私の機体のテールローターは、
一般的なラジコンヘリコプターとは逆の左側に付けてます
理由等はテールローターの記事で説明しています
更にテールシャフトを
傾けて、テールローター面を斜めにしてます。
テールパイプごと回転させて斜めにしています。

斜めテールローターは去年の夏ごろからテストを始め、
去年の選手権や今回のMBP大会も斜めテールローターで実戦投入して良い結果を感じています。

真後ろでなければ、パッと見は斜めとはわかりませんが、
流石に選手権の時は数名に気付かれました(笑)
斜めテールローターの狙いはピルエットの安定です
静演技のピルエット移動で安定して修正舵を減らす事と
ループウィズ540度テールターンズのテールターンを安定させるのが目的です。
CGYジャイロにはピルエットを安定させるために
ピルエット補正などの機能があり、
定点ピルエットや静演技のピルエット移動が安定してとても楽になります。
そのことは以前の記事でも書いています。
ジャイロのピルエット補正を使わずにピルエットを安定する方法を色々と考えていて、思いついたのが斜めテールローターでした。
斜めローターにするとなぜピルエットが安定するのか
私の考えを説明したいと思います。
ピルエットが難しいのは機体が右に傾いているのが原因です
機体がホバリングから右にピルエットした場合を説明します

メインローターが右回転のラジコンヘリは
右傾きでホバリングしています
上記の図はフライヤーが機体のテール側を見てホバリングしています
いわゆるケツホバです
この状態から舵を右ラダーだけ打って90度回転させます。
90度後の機体の状態はどうなるでしょう?

マストの右傾きは90度回転後にも残り機首下げ姿勢になります

そのまま何もしなければ機体は前進して
軸がずれてしまいます。
右ピルエット中は上記の状態が連続して続くので
エレベーターアップを打って定点でピルエットする様に操作しています。
左ピルエットはエレベーター方向の傾きは逆になりますね

左ピルエットでは機首上げ姿勢になるのでダウン舵が必要になります。
ここまでがピルエットが難しい理由です
次に、斜めテールローターの場合の説明です。

斜めにする事でラダー方向だけでなく
僅かにテールを下げようとするチカラが働きます。

この下向きのチカラによって右ピルエット中の機首下がりを抑えてくれて、ピルエット中の修正舵は激減します
でも、この状態で左ピルエットしたら
もっと機首上げして左ピルエットが難しくなるのでは?
と、思った方もいると思います。
実際には逆で、右も左も同じくらい修正舵は激減します。
左ピルエットも安定する私の考えは、
ホバリング中のテールのチカラはゼロとして考えます。
ゼロから左ピルエットを開始するには

左ピルエットのためにテールローターのチカラが左に向かいます
それと一緒に相対的に上向きのチカラになり
左ピルエットの機首上げを抑えてくれると考えます。
実際には斜めテールローターの下向きのチカラは左ラダーで弱くなり、エレベーター舵とのバランスの関係で機首下げになりますが詳細説明は割愛させて頂きます。
次に、
じゃあ、テールローターはどのくらい傾けるか?
色々と試した結果、5~6度がベストでした。
ラジコンヘリの右傾きの角度は約2.5~3度です
その傾きと同じくらいの2.5~3度にテールを斜めにしてホバリングすると、テールローターは地面に対して垂直になるので
ちょうど良いかと思い飛行テストしましたが
結果は殆ど効果は無く、
直角に付いているのと変わらない感じでした。
この結果で今までマストに対してキッチリ直角を出していましたが、大体でも大丈夫だな~と思いました(笑)
逆に7~8度くらい斜めにすると、ピルエット中の舵はほぼ無修正でピルエットしてくれて凄く良いのですが、上空演技で前風や背風の強風で機体の側面に強風を受ける状態で機体がエレベーター方向の揺れが出る時がありました
ちなみに、実機でも斜めテールローターの機体があります


かなり角度が付いてますね
理由はメインローターの揚力の補助として
テールローターのチカラも揚力の一部として使うためです
チカラの方向がラジコンとは逆です
左右逆斜めテールは、個人的にお気に入りです
見た目に違和感があるので真似する方はいないと思いますが、
やる場合は自己責任でお願いします
特にスライドリングは逆回転で緩む方向になるので!
ホビーですから弄って楽しみます(^^♪
もちろん今年の選手権も逆斜めテールで戦います!