さて、2023/24 V1リーグ V Cupもいよいよ予選ラウンド最終週になりました!
すでに先週末で予選ラウンドを終えたチームもありますが(A組のNECと、B組の東レが全試合を終えています)、大半のチームは、今週末が最後になりますね。
岡山シーガルズは、今週末は、3月30日(土)に、ホームの山陽ふれあい公園総合体育館(赤磐大会)で、V Cup予選ラウンド最終戦を、久光スプリングスと対戦します!
ここまで4戦全勝(4勝0敗の勝ち点12)で、すでにファイナルラウンド進出を決めている岡山シーガルズですが、最後の久光戦も、ぜひとも勝利で飾って、B組1位で次のファイナルラウンドに進みたいところです。
他方で、久光スプリングスは、ここまで一定の苦戦をし、2勝2敗の勝ち点6で現在4位の状態できていますが、まだ、わずかながらもファイナルラウンド進出の可能性を残しています。
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12845513540.html
久光がファイナルラウンドに進出する(B組2位以内に入る)ためには、3月30日(土)のトヨタ車体vsJTでJTが負け(そうでないとJTが4勝目をあげることになります)、かつ、3月31日(日)のトヨタ車体vsアランマーレで、トヨタ車体が負ける(そうでないとトヨタ車体が4勝目を挙げることになります)ことが絶対条件で、そのうえで、久光はシーガルズに勝って、3勝2敗とし、セット率勝負でJTとトヨタ車体を上回らなければなりませんから(なお、セット率は計算してみましたが、セット率率勝負になった場合に久光のセット率が他チームを上回る可能性は残っています)、可能性としては非常に厳しくなっています(なお、各試合がフルセットになった場合は複雑になりすぎますので、ここでは計算に入れていません)。
しかし、試合はやってみないと何があるか分からないうえ、トヨタ車体vsJTの試合は、シーガルズvs久光の試合と同時進行で行われますし、トヨタ車体vsアランマーレの試合は翌日の試合です。
そのため、久光がシーガルズと対戦する時点では、久光もまだファイナルランウド進出の可能性を残した状態ですので、この試合は、激しいものになる可能性がありますね。
久光も、今週末は予選ラウンド最後の試合で、1試合しかありませんから、最後の望みをつなぐべく、かなり研究と準備を整えてきている可能性があります。
岡山シーガルズとましては、相手がここまで苦戦してきているからといって、もちろん全く油断などできる状況ではありませんから、ぜひとも全神経、全精力を集中し、この試合も何とか勝利を掴んで、次に進んで頂きたいですね!!
その大事な予選ラウンド最後の赤磐大会の対戦日程をおさらいしておきます。
なお、2023/24 V.LEAGUE Divison1及びV Cupの全体日程と、大会要領については、下記記事にメモしています。
「2023/24 V.LEAGUE Division1 日程・大会概要 発表!!」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12808878197.html
また、岡山シーガルズの公式戦スケジュールについて個人的に整理したものは、下記にあります(②の終盤です)。
「2023/24 岡山シーガルズ公式戦スケジュール①」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12809196190.html
「2023/24 岡山シーガルズ公式戦スケジュール②」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12809231921.html
今季の各チームの人員構成などを概観した記事は、下記にあります。来季の内定選手、また今季で退団することが公表された選手も追記していっています。
「2023/24 V.LEAGUE Division1 概観①(アランマーレ・岡山・KUROBE)」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12823849559.html
「2023/24 V.LEAGUE Division1 概観② (PFU・トヨタ車体・日立)」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12824500674.html
「2023/24 V.LEAGUE Division1 概観③ (デンソー・JT・埼玉上尾)」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12824563295.html
「2023/24 V.LEAGUE Division1 概観④ (久光・東レ・NEC)」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12824807069.htm
3月30日(土) VCup 赤磐大会 第1日
山陽ふれあい公園総合体育館
https://information.konamisportsclub.jp/trust/akaiwashi/general_gymnasium/
開場:11:00(先行入場:10:040)
第1試合:13:00 B 岡山シーガルズ vs 久光スプリングス
(ライブスコア)
(V.TV)
https://vtv.easysports.jp/video/60375
*赤磐大会は、3月30日(土)のみの開催となり、翌日は試合がありません。
*チケット情報
2月28日(水)10:00~一般販売終了
但し、当日券販売あり。
1階SP席 7000円
1階サイド指定席 4500円
1階サイド自由席 4000円
1階エンド自由席 3000円
2階サイド指定席(一般) 3000円
2階サイド指定席(中学生) 500円
2階サイド指定席(小学生以下) 100円
2階サイド自由席(一般) 2000円
2階サイド自由席(中学生) 500円
2階サイド自由席(小学生以下) 100円
車椅子席(1階、2階) 1500円
*付添1名無料
*当日券は、2階小学生以下席を除き、500円UPが通常なのですが、今回は、500円UP無しで前売り価格での当日券販売になるそうです。
https://okayama.v-seagulls.co.jp/seagullsnews/20240330vcup_ticket/
*座席情報
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12820994636.html
*その他
https://www.vleague.jp/match/detail/28435
https://twitter.com/okym_seagulls/status/1773294555711918520
https://twitter.com/okym_seagulls/status/1773232964903526766
https://twitter.com/okym_seagulls/status/1772933868338762066
〇 全席上履き必要。
〇 株式会社トンボ提供のVICTORY特製応援Tシャツを先着500名にプレゼント。
〇 特別企画! あかいわワクワク抽選会実施(抽選券は会場入口で配布するシーガルズプレスに入っており(入場時に手渡されます)、当選発表は試合終了後アリーナ内で行われる、とのことです)。
景品は、岡山白桃のジャムや瓶詰などのようで、これはとてもいいですね!当選したい!
