

かかりつけの内科クリニックに行くと、

 

 

「荒井さん、どこか怪我してないかい?」

 

 

「え?!実はすねを怪我してるんですが

 先生よくわかりましたね!!!」

 

 

驚いている僕をしり目に、

どこかに電話をかけ終えると、

 

 

「足が壊死している、すぐにでも外科に

 行かないと脚を切断することになる。

 今電話したからすぐに行きなさい!」

 

 

目が点になった。

 

 

壊死って何?

脚を切断???

なぜ?

なにも悪いことしてないのに?

 

 

整形外科での処置で何とか

脚は切断せずに済みました。

 

 

今でも天気が悪いと疼きますが、

そのたびにあの時を思い出します。

 

 

あんなに求めても

手に入らなかった愛が…

 

 

こんなに身近にあったんだなぁって。

 

 

ドラッグストアの店員さん

車いすの旧友

かかりつけのお医者さん

外科のお医者さんと看護師さん

 

 

みんなが愛を送ってくれていた。

 

 

大きな怪我でしたが、

 

 

気がつけば、

僕はこんなに愛されていたんだ。

ってことを教えてくれた貴重な体験。

 

 

実は、愛は求めるものではなく、

気づくことなのかもしれません。

 

 

あなたの身近にも、

きっと愛があふれているはずです。

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

~つづく~

次回:

『第31話:忙しさは求められている証拠』

 

 

追伸:

 

体を硬くしてしまう繊細な感情を 

自律神経を整えながら柔らかくする方法を毎日配信しています。

↓  ↓  ↓

<Twitter>
タカ@自律神経から繊細さを整える

@mind_taka