赤のブログ

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ゲームのプレイ日記やレビューや攻略がメイン
インディーズゲームやレトロゲームとかが多めかもしれない
更新は気分なので、突然めっちゃ増えたり半年放置したりする

「敵の狙いなんか知らん」

稀代の脳筋王子アレイン

 

 

 

ついに難易度ZENOIRAでスカーレットを助けずにラスボスを倒せたので記事にする。なんでそんなことしたの?

 

当面の流れは下記記事参照のこと。

 

 

 

★はじめに

 

最高難易度でラスボスを倒すことによる報酬は?

別にありません

 

最高難易度でやることで隠し要素とかあるの?

☞隠し要素はありますが、最低難易度でも出ます

 

通常ラスボスと何が違うの?

装備品と仲間がめちゃくちゃ限定されます

 

時間かかるだけじゃん

☞その通りでございます

 

趣味の範囲だ!!!

 

 



覚えといたほうが良いことある?

ラスボスは凍る

 

 

 



 

以下ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 ★攻略の手順

・ざっくり解説

 フリーマップ中級を名声Bになるまで周回する

 全員クラスチェンジする

 天のかけらを採掘して貯めて猫耳と杖をもらう

 フリーマップ最上級を名声Aになるまで周回する

 ラスボス戦に挑む



・詳細解説

①スカーレットが攫われます(助けに行きません)

 

下記の3つ以外のクエストをすべて終わらせます

 ・司祭の行方

 ・一角獣の覇王

 ・グランコリヌ城周辺の推奨Lv30~40の解放戦

 (部隊は最終的に5人×5〜6部隊程度で良いです)

 

③道中でグリフォンナイトのモブを1人雇用します(攻略が楽になる)

 

③コルニア北部にあるフリーマップ中級を周回します(前回記事参照)

 

④名声をBまで上げてクラスチェンジを解放します(③を70回くらいする)

 

⑤余りまくった勲章をつぎ込んで全員クラスチェンジします

 

⑥コルニア全土で集めた天のかけらをつぎ込んで下記の4点を交換します

 ・蒼石のペンダント

 ・緋石のペンダント

 ・白ネコミミフード(必須)

 ・サウザンドセプター(必須)

 (足りない分は採掘することになります 前回記事参照)


 フィールドに落ちている以外に、モニカを仲間にしない、マンドラン処刑などでも入手できますが、モニカは居ないと困るので、採掘したほうが良いですマンドランは知らない

 

⑦グランコリヌ城周辺の解放戦を終わらせてフリーマップ最上級を周回します

 アシスト射撃持ちから倒さないと死にまくるので要注意

 (見張り台の敵から殲滅&拠点手前の森に隠れた弩兵も撃破推奨)


<簡単パターン>騎馬部隊にファストエールを掛けて駆け抜ける

HPが増えていればアシスト射撃を耐えて③と⑤だけ撃破するルートもあり

 

 

<困難パターン>騎馬部隊にファストエールを掛けて駆け抜ける

Lvが上がれば③④⑥でも突破可能だが、初期地点から③へ行くルートがやや難しい

(イライラ棒みたいなすり抜け技術が必要)

 

⑧名声がAランクになっていると思うので、部隊を5人×4部隊以上にします

 

⑨主軸となる3部隊(下記に例示)を揃えて一角獣の覇王に挑戦します

 (ヤーナ隊のクロエはラスボス戦まで騎馬に変えて機動力を確保)

 ラスボス戦の前に拠点で編成を変えると良いです


 ・前:クロエ/メリザンド 後:ヤーナ/セルヴィ/シャロン

  雑魚にも強いラスボス特攻チームで戦力の要となる

  ヤーナのトリニティレインにバフかけまくって蹴散らす

  ライフエイドとヒールで死にかけの部隊もまとめて癒す  

  主力部隊なので、私の作戦例を載せておく

 

セルヴィ…クイックムーブやソーサリーコネクトでヤーナの補助

 

シャロン…リフレッシュで状態異常を治すのがメイン

 

クロエ…ファントムウェポンでPP削り アクティブギフトでヤーナの氷結を起動

 

ヤーナ…この縛りがクリアできた要因 トリニティレインを撃ってアイスショットで凍らせる

ラスボスは凍る

(足りないAPはクロエに補助をもらう)

 

メリザンド…ラスボスのシールドを剥がす PPがカツカツなので他はさせない

 

 ・前:アレイン/クライブ/アデル 後:タチアナ/オーバン

  突撃騎馬部隊として歩兵を蹴散らしてブレイブを貯める

  他の部隊と足並みを合わせてバイタライズでフォロー

 

 ・前:モニカ/ホドリック 後:ニーナ/オーシュ/③で雇ったモブ

  オーシュに氷剣の術書を持たせてグリフォンルーラーで範囲攻撃

  守りについてはモニカとホドリックで物理も魔法も頑張って受ける

  ニーナは面倒なバリケード破壊要員


 ・その他はビショップなどのアシスト回復可能だとありがたい

  (騎馬でなければ機動力が足りないため、モブナイトでも良い)

 

 ★一角獣の覇王攻略


・城外攻略

 左上から入り、左下→右下→右上と攻略するのを推奨

 (なぜかというと、拠点4つ中の3つを崩すと敵の増援が入るため)

 ただでさえ厄介なアシストが多い左上に援軍が加わると事故死しまくる

 

 左上は地道に数を減らしていけば勝てる

 アシスト魔法が厄介なので、ウェイト状態にしてでも止める

 密集しているのでアローレインなども有効


 左下はニーナのスイングかホドリックのフォートレスで突破可能

 先にバリスタを壊してワイバーンルーラーを落とそう

 (圧倒的に歩兵が多いため正面突破は不利)


 右下は近づくと単体勝負になり、ヤーナ部隊で排除可能

 右上は左下と同様(最後に攻略するとマジックマインのみで楽)


 拠点4つを落としたらイベントが始まる

 倒した際にアレイン隊と仲間が接触しないよう位置調整すること

 これに気をつけないと同士討ちが発生して詰む


・城内攻略

 拠点4つを破壊したら内部へ入れるようになるが、必ず固まって動くこと

 殿下による浄化を都度挟みながら戦うため、ブレイブは1以上残しておく

 城門は主力を待機させたまま残りで殴ると敵に対応しやすい

 (ここが一番のアイテムの使い所なので砂時計は惜しみなく使おう)


 ラスボスと戦う前に、ヤーナ隊でノルベールを倒すこと

 (アシスト回復が厄介 またイベントは必見)


 ラスボス戦ではシールドを的確なタイミングで剥がす必要がある

 時には行動速度に影響する作戦をOFFにしたりして対応すること

 (戦闘予測でダメージがなければ羽アクセ着脱、作戦を都度調整)


 ラスボスは戦闘後に200回復するので、それ以上を与えよう

 (部隊を密集させてチェンジ連打でスタミナ0で戦える)

 後半からHPを1にするスキルを使うので、ダメージ量は無視して良い


 のんびりしていると左上の方からアシスト魔法を使う援軍が来る

 処理が手間なので、来る前に倒せるようヤーナ隊を酷使しよう


 そして……


こうして

 

こうなって

 

こうじゃ

 

 

 

終わったァ!!!

 

 

この後はちゃんとエンディングが流れる。

 

骨の髄まで楽しんだ気がするのでここまで。




 ★おまけ

ざっくりとしたユニット評価をする。


・ヤーナ

攻略の要。実質主人公に近い。

序盤・中盤はマジックセイバー、終盤はトリニティレインと引っ張りだこ。

単独でラスボスを何度も殴って凍らせる女。強すぎる。

クイックキャスト習得後の難敵はフェザーシールドくらい。


・メリザンド

ラスボスのバリアを剥がすために特化した性能。

PPが余りがちで行動速度も高く、ネコミミ装備に適するのも高評価。


・セルヴィ

全体デバフ兼ヤーナのバフ枠。蝙蝠の杖でシャカシャカ動く。

バフ効果が異常なまでに強く、常にお世話になる。

攻撃しないので使い魔のチョーカーのデメリットが気にならない。

とにかく便利なので通常攻略にも向く。弱いときがあったか?


・タチアナ/シャロン

モブを除けば数少ないヒールの使い手。

アクトヒール用の装備は2つ揃うため、それぞれに装備しておきたい。

ラスボスの状態異常付与を無駄行動にできるリフレッシュは必須級。


・クロエ

補助が優秀。ブレイブスキルも便利。

とりあえず入れておけば楽になる。

ファントムウェポンでPP削りもできるので助かる。


・ホドリック

この縛りでおそらく最も輝いた男。序盤から堅牢さを存分に発揮する。

モニカと組んで魔法にも強くすれば、とりあえず死なない。

フォートレスを使えば地雷原すらスキップできる。


・モニカ

魔法に強くて回復もできるといった、かゆいところに手が届く騎馬。

クライブと組ませるよりホドリックと組ませたほうが安定する。NTR

デメリットといえば声。声がえっちすぎる。


・アレイン

お労しや殿下。プレイヤーの狂気に当てられて縛りをする不憫枠。

かわいそう。

ノルベールとの会話は必見。この縛りで正当な評価をくれるのは彼女だけ。


・スカーレット

ごめん。



 

おわり

スカーレットを助けに行きたい殿下 vs スカーレット救出前にラスボスを倒したいけど仲間がほしい俺

勝手に戦え!

