英国、当て逃げ連絡先

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そんなわけで(どんなわけかは

昨日の記事をご確認ください)

とある映画館の駐車場で

『当て逃げ』の

現場を目撃してしまった私です。

 

加害者(男の子4人組)は

一度は車から降りてきて

わが夫(英国人)に

「自分の連絡先を書いた紙を

ぶつけた車のワイパーに

挟んでおくといい」と

助言をもらったにもかかわらず

夜の闇の中に

そのまま消えていきました。

 

「夫よ、これ、私は

駐車場の管理者に一言

言っておいた方が

いいと思うのだが、どうか」

 

「そうですね。君がそうする間に

ぶつけられた車の運転手が

戻ってくる可能性もあるので

僕はここで待機しています」

 

そこで私は映画館の入っている建物に戻り

『施設管理受付』みたいなところに行き

そこにいた制服姿の年配の紳士に

「こんばんは、今、そこの駐車場で

交通事故を目撃したのですが

駐車場を管理しているのはこちらですか」

 

「えっ、事故!ええ、駐車場は

確かにうちの管轄ですが、それは

怪我人は出ているんでしょうか」

 

「いいえ。誰も乗っていない車に

他の車がぶつかっただけで、

ぶつかった時も低速でしたし

怪我人は出ていないと思います」

 

「ははあ。そのぶつけた車は今?」

 

「どこかに行ってしまいました。

ただナンバーは控えてあります。

被害を受けた車を確認しますか?」

 

「えーと、その被害者の車、

その車の持ち主は

そこにいるんですか?」

 

「いえ、いません」

 

「じゃあ私がそこに行く

意味はありませんね」

 

「・・・えーと、でも事故ですよ?」

 

「ええ、ですがあなたは事故の

当事者じゃないわけで、それに

被害者もそこにいないんですよね?

そうなると当方にできることは

何もありませんから・・・」

 

「えーと。じゃあ私の名前と連絡番号を

ここに残しておきましょうか?

被害者が車の傷に気がついて

ここにやってきた時のために」

 

「ああ、いえいえ、必要ないです!」

 

「・・・そうすると私が

これからなすべきことは?」

 

「特に何もないですね。つまりですね、

被害者が車の傷に気がついたら

警察に連絡をするでしょう?

で、警察からうちに問い合わせがあれば

それは防犯カメラの映像を提出したり

そうした形で協力はいたします、もちろん。

でも被害者の方が直接うちに来ても

うちとしては何もできないんですよ、ね」

 

「・・・なるほど・・・と、なるとですね、

私が自分の連絡番号を被害者の車の

ワイパーに挟んで『何が起きたか

目撃したから、必要だったら連絡してね』と

書いておく・・・というのは

案としてどんなもんですかね」

 

「あ、それはいいことなんじゃないですか?」

 

・・・ええ、そうですよね・・・

 

 

肩を落として駐車場に戻り

施設管理者さんとの会話の顛末を夫に話し

「そういうことなんで被害者さんに

愛のお手紙を書き残しておかないか」

 

「ええ、そうしてあげましょう」

 

「ところで確認したいのだが

こういう場合日本であったら私は

間違いなく警察に通報するんだよ。

この国ではそこらへん違うのか?」

 

「死者が出ているような大事故の場合は

もちろん警察の緊急番号(999番)に

連絡をすべきですけど、でも今回のこれは

緊急案件ではありませんからね」

 

「そうなのか?でも通報しておけば

少なくとも当局のほうに

事故目撃の記録が残るわけだろう?」

 

「妻ちゃん、わが国の警察は現在

深刻な人手不足なんですよ。

『真の緊急案件以外は999番に

電話をしない』というのも

良き市民の務めの一つなんです」

 

「・・・なるほどな」

 

「緊急じゃない案件を通報する番号も

存在するんですけどね。『101番』です。

ただ当て逃げなんかは警察じゃなく

保険会社が対応する案件ですからねえ」

 

