大学院読書記録 -31ページ目

「20円」で世界をつなぐ仕事

著者はマッキンゼーでビジネススキルを磨き、その経験を存分に生かして現在Table For TwoというNPOの事務局長を務めている方だ。
TFTについてはメディアでも取り上げられているようだが、僕は本を通して初めて知った。


自分の生きる軸を、いつか想いへと変えて仕事や人生のベースとしていくこと
自分の想いを周りに広げて仕事にしてしまうこと

NPOにおいてもビジネススキルが大いに必要であること

社会事業がまだまだ日本においては発展しておらず、社会起業家の見方もアメリカなどとは大きくことなること

などなど、NPOや社会問題について知らなかったことや納得できる点が非常に多かった。またそれらの知識だけでなく、なにか親近感を感じることのできる著者の「想い」が非常にわかりやすく伝わってくる本であり、これから自分の進路ややりたいことを考える上でもためになる本であった。

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事/小暮 真久
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大人のためのハイスピード勉強法

和田秀樹さんの本だ。最近よくあるこの手の本はあまり読まないことにしているが、この方の「受験は要領」には高校時代にかなり影響を受け、それ以来本屋でもちょくちょく気になっていたので今回改めて読んでみることにした。

中庸を知るために敢えて極論を知る。

メタ認知:自分の認知の状況を客観的に見つめなおす作業。自分の「感情の状態」「知識の状態」「能力の限界」をチェックする。

世の中には、失敗を反省する人は結構いるが、成功を総括する人は少ない。


大人のためのハイスピード勉強法/和田 秀樹
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考える技術・書く技術

問題を定義する。
分析を構造化する。
解決策を発見する。

今何が起きているのか?(状況Situation)
今の何が好ましくないのか?(R1)
代わりに何を望んでいるのか?(R2)

構造化した問題と解決策をいかにして文章で表現するか。
効果的なイメージの導入
読み手の中にイメージを持たせるように書く

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則/バーバラ ミント
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