 

 

 

 

 

 

ク リ ア の 保 証 な し

 

 

 

 

 

通常難易度での便利アイテムは、仲間蘇生用の専用アイテムになっているためゴリ押しができない。

 

 

壊滅的じゃないか我が軍は……。

 

これが難易度ZENOIRA。割と普通に難易度が高め。

 

 

 

 

基本テクニックは前回の記事を参照してほしい。

これも難易度ZENOIRAでプレイした時の記載なので、何かの役に立つかも。

 

 

 

 

ネタバレが多めなので要注意。

 

めちゃくちゃ進展があったので4/20追記

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

★ZENOIRA攻略の注意点

①アイテムが5回しか使えない

この難易度で最も鬼畜な点。解放戦などであればどうにかなるが、ストーリーに絡む長期戦マップがつらい。

使う場合はここぞという時だけで、仲間ユニットを密集させてキャンプSとかを使おう。

また、レベル差が大きいのを承知で強引に突破したい場合、マジックボムの活用も有効。コルニア内では闇商人から2個しか買えず、数に限りがあるためコールファイターなどで代用しよう。

できるかぎりブレイブスキルでフォローすればなんとかなるので、ブレイブはなるべく温存しておきたい。そうなると通常難易度よりも部隊の出撃は少なめになりがち。

一方、道具屋でアイテムを買ってもほぼ使えないため、金回りは良くなるという謎のメリットがある。

 

 

②部隊の数ではなく編成人数を増やす

全滅するとリカバリーが厄介なため、2~3人組の部隊を量産するのではなく、4人以上の部隊を増やすこと。

序盤ほどあっさりやられてリスタート、という展開が多いため、事故を避ける意味でも人数は増やしたい。

私の場合、序盤に4人×6部隊にして、それを5人部隊にしていった以外は部隊を増やさなかった。

 

 

③強い部隊を2つくらい揃える

前線に出せたり、拠点に置いてても安定する部隊を2つくらい作って置き、その部隊をメインにして攻略する。

マップ攻略が可能かどうかの指標になるほか、後述のボス直行でも戦えるように騎馬部隊を主軸に構成すると良い。

 欲をいうと先行する騎馬2部隊と、拠点防衛に特化した動かない1部隊を揃えたいところ。

 

 

④単独での先行は禁止

部隊が集まっていればチェンジで対応できる場合もあるが、単独だと全滅が確定する場合がある。

そうなるとだいたいリセットが選択肢に入ってくるため、速さを合わせて並べておくこと。

よくボス狙いで単独突撃しやすいフリーマップでも、全滅したら出撃不可になるので気を付けよう。

 

 

⑤狭いマップの攻略はボスへ特攻/長期戦は丁寧に攻略

アシストのダメージを軽減するため、最低限見張り台の敵を蹴散らす程度に留め、さっさと敵を倒した方が損害が少ない。

場合によっては積極的にスモークボルトを使い、アシストさせないように立ち回るのも手。

グリフォンナイト系でバフをかけ、騎馬部隊で蹂躙するように努めるべし。

そもそもどの部隊も歯が立たないようであれば、コールファイターなどでフォローしよう。それでもダメならLv上げ。

一方で長期戦となる場合、確実に敵を処理しておく方が良い。

後から知らないうちに、はぐれた敵部隊が拠点に迫っていることもあるので、可能な限り丁寧に処理していこう。

 

 

⑥蘇生は約40人分

全滅してから蘇生する場合に使うアイテムは、全編を通して40個程度手に入る。

ざっくりと想定した場合、5人組の部隊が8回全滅したら終わりという、ややシビアな設計になっている。

もう二度と勝てないと思う場面以外では、部隊が全滅したらリセットする方が無難。

このアイテムは天のかけら2個でも交換できるため、終盤になるほど難易度は緩やかになる。

ちなみに援軍として加入するベレンガリアやアラミスなどは、戦闘中に部隊が全滅した場合、復帰に光灰を要するので要注意。なんなら拠点に戻す方が良い。

ちなみに殿下は勝手に生き返る。つよい。

おそらく詰み防止。

 

 

 

これらのポイントさえ気を付ければ、ラスボスまではいける。

要所の攻略はつらいところもあるが、Lvが足りない時に敵を倒すと怒涛の勢いで上がりまくるため、結構なんとかなる。

 

これが真のラスボスを突破した我が軍のアレイン隊(酷使部隊)。

だいたいLvはこの程度に落ち着くはず。ちなみに乙女の指輪はララノアが持ってる。

 

 

 

 

~さらなる高難易度を求めて~

 

★各種縛り

武器屋、道具屋の禁止であったり、ネームド縛りやユニット数縛りなど、やろうと思えば数々の縛りができる。

雇用禁止は割とやりやすいが、逆にネームドキャラを禁止すると勲章のやりくりなどで苦戦必至で面白いかも。

 

 

 

★スカーレット救出前に一角獣の覇王にチャレンジ

なんと公式も認知しているプレイスタイル。イベントは必見。

コルニア内だけのメンバーでラスボス戦に挑む。しかも難易度ZENOIRAで。

ただいまプレイ中だったので、誰かの何かの助けになればと足跡を残しておく。

 


・コルニア開放状況

一角獣の覇王にニアミスするソームの町解放戦などを除いたすべてを攻略可能。

唯一町のアイコンの色が違う右上のスッドの町のみ、きれいな端材が手に入らないので復興できない。

 

今回は一角獣の覇王に近いプルムパフムの町だけ攻略できているため、フリーマップの最上級が開いている(ただし勝てない)。

突破方法はやはりコールファイター連打が効く。2個しか手に入らないマジックボムを要所で使うことで難易度は下がる。

 

基本のLv上げは、やはり画面上部のフリーマップ中級

コルニア内を可能な限り攻略しても、名誉はBランクにならない。

この場所で70回くらい戦って地道に上げていこう(クラスチェンジができなければ、どのみちこの先勝ち目はない)。

ちなみに、このマップの攻略はパターン別に2種類ある。

 

 

A.拠点の右方向に敵ボスが居る

騎馬部隊を森に隠しながら先行し、画像の箇所に投石器で攻撃する。

森に居れば敵が近寄ってくることがないおかげで確実に当たるうえに、投石器を使用した部隊のLvも上がるため、経験値稼ぎにはもってこい。

雑魚を倒したらそのまま騎馬部隊でボスを倒す。Lv15以上の騎馬部隊なら、おそらく一撃で倒せる。

もし倒せない場合、騎馬部隊を森で待機させ、再度投石器でクレリックの立つ見張り台を堕とすと良いかも。

 

 

B.拠点の右下にボスが居る

画像のクレリックめがけて投石器を発射する。手前の敵部隊は、どれだけ狙っても移動されるため当たらない。

ここを堕としてから、拠点からまっすぐファストエールを掛けたグリフォンナイト系で攻める。

オクリースでも可だが移動バフがないとバリケード前の敵部隊とかち合って危険。

 

もし飛行ユニットがいなければ、ニーナかモルドンなどでヘヴィスイングを使ってバリケードを蹴散らせば良い。

しかし、そのまま地上の敵と連戦となってリスクが高いため、グリフォンナイト系を雇用するのを推奨する。

 

 

 

安定して攻略できるようになれば、中級指南書が5個ずつ手に入る。

これを繰り返すと、経験値が入らなくなるLv20で打ち止めになる。奇跡の果実があれば少しだけ上げられる。

モブの雇用はあまり必要ではないため、金と勲章がめちゃくちゃ余る。

この際に部隊を4人組×6つにすれば、ネームド+モブのグリフォンナイトでぴったり収まる。

武器も使えるものは全部買いそろえてしまうと良い。闇商人からも買えば戦力になる(ここでマジックボムも買うこと)。

天のかけらは緋石のペンダント蒼石のペンダントがオススメ。戦闘直前の装備変更も視野にいれると、これは余らせても良いくらい。

それ以外は雫と交換。

 

ここからが難所すぎてLv上げに苦戦しているところ。まだまだ一角獣の覇王攻略には手が届かない。いずれ届け。

おそらくこのマップを周回してLv30くらいになれば、ソームの町の解放戦に手が届く……かもしれない。

天のかけらを採掘してネコミミトリニティレインできればあるいはどうにかなるかも……。

 

 

 

4/20追記

前述の天のかけら採掘を敢行。

採掘回数は驚異の350回で、白ネコミミフードおよびサウザンドセプター交換分の50個の天のかけらを回収。

同じ道を歩む同志の変態諸君のために記録を残しておく。めっちゃ疲れた。

 

 

・採掘攻略

いちいち歩き回るのも面倒なので、中央付近にこの矢印が出たらA連打

何も得ず、ひたすら必殺技ゲージを溜めて、最大まで溜まったら発動。

周囲に何も埋まっていない際に出る青丸の場所だとゲージの伸びが顕著に悪いので、必ずこの矢印を探すこと。

そうしないとゲージが足らず、制限時間に間に合わない。

 

周りに天のかけらが出たらラッキー。出なかったら残り数秒で通常通り採掘。

これが最も作業感が少なく、他の事をしながらできる。ゲージ満タンのSEが聞こえたら解放するだけなので楽。楽?

