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iPhoneアプリ『Finger Balanse』 インプレッション



Finger Balanse(フィンガーバランス)
対応機種 : iPhone・ipod touch・iPad
配信価格 : 85円(税込)
ジャンル : バランスアクション
プレイ人数 : 1人
レーディング : 4+(ほぼ全年齢対象)

◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 : 約40分
プレイ内容 : 35ステージほどクリア
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●= 概要 =●

2本の指でバーの両端(赤い部分よりも外側)を持って操作し、ボールをコントロールするバランスゲームです。
ボールを一番上に運ぶとステージクリア。障害物に当たるとミスです。

◆== モード紹介 ==◆
||== Casual Mode(カジュアルモード) ==||
順番に、ステージをクリアしては新しいステージが出現するモードです。
全30ステージ。

||== User Mode(ユーザーモード) ==||
ステージを作成できるモードです。

操作感覚としては、左手で「ペン」「消しゴム」「スポイド」といったモードを選択しながら、右手でポインタを操作するという感じです。
タッチしたところを書いたりするのではなく、画面に表示されているポインタを、タッチスライドした方向に動かして書いたり消したりするという感覚です。

||== Classic Mode(クラシックモード) ==||
こちらも全30ステージ。
3つの難易度のステージが横に並んでおり、例えばEASYの1をクリアすると、Easyの2とNormalの1がプレイできるようになります。隣り合ったステージが解禁されていくという感じです。



■== partygameの評価 ==■ … 67点(100点満点)
2点をタッチできるからこその感覚です


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

||== スパッと楽しめます ==||
1ステージにかかる時間は数秒~十数秒。
ボールをどう転がすかを考えて、あとはバーを素早くコントロール。一瞬の勝負です。
好成績だとメダルが獲得できることもあり、繰り返し挑戦してみたくなります。

||== ステージ作成は嬉しいけど… ==||
誰でもインターネットに接続できる環境なんですから、交換とかアップロードなど、共有する手段があったら嬉しかったです。まあ、85円なんでね。欲は言いますまい。
ステージ作成の操作感覚は、悪くないと思います。必ず2点以上のタッチが必要になるので、ちょっと慣れが必要ですが。

||== たまにタッチの反応が悪い ==||
タッチさえできれば、スライド操作は問題ないんですが、タッチする時点でバーがうまく反応しない時がありました。
けっこう外側をタッチしたほうが良さそうです。

||== ボリュームはそんなにありません ==||
全60ステージ。1ステージは一瞬で終わるので、全ステージクリアで1時間半程度のものです。
まあ、85円なんでね…。アイデアを楽しむものだと割り切ったほうが、いいと思います。

◆== まとめ ==◆
2点を同時に操作するパズルゲーム。なかなかいい感触でした。
たまに反応が悪いのは、ご愛嬌…だと思えればいいですが、イライラする人はご注意ください。


2点のタッチはDSや3DSでムリなので、iPhoneや、それこそPlayStation Vitaとかも、こういった点を活かしたアイデアの作品が生まれてくれるといいな~とか思います。

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   万人向け ← ●○○○○○○○○○ → 熟練者向け
 誰でも楽しめます。
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    手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
 一瞬で終わるので、いつでもどうぞ。
 ステージ作成も常時セーブできるので、時間に合わせてご利用ください。
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  思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
 何度も繰り返し挑戦して、慣れていきましょう。
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 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○○● → 達成感重視
 まあ、そんなに難しいわけではないですが。
 せっかくなので、タイムを極める楽しみかたも、いいかもです。
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PS3『PixelJunk SHOOTER 2』 インプレッション



PixelJunk SHOOTER 2(ピクセルジャンク シューター2)
対応ゲーム機 : プレイステーション3(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2011/03/03
配信価格 : 1,000円
ジャンル : 流体アクションシューティング
プレイ人数 : 1~2人
通信機能 : 通信プレイ対応・ランキング対応
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 125MB

