こんにちは Minori です。
A proposito dell'altro giorno...
先日のことなんですが…。
Non ricordavo proprio dove
avevo messo gli occhiai.
メガネをどこに置いたか
全然 思い出せなくて…。
Dopo averli cercati a lungo
mi sono finalmente accorta
che erano proprio lì,
sulla mia testa!
ずっと探し続けて
ようやく気づいたんです、
まさにそこ、(メガネが)
私の頭の上にあることを。
Ero proprio distratta!
本当にうっかりしてました!
と、いうわけで…。
proprio が使いたい
第4弾でございます。
今回の proprio は副詞。
会話でよく耳にするのは
この副詞の proprio でしょう。
形容詞の proprio は
名詞を修飾するため、
名詞の性・数に合わせて
語尾変化させる必要が
ありますが、今回の proprio は、
副詞ですから、語尾変化なし。
いつでもどんなときでも
proprio のまんま。
では、その意味は。
一言で言っちゃえば
強調 ですよね。
なんですけど…。
状況によって proprio
にあてる日本語が
全然 になったり
まさに なったり
本当に になったり
いろんな言葉になる …。
普段話し言葉で
使う日本語なら
めっちゃ 〇〇
まじで 〇〇
ほんっとに 〇〇
って感じでしょうか。
分かりやすいのか
分かりにくいのが
よく分かりません。
なんじゃそれ。
副詞なんで
置く位置にさえ
気をつければ
そんなに難しくないかと。
副詞を置く位置の
原則は 動詞の後ろ 。
では、まず proprio を
否定文で使う場合から
考えていきます。
全然 … ない
全く… ない
絶対… ない
といった 否定の強調
になります。
Non ho voglia di andare.
行きたくない。
ここに proprio を入れると
Non ho proprio voglia
di andare!
絶対に行きたくない!
置く位置は基本的には
動詞の後と考えればいいのか?
Non ho sonno.
眠くない。
↓
Non ho proprio sonno.
全然眠くない。
Non sapevo nulla.
何も知らなかった。
↓
Non sapevo proprio nulla.
全く何も知らなかった。
ふむふむ。
Non と proprio で
動詞 を はさむ 感じ?
ただ、こんな例文もありました。
本来の語順なら
Non posso proprio!
絶対にできないよ!
non と proprio で
動詞を挟むのに…。
これが、
Proprio non posso!
絶対無理っ!
proprio が non の前、
つまり、文頭にある。
こうなるとさらにさらに
強調されている感じです。
今度は、proprio を
肯定文の中で使う場合です。
まさに esattamente
precisamente
本当に veramente
davvero
といった意味になる。
肯定文での proprio を
置く位置ですが…。
動詞の直後 とも言えるし、
強調したい言葉の直前。
とも言える。
例文を見ていきましょう。
È così.
そうだよ。
↓
È proprio così.
まさにそう!
È quello che volevo dirti.
君に言いたかったのはそれ。
↓
È proprio quello
che volevo dirti!
まさにそれ が
言いたかったのよ!
- Abito a Nippori.
日暮里に住んでるの。
- Davvero? Anche io
abito proprio lì!
まじで?私もまさに
そこ に住んでんだよ!
- Puoi andare a fare la spesa?
買い物に行ってきてくれる?
- Devo andare proprio ora?
今、行かなきゃだめ?
Proprio come pensavo.
まさに思ってた通り。
この文は essere が
省略されてますね。本来は
È proprio come pensavo.
だから、やっぱり動詞の後か。
Ma è proprio vero che
Carla aspetta un bambino?
カルラが妊娠してるって
本当に本当?
Sono proprio stanco oggi.
今日は まじで疲れてる んだ。
Il film che abbiamo visto ieri
è stato proprio bello.
昨日見た映画は
ほんとによかった 。
Sei proprio brava
in matematica!
ほんっと
数学得意だよねえ!
とまあいろいろ例文を
見てきました。
ポイントは2点。
肯定文で使う場合と
否定文で使う場合とで
日本語訳が変わる
proprio の置く位置は、
否定文では基本的に
動詞の直後。
non と proprio で
動詞をはさむ。🥪
肯定文では
強調したい言葉の
直前に置く…。
と書いては見たものの…。
否定文 にしろ 肯定文 にしろ
proprio を置く位置は
どっちも 動詞の直後だ
と覚えるのがいいのか
どっちも 強調したい単語
の直前と覚えるのがいいのか…。
Ho proprio sonno.
めっちゃ 眠い。
Non ho proprio sonno.
ぜんぜん 眠く ない。
そこはそれぞれ自分が
覚えやすい方を選ぶというのが
いいのかなと思います。
副詞の置く位置って
proprio 本当に
迷いますよねえ。
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