 

 

通常プレイではまず見ることがない画面。採掘中に+ボタンを押すと終了できる。

天のかけらは1個しか出ないので、入手したらさっさと終了しよう。

 

 

ねんがんの サウザンドセプターをてにいれたぞ!

 

これで最強ユニットであるヤーナが誕生。

 

装備:サウザンドセプター

アクセ:白鳥の羽飾り(店売りの最速アクセ)

    緋石のペンダント(天のかけら or オーシュイベント)

    魔術師のメダリオン(適当な火力補助)

 

こんな感じの構成にして、誰かに白ネコミミフード蒼石のペンダントを装備させる(クイックアクトが使えるようになっていればOK)。

 

また、ヤーナはLv25にならないと、クイックアクト(最速行動)のパッシブを習得しない。

もうちょっと頑張ってLv上げするか、トラヴィスとかの行動が早い味方に追い風のケープを装備し、クイックムーブでごまかそう。

戦闘開始時に発動するスキルは競合しないよう注意。

 

 

そしてフリーマップ最上級へ挑戦。

 

こちらへ向かってくるユニットは少ないので、アシスト攻撃を使うユニットを消していこう。

ヤーナとそのアシスト仲間が死ぬと意味がないので、都度ブレイブスキルやリザレクトオーブを使って蘇生すること。

 

①ファストエールを掛けた騎馬リーダーで画面左側の見張り台に立つ弓兵を落とす

②一度拠点近くまで戻る

③防盾を通るように抜けて見張り台の魔術兵を撃破

④本拠地右下の森に潜む弩兵(シールドシューター)を倒す(森に侵攻するとすぐ衝突する)

⑤本拠地の敵を倒す

 

これで攻略完了。

ドコドコドコドコ(レベルが上がる音)

 

 

通常プレイではまず見ない上昇量

 

 

 

やったー!!!!

 

ここを周回できるようになればラスボス戦までの道はぐっと楽になる。

後は頑張って周回しよう。

基本的にアシスト攻撃をしてくる敵を優先して消すこと。初回突破であれば、風精の守り石の活用も視野に入る。

バールバチモにも3個売ってるので是非。

 

 

・おまけ

スカーレットを救出する前に、一角獣の覇王に関わる町以外を開放すると特殊イベントがある。

ここまでくれば救出は容易なので、特に変な制限をかけているわけでないのなら、さっさと助けに行ってあげよう。

特に変な制限をかけているわけでないのなら……。

 

特殊イベントが見たいならCASUALでやるといいよ!! 殿下との約束だ!!!

 

 

 

ちゃんとクリアできたので別記事に分離。

よかったら見てね。

 

 

 

 

おわれ

前々から気にはなっていて、カートにも入れたことがあったが何故か外れたりして変えずじまいだった話題のゲーム。

それがこの、「未解決事件は終わらせないといけないから」

 

 

 

 

似たゲームにニディガとかドキドキ文芸部とかがあるあたり、「ははーんさては俺が好きなタイプのやつだな」と思った。

ユニコーンオーバーロードも無事2周目をクリアして、ちょうどタイミングが合ったこともあり、早速感想を書き連ねる。

 

ミステリを嗜む名探偵の俺様にとっちゃ、どんな難事件も朝飯前だぜ!! えっ? そういう話じゃない?

 

 

以下レビュー。ネタバレなし。

 

 

 

 

かわいい。

 

 

 

★概要

突然クラゲのモノローグが入り、おばあさん警察官が向き合っている構図から始まる謎のオープニング。

あれよあれよと役職が変わる警察官に辟易しながらも、記憶の断片のようなメッセージが現れる。

 

単語を繋いでメッセージを重ね合わせ、そこから生まれた文章を手掛かりに謎解きを行っていく。

時系列や発言者は曖昧であり、口調や状況などを鑑みて、「誰が」「どの流れで」言った言葉なのかを並べ替える。

正しく繋がればポイントがたまり、さらなる謎を解き明かすための鍵がもらえる。

そうして出来上がった証言から、物語の流れを導き出し、結末を紐解くのが本作の醍醐味。

 

 

始まりのメッセージがこれ。とてもきな臭い。

 

 

 

最初からクライマックスもいいところな発言のラッシュにプレイヤーが振り落とされる。

 

単純な操作としては、#嘘とか#時間とかいう単語をクリックすると、手掛かりとなる別のメッセージへと飛んでいく。

そうやってをメッセージを開き、並び替え、発言者を変えて揃えていくことで謎が解明されていく。


移動していると画面右下に四角の枠が出てくるが、その中をクリックすればすぐに移動できる。

点滅している箇所がおそらく解けるよという合図。そんなことを言いながら肝心のセンテンスが解放されていないということもある(ヒントになる項目が存在するが、ロックされており見れない状態)。

本作においてはこの右下の枠がナビゲーションとなるので、常に見るようにしておこう。

 

 

まずプレイヤーが直面するのは、「何これ?」という点である。

なんだか陰鬱な雰囲気だし、BGMはオシャレだけど暗いし、操作方法はピンとこないし……という状況に悩むと思う。

とりあえず直感的な操作で触ってみて、何となく動かしてみると勝手がわかってくる。

この手探り感も、本作の雰囲気づくりに一役買っているのだ。

 

とか言っていても、無数に誰だかわからん人たちの言葉で埋め尽くされてお手上げになるため、ある程度の推測が必要になる。

「この人は冷たそうだな」とか「一人称的に男かな」とかでざっくりと分類していけば整理しやすい。

 特に、下へ右へとぐんぐん広がっていく画面の情報整理は大変。

ある程度まで行くと右側へは伸びなくなるため、そのあたりで再度見直して並び替えると良い。


 

★グラフィック

全体的に落ち着いた色合いのドット絵。シンプルでいて、どこか見慣れたフォントに懐かしさを覚えるかもしれない。

事件というだけあってミステリの作風を感じさせており、重たさが漂っているのが印象的。

 

キャラクターは数える程度しか登場しないが、誰が誰だかわからない状態で判別するのは困難。

顔グラフィックによって判断できる場合もあるので、ちょっとした手掛かりになるかも。

 

 

★BGM

穏やかなクラシック調のBGMのみ。

変化がないかと思いきや、物語が進展するたびに曲に厚みが出てくる。まさに、物語に引き込もうとする演出。

劇的に没入感を高めてくれるので、ぼーっとプレイしていても、姿勢が急に正されるような緊張感が走るのが特徴。

 

 

★システム

前述したとおり、操作感はややとっつきにくい感じがあるが、慣れると簡単。

当てずっぽうでも文章を並び替えることによって世界が見えてくるので、「全然わからん!」と投げ出してしまう前に、知ったかぶりして「コイツが犯人か!!」と決め打ちで狙ってみると面白いかもしれない。ルパンを追う銭形警部の気持ちになれ。

私は基本的に叙述トリックを気にしすぎて主人公を犯人扱いするので、最初に出てきた宮城哲郎を狙い撃ちしていた。

とりあえず探ってみて、「もしや?」という仮説を立てながら進めると面白いゲーム。

ちぎれた短編小説を読んでいるようで、その穴埋めをするような感覚に陥る。

 

 

★総括

「まさか……」「そうか!」になる過程をじっくり楽しめるアドベンチャーゲームの究極系。

断片的な情報を正しくつなげること、物語を読み解くことが好きな人にはたまらないゲームといえる。

 

ざっくりと例えるなら、トランプを知らない人間に7並べをさせるようなゲーム。

なんとなく模様を合わせて並べるんだなぁくらいの感覚で、絵柄はいくつあるんだ?とか、どこまであるんだ?と思いながら進めていき、そこに独自で法則性を見出していくような雰囲気。

 

この物語におけるもっとも重要なファクターは、プレイ時間でいうとかなり早めの段階で明らかになるが、明示されるのは中盤頃。勘の良い探偵諸君であればすぐに気付くだろう。

この発見は、食い違っていたいくつもの疑問が一斉に氷解する非常に爽快な体験となるので、是非とも画面に向かって「そういことか!」と言ってほしい。だからネタバレはしない。

 

ただし、内容としてはわかりやすい部類に入るため、このミステリの雰囲気を感じ取ってメタ読みしてしまうと、早々に気が付いてしまうかもしれない。

しかし、それにチープさを感じさせない演出が魅力といえる。是非楽しんでほしい。このゲームいいぞ。

 

おすすめの楽しみ方としては、勝手にキャラにCVをつけて会話させると良いと思う。

じっくり読み込んでいけるうえに、発言者がコロコロ変わる瞬間を楽しめるため、時間があるなら是非やってみてほしい。

いや、是非じゃなくて、やったほうが良い。

 

なぜなら

 

 

#未解決事件は終わらせないといけないから

 

 

 

Q.E.D.

