社会福祉法人 三幸福祉会 清華苑 公式ブログ -48ページ目

社会保障給付2008年度94兆円

11月17日(水)晴れ

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は

11月12日に2008年度の年金や医療などの社会保障給付費は

94兆848億円で過去最高を更新したと発表しました。

 

前年度に比べ2.9%の増、

対国民所得費も26.8%となりました。

リーマンショックに伴う失業給付の増加や

障害福祉サービスの拡充が全体を押し上げたとの見方です。

 

社会保障給付費の抑制ありきの議論は好ましくありませんが

適正給付という視点も取り入れなければ

今後も益々増加の一途をたどることになりそうです。


明石市要援護者保健医療福祉システムに参加してきました

11月17日(水)晴れ


明石市では明石市要援護者保健医療福祉システム
という組織があり、

市内の医師会、歯科医師会、薬剤師会などの医療関係者や

特養、老健、養護、居宅、通所などの福祉関係者のみならず

明石市の福祉関連課の課長や民生委員、警察・消防関係など

幅広い分野から代表者が参加して地域の課題について取り組むものです。

 

今回は市内の特別養護老人ホーム代表でもある

当法人の特別養護老人ホーム清華苑の施設長の代理で

参加させていただいたのですが

 

地域の課題について専門分野のみなさんが机を囲んで

解決に取り組むシステムは非常に重要な役割を担っていると感じました。

様々な要因が複雑に絡み合っているので簡単に答えは出ませんが

課題を共有化するという点で大きな意味があると思いました。

就職フェアが行われました~高校生のジョブフェアin播磨~

11月16日(火)晴れ

11月12日(金)に
東播磨・北播磨の事業所が集う合同企業説明会が
加古川プラザホテルで開かれました。

対象者は来春の就職が未定の高校生で
当日は約340名が参加し熱気にあふれていました。

11月9日に実施された福祉フェアとは違い
今回は一般の企業と肩を並べてのブースでひと味違う雰囲気でした。

参加60社のうち約1割程度が福祉関連の事業所で
ちなみに隣はカレーのCoCo一番で店長候補を募集しており長蛇の列でした。

当法人のブースにも多くの学生が足を運んでくれました。
その中には今年から定期講演で訪問している
兵庫県立明石南高等学校の生徒さんもいました。
授業で知った顔もあり、こちらも説明に熱が入りました。

思いがけない嬉しい再会でした。




『大久保北 健康まつり』にスタッフ参加しました

11月15日(月)曇り

11月6日(土)に大久保北コミュニティ・センターで
『第16回 大久保北 健康まつり』が開催されました。

今回は介護福祉相談コーナーに
・グループホーム清華苑
・認知症対応型デイサービス 清華苑らんらん
からスタッフが参加しました。

三幸福祉会の特徴を表した模造紙を使用して
サービスの説明など熱の入った様子は
写真からも伺えると思います。

地域に貢献するということ。
目に見える形になるまでは時間がかかりますが
機会をチャンスと捉え地域と関わる接点を
これからも大切にしていきたいです。

総務の創夢ブログ


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医療保険一本化をと言うけれど

11月12日(金)晴れ


日本医師会は11日に、将来的に公的医療保険制度を一本化することを目指す

独自の改革案を発表しました。


民主党は昨年の衆議院選のマニュフェストで

医療保険制度の一元的運用を掲げています。


日本医師会はいままで後期高齢者医療を支持していましたが

ここにきて軌道修正の様相です。


言葉にすれば「一本化」ですが

後期高齢者医療制度の発足には莫大な税金と関係機関の労力が費やされています。

もちろん当事者である後期高齢者のみなさんも以前より手間が増えています。


思ったほどうまくいかないから、政権が変わったから・・

それらしい理由を並べることはできます。


使っているお金を減らす仕分けも大切ですが

これから出ていくであろうお金を少しでも減らす目線も大切ではないでしょうか。

制度の先に「人」が見えているのでしょうか、「権利」や「メンツ」でないことを願います。

介護福祉士受験対策講座~平成22年11月度~

11月11日(木)晴れ

今日は「介護の日」です。
しかしまだまだ普及しているとは言い難い現状です。
少しでも多くの方に知ってもらえるように
福祉関係者全員が広報担当になる気持ちが必要かもしれません。