そんなことを言いながら

ぶつけられた車の持ち主に

事の次第と我々の名前と

連絡番号を記載した手紙を

書きあげかけたところで

問題の車に向かって女性が一人

歩いてくるのが見えまして。

 

「すみません、その車の

持ち主はあなたですか?」

 

「・・・そ、そうですけど」

 

「さっき、そうですね、20分くらい前に

あなたの車が当て逃げされたんですよ。

相手はメモも何も残さずにどこかに

行っちゃいましたが、これがその車の

ナンバーです。必要ならば証言をします。

これが我々の電話番号です」

 

「・・・私、この車に関しては

本当についていないんです。

ついこの間、車の反対側を

こすられたばっかりなんですよ・・・」

 

2度あることは3度の法則が

彼女に無関係であることを

ただただ祈るばかりです。

 

 

今のところ彼女側から

我々に連絡はありません

 

「あの破損の具合だと修繕費は

500ポンド(約7万円)くらいでしょう。

保険会社としては彼女の話を聞いて

加害者や我々に連絡を取って

加害者側の保険会社と話し合って、

という手間と時間をかけるよりも

素直にその金額を払ったほうが得、と

考えるでしょうしねえ」

 

・・・そういうものなんですか?

 

そんなわけで皆様

英国の緊急通報番号は999番、

『緊急でない』案件に関する

通報番号は101番だそうです

 

そういう番号が必要な事態に

直面しないのが一番ではあるのですが

備えあれば憂いなし、

英国にお越しの際はご記憶ください

 

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三度目の事故

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二連続で車の事故を目撃して以来

実は私は怯えていたのでございます。

 

(事故の一件目の話はこちら

二件目の話はこちらに)

 

だって二度あることは三度あると

言われているではございませんか!

 

どちらの事故もスピードの出し過ぎが

事故の原因ではある様子、

ならば自分が運転中に

速度を控えめにしていれば

事故の可能性は

ゼロかというとそうではない。

 

世の中『巻き込まれ事故』が

あちらにもこちらにも転がっていて、

しかし車を運転しないことには

買い物もままならない田舎住まい、

ああどうしよう怖い怖い!

 

そんなある日の夜のこと。

 

とある映画館に併設された駐車場で

自分の車の鍵を開け荷物を入れ

さて乗り込もう、としたところで、

その駐車場は駐車列が

複数ありましてですね、

2列がこう並列しているんです。

 

つまり私の車の横に

ズラズラズラっと車が

停められているのと同時に、

私の車の正面(この日私は

『鼻面』から車を駐車していた)にも

同じくずらずらずらっと

車の並ぶ列があったわけです。

 

で、もう夜も更けていたせいでしょうか、

私の正面のその駐車スペースには

その時車が停まっていなかったんです。

 

その隣、私から見て

左側のスペースにも車はなく、

これは自分の車をバックさせて

駐車スペースから出るより

直進させて出たほうが楽かな、と

私が考えていたところ、

ゆるゆるとしたスピードで

1台の車がやって来て

あちら側から私の車の正面の

駐車マスに車を入れようとしたんです。

 

まあこういうことはありますよね。

 

じゃあ私は素直に車を

バックで出すか、と思いつつ

座席に体を半分くらい入れたところで

・・・その新参者の車が

私から見て右斜め前に停めてあった

車の後部にゴドンと

鼻先をぶち当ててですね。

 

それでそうなると普通は運転手も

車を緊急停止させるでしょ?

 

かなり派手な音もしましたし。

 

でもそやつは何を考えていたのか

そのままアクセルを踏み続けて、結果

ゴリゴリゴリっと駐車中の車は

お尻の部分を削られてしまってですね。

 

こいつは何をやっているんだ!と

私は思わず車から飛び降りて

「おいおいおい!ブレーキだ!

