他の国の踊りを踊るということ
フラと密に関われば関わるほど
自分とは遠い存在なのだと
感じてしまうことがあります。
伝統文化というのは
その国の土地、人、心
その中で培われ形になったもの。
実際にそれに触れて理解しようと
感じようとすることはできるけれど
そのものが自分の心の中に培われていない。
ハワイに行き
現地のチームに所属し
その人たちの中で踊ること
その人たちの歴史を踊りで表現すること
どうしても、
自分の底から湧き出てくる表現と結びつかない。
大会の練習期間を通し
全員が本気でこの文化に向き合う中で
何度も何度も葛藤しました。
でもきっと
私はこの先もずっと
この気持ちを持ち続けるのではないかなと思います。
でもだからこそ近づこうとも努力するのかもしれません
考えることを止めないでいることができるのかもしれない
そして、フラが私にとっては
何より美しい踊りだと思うから。
それに惹かれ続けるのだと思います。
一生の課題です。