◆-参考データ-------------------------◆
プレイ内容 : 友人と2人協力プレイで、シナリオクリア(宝石は全部取ってないけど)
シナリオクリアまでのプレイ時間(目安) : ●●○○○
 ●○○○○ … 5時間未満
 ●●○○○ … 5~15時間
 ●●●○○ … 15~30時間
 ●●●●○ … 30~50時間
 ●●●●● … 50時間以上
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●= 概要 =●

今作は、キューゲームスより配信中のアクションシューティングゲームです。
物理演算による自然な動きと、様々な固体・液体・気体を利用した仕掛けが特徴です。


友人のお話をきっかけに購入して、友人との2人プレイのみで半年ほどかけてクリアしました(笑)
私も友人も前作はプレイしていません。また、オンラインバトルは経験してませんので、そのうえでの評価であることをご了承下さい。


◆== 進めかた ==◆

ステージクリア式で、全3チャプター・15ステージが待ち構えています。もちろん、ボスもいます。

プレイヤーは、各エリアに取り残されている人を救出していきます。L1・L2ボタンでアームを伸ばして、人やアイテムをキャッチします。
エリア内の全ての人を救出すると、次のエリアへの扉が開きます。1ステージにつき大体4~5エリアほどです。

自らの攻撃や仕掛けなどによって、誤って人を倒してしまうと1ミス。合計で5ミスしてしまうとゲームオーバーです。

プレイヤー自身は、撃墜されるとエリアの最初から再開します。こちらは何度でも復活します。
2人プレイの場合は、片方が撃墜されてももう片方が生きていれば、10秒後にその場へ復活します。
※エリアで獲得したアイテムや救出した人、ミスなどについてはリセットされます。


◆== ヒートゲージについて ==◆

画面下には、各プレイヤーごとに「ヒートゲージ」が出ています。
様々な用途にとってヒートゲージは増減し、これが満タンになると墜落してしまいます。

||== ヒートゲージが上昇する行為 ==||
・敵の攻撃や仕掛けに触れて、ダメージを受ける
・攻撃ボタンを押しっぱなしで、連続ミサイルを発射し続ける
・溶岩など熱い場所の近くにいる

||== ヒートゲージが減少する行為 ==||
・熱くない場所にいると、徐々に減少
・水の中に入る
※一部、炎に強い状態になることがあります。この場合は、水に近づくとヒートゲージが上昇し、溶岩に触れると減少します。


◆== 仕掛けについて ==◆

ステージ上には、溶岩・水・毒液・氷といった様々な物体が、行く手を阻みます。
それぞれの性質と、その組み合わせをよく考えて攻略していく必要があります。

例えば、氷は溶岩が触れると溶けます。氷に水をかけると、触れたところから水が氷になっていきます。
溶岩は水に触れると固まって、攻撃で壊せるようになります。
こんな風に、同じ物体でも「固体」「液体」「気体」のどれか?によって、危険だったり危険でなくなったり。まあ、色々と試してみましょう。



◆== スーツについて ==◆

ステージ上にはたまに、特殊なスーツを装着する場面があります。
大抵の場合は、ステージを攻略するために必要なものです。

上の画像は一例。「ヒートスーツ」です。
機体が燃え上がり、炎に強くなります。この場合、溶岩に触れても全く問題なくなりますが、逆に水や氷に近づくとヒートゲージ(この時はコールドゲージ)が上昇します。

他にも、自らが溶岩を噴射できたり、水を噴射できたり、あるいは先端が怪物の口みたいになって突き進めるスーツだったり。色々とあります。



■== partygameの評価 ==■ … 88点(100点満点)
遊び手の心理をよく分かっている作品です


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

||== ステージ構成がGOOD ==||
尽きることのない様々な仕掛けも良いですし、プレイヤーの心理を突いたトラップも憎いです。
いわゆるマリオのアクションと同じで、単体ではわりとたいしたことのないものも、配置や状況や他の仕掛けとの組み合わせによって、凶悪になったりします。

||== 物理演算による不思議な感覚 ==||
動きがなんとも”なまめかしい”という感じです。
固体・液体・気体による仕掛けも、物理演算によって理にかなった演出を見せてくれます。