停まれ!とにかく一度車を停めろ!」

 

隣からわが夫(英国人)も

「アクセルから足を離せ!停止!停止だ!」

 

問題の車はそこでようやく動きを止め、

見ると車の中には今時の若造が4名。

 

運転手を始め助手席の子も

後部座席の子もただ呆然と

無表情に正面を見詰めており、

しかしそこでやっと運転手君が

我に返ったのか車から降りてきて

「あの・・・すみません。

あなたの車・・・すみません」

 

 

「いや、これは私の車じゃないから」

 

「本当にすみません・・・ごめんなさい・・・

僕、あなたの車にぶつけたんですよね?」

 

「いやいや、違うから、だから

これは私の車じゃないのよ」

 

「でも僕、今、車をぶつけましたよね?

本当に申し訳ありません」

 

「うん、ぶつけた。この車に。

でもこの車は私の車じゃないの、ね?」

 

しばらく押し問答をしてからやっと

運転手君は『ぶつけられた車の

持ち主は私じゃない』ことを理解し

「・・・えーと、そうすると僕はこの場合

何をどうしたらいいんでしょうか・・・?」

 

君、そういうことは

免許取得時に習ったはずでしょ。

 

あれ?

 

でも日本だとこういう場合は

『まず警察に電話』だけど

英国だとそこらへんどうなるのかしら。

 

「夫よ、この可哀そうな子は

これから何をしたらいいのかね」

 

「自分の車の番号と電話番号と

お詫びの言葉を紙に書いて

相手の車のワイパーに

挟んでおくべきでしょうね」

 

なるほど、だってさ、今の聞いた?

と若者のほうを振り返ると

・・・おい!若造!

貴様、降りる時にサイドブレーキを

引いていなかったろう!

車がずるずる後退を始めているぞ!

 

(傾斜のある駐車場だった)

 

そしてそっちにはまた別の車が

呑気な顔をして駐車してあるぞ!

 

「君!とにかく今は車を停めろ!

ブレーキだ!運転席に戻って

ブレーキを踏むんだ!」

 

「・・・え、ごめんなさい、でも

今さらブレーキを踏んでも・・・」

 

「違う!今!今まさに

君の車が動いているんだ!

サイドブレーキの引き忘れ!

英語だとサイドブレーキだったかな

それともハンドブレーキだったかな、

とにかくお前の車が今動いている!」

 

そんなこんなで二次災害は

なんとか防げましてですね、

我々としてもあまり野次馬然と

その場でその後もずっと少年たちを

眺めているのも趣味が悪かろうと

自分たちの車に戻ったのですが

・・・若造ども、自分たちの車の

破損個所を携帯のカメラで撮影したら

相手の車にメモの一つも残さず

そのまま静かにその場を

立ち去りやがってですね。

 

おいおいおい!

 

しかし備えあれば憂いなし、

我々は衝突車の車のナンバーを

しっかり控え、夫に至っては

被害車両・加害車両双方の

傷の具合をしっかり携帯カメラに

納めていたのでございます。

 

で、我々はここからどうすべきなのか。

 

続く。

 

 

後から調べましたら英語では

ハンドブレーキ(Hand Break)が

正解だそうな

 

日本語だと

『サイドブレーキ』ですよね?

あれ?

 

サイドブレーキをかけ忘れた車が

ゆるい斜面をずり落ちるのを目撃したのは

これで人生二度目です

 

一度目はね、日本でね、

とある商業施設の駐車場でね、

30年物の国産車(ボロボロ)が

数か月前に発売されたばかりの

メルセデス(ピカピカ)にぶつかってね

 

・・・国産車の運転手はその車を

友人から譲ってもらったばっかりで

保険の書き換えなどをしていなくてね・・・

 

車は気を付けて運転しましょう

 

もう私は自分に言い聞かせています、これ

 

車は気を付けて運転しましょう!

