硫黄泉好きですか? マニア必見の「硫黄比較」
「硫黄泉」好きですか?→僕は好きです
まずは、
万座温泉の代表格3湯
お湯比較です。どうぞ~
分析表より主要イオン抜粋 単位:mg
万座温泉は温泉施設の場所が点在しており
それぞれ異なる源泉の近くに
温泉施設を作っています。
泉質もお湯の個性も違います。
📝
豊国館 →成分総計が多く酸性も強い、鉄&メタケイ酸多い
ホテル聚楽→遊離硫化水素が突出して多い
湯の花旅館→マグネシウム比率高く硫黄泉の中でも個性的
硫黄泉の定義は、
温泉1kg中に、総硫黄2mg以上含有すること
総硫黄(S)=硫化水素イオン+チオ硫酸イオン+遊離硫化水素
硫黄泉は2タイプあり
遊離硫化水素(H2S)を含む「硫化水素型」(酸性が多い)
と
遊離硫化水素を含まない「硫黄型」(アルカリ性が多い)がある。
万座温泉は典型的な「硫化水素型」の代表で
硫化水素イオンおよびチオ硫酸イオンの含有はなし。
日本一遊離硫化水素が多いかつ総硫黄としても多いのは
万座温泉の「ホテル聚楽」286mg
全国の硫黄泉 有名どころをピックアップ
含有硫黄量 単純簡易比較表 単位:mg
※もし数字の転記ミスなどあったらご指摘ください、
数字が細かいため見落としがあるかもです🙇
分析年月日が異なるため現状のお湯との単純比較はできませんのでご了承ください
なるべく直近の温泉分析表で比べています
こうして見比べても
万座温泉「ホテル聚楽」の遊離硫化水素含有量は
圧倒的ですね。
基本的には、
硫化水素イオンの割合が多いと緑色になり、
遊離硫化水素の割合が多いと酸化し白濁傾向となる。
例えば、
万座温泉、本沢温泉、蔵王温泉などは基本白濁となる。
※天気の影響も受ける
遊離成分とイオン成分がバランスよく拮抗すると
綺麗な🍈クリームソーダ色となる。
七味温泉、元泉館など。
大深温泉は硫黄泉の中では異色で、
チオ硫酸が突出して多い。この場合は、
透明度を保ったまま硫黄を感じることができる。
上の表には紙面の関係上
掲載しきれませんでしたが
含硫黄の名湯はたくさんあります。
奥塩原 寺の湯 遊離硫化水素55.6
📝
これらの基本事項をおさえておけば
硫黄泉に入るのがさらに楽しくなります
次はどこの硫黄泉にいこうかな~
♨癒し王ふじ 夢の温泉未来予想図Ⅱ