||== ちょっと歯応えありな難易度 ==||
何度死んでも大丈夫…とはいえ、難易度はわりと高いです。
道が分からない時は、とにかく色々と試してみたり、玉砕覚悟で進んでみたりしましょう。新たな道が見つかるかもしれません。
個人的には、いい感じの難易度でした。

||== 自分を見失うことがある ==||
1人プレイだと、だいたいは画面の中心にいるので問題ないんですが、2人プレイの場合だとそうではありません。煙やエフェクトに惑わされて自分の機体を見失うことが、わりとありました。で、いつの間にか墜落するという…。
まあ、ここも含めてゲームのバランスとしているのかもしれませんが、機体は、もう少し目立つ色とか印が欲しかったです。

||== 1ステージがちょっと長いかな ==||
30分前後かかります。ステージ構成が良いとはいえ、さすがに長い気がします。
途中で中断することはできるので、気にするほどのことではないんですが、人によってはモチベーションが保ちづらいかも?とは思いました。

||== ダイヤ集めについて ==||
ステージの各所にはダイヤモンドが隠されているんですが…やり込み要素ではなく、獲得がほぼ”必須”になります。
というのも、ボスと戦うには一定以上のダイヤモンドを手に入れていないといけないからです。


別にこれくらい…と思うんですが、私としては、こういったシンプルなアクションで2つの違った目的があるというのが、ちょっとまどろっこしく感じるタイプなんですよね。『スーパープリンセスピーチ』で、クリアだけでなくキノピオの救出が必須でした、というのと同じように。それは”やり込み要素”でいいでしょう!って話です。
まあ、ダイヤモンドも一緒に探してあげてください。

◆== まとめ ==◆
独特の世界観と、多彩なギミック。遊ぶ人の”楽しませかた”を良く分かっているアクションゲームでした。
難易度が高いのでコアユーザー向けではありますが、多少は”死んで覚えるゲーム”という傾向もあるので、根気のあるライトユーザーも、他の人と協力してなどで楽しんでみては、いかがでしょうか?

ちなみに、クリアした後に前作を遊ぼうかどうか?を友人と協議しましたが、どうせ同じような仕掛けが多そうだったので…見送りました。
まあ、仮に3が配信されたとしたら、買うと思います。

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   万人向け ← ○○○○○○●○○○ → 熟練者向け
 操作はそこまで複雑ではないですが、難易度が高いです。
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    手軽に ← ○○○○●○○○○○ → じっくり
 どこでも中断はできますが、クリアまでプレイしたいなら30~40分ほど。
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  思考タイプ ← ○○○○○●○○○○ → 感覚タイプ
 腕前が問われる場面もあり。謎解きが問われる場面もあり。
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 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
 全クリアだけでもそれなりに大変。余裕があればダイヤのコンプリートを!
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世界のゲーム機 売上集計 = 2011/09/25~10/01

※参照元 : VGChartz Network
※前週比での増減が±5%以内の場合は「」としています。



◆== 日本 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS3,585-91532,917,698
3DS58,427-12,3641,976,818
PSP25,434-2,84218,059,388
Wii10,432-3,62711,852,818
PS329,473-10,6507,140,198
Xbox3602,379-1,2551,530,873

前週、様々な注目タイトル発売の影響で元気な様を見せてくれましたが、この週でいつも通りに戻ったという印象です。
この週に発売されたPSP『英雄伝説 碧(あお)の軌跡』は良い成果を挙げていますが、そもそもPSPでずっと展開してきているシリーズ作品なので、本体の売上には影響していません。



◆== 米国 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS42,705 45,910-3,20556,042,875
3DS84,132-1,8371,912,542
PSP18,601-1,20022,476,826
Wii40,428-1,92641,959,086
PS355,814-1,35620,833,078
Xbox360109,589-23,11033,298,609