さて先日、当法人主催の介護福祉士受験対策講座が行われました。
今回の教科は「形態別介護技術」で、
講師は特別養護老人ホーム清華苑の介護チーフ2名が務めました。

教科別の対策は今回で終了となり
来月、再来月は本試験に向けて模擬試験を行う予定です。

いよいよ本番も近づいてきて緊張感が伝わってきます。
体調管理の難しい時期なので健康で過ごせるよう祈るばかりです。

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要支援者に対する家事援助の給付除外を市町村判断に

11月10日(水)晴れ


2012年介護保険法改正で厚生労働省は

要介護度の軽い「要支援」の人が受けられる家事援助サービスを

市町村の判断で保険給付から外せる仕組みの創設について検討を始めたそうだ。


要支援者に対する財源を重度の要介護者にシフトさせることが狙いだろうが

利用者からの反発はもちろん必至と考えられる。


自治体においても利用者の声を意識することで

大幅な見直しに踏み切れないところが多いのではないだろうか。


この話を聞くと福祉用具貸与の対象者を制限したことを思い出す。

結局のところうまく機能せずに柔軟な対応を取らざるを得なくなった。


通達が1枚出れば事業所は従わなければならないが

厚生労働省にはご利用者が不利益を被らないようにしっかり議論した上で実施してもらいたい。

就職フェアが行われました~福祉の就職説明会AUTUMN~

11月10日(水)晴れ

昨日、明石市産業交流センターで
今年2回目となる「福祉の就職説明会AUTUMU」が開催されました。

当法人もブースを出し、
特別養護老人ホーム清華苑の介護チーフと私の2名で
求職者の説明にあたりました。

神戸、東播磨、淡路から60の事業所が参加していました。

時期的に夏の説明会に比べる来場者も少なかったですが
3年生が早めの活動で来場するなど熱意も伝わってきました。

当法人のブースに足を運んでいただいた方には
お礼申し上げます。ありがとうございました。

施設見学は随時受け付けておりますので
気軽にお声かけください。

TEL:078-934-0800

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トライやるウィーク実施中~神戸市立岩岡中学校~

11月9日(火)晴れ

昨日、8日から12日まで
神戸市立岩岡中学校の学生が
トライやるウィークとして
・介護老人保健施設 清華苑養力センター
・通所リハビリテーション 清華苑すいすい
・清華苑デイサービスセンター
へ働きに来ています。

中学生のときの職業体験は
今後の進路を決める上でも大切な位置付けです。

1週間はあっという間で短いですが
学生のみなさんにとっては
将来の職業を決める上でも非常に濃い時間だと思います。

その点では「福祉」を将来の仕事に選ぶことになるかは
受け入れる側の施設としても責任を感じます。

トライやるウィーク期間中の様子については
ホームページのイベントレポートのコーナーで
後日紹介予定です。


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TPP(環太平洋連携協定)がもたらす影響は

11月8日(月)晴れ


ここ最近はTPP(環太平洋連携協定)に参加するかどうか

という話をよく目にする、耳にする。


いずれにせよ参加できるかどうかは

今の参加国の承認を得なければならないので

こちらの覚悟を見定められることになるのだろう。


現在はアメリカを始め、オーストラリアやベトナム、シンガポール・・

今後はフィリピン、カナダ、タイ、マレーシア・・

と拡大していく中で出遅れたくないという思惑も分かる。


とくに日本の基幹産業である

自動車、電機などの輸出を促進し、

経済活力を取り戻すことにつながるのではとの期待も大きい。

一方、関税撤廃により農産物が痛みを伴うことも課題として取り上げられている。


そんな中、「経済連携基本方針要旨」では


『看護師、介護福祉士などの海外からの移動に関し、

検討グループを国家戦略担当相の下に設置、

来年6月までに基本方針を策定』


と記されている。


今までは個別の経済連携協定により

インドネシア、フィリピン、と受け入れてきたが

場合によっては一気に相手国が増えることになる。


最近はこの手の内容をよく目にするが

送り出す側と受け入れる側の温度差が大きいと様々な問題が起きる。


「介護」は今後の雇用を担う重要な位置づけとされている。

準介護福祉士の創設ではないが

「制度」のために「制度」を作ることがないように願う。