 

 

使える戦法、各クラスやキャラクターの評価を記載する。

主観によるものなので、適当に見てもらえるとたすかる。

 

★ブレイブスキル

◆攻撃系

アローレイン(ハンター/スナイパー)

飛行ユニット特攻を持つ範囲攻撃。

アシスト射撃を行う都合で前線から離れていることが多いハンター/スナイパーの火力補助として優秀。

至るところから飛んでくる飛行ユニットを撃墜したり、集まった敵を蹴散らしたりと汎用性が高い。

特にユニットが少ないうちの攻撃手段として輝く。

敵が使ってくると非常に厄介なので、その印象が強い人も多いかも。

 

ヘヴィスイング(ウォーリア/ブレイカー)

範囲内の設置物を破壊し、敵ユニットを弾くスキル。

終盤で大量に増えるバリケード対策として非常に優秀。

敵を弾くのはおまけ程度に捉え、拠点から出してスイングし、すぐに拠点に戻すような使い方でも役割を持てる。

 

ワイルドラッシュ(ナイト/グレートナイト)

移動と攻撃を両立する優秀な攻撃スキル。

消費は3と重いが歩兵特攻付きであり、移動後に敵とぶつかっていれば戦闘に移行できるので、頭数を減らす際に使いやすい。

乱発がしづらいが、ここぞという時にまとめてぶっ飛ばせる爽快感は筆舌に尽くしがたい。

 

 

◆補助系

クイックエール(ロザリンデ/エルトリンデ)

味方のウェイト状態を解除できる強力なスキル。

消費は3と重めだが、休息→クイックエールのコンボでスタミナを全回復できるのが強み。

範囲内なら全員に効果があるため、複数の部隊で突撃している場合はまとめて回復が可能。

他のスキルは回復量が2の固定となるため、こちらのほうがポテンシャルは高い。

 ▷類似スキル

 ・バイタライズ(ハスカール/ヴァイキング) 消費2 2回復(単体→範囲)

 ・バイタルアブソーブ(ベレンガリア専用) 消費2 2奪取(敵単体)

 

コールファイター(マーセナリー/ランツクネヒト)

傭兵を3部隊まで呼び出せる。呼ばれた傭兵のLvは、そのステージの推奨Lvを参照するため、雑に呼んでも強い。

相性次第では勝手にボスを倒して攻略することもあり、放置するだけでも使える。

 

このスキルの真価は、なんといってもZENOIRAでの高難易度攻略にある。序盤でフリーマップ中級などのボスめがけて召喚して倒してもらえばクリアとなるため、強引なレベリングも可能になる。

序盤で仲間になるベレニスが習得しているため、騎馬隊で近寄って遠方に召喚すれば、傭兵任せでの対処も期待できる。

攻略に苦戦している場合、ダメもとで使用してみるとあっさり敵を倒していく姿が見られるかも。

序盤から挑める難所としては、プルムパフムの町の解放戦が該当する。コームの町内部のフリーマップ最上級が解放されるのでレベリングがやりやすくなる(勝てるとは言ってない)。

 

ランツクネヒトの習得するコールアーチャーはこちらのスナイパー召喚バージョン。

アシスト攻撃もしてくれるので、結構使い勝手が良いのが強み。

 ▷類似スキル

 ・コールアーチャー(ランツクネヒト) 消費1 遠距離攻撃できる傭兵を呼ぶ。3部隊まで。

 

プルムパフムの町の解放戦攻略図。コールファイターとマジックボムで削って辛うじて勝ててる。Lv差がすごい。

 

 

フォートレス(ホプリタイ/カタフラクト)

戦闘以外のダメージを無効化する防御系スキル。投石器やバリスタが猛威を振るうマップで効果的。

なんとマジックマインの効果も無視できるため、適当な騎馬隊に付与して突っ込ませれば無傷で爆心地を制圧することも可能。

終盤のマップではマップ兵器が大量に出てくるため、範囲内に部隊を入れて一斉に付与するのも検討の余地あり。

 

 

◆移動系

ファストエール(グリフォンナイト/グリフォンルーラー)

グリフォンナイト系を採用する理由に直結するほどの強力なスキル。これがあるのとないのとでは制圧力が違う。

騎馬隊に雑に付与するだけで勢いが大きく変わるので、モブ兵を雇う際は真っ先にグリフォンナイトを検討しても良いくらい。

時間が経てば経つほど不利になるゲームなので、マップが広く長期戦になりがちなボス戦はもちろん、すぐに終わる解放戦、レベル上げで周回することになるフリーマップでも重宝する。

とりあえず使っていて損はないため、ブレイブの最大数より1少ない部隊を出し、全員にまとめて付与する使い方が強力。

 

ロングチェンジ(ロザリンデ専用)/レスキュー(エルトリンデ専用)

ともに部隊を移動させるスキル。消費は前者が2、後者が1。

ロングチェンジが位置入れ替えで、レスキューが呼び寄せ。文字通り、ロングチェンジのほうが射程が長い。

 

拠点から出したばかりの味方を最前線に押し上げるために使える。

特に拠点が近くにある場合、これらを駆使することで多くの部隊を送り込める。

飛行を持つ部隊で山や川を越えて使用すると大幅な短縮もできる。

これらが特に輝くのは、特定のキャラとの会話がある場合。騎馬隊で近寄り、該当するユニットと入れ替えれば無駄なく進められる。

 ▷類似スキル

 ・テレポート(ウィッチ/ソーサレス) 消費2 味方か拠点に移動

 

◆妨害系

スモークボルト(シューター/シールドシューター)

敵ユニットをアシスト不可にするスキル。ボス狙いで周囲を無視して攻略する際に使える。

特に古代の遺跡(フリーマップ)では、レベル上げ周回をする際にいちいち相手をするのは面倒なので、適当にこれを連発しているだけでも効果的。

ZENOIRAではアシスト攻撃による損傷が致命的になりやすいため、要所の攻略でも使っていけるのが強み。

 


◆回復系

ヒール(クレリック/ビショップ/ジョセフ)

単体もしくは範囲内の部隊のHPを半分回復する。

いずれも消費は1で、蘇生直後のキャラを回復したり、壊滅状態の部隊をフォローしたりと使いやすい。

ロングヒールとは範囲の広さで勝り、射程で劣る。

 ▷類似スキル

 ・ロングヒール(フェザーロッド) 消費1 HP50%回復(範囲)

 

ライフエイド(ソルジャー/サージェント)

味方部隊全員を蘇生する強力なスキル。ネームドではクロエが習得。

クラスチェンジすると範囲効果となり、多くのユニットを巻き込める。

ボス前に集結した部隊をまとめて回復できるが、回復量は1しかない。

自己回復手段を持たない場合は後述のヒール系で対応すること。

リザレクションとは回復量で劣るが消費と効果範囲で勝るため、使い勝手はこちらに軍配が上がる。

 ▷類似スキル

 ・リザレクション(スカーレット専用) 消費2 蘇生+50回復(単体)

 

 

 

★戦法

・スタミナ0殴り

拠点に留まるボス部隊を、隣接した2つの部隊で殴り続ける手法。

片方にスタミナが1以上あれば、接敵してチェンジすることで永遠に殴り続けられる。

下手に休息をする必要がなく、とりあえず部隊が2つあればできる基礎テクニック。

相手が拠点にいない場合は弾き飛ばしてしまうため使えないが、バリケードと挟めば良い。

 

・戦闘直前でのポジションと装備の変更

戦闘する前、味方アシストの使用や部隊チェンジ以外に使える手段。

前列と後列をまとめて入れ替えたり、隣り合ったキャラを離してみたりと、条件を変えて予測結果を変えることができる。

スキルや装備も変えられるので、それらを操作しても良い。

 

特に戦闘開始時に発動するスキルが競合している場合、スキルOFFで他の効果が発動できるよう調整すると、目に見えて結果が変わる場合がある。

前列の中央に立つキャラが攻撃を受けやすいようなので、そこを回避キャラにしたり、魔法防御を盛ったりしても効果が見込める。

敵のアシスト行動が大量にある場合は詰みとなることもあるので、どうあがいても勝てないこともある。

一度全滅すると復帰が困難なZENOIRAでは必須ともいえるテクニック。

 

・スキルだけ出撃

拠点の近くでのみ行えるテクニック。

部隊を出撃させる際、カーソルを動かさず拠点の真上に出し、必要なブレイブスキルのみを使用してから戻す。

これで通常よりブレイブが1つ節約できる。

拠点周辺のバリケードや地雷をヘヴィスイングで壊す際や、離れた部隊をエルトリンデのレスキューで呼び寄せる際にも、また臨時で回復する際にも使える。

特に回復に関しては、アイテム使用回数が縛られるZENOIRAではかなり重要。

 

・ボス狙い単騎特攻

マップが狭い解放戦やフリーマップで有効な手段。

周りの雑魚をすべて無視してボスを倒し、すぐにクリアすることを目的とした攻略法。

ファストエールでぶっちぎり、スモークボルトでアシストを防ぐなどして対策することで円滑な攻略が可能になる。

特に低レベルだと連戦による消耗が著しいため、高難易度ほど有用になってくる。

スキルのコールファイターなどと合わせれば、ZENOIRAでの難所突破も狙える。

 

めちゃくちゃ力業で難所を攻略する図。ボスが居た場所にコールファイターの傭兵が立ってる。

 

・移動後リーダー変更

移動のためにリーダーを騎馬にしておき、見張り台やボス前などでアシストが可能なクラスにリーダーを変えることで戦況を有利に運ぶテクニック。

それとは逆に、操作可能な援軍のリーダーを騎馬に変えることで移動力を稼ぐこともできる。

 

・即席部隊

死亡したキャラを蘇生する手段がなく、拠点で燻っている場合に臨時で使える手立て。

死亡したキャラを外し、穴埋めができるキャラで埋めて部隊を作って出撃させる。

ナイトなどの騎馬は、移動力もありネームドも多数加入するため穴埋めしやすい。

アイテム使用回数が制限されるZENOIRAでは回復手段が枯渇することが多いため、覚えておくと楽。

 

・臨時ローラン

司祭の行方クリア後、解放戦で助けに来てくれるローランを囮にする戦法。

4回しかできないが、やろうと思えばアルビオンに連れてくることも可能なので、試す価値はあり。Lvはおそらく固定なので、主戦力に据えると痛い目を見るので注意。

 

ソームの町に一緒に殴り込んでくれるローラン。心強い……心強いか?