ギアーズ オブ ウォー 3』の発売で盛り上がった前週と比べると、さすがにXbox360の本体売上は落ちましたが、それでもまだまだ10万台売れています。

ギアーズ オブ ウォー 3』は今週も約430,000本を売り上げ。
新作では、PS3&Xbox360で発売のサッカーゲーム『FIFA Soccer 12』が合計で約480,000本。日本では『ICO/ワンダと巨像 Limited Box』として発売されているタイトルが約107,000本など、引き続き元気な様を見せてくれています。
ただし、そのわりにはPS3本体の売上に影響はありません。新規ユーザーを獲得するものではない定番タイトルであることが伺えます。

ちなみに。日本より一足先に『チャイルド オブ エデン』が発売されているようですが、PS3版がかろうじてランクイン。初週売上は約10,000本と、ちょっと苦しい数字であるように思います。
この作品はXbox360の「kinect(キネクト)」あってのものという印象でしたが、肝心のXbox360版はランク外。もしかして…『Wii Fit』でほとんどのバランスWiiボードがホコリを被っているように、キネクトも既にほとんど使われていない状態になっていたりするのでしょうか?

…あるいは、Xbox360版だけ後日発売ですかね?そうだとしたら、ごめんなさい(苦笑)



◆== 欧州やその他地域(EMEAA) ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS36,735-97259,578,124
3DS82,555+7,1831,607,635
PSP30,411+4,55529,268,011
Wii43,276+5,19434,468,617
PS391,198+16,65225,321,054
Xbox36075,374+6,90721,542,539

ちょっと落ち着いた日本・米国と比べて、こちらはまだまだ元気。全体的に上昇傾向です。

こちらでは、今週に大きな山場が。
FIFA 12』が多機種で発売され、合計で約2,592,000本という売上をたたき出しています。さすが、サッカー大国のある市場ですね。

ただし、各ゲーム機ごとでの売上にはかなりのバラツキがあります。

PS3版 = 約1,534,000本(1位)
Xbox360版 = 約996,000本(2位)
Wii版 = 約29,000本(8位)
PSP版 = 約14,000本(16位)
PS2版 = 約11,000本(27位)
3DS版 = 約8,000本(32位)
パソコン版 = 約7,000本(37位)

携帯ゲーム機では総じて売れていないのでまだしも、据え置き型ゲーム機ではPS3&Xbox360とWiiの差の酷いことで(笑)
確か、米国でアメフトのゲームが発売された時も同じような傾向でしたね。愛着があるスポーツに関しては、とにかくリアルに再現されていることに、こだわっているということでしょう。まあ、カジュアルなゲームという印象でもないので、概ね納得の結果だとは思っています。



◆== まとめの一言 ==◆
前週は米国が盛り上がり、この週は欧州が盛り上がりました。

日本も多少盛り上がっていますが、米国での『ギアーズ オブ ウォー 3』や欧州の『FIFA 12』に匹敵するレベルの作品はまだ最近発売されていないわけで。
やはり、年末待ちになりますかね。


先週のデータ : 2011/09/18~09/24

今週発売のテレビゲーム 2011/10/13

※廉価版(れんかばん) … すでに発売されているタイトルが、低価格になって再販売されたものです。



●= 10月13日(木)発売のタイトル =●


デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード - pick up!-
 カプコン … ゾンビパラダイスアクション … 4,990円
 ※Z指定タイトルです(18才以上のみ対象)

エースコンバット アサルト・ホライゾン - pick up!-
 バンダイナムコゲームス … シューティング … 8,380円

コール オブ ファレス ザ・カルテル
 ユービーアイソフト … FPS … 7,329円
 ※D指定タイトルです(17才以上対象)

メダル オブ オナー(廉価版)
 エレクトロニック・アーツ … ミリタリーFPS … 3,129円


デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード - pick up!-
 カプコン … ゾンビパラダイスアクション … 4,990円
 ※Z指定タイトルです(18才以上のみ対象)

エースコンバット アサルト・ホライゾン - pick up!-
 バンダイナムコゲームス … シューティング … 8,380円

コール オブ ファレス ザ・カルテル
 ユービーアイソフト … FPS … 7,329円
 ※D指定タイトルです(17才以上対象)

