こんにちは Minori です。

イタリア語の諺で

人はそれぞれ自分自身の

服がぴったり合う

というのがあります。

 

つまり…。

 

人の洋服を着たって

君には全然似合わないよ、

君には君の服が

一番似合うんだよって

ことなのですが…。

 

この諺の

言わんとすることは

こういうことです。

 

人々は自分に合った

役割や状況があり、

それぞれが異なる特性や

能力を持っているのだから、

自分と他人を比較するのではなく

自分自身の強みや特徴を受け入れ、

それを最大限に生かすことが

重要だよ、という教えです。

 

自分は自分であり

他の誰でももない。

自信をもって自分自身を

受け入れようと

諭しています。

 

そうはいっても…。

 

出る杭は打たれる。

長いものに巻かれよ。

高木は風に折らる。

雉も鳴かずば撃たれまい。

 

といった日本の諺に

あるように、

一般的に日本には、

自己主張をあまりせず、

周囲に合わせることが

美徳とされる風習があります。

 

学校では

みんな違って

みんないい

と教えられるのに、

社会に出ると一気に

同調圧力に屈っするよう

強要される私たち。

 

やってらんない! おーっ!

 

時代が変わっても

人の意識が変わるには

まだまだ時間が

かかりそうですねえ。

 

いや、こればっかりは

変わんないだろうなあ。

 

イタリア人のように

自分に素直に生きれたら

どんなに楽だろうと

思う今日このごろ…。ぼけー

 

男性 俺たちだって

我慢するときもあるよ。

 

心結ママ そうなのぉ〜?ぶ~

 

ま、気が重くなる

話はこのくらいにして、

本題に入りましょう。

priprio 第二弾です。

 

冒頭の諺の

イタリア語はこうです。

 

A ciascuno sta bene 

il proprio abito.

 

主語は文末の

il proprio abito 

日本語的語順にすると

 

il proprio abito

自分自身の服は

sta bene

よく似合う

a ciascuno

それぞれの人に

 

さて、なぜここで

proprio が使われる

のでしょう。

なぜ il suo abito では

だめなのでしょうか。

 

A ciascuno sta bene

il suo abito.

 

こう言ってしまうと、

 

人はそれぞれ

彼の服がぴったり合う。

 

となってしまい、

つまり、

特定の誰かの服

ってことになりかねない。

 

ちゅうわけで、

冒頭の諺のように

ciascuno 各人

ognuno みんなそれぞれ

chiunque 誰でも

qualsiasi どんな…でも

tutti すべてのもの、人

こんな不定代名詞を使って

特定の人に対してではなく

一般的な人たちみんな

に対しての文を作る場合は

suo, sua, suoi, sue, loro

といった所有形容詞を

使うことは文法的には

できないとされてる、

と動画のイタリア人たちは

言ってるんですけど…。

 

結論としては、

 

ほっ proprio の方が

好まれる…というか、

proprio 使った方が

誤解がないないからぁ。

でも、所有形容詞

使うこともあるよぉ。

 

とまあ、こういうこと

らしいです。

 

知らんぷり ふぅ〜ん。

 

時に… 不定代名詞 …。

これの使い方も

よく分からん…。真顔

 

そこは置いておいて、

とにかく、例文を

見ていきましょう。

 

では、発音が難しい

ognuno オヌユンニョ から。

人を表す不定代名詞。

意味は 人は誰でも

男性単数名詞 ですから、

続く動詞の活用は

3人称単数となりますね。

 

Ognuno deve seguire

il proprio cuore.

誰もが自分の心に

従うべきだ。

 

Ognuno dovrebbe credere

nei proprio sogni.

誰もが自分の夢を

信じるべきだ。

 

Ognuno è l'artefice

della propria fortuna.

人は誰も自分に

ふさわしい運命を形作る。

[直訳]誰でも自分の未来の創造者である

artefice [男女]創造者、作り出す人

 

Ognuno è re 

in casa propria.

誰でも家に入れば

一国一城のあるじ。

 

in casa propria 。

定冠詞もなく、

他のとは語順が違います。

 

casa のように頻繁に

使われる単語は

よくこうなりますね。

Vieni a casa mia!

うちにおいでよ!

 

余談でした。ウシシ

 

Ognuno è obbligato

a compiere 

il proprio dovere.

各人は自分の義務を

果たさなければならない。

[直訳]人は誰でも自分の義務を

果たすことを強いられている。

obbligato[形]義務付けられた

compiere[他]成し遂げる

dovere[男]義務、責務

 

次は ciascuno 。

人間一般について

各人・みんな

意味します。

 

こちらも、男性単数名詞

扱いですから、

続く動詞の活用は

3人称単数となります。

 

Ciascuno è responsabile

delle proprie azioni.

それぞれが自分の行動に

責任を持つべきだ。

responsabile di ...

... に対して責任がある

 

Ciascuno prenda 

le proprie cose.

各々自分のものを

取ってください。

 

そして tutti

これは複数形ですよ。

 

Tutti hanno 

la propria opinione.

みんな自分の意見を

持っている。

 

Tutti devono fare 

il proprio lavoro.

みんな自分の仕事を

しなければならない。

 

tutto を形容詞的に使って…。

 

Dopo Ferragosto,

tutti gli italiani tornano

al proprio lavoro.

フェッラゴスト後、

イタリア人はみんな

自分の仕事に戻る。

Ferragosto 

フェッラゴストの祝祭

8月15日以降の1週間

 

それから形容詞の

ogni どの…も 

を使った文。

 

In Italia ogni città ha 

la propria tradizione 

culinaria.

イタリアには各都市に

独自の食の伝統がある。

culinario[形]料理法に関する

 

お疲れ様でした。

今日はここまでと

させていただきます。

本日もお付き合い

ありがとうございました。

 

今回は、所有形容詞を

使ってもまあいいよって

パターンでしたが、

次回は proprio しか

使えないパターンを

ご紹介します。ほっこり

 

▪️イタリア語の表現シリーズ ▪️ 

QUASI QUASI 〜しよっかなあ。 

何が足りないの?Ci mancherebbe!

Si chiama Petro! ってどゆこと?

proprio が使いたい!①

 

  

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