※ 以下の記事は、2022年11月11日に投稿したものです 

 

「核兵器は持っているだけで、使わないことに意味がある
使わないための核なのだ」

 

・・・果たして、これは真実でしょうか?

「核保有国が他の核保有国に対し核で攻撃をした場合
同様に核で報復されるのだから

核は持っているだけで抑止力になる」

・・・なるほど、一見筋が通っているように感じられます。

中国、北朝鮮、ロシアというような全体主義国家

独裁国家に囲まれている日本は

ウクライナの惨状から学ばなければならない。

「核さえ持っていれば、ウクライナも侵攻されずに済んだのだ
ブタペスト覚書など全く無意味だったのだ
ウクライナは明日の日本の姿なのだ」と。

・・・正直な話、私も恐いです。

故に「核は持っているだけで抑止力になる」

という考えに至るのも全く解らないわけではない。

されど私には・・・それでも私には、どうしても

「持っているだけで使わないために存在するのが核なのだ」

という考えには首を縦に振れません。

「核兵器は、兵器として生み出された以上
人を殺め、人類を滅亡させる業を宿している」

故に、人を殺めず、人類を滅亡させず

地球を滅亡させずに、その使命を終わらせることはない。


本日、再アップしたこの記事は

コロナ元年、ロシアがウクライナに対し軍事侵攻する約2年前の

2020年11月11日「世界平和記念日」に初投稿したものです。

私が敬愛して止まない「ジョン・レノン」さんの想いに沿った形で

改めて「平和」について考えてみた記事です。

2022年の本日、同じく「世界平和記念日」である今日この時に

どうか皆様、今一度「真の平和」について

想いを馳せてみて下さい。

~世界人類が平和でありますように~

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 以下の記事は、2020年11月11日に投稿したものです 

 

本日11月11日は

 

『世界平和記念日』


当ブログをご覧下さっている皆様の中には

音楽というものをこよなく愛する方が相当数

居られることと思いますが

”その生涯を平和活動に捧げた音楽家”

 

と云ったら、どなたを思い浮かべるでしょうか?

私なら、やはり真っ先に

 

”ジョン・レノン”

 

を思い浮かべます。

そして、今年2020年は

 

”ジョン・レノン生誕80周年”

 

にあたる年。


新春の幕開けと共に

新型コロナウイルス一色に染まった2020年。

それでも、あと1ヶ月もすれば皆様がお住いの街でも

変わらず、この歌が聴こえてくるでしょうか・・・


『ハッピー・クリスマス』

 

この歌は、ジョン・レノンが

ビートルズ解散後の翌年、1971年にリリースした曲です。

特別、ビートルズにもジョン・レノンにも興味がないという方でも

必ずや、何処かで一度は耳にしたことのある曲だと思います。


ところで、この『ハッピー・クリスマス』ですが

これが正式な曲名ではありません。


『ハッピー・クリスマス / 戦争は終わった』

 

これを普通に考えれば・・・

”戦争が終わったから幸せな気持ちでクリスマスを祝えるね”

という意味合いの曲かな?と思いがちですが然に非ず。

”WAR IS OVER 戦争は終わった”

 

と題されてはおりますが

歌詩を読み進めれば解る通り

この WAR IS OVER は

『戦争は終わる』

 

との意味を持ちます。

何故なら、そこに続く歌詩が

『IF YOU WANT IT あなたが本当にそれを願うなら』

となっているからです。


時は1969年、ジョンとヨーコは、この

 

”WAR IS OVER IF YOU WANT IT”

 

という文言が書かれたビルボードを

ニューヨークのタイムズスクエアをはじめとした

世界11都市に掲示します。

 

 

1969年と云えば、あのベトナム戦争が泥沼化していた時期です。

故に、このビルボードを目の当たりにした人々は

 

この文言の意味を

 

「やっとベトナム戦争が終わったのか?!」

と捉えてしまったのです。

つまり、それが戦争支持者をも含めた

 

民衆の本音だったというわけです。

ベトナム戦争の終結は

この歌がリリースされた1971年から更に4年後の

1975年まで待たなければなりません。

この”WAR IS OVER IF YOU WANT IT”の文言は

ジョンとヨーコからの

 

ベトナム戦争と戦争支持の思想に対する

”峻烈なメッセージ”

 

だったと云えます。

『ハッピー・クリスマス / 戦争は終わった』

は、このビルボードに記したメッセージを後に

楽曲という形へと発展させたものだったのです。

故に、この曲が毎年のクリスマス商戦の中で流れることに

私は未だ、何処か釈然としない想いを抱いてしまうのです。


さて、当ブログでは、もう幾度となく申して参りましたが

私の弾いている、このギブソンJ-160Eというギターは

ジョン・レノンがビートルズのデビューと同時に手にし

その生涯を終えるまで常に傍らに在り続けた唯一のギターです。

 

 

この『ハッピー・クリスマス / 戦争は終わった』

の冒頭から聴かれる非常にレンジの狭いトーンも

きっと、J-160Eによるものでしょう。

 

 

このギターを弾いたことのある方なら

きっと心当たりがお有りかと思いますが

このギブソンJ-160Eというギターは

弾けば弾くほど自分が下手になったように感じるギターです。

扱いづらいことこの上なく

美しい音色という概念からは途方もなく遠いギターです。

されど、それ故に奏でられる”もの哀しさ”は

世界中どこを探しても見当たりません。

ジョンが、どう感じていたかは定かではありませんが

私もジョンと同様に、このギターを生涯手放すことはないでしょう。

 

 

『ハッピー・クリスマス / 戦争は終わった』

この歌がもし、今年もあなたの住む街で

何処からともなく聴こえてきたら

どうか、本日お伝えしたジョンからのメッセージを

想い浮かべながら聴いてみて下さい。


『争いは終わる、あなたが本当にそれを願うなら』


世界人類が平和でありますように

 

 

 

 

 

 

 

 

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