村上春樹さんの小説、エッセイが好きでして



村上さんの小説は、読んでいて

その空間の香りや

登場人物の空気感が漂ってきて

まるで自分がその場にいるような、

でも自分の感性とは違う次元の

世界観に誘ってくれる


そんな言葉の表現や

物事の見つめ方がとても好きで。



最近の著書では

「一人称単数」の中にある

「謝肉祭」という短編が特に。


とても際どいワードを使われているのに

それをユーモアに持っていく表現力と

噛めば噛むほど、のストーリー展開

その絶妙すぎるバランス感覚が

なんだかもう、とてつもなくセクシーだなと。




とまぁ、週末の夜に部屋を薄暗くして

村上ワールドに浸っていたのですが



そういえば村上さんの小説が苦手な方も

結構いるんだっけと、ふと思い出しまして

反対意見についても調べてみました。



そこで、目から鱗。

へーー、そういう意見もあるんだなぁと




反対意見を知ったことで

逆に村上さんの良さが

はっきりと浮き彫りになってしまいました。




反対意見って、すごく大事なんだなぁと。

知ることで、逆にその個性が光る、際立つ。




そういえば、自分のことを嫌っている人の

理由を聞く場面って

人生にそう沢山ないと思うのですが

機会があるなら聞いてみたい。


なーんて気持ちも気まぐれに

芽生えてしまった夜でした。