 

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例の無謀運転手による

ノーブレーキ電柱破損事故は

この秋のご近所の皆様の

噂の的と申しますか

いい話のタネでございまして、

あれですね、大事故だけど

死者がいないってところが

人気の秘密なんだろうと思うのです。


 

ただまあ運転手が愚かとはいえ

他人の不幸を嬉々として

お茶請けにするのも

悪趣味といえば悪趣味、

しかしそんなことを言っている

お前のこのブログの有様は

何なんだ、という話でもございますが

「でもね、Norizo、あの道は

本当に危ない道だから

気をつけないと駄目よ」とは

ご近所のとある奥様からのご忠告。

 

「ありがとうございます、気をつけます」

 

「本当に気をつけないと危ないのよ。

私はもう何回もあそこで

事故を見ているんだから。

つい数年前に見たのはすごかったのよ」

 

奥様はその日お子様を

学校に送っていくために

例の道を運転していたのだそうな。

 

よき市民である奥様は

制限速度をしっかりと守り

山道運転の常として

サイドミラーもバックミラーも

こまめに確認していたとのこと。

 

そんな奥様のバックミラーに

目の覚めるような速度

後方からやってくる車が見えた!

 

明らかな速度制限無視、

あれは絶対に追い抜きをかけてくる、

でもここは山肌と崖の間の山道、

追い抜きポイントは

限られているんだけれども

あんな気のふれたスピードで

田舎道を暴走する車の運転手に

そこらへんの常識は通用するのかしら?

 

それにしてもあの車

時速何マイルくらい出しているのかしら?

 

100マイル(160キロ)は

軽く超えていないかしら?

 

曲がりくねった勾配のある

路面状況もよろしくない狭い道で

何を考えてあんな真似を・・・

と、奥様が考えているうちに

問題の車はグングンと近づいてきて

・・・ああ、ヤダヤダ怖いわ、と

奥様は独り言を言いながら

カーブに沿ってハンドルを左に。

 

ハンドルを元に戻したところで

バックミラーを確認すると

後方のその車がふわりと

『空を飛んでいた』そうな。

 

「ハンドルはちゃんと左に

切れていたみたいなのよね、

車の鼻面はこっちを向いていたし

でもほら、スピードが出ていたでしょ?

車の後ろがその勢いで宙に

持ちあがっちゃったみたいなのよ」

 

車はそのままフィギュアスケートの

ジャンプの要領でくるくると回転しながら

崖下に落ちていったそうでございます。

 

文句なしの完全なる自爆事故、

しかし奥様は良き市民として

当然のごとく少し行った先の路肩に

車を停め、徒歩で事故現場に戻り

親切なことに頑張って崖下にまで

降りて行って差し上げたとのこと。

 

車は何故か上下逆さになっていて

しかし煙などは出ておらず、

割れた窓ガラスの向こうでは

エアバックと歪んだフレームに挟まれて

運転手が大声で何事かを

わめき散らしていたそうな。

 

で、この運転手、この奥様の姿を見るなり

さらにいっそう声を張り上げて

これでもかと罵詈雑言を

奥様に対して浴びせかけはじめたとのこと。

 

いや、運転手さん、奥様は

何も悪いことはしていませんよね?

 

しかし運転手の聞き苦しい喚き声は止まらない、

仕方ないので奥様はしずしずと車に近づくと

「それだけ声が出せるならお元気なようね。

でも車からは自力でお出になれないようね。

わたくし、脱出をお手伝いしようと

ここまで来たんですけど、

ここまで罵られてなおもお宅様に

手を貸す義理もございませんわね。

じゃ、ご自分でどうにかなさいませ、失敬」

 

奥様はそのまま自分の車に戻り

予定通り町まで息子さんを送り

そこで学校の電話を借りて

事故の報告を警察にしたのだそうな。

 

教訓:この奥様を怒らせてはいけない。

 

 

この話を聞いた帰り道

「しかしあれ、奥様の行動はどうなんだ。

救護義務みたいな観点からすると」

とわが夫(英国人)に尋ねたところ

「問題全くなしでしょう。ちゃんと

警察には連絡しているし、

事故状況も確認しているし。

二次災害を防ぐことも大事なことです、

事故に興奮して

訳が分からなくなっている運転手に

迂闊に近づいては危険ですよ」

 

