・・・私のもとから『エレクトリック・ギター』

 

というものが1本残らず姿を消して

 

もう、どのくらいの年月が流れただろうか?

それは、バンドからソロに転向した頃と

 

時を同じくしているので

もう彼是、31~32年が経つことになります。

その間、私は『スティール弦のアコギ』

 

『クラシック・ギター』

そして一時期は『ウクレレ』と・・・

エレクトリックではない

 

『生の楽器』のみと付き合って参りました。



 

 

バンド、そしてエレクトリック・ギターから

 

音楽を始めた私にとって

生の楽器、生ギターというものは非常にハードルが高く

片手間にエレクトリックも手にしながら

 

モノに出来る様な楽器ではありませんでした。

・・・なんて云うと

 

今はアコギを完全に弾き熟している様に聞こえますが

全く以て然に非ず

 

アコギと対話しようとするだけで精一杯

 

余裕がなかったのです。

 




 

 

 

ところが2020年、世界中がコロナ禍に突入し

 

自粛期間が設けられた時

私の中で『今一度、エレクトリックを弾いてみたい』

 

という欲求が怒涛の如く突き上げてくるのを感じました。

30年以上のリバウンドですから

 

無理もないのかもしれません。

『アコギと対話するだけで精一杯』というのは本心ですが

だからといって『エレクトリックを弾く喜び』までが

そのことによって消えてしまったわけではありませんので。

 



 


 

例えば、アコギの弦を買いに楽器屋さんに行きます。

そこにはアコギのみならず

 

エレクトリックもディスプレイされています。

『今日は弦を買いに来ただけだから』

私はいつも、そう自分に云い聞かせて

 

エレクトリックとは目が合わないようにするんです。

目が合ったら終わりですから。

恋と同じです『雷撃の恋』

取り分け『フェンダー・カスタムショップの

レアカラーのストラトキャスター』

『ギブソン・カスタムショップのヒスコレR9レスポール』

 

は危険極まりなく、絶対に目を合わせてはならない。

老舗舶来メーカーに限った話ではありません。

『国産ドメスティック』は更にそれらを凌駕していますから

 

当然それもダメです。

故に、私は楽器屋さんに行っても

 

決してエレクトリックのブースには近寄らず

弦を買ったら逃げるように、その場を後にするのです。

 




 

 

 

なのに、なのに、ここまで頑張って耐え忍んできたのに

否、ここまで頑張って耐え忍んでしまったばかりに

この自粛期間以降、一気に

 

 

『3本ものエレクトリック・ギター』が

私の手元に来てしまいました。

エレクトリックを手に入れるのは、19の時以来なので

実に36年振りのこととなります。

 




 

 

 

 

で、その内訳は?というと・・・

既に文章化しておりますが

 

 

1本目が『ストラトキャスター』

2本目が『レスポール』です。

この2本のエレクトリックは私にとって

 

『特別中の特別なギター』であるため

本日この場で説明することは不可能、語り尽くせません。

・・・と云いつつも、一点だけ申し上げるならば

この2本のエレクトリックは

『曲創り、レコーディングのために手に入れたギター』

 

なのです。

なんて云うと「じゃぁライヴでは弾かないの?勿体ない」

というような声が聞こえてきそうですが

 

私は全くそう思いません。

何故なら、レコーディングに踏み切るのも

 

ライヴを演りたいと思うのも

先ず『素晴らしい曲が出来たから聴いて欲しい』

 

という想いがあって初めて成立します。

故に、私には何よりも『曲創りが最優先』となります。

それには『素晴らしい音色の楽器

自分の欲しい音色が奏でられる楽器』が必須。

そのような音色を持った楽器というものは

自分の実力以上の『天来の響き』さえも

 

この地上に降ろす手助けをしてくれる。

取り分け『ストラトキャスターの鈴鳴り

クリスタルなクリーントーン』は

コードカッティングしても、アルペジオを弾いても

シングルノート、ダブルノートでソロをとっても

オブリ的なフレーズを入れても、その全てが素晴らしい。

ストラトは私にとって

 

『自分の曲の全てが表現出来る楽器』なのです。

方やレスポールは?と云えば

『ウーマントーンでロングトーンの

泣きのフレーズでも弾いた際には右に出るもの無し』

という点が何より素晴らしい。

・・・本当は『フロントピックアップで

クリーンを作ってジャズを弾く』

これが一番、レスポールの

 

『潜在能力』を引き出している様に思うのですが

如何せん、私にはハードルが高過ぎて無理。

私にとってレスポールは

 

『ソロとオブリ』に特化している。

上記のような理由から

 

『曲創りにこそ自分にとって最高の楽器

(高価、希少性が高いという意味ではない)を用いるべし』

というのが私の持論です。

 



 

 

 

 

 

ということで、36年振りに

3本ものエレクトリック・ギターを

 

購入してしまったというお話なのですが

ストラト、レスポールに次いで

 

 

『3本目のエレクトリック』については

まだ、お話しておりません。

されど、この段階に於いて既に

 

かなり長い記事になっておりますので

3本目については次回とさせて頂きたく存じます。

ここまで、お読み下さった皆様

『心より、有り難うございます』

 




 

 

 

追伸

 

アマンダさん、真二さん

 

 

並びに当ブログとお付き合い下さっている皆様

私の音楽を聴いて記事を書いて下さった皆様

CDをご購入下さった皆様

 

Amazonレビューを書いて下さった皆様

YOU TUBEにコメントを下さった皆様

皆様の真心に何時如何なる時も

 

勇気を頂いております。
 

『心より心より、有り難うございます』

私は近年、滅多なことでは

 

記事を書かなくなりましたが

その分、皆様の記事を拝見させて頂くことを

 

楽しみにしております。


何卒、今後共よろしくお願い申し上げます。
 

『皆様の天命が完うされますように』

『世界人類が平和でありますように』

無限なる感謝を込めて

 


 

「Fasting Song」 作詩作曲:小林洋一

(3rd CDアルバム「世界人類が平和でありますように」8曲目収録)

 

収録CDアルバムは こちら

<収録曲>

1. 祈り

2. Bellbottom Blues

3. 約束

4. Spiritual Marriage

5. Half

6. 通過儀礼

7. 銀紙の指輪

8. Fasting Song

9. オリオン

10. 死線

11. 世界人類が平和でありますように

 

 

 

 

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