ずいぶん長い間放置してましたが、久々に記事を書こうと思います。

さて、この半年余り、社会的にずいぶん大きな変化が多数ありましたね。

民主党代表選、チリ鉱山、尖閣諸島、通貨安競争・・・

まさに時代は激動、一寸先はブラックホールです。

そんな中、おおくまも"変化"について色々と考えていました。

なぜなら「変化」の淵には必ず新しいニーズや市場が存在するから。

例えば男性用化粧品市場の拡大です。
かつては女性のみのものどった美容や化粧という行動までが一部の男性に浸透し始めています。
これは人々の価値観の変化による新しいニーズといえるでしょう。

このような時代の大きなうねり・変化には技術革新とはまた違った市場の発生・消失が伴います。

縮小していく日本という市場でいえば企業やビジネスを拡大するためには2つの方法しかありません。

一つはグローバル展開により市場の"絶対規模"を拡大すること。

もう一つがこの"変化"による「相対的」な市場を獲得することです。

前者は"今"に着目し、既存で存在する「世界」という市場への「ヨコ」のアプローチ。

後者は・・・そう、「時間の流れ」という「タテ」の動きを捉えたアプローチなのです。

おおくまは新しいビジネスを創出していく場合はこのタテのアプローチが必須だと考えます。

では、どうすればこの"変化"を捉えることができるのか?

社会全般の動きに積極的にアンテナを張ることはもちろん必要でしょう。

しかし、ここで「逆」に注目したい。

どういうことか?

つまり「動き」ではなく「静止」に着目するのです。

それがいわば「定置観測」。

イメージしてみてください。
普段当たり前のように通る通学路や商店街・・・

なんでも構いません。

毎日同じ景色が淡々と通り過ぎます。

その中である日、商店街のパン屋が潰れていたとします。

あれ?
前はコンビニだったかな?
よく潰れるな。
立地は悪くないのに・・・

など、これは立派な"変化"への気づきではありませんか?

こんなレベルでもいい。
大切なのは「変わらない日常」の中から数少ない「変わったもの」に気づくことです。

その気づきがやがて新たなアイデアを生むでしょう。

ただし注意しなければならないのはそのわずかな変化に常に気づけるようになるべく規則的な生活を送ること。

そして何気ない変化に気づけるだけの「余裕」を常に持っていること。

余分なことでストレスを持たない、常に様々な物事に興味を持つことができる状態でいるということです。

そうすれば何も難しいことはせずに新しい発見が生まれるようになるでしょう。

何かに行き詰まったときはまず、余分なものを捨てましょう。

常に新しい自分でいるために・・・






・・・あ、掃除しよwww