教訓その2:事故を起こしたら

おとなしくしているのが世のため身のため。

 

車は気を付けて運転しましょう。

 

 

心優しいこの奥様は

学校からの帰り道に

事故現場に警察車両が

集合しているのを

ちゃんと確認してから

家に戻られたそうです

 

しかし怖い道だ

 

ぱっと見、それほど危険にも

見えないところが盲点というか

問題点なのだと思います

 

慣れていないとついいい気になって

アクセルを踏み過ぎてしまい

そのままカーブに突入、という

 

自分だけならいいんですけど

その時反対側からやはり

自分と同じように速度を出し過ぎた車が

少し『ふくらんで』やってこようものなら

あっという間に衝突事故ですよ

 

慣れない山道で無理矢理に

スピードを出すのはやめましょう

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閣下に触れる日々

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わが前庭の覇者である

橙色の雄鶏閣下は

このところの低気圧が

骨身にこたえて

いらっしゃるご様子です。

 

 

数日前にとうとう夫(英国人)が

「閣下はあれ・・・目がもうちゃんと

見えなくなっていらっしゃいますね」

 

ああ・・・それ、

私の勘違いではなかったのか・・・

 

そうなんです、最近の閣下は

目の前にお食事があっても

時々それに気づくことが出来ず。

 

餌(穀類)を容器からお皿に入れて

音をたてたりすれば大丈夫なんですが。

 

黙って静かに食事を

差し上げるだけだといつまでも

キョトンと立ちすくんで

しまわれている、という・・・

 

そんなわけで近頃の我々は

以前にもまして閣下に対し

声を出して

話しかけるようにしております。

 

お元気でいらした頃は

こちらが閣下の隙をついて

その首を撫でたりすると

「余に触れていいと誰が申した」と

ひどくお怒りでいらしたのが

最近は丸くなられて、というか

余計な体力の消耗は

お避けになられるご様子で、

案外心地よげに触られるがままに

なってくださる時もございます。

 

(そして閣下は存外に

すべすべしていらっしゃいます)

 

ただハリケーンが

ご近所を北上していった昨晩は

とうとう閣下は小屋の止まり木に

飛び上がることができず、

それを見たわが夫は

そっと閣下を抱き上げて

止まり木の定位置に

お乗せしたとの話です。

 

「夫よ、もうこれは閣下を

我が家の居間のストーブ前の

特等席にお連れするべき時が

来たということではないだろうか。

もしくは小屋に湯たんぽなり

何なりを差し入れするとか」

 

「妻ちゃん、君の

その気持ちはよくわかります、

でも閣下の領地は

あの前庭とあの小屋です。

己が守り抜いてきた王国で

妻と娘の羽音をそばに感じつつ

ゆっくりと息を引き取るのと、

数日の延命と引き換えに

慣れ親しんだ王宮から

無理矢理連れ出されるのとでは

閣下にとってはいったい

どちらが幸せなのでしょう」

 

夫のいうことはよくわかります。

 

しかし私は先ほどそっと

小屋の床にうずくまる閣下に

大きな簡易湯たんぽを

差し入れしたのでございます。

 

軟弱者ですみません。

 

 

なおこの週末わが夫は

ニワトリ小屋の藁を

『全とっかえ』いたしました

 

これなら閣下が

床のどこにうずくまっても

その栄光の尾羽が

汚れることはないという配慮です

 

我々はどうやらこの老雄鶏を

心から愛している模様です

 

ニワトリがお好きなあなたも

鳥類はちょっと苦手なあなたも

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世界中で異常気象というか

悪天候が話題となっている感のある

2017年10月、英国もここ数日は

ハリケーン『オフィーリア』の話題で

世間は持ちきりでございました。

 

(表現に少々誇張アリ)

 

大西洋で発生したハリケーンが

ここまで北東に進むのは史上初とやらで

アイルランドかスコットランドが

直撃を食らうのではとの話だったのが

どうやらその後無事に(?)

