近年マスコミを賑わす言葉、モンスターペアレント。
彼らはどうして生まれたのだろうか。
なぜ“モンスター”となってしまったのか。
その真意を、おおくまは時代背景から推察しました。
《高度経済成長時代》
日本のGDPは年々増加し、頑張れば頑張るほど報われる時代。
人々は他人より良い生活をするために必死に勉強し、働いた。
ここから生まれてきた文化が「偏差値教育」であり「根性論」です。
例:追いつけ追い越せ
この時代、人々はハングリーだったため日本企業のトップには頑張ればなんとかなると考えている人間も多い。
《バブル世代》
高度経済成長時代の2世。
親世代の頑張りにより生まれたときから裕福だった世代といえる。
人々は景気に狂乱し栄華は永遠だと思って育ったため、他人が何かをしてくれることが当たり前、自分が頑張らなくても豊かな暮らしができた。
しかし、バブルが崩壊し、自分が何か悪いことをしたわけではないのに全員が貧しくなった。
そのためバブル世代は「景気のせい」「他人のせい」など、自分以外の何かにする傾向が強いといえる。
《草食世代》
バブル世代の2世。高度経済成長時代からは3世にあたる。
彼らはいわば“生まれたときから下降世代”といえるだろう。
そのため最大の特徴は「無気力・無関心」。
頑張っても無駄、が共通意識のため、決して身の丈以上を望まない。
自分のライフスタイルを大切にし、No.1よりオンリーワンを美徳と考える。
逆にいえば自分以外に関心はないし、むしろ自分にすら関心が薄い。
やりたいことが見つからず、ただ日々を消化する傾向がある。
《モンスターペアレント》
さて、前談が長くなったが、モンスターペアレントはバブル世代の若干下にあたる。
裕福に生まれ育ったが、自分が社会に出る前にバブルが崩壊し、何が悪いのかわからない。
無関心な世代にもかぶっているため、少なくとも自分が悪いとは微塵も考えない。
常に悪いのは他人であり、無気力にもなりきれないのでやたらと弱い者を理不尽に叩きたがる。
その結果が・・・
そう、モンスターペアレント化である。
彼らはやり場のない憤りをぶつける対象を探し続ける。
そんな彼らの子供たちはどんな大人になるのだろうか。
おおくま達、草食世代の20年後はどんな価値観になっているのだろうか。
次回はそんな未来も想像しつつ、書き綴ってみたいと思います。
彼らはどうして生まれたのだろうか。
なぜ“モンスター”となってしまったのか。
その真意を、おおくまは時代背景から推察しました。
《高度経済成長時代》
日本のGDPは年々増加し、頑張れば頑張るほど報われる時代。
人々は他人より良い生活をするために必死に勉強し、働いた。
ここから生まれてきた文化が「偏差値教育」であり「根性論」です。
例:追いつけ追い越せ
この時代、人々はハングリーだったため日本企業のトップには頑張ればなんとかなると考えている人間も多い。
《バブル世代》
高度経済成長時代の2世。
親世代の頑張りにより生まれたときから裕福だった世代といえる。
人々は景気に狂乱し栄華は永遠だと思って育ったため、他人が何かをしてくれることが当たり前、自分が頑張らなくても豊かな暮らしができた。
しかし、バブルが崩壊し、自分が何か悪いことをしたわけではないのに全員が貧しくなった。
そのためバブル世代は「景気のせい」「他人のせい」など、自分以外の何かにする傾向が強いといえる。
《草食世代》
バブル世代の2世。高度経済成長時代からは3世にあたる。
彼らはいわば“生まれたときから下降世代”といえるだろう。
そのため最大の特徴は「無気力・無関心」。
頑張っても無駄、が共通意識のため、決して身の丈以上を望まない。
自分のライフスタイルを大切にし、No.1よりオンリーワンを美徳と考える。
逆にいえば自分以外に関心はないし、むしろ自分にすら関心が薄い。
やりたいことが見つからず、ただ日々を消化する傾向がある。
《モンスターペアレント》
さて、前談が長くなったが、モンスターペアレントはバブル世代の若干下にあたる。
裕福に生まれ育ったが、自分が社会に出る前にバブルが崩壊し、何が悪いのかわからない。
無関心な世代にもかぶっているため、少なくとも自分が悪いとは微塵も考えない。
常に悪いのは他人であり、無気力にもなりきれないのでやたらと弱い者を理不尽に叩きたがる。
その結果が・・・
そう、モンスターペアレント化である。
彼らはやり場のない憤りをぶつける対象を探し続ける。
そんな彼らの子供たちはどんな大人になるのだろうか。
おおくま達、草食世代の20年後はどんな価値観になっているのだろうか。
次回はそんな未来も想像しつつ、書き綴ってみたいと思います。