Forza Motorsport 4
 日本マイクロソフト … レース … 7,140円(リミテッドエディション = 7,140円)
 ※「kinect(キネクト)」対応タイトルです(普通のコントローラでも遊べます)

Kinect アニマルズ - フシギな島のなかまたち
 日本マイクロソフト … アクション/ファミリー … 5,880円
 ※「kinect(キネクト)」専用タイトルです(普通のコントローラでは遊べません)

Halo:Reach(ヘイロー リーチ)(廉価版)
 日本マイクロソフト … シューティング … 2,940円
 ※D指定タイトルです(17才以上対象)


JUST DANCE Wii - pick up!-
 任天堂 … ダンス … 5,800円


スーパースクリブルノーツ
 コナミ … パズル … 4,980円



CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Portable
 アイディアファクトリー … 君と壊れた世界を生きるAVG … 5,040円(限定版 = 7,140円)

剣と魔法と学園モノ。Final ~新入生はお姫様~ - pick up!-
 アクワイア … 本格3Dダンジョン学園RPG … 5,040円

白銀のカルと蒼空の女王
 サイバーフロント … 学生諜報員アドベンチャー … 6,090円(限定版 = 8,190円)
 ※D指定タイトルです(17才以上対象)

龍刻
 サイバーフロント … 伝奇恋愛ノベル … 5,040円(限定版 = 7,140円)




◆== pick up 1 = PS3&Xbox360『デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード』 ==◆
※Z指定タイトルです(18才以上のみ対象)

昨年に発売された『デッドライジング2』。
もしこの舞台に、2の主人公チャック・グリーンではなく、初代『デッドライジング』の主人公であるジャーナリスト、フランク・ウェストがいたら…?そんなifの物語を描いたシリーズ最新作です。

ジャーナリストらしく、初代にあった写真撮影などが復活しており、本来の2とはまた違う楽しみ方ができそうです。

私は初代のWii版を買って微妙な印象を受けて以来、手を出していないわけですが…そもそも、ゾンビがワラワラ出てきてそれを一網打尽したり云々というのが醍醐味なので、判断するにはやはりPS3やXbox360で楽しむべきなんですよね。
ま、改めて興味がわいたら、挑戦しなおしてみたいです。




◆== pick up 2 = PS3&Xbox360『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 ==◆

代表的な3Dフライトシューティング『エースコンバット』シリーズの最新作です。

今作では、敵を一定距離内に捉えることで「ドッグファイト・モード」に持ち込むことができ、近距離でよりダイナミックな演出での戦闘を楽しめます。通常ではとても撃墜しづらい相手も、この手段を利用すれば意外とラクに倒せたりします。
体験版も配信中なので、気になる人は是非どうぞ。

私も体験版を触って見ましたが、けっこう面白そうだとは感じているんですよね~。
仕事の関係とはいえ『エースコンバット6』はプレイしていますし、3DS『エースコンバット3D クロスランブル』にも興味をもっています。
今作も、ほとぼりが冷めて落ち着いてきた頃に買ってみるかもしれませんが…どうしようかな~。




◆== pick up 3 = Wii『JUST DANCE Wii』 ==◆

海外では実に、シリーズ累計で1,000万本以上の売上を誇るダンスゲーム。ようやく日本に上陸します。
海外での『JUST DANCE 2』がベースになっていますが、楽曲の半数近くは日本向けのものに差し替えられています。どれも、ダンスとしてノリの良い曲になっているようですよ。

どうせ売れないんだろうな~と思っていましたが、最近の宣伝とかを見ていると、実はそこそこ化けてくれるのでは?とか思ったわけです。
Wiiで任天堂から発売されるカジュアル向けの作品は、今後そんなに多くない印象なので、最初そこそこ売れて、年末あたりでまた伸び始めるのではないかと予想しています。

