メリーモナークフェスティバル、

初日のミスアロハフラが終わりましたね。



皆さん、とってもとっても美しかった。。。



それぞれに違う魅力があって

順位なんてつけられないほど、皆さん素敵でした。





私のチームからは、Liliaという女の子が出場。






彼女は去年靭帯を痛めたり


今までの過程を見てきたので


舞台でたくましく踊る彼女を見て涙が出てきました。。








そして、今年ミスになったHa’eha’eの


Kumuトレイシーのお嬢さん、とても素敵でしたね。


4連勝、恐るべしHa’eha’e。





実は、ケイキの時にお世話になったお教室の


クムがトレイシーとケアベさんで


小学校の時はよくお世話になっていたんです。




お嬢さん達もよく一緒に過ごしてましたが


今ではあんな立派なダンサーに。




親、姉妹が皆ミスだなんて、プレッシャーは相当なものなのでしょう。


物凄いことですよね。







賞ももちろん取れれば嬉しいですが


なにより出場したダンサーが


どれだけ意味のある練習期間を過ごしたか


それが何より大切なことだと思います。



皆それぞれの過程が特別で尊いのです。




とても素晴らしいものを見させてもらえた一日でした。


明日のKahiko、とっても楽しみ。



実は、メリーモナークはAuanaよりKahikoを見るのが好きなのですよね。


あの迫力のある踊りは、なかなかないものだと思っています。





色々窮屈さや疑問を抱くこともあるけれど

私はやっぱりこの国の四季とご飯が大好きです。






先週末は京都へ行ってきました。

ここ4年くらい春の間大会でハワイに居たので

今年は京都の桜を見るぞと心に決めており




ソメイヨシノなどメジャーな桜はまだ咲き始めでしたが、枝垂れ桜は見事に満開。

枝垂れ桜の見事な美しさ。。










夜桜を観に行ったのですが

なんというか

艶やかさというか妖艶さというか

日中の儚げな桜の印象とは打って変わって

濃紺の空に咲き誇る姿は圧巻でした。。




人々がお着物などに大変な苦労をして刺繍を施す

その意味が初めて理解できた気がします。









京都に完全に魅了されている私。


なんだか奥深そうな世界のほんの一角しか

私は見れていないのだろうと思うけれど



何より魅了されているのは

京都の美の感性

そして職人さん。




今回は、この先も通い続けたいと思える

日本料理屋さんを発見しまして。

その繊細だけれども奥の深い味に、

もう、幸せだーーーーーと心の中で叫んでいました。。


研ぎ澄まされている職人さんのお店は

もう入った瞬間から違う空気を発している気がします。


そしてその方のお料理を口にする度

そのお料理によって自分が浄化される感覚があって




一流のものは

それに触れる人をも浄化させてしまいますね。






そんな誰かの努力の結晶に

巡り会える度に

そんな幸せなことはないなと思うのです。







今回も沢山のことを感じた旅でした。




そして今日から遂にメリーモナーク。
午後休を取って応援です!



今日は友人とランチをするまで

時間もあったので、1人明治神宮までお散歩へ。




が、外国の観光客やらとにかく人が多くて

びっくりしました。


立派な観光地ですもんね。







しばらく境内のベンチで人々の参拝する様子を

ぼーっと眺めていたのですが






どこもかしこも

ポーズをとって写真撮影の人々。






そのものに興味を持って来ているというよりも

そこに来て写真を撮るのが目的になっている様子。





分かります。

旅行をしたら、綺麗な風景と思い出の写真を残しておきたい。







ただ、でも

その様子を眺めていたら


なんだか寂しい気分というか

空虚な気持ちになってしまいました。






消費する人々、消費される物たち






これが資本主義社会、SNS社会が

生み出したサイクル。
 






世の中、あまりにも情報過多で

物に溢れていて


便利かもしれないけれど、

果たして心は満たされているのだろうか。




大きなお世話かもしれないし

私も日々模索しているし

全ての物事良い面悪い面ありますが




でも


人として、何かとても大切なことを

失っているように思えてなりません。




目の前にあることを味わうことを忘れ

心を育てるということが

疎かになっているのではないかな







とまぁ、

ごたごた言っていないで

私もさっさと目の前のことに向き合うとします。







(写真は去年の夏のものですが、綺麗に撮れていたのでこちらを。)