 

 

★キャラクター

・アレイン(ロード→ハイロード)

みんな大好き何でもできる殿下。このゲームは、殿下が殴って殿下が回復して殿下を駆け回らせることにあり、いかに殿下を酷使して無双させるかが重要なので、優先して育成しておきたい。

クラスチェンジで機動力を得ると、たちまち部隊のリーダーとして戦場を駆け回れる。

リーダー時に戦闘後のブレイブ増加量が上がるため、積極的に前線に立たせてブレイブを稼いでいきたい。

劇的に性能が向上するのは、移動力が上がって前線突破の要になるクラスチェンジ後と、「スピニングエッジ」の習得に至るLv30突破時。

戦闘開始時のスキルである「ラピッドオーダー」は全体の制圧力を上げられる優秀なスキル。競合がなければ積極的に採用したい。

 

・ジョセフ(パラディン)

異様にLvが高い初期加入ユニット。どんな難易度でも彼におんぶにだっこで経験値を稼がせてもらうのが定石。

序盤では心強い回復に加え、すさまじい移動力でマップを縦横無尽に駆け巡ることができる。

中盤では揃いだした騎馬隊の一部として、終盤ではバフ解除の「ディバインクロス」で役に立ってくれる。

クリア後はモブ兵を雇うことができるが、おそらく趣味の範囲。

 

・クロエ(ソルジャー→サージェント)

味方の強化に関しては他の追随を許さない序盤加入のスーパーユニット。

「ファーストエイド」でのちょっとした回復での補助、「シャープエール」での確定会心付与と無駄なくサポートができる。

ブレイブスキルでは味方ユニットの蘇生ができるため、アイテム使用が縛られるZENOIRAでは非常に輝く。

後列に置いているといつまでも輝いてくれるが、ネームドがクリア前では1人しか仲間にならないのだけが欠点。

仲間が少ないうちも攻撃役と組ませることで安定して活躍してくれる。

 

・クライブ/アデル/ルノー/ジェローム(ナイト→グレートナイト)

・モニカ/ミリアム(ホワイトナイト→セイントナイト)

やたらと仲間になるナイト系、ホワイトナイト系など、馬に乗ってるやつら全般。ブラックナイトは状態異常付与が強みなので別枠とした。

機動力が高いためリーダーにすることを推奨。ナイト系の「キャバリエール」や「ナイツチェイス」に反応して突撃しまくる光景が面白い。

とりあえず前列に3人並べておくと見栄えも良く安定する。

専ら前線に出続けることになるアレイン隊とセットで、チェンジを活用してスタミナ0で殴り続けるのが優秀。

魔法防御が欲しいならホワイトナイトを採用し、ナイト2ホワイトナイト1くらいで揃えると良い。

 

・ヤーナ(ウィッチ→ソーサレス)

魔法攻撃というより魔法属性付与のエンチャント要員として優秀なユニット。

「マジックセイバー」で重装に対して魔法攻撃で攻められるようになると突破力が上がる。避ける相手には「フォーカサイト」。

終盤では天のかけらの交換でもらえる「トリニティレイン」をネコミミフードでぶち込むロマン砲に化けるので、育てていて損はない。

ブレイブスキルでも「テレポート」を習得し、マップを高速で移動できるため優秀。

エンチャントで引っ張りだこなはずなのに、ネームドで加入するのは1人だけ。

やや撃たれ弱いため、敵にデバフを掛けたり、前列の盾役が守れるよう構成しよう。オススメの組み合わせは殿下かシャーマン系。

 

・セルヴィ(シャーマン→ドルイド)

デバフを掛けて妨害ができるユニット。このデバフがやたらと強いので、編成人数が増えてきたら主力部隊に是非組み込みたい。

特に闘技場の勝利報酬でもらえる砂塵の杖「サンドストーム」で全体に暗闇を付与するアクティブスキルを開幕に放つだけで役割を持てる。

この場合、「クイックカース」の条件は「暗闇状態ではない敵」にしておくと無駄打ちが減る。

さらにユニットとしては、ネームドのセルヴィが会話するだけで仲間になるという優遇っぷり。コストパフォーマンスに優れすぎている。

戦闘開始時に発動する「ガードスワンプ」は騎馬特攻でPPを減らせるため、それが目当ての条件にしておくのも良いかも。

 

・モルドン/ニーナ/キトラ(ウォーリア→ブレイカー)

重装相手も難なくぶっ飛ばすパワーアタッカー。見た目的に前列に置きたいが、盾を持たないため後列で良い。

クラスチェンジ後にアウトレイジを習得すると、勝手にモリモリ攻撃力と命中を上げまくる恐怖のアタッカーと化す。

ブレイブスキルは汎用性の高いヘヴィスイング。邪魔な障害物もろとも敵をぶっ飛ばせるので楽しい。

リーダーにすると障害物を壊しやすくなるが、城門の突破以外ではお目にかかる機会が少ないのが難点。

 

・メリザンド/リア/アラミス(ソードマン→ソードマスター)

クラスチェンジすれば剣を2本持てるようになるユニークなクラス。残念ながら攻撃力は合算ではなく強い方を優先。

スキルや補助効果などは2本分乗るので、攻撃力が低くても効果が優秀なものを率先して選びたい。

唯一無二の性能を誇る連続攻撃の「メテオスラッシュ」を習得し、回避系の相手にめっぽう強くなる。

また、回数ヒットで剥がれるタイプのシールドにも強く、バリアを貼るボス系に対して特攻のような扱いができる。

一方で戦闘開始時のスキルであるファストストライクは、雑魚狩り向けの性能となっており競合が激しい。敵が1体の時などに限定して使用しなければ仲間のスキルが腐るため注意しよう。

 

・フラウ/セレスト(グリフォンナイト→グリフォンルーラー)

ブレイブスキルが非常に優秀で、列攻撃もこなす便利なユニット。地上近接も避けまくるため生存率が高い。

初期習得の「ハイスイング」に、ウィッチなどのエンチャント付与でサポートしてやれば効率よく敵を減らせる。

地形をある程度無視して移動できるため、ボス狙いの攻略でもお呼びがかかる。とりあえず部隊の1つにはリーダーとして起用しておきたい。

弓には弱いので、ファイター系列のアローガードなどでの補助があると安心だが、終盤では火力のインフレに押し負けるので、やられる前にやれのスタンスで攻め立てる方が楽かもしれない。

 

・ベレンガリア(ダークマーキス)

同名のクラスは複数あるが、スキル構成は専用となっているユニット。ドラケンガルド方面へ行くとすぐに加入する仲間だが、加入時期に見合わない破格の性能を誇る。

状態異常の相手に猛威を振るうため、シーフ系やブラックナイト系、シャーマン系などでデバフを付与してから殴るようにしよう。

戦闘開始時のスキル「隻眼の戦姫」は攻撃力と行動速度にデバフを掛ける優れもの。基本的に優先して使いたい。

何気に盾も持っているため前線でガードしつつ「ブラッドチェイス」でHP回復も可能。使用感としては殿下に近い。

ブレイブスキルの「バイタルアブソーブ」は敵からスタミナを奪えるため牽制にも有用。

 

・ロザリンデ(エルフアウグル)

やや攻撃寄りのスキル構成の専用ユニット。小精霊の数に応じて効果が上がるスキルを有するが、スキル条件に小精霊の数を指定する条件がないため、1回目の行動などを指定する必要がある。

なんといっても迷いの森に向かうだけで仲間になる点が非常に優秀で、とりあえずエルヘイムを目指して加入してもらうと攻略が楽になる。

全体攻撃の「エレメンタルロアー」習得までは、列攻撃の「シルフィードウインド」で役割を持てる。

戦闘開始時のスキルは気絶付与となっており、こちらも優秀。使い勝手は良いが行動速度は特筆するほどでもないため、同じ部隊の仲間はスキルをOFFにして対処しよう。

ブレイブスキルはどちらも非常に優秀だが、姉妹揃って似通っているため別々のユニットに入れる方が良いかもしれない。こればかりは趣味の範囲なので自由で良い。

 

