どうも、すこっちです。(^o^)
秋と言えば、「味覚の秋」。今年は新型コロナウィルス様の影響で見事に行動規制が掛かり、行きたいけど行くのをセーブされていらっしゃる方も多かったことでしょう。(>_<)
まあ、11月は秋の最終月。遠出はちょっという方も車で足を伸ばせる範囲で楽しみたいものです。
さて、今日のすこっち探検隊はアタシの兼ねてからの念願、それは「そば街道七ヶ宿町」にある全5店舗のそばを全て食べ尽くすこと。
思えば、2017年の「七ヶ宿新そば祭り」からこの「プロジェクトX」はスタートした。(地上の星掛けて~)
https://ameblo.jp/scotch0711/entry-12327814341.html
とりあえず、2店舗を制覇し幸先の良いスタート(まあ、普通の食欲だったら2食がいいとこか)。そこか
ら翌年には距離的には一番遠い、芭蕉庵をクリア!
https://ameblo.jp/scotch0711/entry-12425510940.html
かくして、我々のプロジェクトの残すは「がんこ」と「まるいち」の2店舗を残すのみとなった。
まずは、このプロジェクトの最大の山である「がんこ」。
その名の通り、ここは難攻不落の名城もとい名店なのである。なにしろ、電話が無い。いや正確に言うと、電話番号を対外的に公表していない(本当に置いてないのかも)だから、電話予約も問い合わせも出来ないので、現地に足を運ぶしか無い。しかも、七ヶ宿は雪深いので12月~3月までは基本的にオフシーズンとなるので、新そばを味わうには今月がラストチャンス!
行ってびっくり!メインの七ヶ宿街道から外れた道を進むのだが、これがまた脇道中の脇道。果たしてこんなところにお店があるの?ってな道を進む、進む。そうしたら、案内看板もちゃーんとあるではないですか。開店は11:30ということだったが無事に15分前には現地に到着。
この、なんとも言えない質素だが趣のある看板が難攻不落感を漂わせる。
駐車場から周りを眺めると、山、山、マウンテンである。
こ、これが!?難攻不落のそばの城「がんこ」なのか?
一見すると、なんの変哲も無い古い平屋住宅。これは、我々探検隊を油断させるための幻惑(マヌーサ)なのか?それとも、中には強力なモンスターが手ぐすねを引いて待ち構えているのか?
いずれにせよ、勇者に引き返すという選択肢は無い。ただ、勇気を振り絞って進むのみ。
すこっちは呪文を唱えた「レミーラ!」
当たりが明るくなった。(知らない人は、レミーラでググってみてください)
玄関を入り、靴を下足棚に入れ、1人一枚の回数券をもらう。実はここのメニューはもりそば¥1,000円。これだけなのである。大盛りもそばには定番の天ぷらも無し。だから、回数券をもらう=注文をした=帰りに1,000円を払うという、超アナログだがなんとも画期的で無駄の無いシステム。これには恐れ入った。
待つこと、20分。そうして、いよいよお待ちかねのラスボス?いや究極のおそばが我々探検隊の前にその姿を現した。!
まあ、なんともボリューム感は満点のそばの量。そして、いかにも手作りっぽさ全快のじゃがいもの煮付け。そして、キュウリの漬物。極めつけは、わさびなしのネギと大根おろしの薬味。とってもシンプルだが、嫌が応にも期待感MAXである。さすがは我々が思い描いたラスボスである。
早速、実食!モンスターとの真っ向勝負。
う、旨あああああぁぁーい!!(^o^)
そばの香りと良い、風味と良い、色合いと良い、文句の付けようが無い。そして、つゆと薬味のハーモニーがまた絶妙である。これに浸してそばをすするとね、「あー日本人で良かった~。」ってつくづく感じちゃいました。そして付け合わせのじゃがいもチャンも食べ応えがあってGOOD!キュウリの漬物もバッチリ存在感を出している。なにより評価すべきはこの「盛り」である。男性諸君だと、「えっ?これだけ」と思わせるそば屋が多いのだが、ここの「盛り」はこれだけで十分(まあ、普通の店の大盛りと同じぐらいの値段と言えばそうなのだけどね)
我々探検隊は見事にラスボスである「そばの里 がんこ」を制した。めでたし、めでたし。
エンディングテーマが流れる。そして、伝説へ。
ってちょっと待ったー!なんか忘れてないですか?
確かあと1店舗あったよね。
あーそうでした、「まるいち」さんが残っていましたね。
一応カミサさん隊員兼財務大臣にそば街道完全制覇のため、「まるいち」も行こうと提案したところ、あっさりと承諾!この後、ちゃんと「まるいち」さんにも足を運んで今日の2食目としてまるいちさんの盛りそばも頂きました。
「がんこ」さんとはまた違った個性があって、アタシとカミさんもこちらはこちらで十分堪能させて頂きましたよ。
ただ、今回はあまりにもラスボス「がんこ」のインパクトが強かったので、こちらだけ紹介をさせて頂きました。
さて、今日のすこっち探検隊はいかがでしたでしょうか?
七ヶ宿町の新そばを堪能できるのも、今月がラスト。目一杯腹を空かせて、複数のお店をはしごするも良し、あと4週間あるので戦略を立てて、回数を分けて今月中に制覇するも良し、来年以降の楽しみに残しておくも良し。
ただ、今日紹介したラスボスは絶対に足を運んでみて頂きたい。県外の方でこのブログをご覧頂いている方には、旅費を払ってでも「Go to 宮城!」、「Go to 七ヶ宿!」を敢行して頂きたいです。
そばを山形の専売特許と思い込むなかれ。
いい味出している「七ヶ宿」。雪が降り積もる前に、そば城に乗り込むか否かはあなた次第。(^^ゞ