なお、海外では今週『JUST DANCE 3』が発売です。こちらの成果にも注目です。




◆== pick up 4 = PSP『剣と魔法と学園モノ。Final ~新入生はお姫様~』 ==◆

ウィザードリィを学園風にアレンジした『剣と魔法と学園モノ。』シリーズ。初代が登場して3年程度ですが、今作で最終作となるようです。
ストーリーは3DS『剣と魔法と学園モノ。3D』と同じらしいですが、衣装の追加や過去シリーズ作品からのデータ引継ぎなどといった追加要素があるようです。

「Final」というわりには、いわば3DS版のリメイク。正直、本当に最後なのかな~という疑いをもっています。
もしかしたら、内容をそれなりに一新したいために、ここで一区切りつけるという意味合いなのかもしれません。いずれにしても、3DS版自体はそこそこ評判が良くなっていたようなので、PSP版でちょっとガッカリしてきた人なんかは買ってみてもいいかもしれませんね。

PS3『ルーンファクトリー オーシャンズ』 ファーストインプレッション



ルーンファクトリー オーシャンズ
対応ゲーム機 : PS3・Wii
 ※PS3版は「PlayStation Move」対応です(普通のコントローラだけでも遊べます)
発売日 : 2011/02/24
希望小売価格 : 7,140円(税込)
ジャンル : ファンタジー生活ゲーム
プレイ人数 : 1人
セーブデータ : 15個
CERO : A(全年齢対象)

◆== 参考データ ========================◆
購入した対応ゲーム機 : PS3版
購入価格 : 3,827円(中古)
プレイ時間 : 約9時間
◆====================================◆




●= 概要 =●

牧場物語』シリーズの派生作品として生まれた『ルーンファクトリー』シリーズ。
今作はシリーズ最新作で、PS3での発売は初めてです。


シリーズ作品は全てプレイしている私ですが、PS3での発売が初めてということと「PlayStation Move」に対応しているということで、今回私はPS3版でプレイしています。


◆== 基本的な進めかた ==◆

プレイヤーは、主人公のアゼル&ソニアとなって、島での生活を自由に楽しみます。
寝る時間も自由ですが、あまり夜更かしすると次の日に響きます。
※名前は変えられます。

だいたいは、過去のシリーズ作品と同じです。
・体力を示す「HP」と、行動力を示す「RP」がある
・何か行動するたびにRPが減り、RPがなくなるとHPが減る
・住民からのクエストがある
・お風呂での回復、雑貨屋・鍛冶屋などで売買できる
・鍛冶・料理ができる
・仲良しブラシでモンスターを仲間にして育てられる

以下、これまでのシリーズ作品と違う点を、軽く説明します。



◆== 巨大ゴーレムについて ==◆

2日目より、この巨大ゴーレム「ユミル」に乗れるようになります。移動したり、敵が出てきた場合は攻撃したりできます。
また、□ボタンで海面を叩くと、周辺に眠る島を探すことができます。見つけたら、R1ボタンで引き上げて、新たな島を発見しましょう。発見した島には、主人公が上陸できるようになります。

なお、この巨大ゴーレムにも、主人公とは別に「HP」や「RP」が存在します。移動するだけで減ってしまうので、1日の行動量には注意しましょう。
また、巨大ゴーレムの中にはモンスター小屋もあります。ここで、仲間にしたモンスターを育ててあげましょう。


◆== 島について ==◆

島には、「大きな島」「小さな島」があります。
大きな島の場合は、一度見つけると、以後はずっと海上に存在しています。
小さな島の場合は、巨大ゴーレムが島を持ち上げている間だけ上陸でき、島を投げると再び海中に沈みます。上陸するには、再び島を引き上げましょう。

また、島の中には”石化”しているものもあります。
島の各所にいる「スピリット」という生物を獲得して、石化した島に放してあげることで、石化が解除されます。


◆== 作物について ==◆

『牧場物語』シリーズと同じで、畑を耕す・種を植える・水をあげるなどして作物を育てる…というのが、これまでのスタイルでした。
今作では、自分で作物を育てるという概念がなくなりました。