フラ最高峰の大会

メリーモナーク開催まで1ヶ月切りましたね。 



見る側になるのは2019年ぶり。

わくわくどきどきどきどき。




画面越しで中継を見ていた当時の私

どんな気持ちで画面を見つめていたっけな







沢山の人の

人生の宝物になっている

メリーモナークフェスティバル。






Kumuたちが全てを捧げ

先祖の想いや文化を継承していく姿



曲に命を吹き込むミュージシャン



色んな人の想いを引き継ぎ

最後にそれを形として表現するダンサー







メリーモナークが開催される会場

Edith Kanaka’ole stadium



メリーモナーク期間

あそこには、地球上他のどこよりも

温かい空気が流れている気がするんです。







沢山の沢山の人たちの

想いが受け継がれていく場所









そんなステージ

日本からもオンライン中継で観ることができます。





既に胸が高鳴っています。

また成長した皆の姿が見れるかな。











会場にて

Kumuと、今は亡きUncle Johnny




先日行ってきた

坂東玉三郎さんの公演のお話を。





ずっと玉三郎さんの歌舞伎を

観に行きたかったのですが

タイミングが合わず

今回はお話と素踊りの舞台へ。




念願の、念願の

玉三郎さん。





とにかく

研ぎ澄まされた方でした。


なんだか

人の言葉では言い表してはいけないような

そんな美しい方。





そして、なんといっても

素踊り後のお辞儀。



真っ直ぐに生きてきた、という証が

形になったようなお辞儀で

あんなにも美しいお辞儀がこの世に

存在することが奇跡かと

 


大自然以外に対しこの言葉を使うのは初めてですが

まさに畏敬の念という言葉がぴったりでした。


 



この未熟者が玉三郎さんを目指すだなんて

人生100回分くらい早い気しかしませんが

あのお辞儀のような生き方を目標に

日々生きていきたいなと。
  







余談ですが

テンション爆上がりしましたのでこちらに。笑



来場者から質問を事前に受け

それに答えていらっしゃったんですね。

そしてなんと

1番最後に私の質問に答えてくださったんです

!!




そして更にはね。

席が前方玉三郎さんの真正面だったんです

!!!

なんだか何かに導かれたような気がしてしまいました。

(そろそろファンの方の調子に乗るなという声が聞こえてくる。。)








そして。

もちろん、ここに至るまでの努力は

ご本人がされたものですが

こんな方を生み出す日本の伝統芸能。



やっぱり

物凄いことだと思うんです。


改めて、日本文化の美しさも再認識。

もっともっと知りたいな。

せっかく日本に生まれてきたから。





なんだかきっと、この日見た光景は

この先とても大きな意味を

持つんじゃないかなと。



巡り巡って

この日玉三郎さんにお目にかかれたこと

これもきっと奇跡なのだと思います。



ご縁です。

感謝です。











先日、パリ・オペラ座バレエ団「マノン」を

上野まで観に行ってきました。


バレエ、観るの好きなんです。
(芸能はなんでも好き)



3時間弱の公演、

まるでフレンチをフルコースでいただいた気分なくらい

とても豪華な時間でした。




様々な国の踊りを観てきたけれど

それぞれの美って本当にその国ごとに違って。


美は、その文化が大切にしていることが

形になったものの1つだと感じていて

それを紐解いていくと、その国や

文化のエッセンスが見えてくる気がするんです。








そして何より

マノン役のリュドミラさん。



鍛錬を積み重ねてきた人にしか

出せないであろうあの美しさ。

踊りの美しさはもちろんですが

彼女の存在自体が、とても美しかった。




後から調べてみると、彼女なんと40歳。

あの美しさの重みは、

様々な苦労を乗り越えてのものなのだろうな。







そして初めてのマノンでしたが

陰と陽の表現があり

私の中でのバレエの美しさの幅が広がりました。





パリ・オペラ座のバレエ団

芸術に身を捧げるダンサー達


そんな言葉が

エンドロールにて浮かんできました。




 




