惨敗
オリンピックではなく、売り上げです。
昨日、プロマーチャントの締め日だったのですが、この2週間の結果は、前の2週間の半分以下でした。
こんなに売れない2週間は、ここ数ヶ月経験したことがありません。
仕入れも普通に行っているので、新鮮な本もそこそこあるのですが、出足が鈍いです。むしろタイトルを見ても表紙が思い出せないような古い仕入れの本がちらちらと売れたという感じの、変な期間でした。
悪い評価は、その後の評価が入ってきたので、かなり後ろの場所に下がり、月間の悪い比率も3%と目立たないレベルに落ち着いてきているので、もう関係ないと思うのですが、なんで売れないんでしょうか。
気候はずいぶん春らしくなってきましたが、わたしのせどりはまだ厳寒です。
こちらも北極の温度並みに下がっています。
評価が怖い
このごろ、評価欄を見るのが怖いのです。
先日の悪い評価は、だいぶ後ろのほうに行ってすぐには見えない状態になりましたが、あのショックは今でも尾を引いています。
私は1ヶ月にもらう評価が30前後と評価がそんなに多くないので、1個悪い評価をもらうとしばらくは悪い評価がすごく多い出品者になります。1個悪い評価をもらうと直近1ヶ月の評価の悪い比率が5%とかになってしまい、見るたび落ち込みます。
また、裏表紙にちょっと破れのある本(出品時に明記)を売ったところ、こんな評価でした。
4(5が最高):
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「裏表紙に破れがあるけど特に気になる程ではありません。全体的に綺麗なのにこの中古価格は満足です。」 |
コメント読んで、どきーっとしてしまいました。
もう少し値段が高かったら、評価に響きそうです。
Amazonの出品者用アカウントを見て、評価数が増えていると、以前は嬉しかったのですが、今は憂鬱な気分になります。個別の評価は気にしないというわけにもいかないので、一応見るのですが、リンクをクリックすると心臓がドキドキするのがわかります。
性格が悪いくせに、小心者の私。
蔵書印
裏表紙のはんこ&返品トラブルではちょっとめげましたが、気を取りなおして仕入れに。
(相手の方はとてもいい方で、ラッキーでした)
そこで見かけてしまいました。「蔵書印」。
裏表紙にこんな印影。
+-------+
|山 蔵|
| 田 書|
+-------+
ううむ。こういうのって売っているのですね。
通販サイト、ありました。
本にこういう印を押すのは一種の文化といえるのでしょうが、せどりとは実に相性の悪い文化です。
返品
購入者の方から返品の申し出。
本の最終ページに「はんこ」が押してあったとのこと。
完全に私の見落としなので、すぐに返金処理。
おしゃれ系インテリアの本なのですが、こういうジャンルの本に「はんこ」を押す人がいるということは、かなーり衝撃でした。
で、品物は処分してもらってもよかったのですが、「処分してください」と書いたメールの送信直前に気が変わり、返送してもらうことに。
発送処理の手間をかけてしまうし、返送分送料の清算も面倒なので、たいへん申し訳ないとは思うのはやまやまだけど、「返品したい」という申し出だったので、そこは堪えてもらおうかと。
それほどの金額の本ではないし(でも、300円とかではないです。一応1000円以上)、手間を考えると処分してもらうのがベストだったかもしれないけど、もうメール出しちゃったし。。。
ああ、人間が小さいな。私って。
夜行性
昨夜はカーリングの試合を見ているうちに、日付が変わってしまいブログの更新ができませんでした。
週末にISDNのついていない本を3点ほどヤフオクに出品してみました。
2点はアニメおたく系、もう1点はマイナー芸能人本で、個人的にはまったく興味のないジャンルです。
アニメの本は日中全くアクセスが増えません。日中何度かチェックしているのですが、アクセス数は1件も増えず、朝起きてチェックすると増えているという状態です。予想はしていたのですが、ここまで極端だとは思いませんでした。
こういう本を好む人って、日中は何してるのでしょう。
未知の世界ってあるんだなあ、という気持ちです。