https://twitter.com/okym_seagulls/status/1773232964903526766/photo/2
〇 当日スケジュール
10:00 当日券発売・受付開始、公式ショップ・かもめ食堂Open
10:40 岡山シーガルズを応援する会会員先行入場
11:00 一般開場
12:00 ホームゲームイベント(3.MIX DANCE SCHOOL)
12:38 公式練習開始
12:49 選手入場
12:51 来賓挨拶、記念品贈呈(赤磐市長)
12:57 スタメン紹介(サインボール投げ込み)
12:58 始球式(キッズエスコート参加選手)
13:00 試合開始
セット間 チア演技(約3分/岡山学芸館口頭学校チアリーディング部JAMPERS・ウィンディー)
試合終了後 ホームゲームイベント(サインボール投げ込み・SP席ハイタッチ1周)
イベント終了後 能登半島地震募金活動呼びかけ(選手数名参加)
*公式練習は12:38からとされていますが、今回はホームですので、11時半か12時頃近くまで、控え選手も入られた試合前の練習がなされているのではないかと思います(場合によるとは思います)。また、12:30頃から、登録選手(ユニフォーム姿の皆さん)が中心となって、公式練習前の練習がなされていて、そのまま続いて公式練習に入るのが普通です。
併せて、他会場の対戦日程を見てみますと、以下のようになっています。
3月30日(土) VCup 西尾大会 第1日
西尾市総合体育館
https://aichi-sc.jp/facility/nishiotai/
第1試合:12:00 A デンソーエアリービーズ vs 日立Astemoリヴァーレ
(ライブスコア)
(V.TV)
https://vtv.easysports.jp/video/60373
第2試合:15:00 A PFUブルーキャッツ vs KUROBEアクアフェアリーズ
(ライブスコア)
(V.TV)
https://vtv.easysports.jp/video/60376
3月30日(土) VCup 四日市大会 第1日
四日市市総合体育館
第1試合:13:00 B トヨタ車体クインシーズ vs JTマーヴェラス
(ライブスコア)
(V.TV)
https://vtv.easysports.jp/video/60374
*この試合は、ファイナルラウンドをかけた大勝負になりますね。JTは、勝てばB組2位決定です。トヨタ車体が勝てば、トヨタ車体は明日のアランマーレ戦次第で2位の可能性を残します。
3月31日(日) VCup 西尾大会 第2日
西尾市総合体育館
https://aichi-sc.jp/facility/nishiotai/
第1試合:13:00 A デンソーエアリービーズ vs PFUブルーキャッツ
(ライブスコア)
(V.TV)
https://vtv.easysports.jp/video/60378
3月31日(日) VCup 四日市大会 第2日
四日市市総合体育館
第1試合:13:00 B トヨタ車体クインシーズ vs プレステージ・インターナショナルアランマーレ
(ライブスコア)
(V.TV)
https://vtv.easysports.jp/video/60380
*この試合も、前日にトヨタ車体がJTに勝っていれば、トヨタ車体にとって、2位に食い込むための大勝負になりますね。
今週末の対戦予定は、上記のとおりです。
実のところ、岡山シーガルズは、すでに2位以内を確定させてファイナルラウンド進出を決めているだけでなく、今週末の久光戦で仮に負けたとしても、B組を1位抜けする可能性はかなりある状況です。
冒頭に書きましたように、最終最高成績が4勝1敗の勝ち点11になるJTはシーガルズを追い抜くことはできなくなっていますし、すでに2敗を喫している久光もシーガルズを追い抜くことはできません。
したがって、残るはトヨタ車体のみですが、トヨタ車体がシーガルズを追い抜くケースとしては、3月30日(土)に行われるトヨタ車体vsJTでトヨタ車体がJTに3-0又は3-1勝ちをし(これでトヨタ車体は3勝1敗の勝ち点9になります)、かつ、翌日のトヨタ車体vsアランマーレでもトヨタ車体が3-0又は3-1勝利をし(これでトヨタ車体は最終的に4勝1敗の勝ち点12で終えることになります)、他方でシーガルズが久光に0-3又は1-3負けを喫して4勝1敗の勝ち点12のままとなって、トヨタ車体とセット率勝負になった場合に限られます(この3試合で、ひとつでもフルセットになる試合が出たときには、トヨタ車体はシーガルズを追い抜くことができなくなります-それはつまり、シーガルズとしますと、仮に久光戦に負けたとしても、フルセット負けの場合は(勝ち点1を稼ぎ最終勝ち点が13になるため)、トヨタ車体の試合の結果に関係なく、その時点で1位抜けが確定です)。
しかし、そうしたケースもあり得なくはないですし、いずれにしましても、岡山シーガルズとしますと、ここまできましたら、最後の久光戦も必ず勝利し、予選ラウンド5試合を全勝で結び、勢いをもって次のファイナルラウンドに進みたいところですね!