1つ上で「石化した島」について説明しましたが、石化を解除した後「精霊の杖」を装備します。
移動して、画面下に”芽吹き点”と表示されるところで精霊魔法(□ボタン)を使うことで、芽が出ます。
あとは、モンスターに育てさせることで、定期的に様々な作物が生えてきます。季節によって、生えてくる作物は様々です。

モンスターに育てさせるには、モンスター小屋にある「モンスター台帳」で設定します。モンスターごとに育つ作物も違うので、必要な作物に応じて設定しましょう。
ただし、仕事をお願いするには「なかよしクッキー」をストックしておく必要があります。いわゆるエサですね。



◆== 戦闘について ==◆

基本的にはこれまでとほとんど同じですが、2段ジャンプができるようになったことや、アゼルの華麗なコンボ攻撃により、さらにアクション要素の高い戦闘になっています。
モンスターは「モンスターゲート」から生み出されるので、これを攻撃して消し去らないとモンスターが出現し続けます。

モンスターからのダメージによってHPが0になってしまうと、強制的に自宅へ戻され、HPやRPがあまり回復していない状態で次の日を迎えてしまいます。
もう、1回経験しちゃったので(笑)



■== partygameの評価 ==■ … 81点(100点満点)
長く遊ぶ作品だけに、手触りを大事にしています


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

||== 後からじわじわと分かる手触りの良さ ==||
ここらへんの良さは、Wii『ルーンファクトリー フロンティア』から受け継がれている印象です。

最初は操作する内容も多かったり、いくつかの便利機能も入っているので、慣れるまではちょっと大変かもしれません。しかし、慣れてくるとこの操作スタイルがけっこう良いと思えてくるハズです。
細々とした改善点はまだあるように思いますが、あらゆる状況を想定して作られたスタイルとしては、理にかなっているように思います。

||== アクションはさらに華麗に ==||
アクションRPGとして徐々に進化し続けるのも、このシリーズ作品の強みです。
今回は、イメージとしては『無双』シリーズみたいな感覚ですかね。敵がワラワラ出現するという意味ではなく、簡単操作でコンボや必殺技が出せたり、コンボ攻撃もかなりアクロバティック?なので、簡単操作で爽快にプレイできるという点で通ずるものがあるように思います。

||== アクセントが多い ==||
シリーズ作品でずっと受け継がれている「スキルアップシステム」というものがあります。
今回は、歩くとかジャンプするとか話しかけるとか、単純な行動の1つ1つがそれぞれスキルの項目として存在します。スキルアップすると、スキルレベルが上がって各項目に応じて能力が上がる・消費が抑えられるなどがあり、さらにRPが少し回復します。
なので、何気なく行動しているだけでスキルアップがじゃんじゃん発生します。同じことの繰り返しになりがちな作品だけに、ありがたいアクセントです。

||== 作物を育てるという概念の廃止について ==||
わりと、あれが稼ぎどころの1つだったので、何となく今回はお金がたまりにくいイメージです。

とはいえ、本格的に作物を育てるという楽しみは本家の『牧場物語』シリーズがやっていますし、こちらはあくまで別路線を進むスローライフゲームということなので、思い切って廃止したのは1つの考えとしてアリだと思います。
もちろん、人によってはガッカリでしょうけど。

かといって、別に思い通りの作物が作れなくなったわけではありません。
モンスターごとに育ててくれる作物は決まっているので、いろんな種類のモンスターを仲間にして、用途に応じて育てるのをお願いするモンスターを変えれば良いだけです。
こちらのほうが親しみやすいと感じる人も、いるでしょうね。

||== 巨大ゴーレムについて ==||
これまでにないアクセントとしては良いと思いますし、探究心とかも多少はくすぐられます。
最初、手さぐりで探さないといけないのかと思いましたが、クエストで印の海図を貰えますので、ご安心を。

しかし、巨大ゴーレムのHP・RPを回復する手段は今のところ見つかっていないので、HPがなくなってきたら、もうその日ゴーレムは動けません。
さらに、巨大ゴーレムを通してでないと島には上陸できないので、何もないところで立ち往生してしまうと、その日は島で戦って強くなる!ということもできなくなります。