作戦
最近、はじめから早期に売り切ることを目標に仕入れる本と、目標を定めずに仕入れる本を分けています。
前者の本は、売れるまで頻繁に価格を見直し、長くても2週間以内に売り切ります。その結果利益が少なくなることもあるのですが、のんびり構えて鮮度が落ちてしまうのを嫌っています。食べ物でいえば、生鮮食品にあたるでしょうか。
逆に後者の本は、いつか売れればいいというスタンスです。こっちは、乾物かしら。
最近売れた、生鮮食品的本はこちら。
- 金子 健
- KAT‐TUN ダイナマイト・ブレイク
2回ほど値下げして結局、¥1000。
乾物的本はこちら。
一度も値下げせず、¥2000。
いつ仕入れた本か不明。売れるまでたぶん8ヶ月くらいかかっている。
売れたとき、どんな本かまったく覚えていなくて捜すのにえらく苦労してしまった。
生鮮食品で日銭を稼ぎ乾物でじっくり利益を狙う、という作戦なのですが、うまく行っているような、行っていないような・・・・
適正価格
ランキングが高く、出品者数もそれほど多くないので、自分の思った値段でしばらく粘ってみたけれど、一週間ほどしても売れないので、今朝値下げをしたら5分で売れました。
950円はダメで750円で即。
ある意味当たり前のことですが、いくら値下げしても売れない本もあるし、すごく暴力的な値段でも売れる本は売れる。
この本の適正価格は750円近辺だったようです。
なんだかな~
購入者の方からメールをもらう。
ビニール袋の梱包だと、本が傷むかもしれないので、エアパッキンなどを使ってほしかったなあ。他のひとはそうしてますよ
という、クレームのような、クレームでないような、そんな内容。
ご丁寧に、「評価に先立ってひとこと申し上げます」と始まっている。
忠告の文面を装っているけど、暗にクレームつけてるんだろうな。
返事しなかったら、悪い評価をつけられそう。
それも嫌だから
「検討させていただきます。ご指摘ありがとうございました」
って返事出した。
こういう類のことを言う人は、安い本の人なんだよなあ。
(今回は320円)
私もエアパッキンを使うことはあるけど、1000円以下の本にはまず使わない。これからも使うことはないと思う。私って、やっぱり性格悪い・・・
倉嶋厚さん
そのうち読もうと思いつつ、しまいっぱなしだった本が売れた。
- 倉嶋 厚
- 癒しの季節ノート
梱包前にぱらぱらと読んでみると、・・・不覚にも涙が。
美しい写真と、暖かく美しい日本語が心にしみていきました。
特に悪いことは何もなく、平凡に楽しく暮らしていると思っていたのだけれど、心のどこかに疲れがあったようです。
「ああ、今自分は少し疲れ気味なんだ」ということを気づかせてくれました。
仕事もあるし、家のこともいろいろやらなければならないので、のんびり休むというわけにもいきませんが、ちょっとペースダウンして休養をこころがけるようにします。
倉嶋厚さんは、テレビでお見かけすることもなくなりましたが、現在82歳。お元気でおられるそうで何よりです。私、テレビに出ているときも好きでしたが、本もとても好きになりました。他の本も読んでみたくなりました。この本は今回は売ってしまいますが、また見かけたら自分用に購入したいと思います。
マイナー仕入先にて
あまりにも売れないので、悪天候の中、愛車の軽自動車を出して仕入れに出かける。
あるブログの中で、以前見かけた本がすごい高値になっていることを知る。以前その本をサーチしたことがあり、その時は仕入れ値(900円)に対して値段もぱっとせず、利益が出るような値段になってはいないと判断し、パスした本だ。しかし今は値段が高騰しているらしく、この値段で売れるなら、と、滅多に足を運ばない店に久しぶりに行ってみる。
・・・あったあった、多分前回チェックしたのは半年以上前だったはず。なんて回転の悪い店なんだろう!この店、大した本がないくせに妙に値付けが強気(他の商品もあるから本に力を入れてないみたいだ)。半年前と同じ値段で、棚に残っていた。
半年前に見かけた本のことをまだ覚えている自分をちょっと褒めてあげたい。しかし、半年間値下げをせずに商品を放置する店って、どうよ。