村上春樹さんの小説、エッセイが好きでして



村上さんの小説は、読んでいて

その空間の香りや

登場人物の空気感が漂ってきて

まるで自分がその場にいるような、

でも自分の感性とは違う次元の

世界観に誘ってくれる


そんな言葉の表現や

物事の見つめ方がとても好きで。



最近の著書では

「一人称単数」の中にある

「謝肉祭」という短編が特に。


とても際どいワードを使われているのに

それをユーモアに持っていく表現力と

噛めば噛むほど、のストーリー展開

その絶妙すぎるバランス感覚が

なんだかもう、とてつもなくセクシーだなと。




とまぁ、週末の夜に部屋を薄暗くして

村上ワールドに浸っていたのですが



そういえば村上さんの小説が苦手な方も

結構いるんだっけと、ふと思い出しまして

反対意見についても調べてみました。



そこで、目から鱗。

へーー、そういう意見もあるんだなぁと




反対意見を知ったことで

逆に村上さんの良さが

はっきりと浮き彫りになってしまいました。




反対意見って、すごく大事なんだなぁと。

知ることで、逆にその個性が光る、際立つ。




そういえば、自分のことを嫌っている人の

理由を聞く場面って

人生にそう沢山ないと思うのですが

機会があるなら聞いてみたい。


なーんて気持ちも気まぐれに

芽生えてしまった夜でした。













昨日は雪でした。

雪の夜はとても静かで

なんだか小説が読みたくなって


カーテンを少し開けて

雪の存在を感じながら読んでいたら

ついつい夜更かししてしまいました。



真っ白な世界と冷たい空気。

深夜にベランダに出てぼーっと外を眺めていたら

なんだか心も身体も浄化された気分になりました。



自然って、そのままで綺麗ですよね。

在るがままで美しい。



雪の結晶

お花の色、形

鮮やかな鳥の羽の模様


あんなにも美しいものが自然に生まれてくることが

たまに信じられなくなるんです。

地球ってすごい。宇宙ってすごいなぁって。





でもだからこそ、人も在るがままが

1番美しいと思うんです。

だって人間も自然の一部だから。





でも、人って弱い生き物で

この世の中で生きていくには

鈍感になったり、真実を見ない方が

生きやすく感じてしまうこともある。

そのままの自分でいることで

ダメージを受けてしまうことがある。







今朝、仕事前にふと踊りたくなって  

一曲踊りながら

溢れ出てくる幸せな感情を味わっていたんです。


その時ににふと、

この今の私が、きっと本来の姿なんだと。


普段はきっと自分に蓋をしすぎている。

今までは踊って解放される瞬間が

特別だと思っていたけれど

それは逆で。

きっとそんな風に生きていないと

日々を生きることが難しいからなんだと。


人ってきっと。

そのままで幸せで、温かくて

美しい生き物なんだと思います。




フラを通して、そんなことをシェアし

感じ合うことができればと、願うこの頃です。






幸せだったなぁ、この瞬間。

会場と一体になったのを感じた7分間でした。



他の国の踊りを踊るということ

フラと密に関われば関わるほど

自分とは遠い存在なのだと

感じてしまうことがあります。

 
伝統文化というのは

その国の土地、人、心

その中で培われ形になったもの。


実際にそれに触れて理解しようと

感じようとすることはできるけれど

そのものが自分の心の中に培われていない。


ハワイに行き

現地のチームに所属し

その人たちの中で踊ること

その人たちの歴史を踊りで表現すること


どうしても、

自分の底から湧き出てくる表現と結びつかない。

大会の練習期間を通し

全員が本気でこの文化に向き合う中で

何度も何度も葛藤しました。



でもきっと

私はこの先もずっと

この気持ちを持ち続けるのではないかなと思います。


でもだからこそ近づこうとも努力するのかもしれません

考えることを止めないでいることができるのかもしれない

そして、フラが私にとっては

何より美しい踊りだと思うから。

それに惹かれ続けるのだと思います。



一生の課題です。









どんなことに美を見出すのか。


その美を掘り下げていくと

自分がどういう人生を歩みたいのか

何を大切にして生きていたいのか

自分の軸のようなものの輪郭が

はっきりと見えてくるものだと思っています。



私がこの世で1番美しいと感じるのは

人が頑張り、生きる姿。


自分自身と深く向き合い

葛藤して、乗り越えて

何かを掴んで


そんなふうに成長していく人の姿が

1番美しいと思うんです。


だから自分自身も

そんな美しさを追求していきたいですし

そんな人の姿を見ていたいと思います。



あなたが美しいと思っているもの。

それが人生のキーに

なっているんじゃないかなと思います。