なので、見つけた島には、ワープできる何らかの手段(専用のアイテムを使うなど)が欲しかったです。
まあ、それをやっちゃうと巨大ゴーレムの存在感が薄れるのも分かるんですけどね…。

||== キャラクター表現がどことなくぎこちない ==||
今回、立ち絵がイラストではなくて3Dグラフィックになりました。
動きのモーションが入ったので、良くなった部分もありますが、逆にもっとぎこちなく感じる部分もありました。特に、各キャラクターの感情を表すモーションがそんなに多くないので、セリフと動きが合っていないと感じることも、ただあります。
まあ、ここらへんは『ルーンファクトリー フロンティア』(こちらはイラスト)もそうでしたが、私はそのうち慣れたので、こちらも慣れるかな?

||== ジャンプをもっと活かして欲しいです ==||
このシリーズでは初めて「ジャンプ」ができるようになったので、これで移動がラクチンになる…かと思ったら、街では柵のある境目や、ちょっとしたモノが置いてある箇所はほとんど飛び越えられません。
島の段差は大抵飛び越えられますが、街で「いや、これくらい飛び越えてよ~」と思うところを、わざわざ飛び越えられないようにしているので、かなりまどろっこしく感じました。
せっかくのジャンプが、戦闘では活かせるものの、快適な移動手段としては活かせていません。そこは割り切って欲しいように思いました。

||== その他、細々と ==||
・「PlayStation Move」の必要性は、ほとんどないと思います。ポインタで快適に操作できるとかそういう事でもないので、普通のコントローラで事足りるでしょう。

・カメラ視点を自由に動かす操作がありません。(L1ボタンでカメラが背後に回りこみます)
おそらく、Wii版のスタイルに合わせてPS3版を制作したんだろうな~と思われます。Wiiのヌンチャクスタイルでは3Dスティックが1本しかないので、カメラ視点を自由に動かす操作がなくても仕方ないと言えますが、PS3の場合は2本ありますからね。右スティックに「ノックをする」とか入れるくらいなら、やはりカメラ視点を自由に操作できる仕組みが欲しかった気がします。

・住民が、1日か2日話しかけ忘れただけで「久しぶりだね~」と言われることに、ちょっと違和感を感じます。1週間以上話しかけていないとかなら、まだ分かるんですが…。

◆== まとめ ==◆
長く遊ぶ作品ということで、手触りの良さを大事にしている様が伺えました。フロンティア版と同じで、遊び続けることで魅力が分かってくる作品です。
ただ、最初の数時間で合わないと判断して投げ出す人も多いと思います。そこはどうか堪えて、もう数時間遊んでみてください。

最初は、操作周りや巨大ゴーレムの存在など、慣れなかったり面倒だと感じるところもあるかと思いますが、慣れてくれば意見が変わる可能性が高いと思います。
ゴーレムも最初は移動が超面倒ですが、そのうち「全体マップを利用しての高速移動」ができるようになるので、面倒に感じなくなります。
まあ、そんな風に感じられるようになってくれば、徐々にハマってくるでしょう。

キリの良いところまでプレイしてみたら、セカンドインプレッションを書く予定です。

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   万人向け ← ○○○○●○○○○○ → 熟練者向け
 操作まわりがけっこう色々とあるので、『牧場物語』シリーズよりはコアユーザー寄りです。
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    手軽に ← ○○○○○○○○○○ → じっくり
 セーブは自宅でいつでもできますが、何となく、1日の始めか終わりでセーブしたいですよね~。
 ちなみに、ゲーム内時間の1分=1秒くらいなので、1日でだいたい15~20分といったところです。
 ※建物の中では、時間が止まります。
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  思考タイプ ← ○○○○○○○●○○ → 感覚タイプ
 住民と仲良くなるには、欠かさずお話。強くなるには、積極的に戦う。
 行動力が大事なゲームです。
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 爽快感重視 ← ○○●○○○○○○○ → 達成感重視
 自分なりに目標を立てて暮らしてみましょう。戦闘でそれなりの爽快感あり。
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