今週末は、2023/24 V1リーグ V Cup　神戸大会！！

消化試合数のばらつきがあり、すでに３試合を消化したチームと２試合消化したにとどまるチームが混在していますので、力関係がとても分かりにくくなっていますが、まず、Ａ組は、日立Astemoとデンソーが２連勝しているのに対して、３位以下のＮＥＣ、埼玉上尾、ＫＵＲＯＢＥ、ＰＦＵは、すべてのチームが１勝２敗の状況になっています。

かなりの混戦状態ですね。

しかし、後の４チームはすでに２敗を喫している状況からしますと、Ａ組は、日立Astemoとデンソーがかなり優位な状況にあるといえそうですね。

なお、Ａ組に属する各チームの、今週末を含めたこの先の対戦予定は、以下のようになっています。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12808878197.html

日立：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　KUROBE戦　埼玉上尾戦　デンソー戦

デンソー：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　　　　　　　NEC戦　　　日立戦　　　　PFU戦

NEC：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　埼玉上尾戦　デンソー戦

埼玉上尾：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　NEC戦　　　日立戦

KUROBE：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　日立戦　　　　　　　　　PFU戦

PFU：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　　　　　　　　　　　　　KUROBE戦　　デンソー戦

こうして見ますと分かりますが、すでに３試合を消化しているＮＥＣと埼玉上尾は、今週末の土日の２試合で、予選ラウンドは全試合を終了する予定なのですね。

ＮＥＣ以下の４チームは、すでに２敗をしてしまっていますが、そのうちの最上位で、今季Ｖ１リーグの覇者となったＮＥＣに、今大会の決勝ラウンド進出の可能性が残されているのかを考えてみますと、ＮＥＣは、まずは残り２試合は２連勝することが必須でしょう。

その場合に、ＮＥＣの最終最高成績は、３勝２敗の勝ち点１０になります。

しかし、その場合には、ＮＥＣは、3/24（日）のデンソー戦に勝っていることになりますので、逆にデンソーは確実に１敗を喫していることになります。

としますと、仮にデンソーが残り２試合の日立戦（3/30）かＰＦＵ戦（3/31）に負ければ、２敗目を喫し、最終成績は、よくて３勝２敗の勝ち点９になりますから、ＮＥＣがデンソーを上回る計算になります。

したがって、ＮＥＣも、まだ決勝ラウンド進出の可能性を有していますね。

また、それは埼玉上尾も同様で、埼玉上尾が残り２試合に２連勝したときには、最終最高成績は、３勝２敗の勝ち点９になります。

そして、この場合には、埼玉上尾は日立戦（3/24）に勝っていることになりますから、逆に日立は１敗を喫しており、残りの２試合のKUROBE戦（3/23）かデンソー戦（3/30）に負ければ２敗目を喫し、最終最高成績は、３勝２敗の勝ち点９どまりとなります。

この場合には、埼玉上尾と日立はセット率勝負になりますから、どちらが上位になるかは分かりませんね。

したがって、埼玉上尾もまだ決勝ラウンド進出の可能性を残しています。

ＮＥＣと埼玉上尾は、今週末の土曜日（３月２３日（土））に直接対決することになっていますが、ここで負ければ可能性を失いますから、これは両チームにとって大勝負になりますね。

また、現在、１勝２敗の勝ち点３で埼玉上尾と並んでいるＫＵＲＯＢＥも同様の状況にあり、まだ決勝ラウンド進出の可能性は残していますね。

ＫＵＲＯＢＥも、今週末の土曜日（３月２３日（土））に、現在首位の日立と対戦することとなっており、この試合も運命を決する一戦となります。

そして、現在１勝２敗の勝ち点２で最下位となっているＰＦＵは、大変ややこしくて計算しきれませんが、ＰＦＵの場合は、最終最高成績は３勝２敗の勝ち点８で、勝ち点は最高で８点どまりですので、現在１位の日立か２位のデンソーが残り３試合を全敗するなどしてくれないと、勝ち点でこの両チームを追い抜くことができません。

しかし、日立かデンソーが残り３試合を全敗するなどしたときには、これらのチームとの対戦を残しているＮＥＣ、埼玉上尾、ＫＵＲＯＢＥはこれら両チームに勝利していることになりますから、その３チームのいずれかがＰＦＵを上回る結果で終わる可能性が高いですね。

そのため、ＰＦＵは、ひょっとしますと計算上決勝ラウンド進出の可能性がまだ残されているのかもしれませんが、非常に厳しい状況にあることは間違いないのでしょうね。

そして、岡山シーガルズが属するＢ組ですが、こちらは、この先の対戦予定を見てみますと、以下のようになっています。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12808878197.html