・エルトリンデ(エルフシビュラ)

やや回復よりのスキル構成の専用ユニット。小精霊の数に応じて効果が上がるスキルを有するが、スキル条件に小精霊の数を指定する条件がないため、1回目の行動などを指定する必要がある。

回復スキルを使用してから「エレメンタルアクト」で小精霊の数を稼ぎ、「エレメンタルロアー」で全体攻撃を浴びせる構成にするか、小精霊をガン無視して回復させるかは自由。

戦闘開始時のスキルは回復寄りだが小精霊がつくので、自由に切り替えると良い。

ブレイブスキルはどちらも非常に優秀だが、姉妹揃って似通っているため別々のユニットに入れる方が良いかもしれない。こればかりは趣味の範囲なので自由で良い。

 

・ユニフィ(スノーレンジャー)

貴重な固有クラスのユニット。穏やかに見えてめちゃくちゃ殺意が高いユニットで、チャージ攻撃スキルを習得したり、カウンターと追撃を両方持っていたりと非常に優秀。

敵として出てきたら泣きたくなるような技構成は、味方としてみると非常に心強い。

回避が高いため、前列に置いて「トリプルカウンター」を狙うのも良い。星辰のタリスマンを装備してAPを補助してやれば最速で「グラシアルレイン」をぶっ放せる。

やたらと凍結を付与できるのでモラードとも相性が良く、余裕があれば同時採用するのも良い。

 

・サナティオ(フェザーロッド)

回復のスペシャリスト。終盤で仲間になるだけあってLvが高く、破格の回復性能を披露してくれる。

安定感に欠ける部隊に組み込むと一気に安定するが。回復過多になりがちな側面もあるので注意。

戦闘開始時に全体回復ができる「ファストヒール」を習得するが、その他のバフを付与することができないため、外付けの装備でカバーする必要がある。

特に群狼の篭手「ウルフパック」は便利な攻撃力バフが付与できるため、戦闘開始時の状態に応じて使い分けられると良いかも。

 

 

おわり

ゲームをする時はね

誰にも邪魔されず

自由で なんというか

楽しめなきゃあダメなんだ

 

独りで静かで

豊かで……
 

 

 

体験版の時点で圧倒的な世界観とシステムの暴力で殴りかかってくる、アトラスとヴァニラウェアの完全新作シミュレーションRPG、ユニコーンオーバーロード

清々しいまでの王道展開と魅力的なキャラクターを揃え、お手本のようにじっくり作り上げられた本作。

孤独のゲームを体現する私の心に居た井之頭五郎も思わず「ほー いいじゃないか こういうのでいいんだよ こういうので」と言ってしまうような作品。

先人たちが作り上げた王道を踏襲していて、そこに作品特有のこだわりを添えてしまえば、面白くないわけがないのである。

 

早くソフトを買って、君もフェブリス大陸でアレイン殿下と握手!(そんなイベントはない)

なにぃ? 在庫がない? そんな君にはダウンロード版だ。

 

 

↓Switch版

 

↓PS版

 

以下レビュー。難易度設定以外のネタバレなし。

 

 

 

★概要

物語は、フェブリス大陸の中央に位置するコルニア王国の危機から始まる。

王国の武将ヴァルモアが起こした反乱によって、女王イレニアの命と引き換えに逃れた王子アレイン

アレインは十年の間に力を蓄え、失われたコルニア王国を開放するため、解放軍を名乗り立ち上がる。

 

これから立ち上がる殿下。凛々しい。

 

ゲームシステムとしては、ユニットを編成して装備を整えながら戦略を練るタイプの王道シミュレーション。

クラスによって成長の方向性が違い、習得するスキルも異なるため、クラスごとの組み合わせを考えながら立ち回っていく必要がある。

 

よく比較として挙げられやすいのはファイアーエムブレムシリーズだが、ユニットが1人ではなく最大5人までのチームとなっている点が異なる。

他に、FF12のガンビットのように「HPが75%以下の時」「弓兵がいる時」のような条件を付けて行動パターンを設定することができ、多方面への対策を講じながら適切に戦闘シミュレーションができるかが肝要となっている。

 

特におすすめしたい人は、シミュレーションが好きで試行錯誤しまくりたい人。

行動パターンを考えるだけで一日が終わるなんてザラ。

 

行動パターンはこんな感じで設定する。条件は2つまで絞れる。

 

一見すると非常に難しそうな雰囲気があるが、行動設定は初期状態でおすすめの条件が入れられており、必要な時に手を加える程度で十分運用ができる。

チュートリアルも豊富(YOUTUBEに動画も投稿されているくらい)で、戦闘前の戦闘結果予測も見えるうえ、難易度も幅広く選べるため、初心者でもかなり楽しめる。

 

 

 

★システム

本作の根幹を担う三本柱の一本目。勝手に決めた。

前述したように、相性を考えてユニットを組む & 装備を整える & 適切な行動パターンを組む の要点をクリアすれば良いだけだが、これが結構奥が深い。

 

基本として「飛行ユニット > 騎馬ユニット > 歩兵ユニット」のような有利不利があるが、編成でカバーしあうように組み合わせれば対策ができる一方、「仮想敵の対策として入れたユニットを守るための別のユニットが居る」という展開が多く出てくる。

クラス単体の相性で見ると悪くないが、戦闘予測を見ると勝てていないというのは頻繁に起こり得る。

開始時に発動する相手のバフの効果が影響していたり、相手の攻撃範囲が広いせいで守れずに倒されていたりと原因は様々。

 

この対策をするためには、各エリアに点在している模擬戦という名のシミュレーションができる。

これにめちゃくちゃ時間がとられる。ああでもないこうでもないと試行錯誤していると夜が明けている。

シミュレーションゲームを嗜む人間にとって、これは美徳であり快楽なのである。わかってくれとは言わないがわかるだろうと言いたい。

結果が出ない時もあるがその時はその時。装備やチャートは組んでる時間も楽しいのでヨシ。

人数が揃ってきて装備を全部外して整える、そんな瞬間に喜びを感じる君には是非おすすめだ!

 

スキルの発動タイミングは変更できるが、特定の誰かに使用するといった条件付けはできないため、ユニットを制限するなどの工夫が必要(術師系をひとりだけにして、条件を「術師系の味方」にするなど)。

また、スキルによっては同時発動制限があり、組み合わせによっては同じタイミングで使えないせいで腐ってしまうスキルも出てくる場合がある。

そうやって試行錯誤し、相性を考え、行動を決めて、入念に対策を講じて実践に挑むのが、このゲームの醍醐味ともいえる。

 

大量の部隊を一気に運用する楽しみもある。大軍を率いて一斉に攻め込むのも一興。

 

難易度は、CASUAL/NORMAL/TACTICAL/EXPART/(ZENOIRA)の5つで、左から順に難しくなっていく。

初心者にはCASUALがおすすめで、慣れているゲーマーにはEXPARTくらいが歯ごたえがあって面白いかもしれない。

 

最高難易度ZENOIRA一度クリアした後、ニューゲームする際に選べる難易度となっており、部隊が全滅すると出撃できなくなる仕様となっている。ついでに途中で変更ができない。

とはいっても救済措置として特殊なアイテムで復帰可能なので、そこまで難しかったり詰んだりということはないし、私も実際にクリアした。戦略性がかなり求められて楽しかった。

 

これが追加要素。クリアできたので今後の記事で書いていく予定。

 

 

★キャラクター/ストーリー

本作の根幹。二本目。

強大な力を持つ帝国への反逆と王国の復興を目的とし、その中で各国の問題解決を行い仲間を増やしていく王道展開。

恐竜が生きていた時代から存在する、間違いのない典型的なテンプレ構成だがこれが面白い。

上質な肉の味付けを凝る必要がないのと同じく、シンプルな味付けが至高になるのである。料理わからんけど。

 

何が言いたいかというと、単純に敵にも味方にも魅力があって話が面白い。それだけである。

小学生で足が速いからモテるのと同じくらい単純な理屈で、覆しようのない事実なので仕方がない。小学生じゃないけど。

 

各国のストーリーの進行度合いによって多くの差分が用意されており、やろうと思えば序盤からでも挑めるラスボス戦の開始イベントはかなりのパターンがある。特にやりこみプレイヤーでなければ気づかないような特定の条件を満たした場合も、きちんと差分が用意されている。そのイベントは衝撃的すぎて必見。

 

仲間どうしで組んで戦ったり、一緒に飯を食ったりすると親密度が上がり、戦闘時には見せない素顔を会話で確認することができる。

 

うまそうな飯の一例。ほんとにうまそう。

 

友達どうし似たような境遇どうしなどの特定の組み合わせでしか発生しないものの、キャラクターを捉えるうえで重要になる要素となる。エルフの国のお姫様が毒草を見てはしゃいだりする姿は秀逸。

性能面だけを見て同じ部隊で組ませていたら会話が発生した、なんてこともある。何気なく仲良くなっているのを見ると満足度も高い。

キャラ設定の掘り下げが十分なためか描写が丁寧なので、解釈違いというのが非常に起こりにくい。惜しむらくは会話数が最大3個だけしかないこと。こればかりはキャラ数も多いため仕方ない。