今大会、久光スプリングスは、全日本登録の関係で、荒木彩花選手(2/MB)、平山詩嫣選手(8/MB)、西村弥菜美選手(7/L)が不在となっていることもあって、若手選手主体のチームで戦ってきており、予めチームサイトで公表していましたように、下記の14選手が参加される形になっています。
1 長岡望悠選手(OP)
3 中川美柚選手(OP/OH)
4 濵松明日香選手(MB)
5 中島咲愛選手(OH)
9 万代真奈美選手(S)
10 大竹里歩選手(MB)
11 栄絵里香選手(S)
12 深澤めぐみ選手(OH)
13 吉武美佳選手(OP)
15 チタポーン・カムランマーク選手(MB/タイ)
17 北窓絢音選手(OH)
18 奥原花選手(S)
19 井上未唯奈内定選手(OH/MB)
20 高橋葵内定選手(L)
以上、14名。
ただ、実際のところは、ここまでの4試合では、濱松明日香選手(4/MB)と深澤めぐみ選手(12/OH)は、登録から外れられてきており(V.TVの解説では、体調不良というように話されていたと思いますが、お二人ともに、ここまで4試合全部で登録に入られていません)、この2選手を除く12名の登録メンバーで試合に臨んできています。
のみならず、ベテランの長岡選手(1/OP)は登録メンバーには入られていますが、これまでのところは一度も出場はされておらず、メインセッターの栄選手(11/S)も、リリーフサーバーとしてコートに入られることはかなりありますが、セット冒頭からの先発セッターとして出場されたことはまだ一度もありません(二枚替えで入られたことはあったような気もします)。
セッターにつきましては、毎試合、万代真奈美選手(9/S)が先発されて、二枚替えの際には、基本的に奥原花選手(18/S)がコートに入られる形になっていますね。
基本的な構成としましては、
セッターが、万代真奈美選手(9)
両レフトは、中島選手(5)か北窓選手(17)と、中川美柚選手(9)
OPは、吉武選手(13)か中川美柚選手(9)、
MBは、大竹選手(10)とカムランマーク選手(15)、
リベロは、高橋葵内定選手(20)
という構成です。
それに、二枚替えで奥原花選手(18)と吉武選手(13)か中川選手(9)が入られることがあり、また、リリーフサーバーとして、栄選手(11)が入られることがある、という進め方ですね。
なお、内定選手の井上未唯奈選手(19)が、MBとして出場された試合(3/23のトヨタ車体戦)もありましたね。
このように、今大会、久光はかなり若手選手中心の構成で臨んできていますので、もし今週末の最終戦も、同様の構成で臨んできたときには、私は個人的には、公平に見て岡山シーガルズのほうが力は一段上ではないかと思います。
久光は、若手選手といえども、ポテンシャルの高い選手が揃っていますので、流れ如何でどうなるかは分からない気がしますが、少なくともここまでの4試合を見た感じでは(全部見たわけではないです)、いかんせん急造チーム的ですので、プレーの精度という点では、まだまとまりが今一つのところがあり、個々の選手の力が生かされきっていないという印象ですね。
ただ、とは言え、今週末の最終戦は、久光にとって、ファイナルラウンドに向けた最後の望みをつなぐ大事な試合になりますから、ひょっとしますとこれまでとは違う構成で臨んでくる可能性があることがひとつ、そして、仮にそうでなくとも、今週末は久光も最後の1試合のみですので、この大事な試合を前に、この1週間は、集中してシーガルズのことを研究し、相当な準備を整えてきていることが想定されます。
また、急造チームと言っても、すでに4試合を経て次第にチームとしてのまとまりを見せてきており、先週末は、東レを相手に、ほとんど全く隙のないストレート勝利を果たしました(25-18、25-20、25-20)。
https://www.vleague.jp/form/b/28430
そうした点からしましても、岡山シーガルズとしますと、もちろん油断などできる状況では全くありませんから、ぜひ今週末の久光戦は、厳しく引き締まり、全神経を集中させて、シーガルズ本来のスピードの強弱や硬軟織り交ぜた多彩な攻撃と、精度の高い守備とパスワークでもって、全力で勝ちにいって頂きたいです。
ホームでの試合は、大声援が背につきますし、選手の皆さんはまさにホームの雰囲気で見るほうも大変楽しいのですけれども、ともすれば落ち着きすぎて気合が入りきらないと感じられるケースが稀にありますので、ぜひ今週末は、冒頭から強度に集中し、一気に気迫で攻める気持ちで臨んで頂きたいですね!