勢力は弱まった模様です。

 

ただ進路は予報通りで

英国及びアイルランドに

お住いの皆様はこの後も

ご油断禁物、

各地ですでに停電やら

道路不封鎖やらは起きていて

死者も出ている現状です。

 

「メディアは当初からちょっと

騒ぎ過ぎであった気もしますが

でもこういう注意喚起は

大袈裟なくらいが

ちょうどいいかもしれないですしね」

 

わが夫(英国人)の言葉に

私も神妙に頷いておりましたら

「日本もそうでしょ。台風関連の報道は

過剰になされるのが基本でしょう」

 

「何をもってのその

確信に満ちた発言だ」

 

「君が昔見せてくれたことが

あったじゃないですか、

台風レポートで強風に耐えて

必死に原稿を読んでいたレポーターが

中継が終わったと勘違いして

スタスタ普通にカメラ前から

歩き去ってしまったあの映像」

 

・・・ええ、あれは有名ですよね。

 

え?それって何のこと?

というあなたは

『台風 レポート 阿部』で

映像検索をするとよろし。

 

「我々英国人は万事

『大袈裟』よりも『控えめ』を

好むんですけど、

大嵐に関してはマイケル・

フィッシュ(Michael Fish)の

事例がありますからね」

 

マイケル・フィッシュ?

 

誰それ知らない、という私に

夫が説明してくれたところによりますと

フィッシュ氏は70年代から30年にわたり

テレビで活躍した気象予報士で

しかし何が決定的に

彼を有名にしたかと申しますと

1987年のある日の天気予報

「ハリケーンが来るんじゃないかと

今朝BBCにお尋ねの電話を

くださった方、見ていらっしゃいますか、

ご心配は無用ですよ、

そんなハリケーンは存在しません!」

 

彼がそう明言してから数時間後

巨大サイクロンが英国を直撃、

死者の数は18名にのぼったという・・・

 

以来英国の気象予報士は

常に『最悪の自体の可能性』について

言及するようになったそうな、

人、これを『マイケル効果』という。

 

ところで日本では

台風時に海に遊びに行ってしまう

サーファーの存在が

時々問題になりますが、

洋の東西を問わない、とは

こういうことでしょうか、

英国にもそうした

『悪天候時の海遊び』派は存在し

世の良識派を嘆かせている模様です。

 

自力本願第一主義のお国柄なんですから

放っておけばいいようにも思うんですけど

やはりそうもいかないものなんですかね。

 

ところでハリケーン通過後は

台風一過、みたいな感じに

晴天がやってくるものなのでしょうか。

 

 

我が家の前庭の芝生、

そろそろ刈り上げないと

取り返しのつかない事態を

招きそうな塩梅なんでございます。

 

 

本日のニュースでもう一つ:

日本の日立製作所が製造した

高速鉄道が本日16日に

英国で営業運転を開始しました

 

NHKのニュースでは

地元歓喜の華々しい幕開け!的な

扱いなんでございますが

初日にこの悪天候、

まあそれは雨降って地固まるで

縁起がいいと強弁するとして

こちらのBBCの報道によりますと

・・・その・・・エアコンが・・・

水漏れしていたらしくてですね・・・

 

しかもまさかの『41分の遅れ

発生いたしました』な運転結果

 

これは誰が悪いのか

 

運が悪いで済ませていいのか

 

もうこうなったら全部

神戸製鋼の仕業にしちゃおう!

 

こんな散々な初日を

現場で目撃したにもかかわらず

「我が国にこれまで存在した

鉄道の中で最もスマート!」まで

お世辞を述べてくれた

英国交通相のためにも!

 

悪天候が気になるあなたも

天気予報から目が離せないあなたも

高速鉄道の明日を祈るあなたも

とにかく頑張れ

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