 

仲良しのオッサンたちの会話。意外なつながりがあって面白い。

 

また、主人公アレインとの会話はかなり距離が近いものもあり、中盤以降に発生する「指輪を渡す相手選び」の選定基準を意識した点が見られる。

蓋を開けると出てくるのは、殿下の辣腕がフル回転して人を誑し込みまくる会話の数々。めちゃくちゃ見ごたえがある。

 

 

 

そんな設定・世界観を支えるアーカイブ機能も充実。単語解説や歴史解説をまとめあげ、ストーリーの経緯をしっかりと補完してくれる。

ちょっとしか出ていない敵についての情報もばっちりまとまっているので、ある程度ストーリーが進行した後に見返すのも面白い。

 

 

★音楽/グラフィック/デザイン

本作の根幹。三本目。

これがないとゲームが成り立たないというこだわりに溢れた箇所。

 

まずは音楽。場面や国のイメージに合った、耳に残るBGMが秀逸。

フィールドBGMは5国すべてで異なり、戦闘時のBGMも場面によって使い分けられている。

特に章のボスとなる相手と戦う際は、気合の入った曲で盛り上げてくれるので気分が上がる。

ミニゲームの際はコミカルな音楽が流れたり、メリハリがあって没入感があって良い。こういうのでいいんだよポイントが非常に高い。

 

グラフィックに関してもすさまじく、とにかくよく動く。

キャラのパーツは100個くらいあるらしく、序盤からクロエの鎧の光沢が眩い、スカーレットが揺れる、馬が動きまくる、スカーレットが揺れる、ダウン時の差分が多い、スカーレットが揺れる、という描写が視覚に訴えかけてくる。すげえ揺れる。

背を向けている差分もあれば、左右で向き直った際に盾を持ち換える動作もあり、演出が非常に細かい。

 

ここでは深くは語らないが、特にキャラデザについては語り尽くせないほどの魅力がある。なぜ語らないかというと、このレビューがたちまち怪文書になるから。やめとこ?

ざっくり言うと、王道に見せかけてニッチな属性をカバーしている。王道のコルニアムキムキと鎧のドラケンガルドスケベエルフのエルヘイムケモノのバストリアス天使のアルビオンといった構成となっている。エルフはどう考えても対象年齢を引き上げている。ウィッチもやぞ。

 

フィールドの景色もイベントや戦闘中の背景も味があって美しい。

最近主流の3Dを用いていない完全2Dのゲームのため、どこか懐かしさを覚えつつも最新性能の解像度の暴力で殴られるという良い塩梅のテイスト。

背景の変化が多いため、見ていて飽きないうえに、珍しい背景が出るとじっくり見たくなる。

 

 

★総括

初心者にも玄人にも自信を持って進められる王道シミュレーションRPGといえる神ゲー。

土台となるストーリーは王道を押さえ、テンプレを踏襲したうえで自らの強みを存分に披露してくれる作品。

メーカーからでもシステムからでもキャラデザからでも、とにかく気になったら体験版をやってしまおう。気づくと製品が手元にあるから。

 

特筆すべきはなんといってもキャラへの愛が深いところ。

よく動く、よくしゃべるのはもちろん、ユニットごとの性能差があるため完全な下位互換や弱いキャラというのが居ない点も高評価。特化して編成すれば必ず輝けるうえ、難易度にもよるが好きなメンバーで部隊を編成できるのも良い。

また、特別な相手として指輪を渡すキャラクターは男女を含めて制限がなく、仲間になるキャラ全員に渡せる。

ストーリー終盤で大きな意味を持つ相手となるため、イベントの際に出番が増えるが、その会話差分がめちゃくちゃ多い。えっこれ全キャラ分あるの?

 

さらに没入感を高める要素として、プレイヤー自身が主人公のアレイン王子を好きになってしまう点が挙げられる。

高潔で度胸があって諦めない。主人公として100点どころか2億点くらいをたたき出す理想的なムーブには、王族の気高さを感じられずにはいられない。

特に敵対勢力からの引き抜き、勧誘の手腕はどこぞのプロデューサーみたいなスカウト能力を見せてくれる。

多感な時期に才能を見込まれて、その黄金の精神に脳を焼かれてしまった日には、おそらく元の感性には戻れないだろう。スカーレットとかは一番の被害者だと言えるし、レックスが親友なのもよくわかる。

プレイしていれば、いつの間にか後方理解者面で腕組みしたまま頷いているプレイヤーがどこかに居るはず。王子いいやつだもん。幸せになれよ。欲を言えば俺にも指輪くれよ。

 

 

最近は新作のゲームを買っておらず、飢えて渇いていたところに至高のフルコースをぶち込まれた気分でとても満足。

戦略を考える時間も、指輪を渡す相手に悩む時間も、クリア後のコンテンツも存分に楽しめたうえ、2周目の難易度ZENOIRAでもクリアした。

よく言われる「記憶を消して最初からやりたい」という感想がばっちりハマるゲームで、ボリューム感や程よい難易度がとても心地よかった。

今後は本作の攻略記事とかを書く予定。語りたいことが多すぎるが、ネタバレになるので避けた。

 

気になったらとにかく体験版をプレイだ!

 

 

 

おわり

 

 

 

1/13 トロコンしたので「おまけ」を追記

 

 

ひとめぼれとか、恋に落ちるとかはよく言ったものですが

 

ゲームにおいても、よくあることだと思うんです

 

運命的な出会いっていうと、まるでおとぎ話で、縁遠い話のようで

 

どこに転がっているかわからないんです

 

わたしは、Steamで出会うんですけどね

 

 

 

 

詩を書いたり、お話を聞いたり、楽しんでもいいし楽しまなくてもいい。

それがこの「For the GHOSTs」というゲーム。

 

 

発売して間もないゲーム。割引中だ!

 

なんだかよくわからない雰囲気を漂わせていて近寄りがたいかもしれないが、そのよくわからない雰囲気にちょっとでも惹かれたのならオススメしたい。

 

ドキドキ文芸部とか、フォルダの中身が都度更新されるとか、そういうのに弱い人には特に勧めたい。

ジムノペディとか好きならなお良い。もっと刺さる。絵が好きでも良い。

 

 

幽霊のために、プレイヤーにしかできないことがあるはず。

 

 

 

名前入力を行うことで始まる。

オッス!オラにわとり!よろしくな!

 

 

 ★概要

ざっくり例えると、選択肢を選ぶ方法が自由なノベルゲームといえる。

 

最初にYour roomについての説明を受けたらあとは自由。

詩を書いたり、自室を好きな背景や曲で彩ったり、あとから入れる誰かのチャンネルへお邪魔しても良い。

 

チュートリアルから早々にめちゃくちゃなメタ発言

ものぐさなのか、不器用なのか、キャラクターの言動だと思うと、それすらを魅力に変えられてしまうという恐ろしい手腕が垣間見える。

 

 

これはキャラクターのひとり、ねずみちゃん。かわいいね。

ウソだろ?「にわとり」とかいうネタネームがこれほどまでに世界観に溶け込むこと、今までにあったか?

 

 

これは彼女たちのチャンネル

アクセスすれば、短いやり取りが繰り返される。

 

時には質問されることもある。正しく答えるかは自由。

お願いを聞くこともできる。聞いてあげるかどうかも自由。 

 

 

自由度の高いゲーム、といえば聞こえが良いが、彼女たちのできることには限りがある。

何でもできるわけではなく、そのままでは決まり切った内容しか語れない。

フォルダで丁寧に仕切られた垣根を超えられるのは、外部から操作が可能な人物のみ。

 

 

 

 ★総括

語ったら全部ネタバレになるから語れねえよ!!な神ゲー。

世界観を大事にするゲームが好きならぶっ刺さるはず。私は黒ひげ危機一発みたいになった。

尊いとかエモいとか、じっくり読んでいると得も言われぬ感情が渦を巻いているのがわかるようになってくる。この感情に誰か名前をつけてくれよ。このままじゃ怪文書になっちまうよ。

 

BGMも、詩に選べる単語のチョイスもとにかく良い。

とりあえず雰囲気を見て気に入りそうだったら買って、最初の数分だけ遊んでみると良い。

 

 

最低限の情報だけ書くと、足りないフォルダは作れる。

さらに不要な情報を書くと、拡張子はいじれる。

2進数はちゃんと8桁区切りに修正すると解読できる。スペースは消して足りない桁は頭に0をつけろ。そういうとこやぞ。

 

 

たかだが1時間のプレイで、しこたま世界観の洗礼を浴びて脳がやられてしまった。

濃厚でファンタスティックな良作ゲームを脳から直接接種したせいで、味わいに深みが出すぎて最早エグい。

もう少し療養してから考えよう。続きを書くかもしれない。  →1/13 トロコンしたのでおまけを追記した。

 

たのむ、ぜひやってみてほしい。おれが言えるのはそれだけ。

 

 

たぶんおわり

 

 

 

 ★おまけ

トロコンを無事に終え、焼き焦がされた脳も粗熱が取れて来たので冷静に追記。

 

本作にルート分岐はなく、トロコン自体はそのまま読み進めるだけで可能となっている。

 

また、彼女たちが言及する本については、しっかりと原作となる本が存在するため、気になるのなら読んでみるといいかも。

明らかに語彙力も手法も格上どころか雲の上。そう感じる描写と表現が多すぎるので、少しでもこの美しい世界観を作り上げた原点に触れたいと思うのは当然の帰結と言えますね。私は既にリストアップしたから安心!