さあ、今週末で、今季V Cupの予選ラウンドは最後です!!
ぜひ全力を尽くして、完全無敗での予選ラウンド突破を目指して頂きたいです!!
頑張れ、岡山シーガルズ!!!!!!!!
*なお、ファイナルラウンドの準決勝では、A組1位vsB組2位、A組2位vsB組1位の対戦になります。https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12808878197.html
A組は、日立Astemoとデンソーがファイナルラウンド進出を確定させていますが、どちらが1位、2位になるか未確定です。
A組は、現在は、日立Astemoが4勝0敗勝ち点12のセット率4.000(得12/失3)で1位、デンソーが3勝0敗勝ち点9のセット率4.500(得9/失2)で2位で、ここまで両チームともに無敗できていますが、3月30日(土)12:00に両チームの直接対決がありますので、ここで決まる可能性がありますね。
この試合で日立が勝てば5戦全勝で日立の1位が確定、デンソーが勝った場合は、両チームが4勝で並びますので、翌日のデンソーvsPFUの結果いかんになるのが原則(デンソーがPFUに勝てばデンソーは5連勝で1位確定、PFUに負ければ4勝1敗勝ち点12で日立と並び、セット率以下の勝負になるのが原則)です。
しかし、仮に3月30日(土)の直接対決で、デンソーが日立にストレート勝利を果たしていたときには、日立のセット率は2.000(得12/失6)、デンソーのセット率は6.000(得12/失2)になっていますので、たとえデンソーが翌日のPFU戦にストレート負けを喫したとしても、デンソーは最終的に4勝1敗勝ち点12のセット率2.400(得12/失5)で、セット率で日立を上回ることになります。
したがって、3月30日(土)の日立Astemovsデンソーの直接対決の試合は、日立が勝てば日立は5戦全勝で1位確定、デンソーがストレート勝利を果たしたときは、翌日のデンソーvsPFUの結果を待つまでもなく、その時点でデンソーがセット率で日立を上回ることが確定し、デンソーの1位が確定する(それ以外の勝ち方の場合は、翌日のPFU戦の結果による)、ということになりますね。
なお、今大会、デンソーは、福留選手(L)が全日本登録のため不在になっていますが、他に変更はなく、ロザマリア選手(7/OP)はフル出場されてきていますし、ジュリア選手(11/S)もリーグ戦と同様、リリーフサーバーとして登場されるなどしています(メインセッターは、変わらず山口結可選手)。
セッターは変わらず、外国人選手もフルで入られ、ほとんどリーグ戦のときと同じ超ガチメンバーで戦ってきているのが今大会のデンソーチームですね。
他方で、日立Astemoは、全日本の関係で、渡邊彩選手(9/MB)とオクム大庭冬美ハウィ選手(17/OH)は、不在となっていますが、理由は不明ながらも全日本登録されているはずの長内美和子選手(3/OH)は残っておられ、かつ、外国人選手のタットダオ選手(5/MB)も毎試合出場されてきています。
ですので、日立は、渡邊選手とオクム選手の不在は少し痛いかもしれませんが、このチームには、他にリーグ戦でも出場されていた入澤選手(MB)や髙間選手(OH)、室岡選手(OH)もおられますので、チームとして不足を感じるようなところはほとんどなく(なお、OPは変わらず野中選手で、セッターも雑賀選手です)、こちらもガチメンバーに近い形で戦ってきている感じですね。
果たして3月30日(土)の直接対決がどうなるかは、大変興味深いです。