岡山：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　　　　　アランマーレ戦　久光戦

JT：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　東レ戦　　　　　　　　　トヨタ車体戦

久光：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　トヨタ車体戦　東レ戦　　岡山戦

トヨタ車体：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　久光戦　　　　　　　　　　JT戦　　　アランマーレ戦

東レ：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　JT戦　　　　久光戦

アランマーレ：

　3/23　　　　3/24　　　　3/30　　　　3/31

　　　　　　　岡山戦　　　　　　　　　トヨタ車体戦

こちらも、東レは、今週末の２試合（ＪＴ戦と久光戦）で、予選ラウンドは全試合を終える予定です。

そして、Ｂ組は、何度か書いてきていますように、岡山シーガルズは、すでに３勝０敗の勝ち点９になっていますので、今週末のアランマーレ戦（3/24）に３－０又は３－１勝利をすれば、最終最低成績でも、４勝１敗の勝ち点１２になります。

これに対して、現在２位のＪＴは、すでに３試合を消化して２勝１敗の勝ち点５ですので、残り２試合を全勝したとしても、最終最高成績は４勝１敗の勝ち点１１で、岡山シーガルズを追い抜くことはできません。

また、現在３位の久光と４位のトヨタ車体は、いずれも残り３試合を全勝すれば、最終最高成績が４勝１敗の勝ち点１２となり、シーガルズと勝ち数・勝ち点が並んでセット率勝負になる可能性がありますが、この先、久光とトヨタ車体の直接対決がありますので（3/23）、この両チームがともに４勝１敗の勝ち点１２で終わる可能性はありません。

としますと、岡山シーガルズは、もし今週末のアランマーレ戦（3/24）に３－０又は３－１勝利をしたときには、最終的に必ずＪＴを上回り、かつ、久光かトヨタ車体のいずれかをも上回りますから、Ｂ組上位２位以内が確定し、準決勝進出を決めることになりますね。

しかし、他方で、岡山シーガルズが、万一今週末のアランマーレ戦に負けるようなことがあったときには、その時点で、３勝１敗の勝ち点９となり、最終的にＪＴ、久光、トヨタ車体に追い抜かれる可能性が出てきますので、最後の久光戦（3/30）は、勝利が絶対条件になってきます。

その意味でも、シーガルズにとって、今週末のアランマーレ戦（3/24）は、大勝負になりますね。

そして、ここまで書いてきたところから分かりますように、現在２位のＪＴ、３位の久光、４位のトヨタ車体は、まだ決勝ラウンド進出の可能性を残しています。

それでは、現在５位の東レはどうか、ですが、この点は、ややこしいですが、東レはすでに２敗を喫しており、１勝２敗の勝ち点３ですので、残り２試合を勝利したときの最終最高成績は、３勝２敗の勝ち点９になります。

そして、その場合には、この先東レとの試合を残しているＪＴと久光は東レに負けていることになりますから、ＪＴの最終最高成績は３勝２敗の勝ち点８で、東レを下回ることになります。

また、久光は、最終最高成績が３勝２敗の勝ち点９で東レと並ぶことになりますが、セット率勝負になりますので、どうなるかは分かりませんね。

さらに、トヨタ車体も、現在１勝１敗の勝ち点３ですが、残り３試合のＪＴ戦、久光戦、アランマーレ戦のどこかで負ければ２敗目を喫し、最終最高成績は３勝２敗の勝ち点９どまりになり、東レと並びますから、こちらもセット率勝負でどうなるかは分かりませんし、仮にこの先２敗を喫すれば、最終最高成績は２勝３敗の勝ち点６どまりで、東レを下回ることになります。

そのため、東レにも、まだ決勝ラウンド進出の可能性は残されていますね。

なお、現在６位のアランマーレは、残り２試合を勝利したとしても、最終最高成績は２勝３敗の勝ち点６どまりとなりますから、すでに３勝をあげている１位の岡山シーガルズは、すでに追い抜けない状態となっています。

そのため、アランマーレが２位以内で終わるたには、２位のＪＴから５位東レまでの全てのチームを追い抜かなければなりませんが、まずは２位のＪＴはすでに２勝していますので、残り２試合を２連敗して２勝３敗になってくれなければアランマーレが追い抜くことはできません。

しかし、ＪＴが２連敗するということは、この先ＪＴとの対戦を残している東レとトヨタ車体は、ＪＴ戦で１勝することを意味します。

そして、東レはこの先ＪＴ戦と久光戦を残していますので、ＪＴ戦に勝つとすれば、久光戦には負けてくれないと最終的に３勝２敗になってしまい、アランマーレを上回ることになります。

また、トヨタ車体もこの先久光戦、ＪＴ戦、アランマーレ戦を残していますので、ＪＴ戦に勝つとすれば、アランマーレ戦はもちろんのこと、久光戦にも負けてくれないと最終的に３勝２敗になって、アランマーレを上回ることになります。

しかし、東レとトヨタ車体が、ともにＪＴ戦のみならず久光戦にも負けたとしますと、今度は久光が、この先少なくとも２勝し３勝２敗で終えることとなり、アランマーレを上回ることになりますね。

したがって、この先アランマーレが２位のＪＴから５位の東レまで、全てのチームを上回ることは論理的にあり得ませんから、現時点で、決勝ラウンド進出の可能性はなくしている、と言えることになります。

ものすごくややこしい記事になりましたが、現状は上記のような状況ですね（万一どこか間違っていたら、大変すみません）。

要するに、Ａ組は、日立とデンソーが２勝０敗で優位な状況にありますが、かなり混戦状態で、３位のＮＥＣ、４位の埼玉上尾、５位のＫＵＲＯＢＥには、まだ可能性が十分に残されていると考えられます。

今週末の土曜日（3/23）には、ＮＥＣｖｓ埼玉上尾の直接対決があり、また、ＫＵＲＯＢＥｖｓ日立でＫＵＲＯＢＥが負ければＫＵＲＯＢＥは可能性を失う計算ではないかと思いますから、今週末初日の結果いかんで、Ａ組も大分先が見えてくることになりそうですね。

また、Ｂ組は、何度も書きますように、岡山シーガルズは、今週末の２日目（3/24）のアランマーレ戦が、決勝ラウンド進出をかけた一戦になります。

また、２位のＪＴから５位の東レまでは、まだ可能性を残していますが、今週末初日（3/23）には、ＪＴｖｓ東レ、久光ｖｓトヨタ車体がありますから、これら２試合の結果いかんで、Ｂ組も大方の行方が見えてきそうですね。

さて、いろいろ皮算用を考えていて、頭が痛くなってきましたが、とにかく今週末は、岡山シーガルズは、決勝ラウンド進出をかけた大勝負になります！！

対戦相手は、プレステージ・インターナショナルアランマーレですが、アランマーレは、メソマチ選手（ＯＰ）が不在なだけで、他はＶ１リーグのときとメンバー構成に変わりがありません。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12843472466.html

メソマチ選手も、Ｖ１リーグのときから、常に出場されていたわけではありませんから、実質的には、Ｖ１リーグのときとほとんど変わらないと言っていいチームだと思いますね。

なお、今大会のアランマーレの、過去３試合の登録メンバーは、以下のとおりとなっています。

https://www.vleague.jp/form/b/28414

https://www.vleague.jp/form/b/28415

https://www.vleague.jp/form/b/28421

　２　前田美紅　選手（ＯＨ）　●

　３　木村友里　選手（ＯＨ）　●

　４　菅原里奈　選手（ＭＢ）

　５　赤星七星　選手（Ｓ）　（●）

　７　伊藤摩耶　選手（ＭＢ）　●

　９　草島華穂　選手（ＯＨ）

１０　柳沢紫子　選手（ＭＢ）

１２　石盛めるも　選手（Ｓ）　●

１３　岡村南奈　選手（ＯＨ）　●

１５　工藤真帆　選手（Ｌ）

１７　有村涼美　選手（ＯＨ）

１８　佐藤菜々美　選手（ＭＢ）　●

１９　有薗未也美　選手（Ｌ）　●

２０　小野山博子　選手（ＯＨ）　（●）

＊●は、基本的な先発メンバー

アランマーレは、ここまで３連敗を喫してきているとはいえ（久光戦２－３、ＪＴ戦１－３、東レ戦０－３）、久光とはフルセットの激闘を演じていますし、ＪＴからも１セットは取っています。

全く油断はできませんので、岡山シーガルズとしますと、強度に厳しく引き締まり、ここで絶対に決め切る気持ちで、全力で勝負をかけて頂きたいですね！！

さあ、大事な一戦です！！！

頑張れ、岡山シーガルズ！！！！！！！！

今週末は、2023/24 V1リーグ V Cup 神戸大会！！

今週末は、2023/24 V1リーグ V Cup　神戸大会！！