 

 

 

すべての物語を読み終えた今、蒙を啓けた気がする。

ということは、新たに詩が書けそうな気がする!!!

 

 

 

 

:D ←かお

 

このどうぶつさんプリセットは未来永劫語り継いでいけるくらい好き。

なんてったって、かわいいからね。

 

 

ボイスもない文章に対して、読みながら相槌を打ってしまったのはこのゲームが初めてだった。

年始から良い出会いができて嬉しいぜ。

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

気づけばこのブログは今年で10周年めでたいのかどうかわからんし、書いてて今気づいた。

よく考えたらこのブログ、10年ぶっ続けてハロウィンイメージになってるけどいいのか? わからん。

 

記念の意味を込めて、タイトル通り、初めて過去を振り返るという行いをする。珍しくふつうのブログである。

主にハマってたゲームの振り返り。選出対象はプレイ時間を基準にする。

年始にやることか?  というか振り返っているのは9周年目では??

 

 

 


1~2月…ポケモンSV

 対戦や育成にハマる。レートなども研究が進んでいなかったため、格闘テラスエーフィ鉢巻ドオーで暴れる。

 今振り返ると、試行錯誤が多くて対戦が最も楽しかった。現在はポケモンが増えているのでもっと楽しいかも。

 


3~5月…モンハンライズ

 第5弾アプデおよび最終ボーナスアプデに追加された要素で遊びまくる。

 痒いところに手が届かなかった傀異錬成に追加機能が増えたり、これまでの護石を過去にする機能が増えたりした。

 ガンランスが爆発によって野良マルチでも迷惑をかけることがなくなり、うれしすぎて野良マルチに潜りまくる。

 錬成のためのポイント稼ぎに、野良ガンランサーと空を跳びまくった。

 


6月…ピクミン/ピクミン2

 小型生物の酷使月間。リメイクが出たピクミンたちを爆速でクリアし、チャレンジモードも制覇。

 昔やったことがあった経験と知識を存分に活かして攻略できた。当時の子供たちはクリアできたのだろうか?

 この時期あたりから「そうだ、ブログに書こう」という意識が芽生えて突然更新を行うようになる。

 長年ブログを続けているのに、毎回突発的に更新していたというのもおかしな話である。

 

ピクミン 9日間クリア

 

ピクミン2 チャレンジモード制覇

 


7~8月…ハーヴェステラ

 スクエニから出た王道RPGにのめり込む。完成度が高くて世界観が極まっていて、とにかくめっちゃ面白かった。

 BGMもゴッドイーターで死ぬほど聞いた椎名豪さんの曲がマッチしていてたまらなかった。

 ハマりすぎて、まだクリアしてないのにレビュー記事を書いたくらい傾倒していた。だって楽しかったし。

 アクションとしてもかなり良く、キャラクターの描写が繊細でステキ。たまらんね。ディアンサス姐さんだいすき。

 キャラの魅力が詰まったブレイクタイムが途中でできなくなるのだけが難点。

 何個かイベントを見るだけで全く印象が変わってくるので、見ていないのであれば是非見てほしい。特にブラッカのやつ。

 

ハーヴェステラ レビュー

 


9月…火山の娘

 「ふぅん、育成シミュレーションということか。俺はその系統は結構プレイしていて……うわっ好き」ってなった。

 面白すぎて2日でトロコンするまでやり込んだ。そのバイタリティは今ではもうない……いや、あるわ。

 柔らかなタッチの画風が作品の雰囲気と絶妙にマッチしていて没入感がすごい。たまらん。

 娘を育成する要素にRPGの側面もあり、かわいいだけでなく強いという魅力も見いだせて楽しい。

 頼れる仲間たちも個性豊かで、各自それぞれに重要なストーリーが付随していて目が離せない。

 娘のデフォルトネームがお花の名前なので、それにちなんだ名前を考えるのも面白かった。最初はポピー。今日のポピー。

 この攻略記事ももちろん書いたが、アクセス数がトップクラスに増えてて笑った。需要があってよかったぜ。

 

火山の娘 レビュー

 


10~11月…魔物娘と不思議な冒険2

 体がヤンガスを求めて彷徨っていた時期にドンピシャでハマった。ローグライク欲が潤って仕方がなかった。

 明らかな癖が見え隠れする、趣味を全面に押し出した作品。キャラクターはもちろん、システムも凝っていて面白かった。

 個人製作って嘘でしょ、と思うくらいのクオリティを有していながら、その言葉通りスタッフクレジットが簡素。驚き。

 一種のなつかしさを覚えながら斬新さも同時に味わえるという、良い意味でコッテリした作品。

 ゆるくてかわいいので子供にも安心して勧められると思う。性癖は間違いなくゆがむと思うが。

 続編は鋭意製作中のようなので、指をくわえて楽しみに待ってる。

 

魔物娘と不思議な冒険2~2人の王と紡がれし約束~ レビュー

 

12月…GTA5/ポケモンSV

 ハロー!ロスサントス!なんでもありのGTAについに手を出し、無事にハマる。
 車であちこちに駆け回りながら勝手を覚えていき、カヨ・ペリコ強盗も回せるようになる。
 オプレッサーMkⅡの入手とフルカスタムまで漕ぎつけたので、一旦熱を冷ましてからSVのDLCをプレイしていた。
 強盗とポケモンのハードなローテーションは、金銭感覚と倫理観が乖離しする反復横跳びの連続で脳が狂った。
 ポケモンSVではDLC攻略とBPの荒稼ぎをメインに行った。過去作御三家の色厳選が簡単になってうれしい限り。

 ストーリー中では謎が遺されていたので、1月にもあるらしいアプデに期待が高まる。

 

Grand Theft Auto V レビュー

 

 

 

以上だ!!

 

記憶が薄れているであろう前半部分の内容が露骨に少なくて笑った。

覚えてたら来年もやる。

 

 

おわり

 

 

何かがあると桶屋が儲かるくらいの確率で新作が出ると噂されていたアーマードコアに、ついに新作が出ました。

いいタイミングが無くて買ってなかったけど、体が闘争を求めたフレンドからもらったので、暇な年末年始でクリア。

 

ロボゲーと言ったらカスタムロボくらいしかやったことなかったが、操作感も全然違うしカスタマイズも多くて楽しかった。

世界観もフロムのそれを踏襲していて、雰囲気もシステムも没入感が凄まじくて遊びやすい。

難易度が高いのはフロムだから許せ。

 

一部ネタバレがある部分は背景と同色にしておく。

 

 

Steamのリンクはこれ。

 

 

 

 

 

 

★概要

戦況にあった自分だけのACをアセンブル(カスタマイズ)して、硝煙と因縁の渦巻くルビコン3の大地を駆け抜けるアクションゲーム。

無骨なデカいタンクが派手に掃射する場面も、華奢で身軽な逆関節二脚が宙を舞いながらレーザーを撃って回る場面も、自分の手で演出できる。

シナリオには、フロムソフトウェアの出汁がこれでもかと効いていて、頭のてっぺんからつま先までどっぷり浸かって世界観を堪能できる。

敵の行動パターンや難易度調整に関してはソウルシリーズに非常に近く、そちらの経験者からすれば馴染み深い印象を覚えるかもしれない。

 

クリアまではそこまで長くないものの、シナリオは2周目以降も存在するため、最低3周しなければ全貌はつかめない。

大体の目安として、サクサク進んで30時間程度でシナリオはすべて追える。

難易度は高め。そして死にゲー。世界観もそれらに準じる。

その厳しい状況下で、自分で選択することを求められる。

 

 

★システム

スタッガ―

最初に挙げる項目ではないが、本作のメインとなるため最初に挙げる。

ソウルの強靭、SEKIROの崩しと同等のシステム。攻撃を大量に加えると体制を崩し、各種ダメージが増加する。

スタッガー状態の相手にどれだけ攻撃を叩き込めるかがキモ。

本作を良くも悪くも象徴する要素で、このシステムを理解できるかどうかで面白さが変わってくる。

 

装備とステータス

武器は両腕・両肩の4点

本体は機体性能を決める頭・胴・腕・脚のフレーム4点、ブースタ・システム・ジェネレータ・拡張機能のインナー4点の合計8点から成る。

外見は言わずもがな、性能にもかなり違いがあるため、タイプごとに好みも入れつつパーツを選んでいるだけでも非常に楽しい。

生半可な攻撃ではびくともしないタンクにしたり、ブーストを盛って機動力に優れた軽量二脚にしたり、自由なアセンブルが楽しめる。

見る項目は多いが、ざっくりまとめると実弾爆発EN(レーザー)の攻撃属性があり、自分も敵も機体によって耐性があるということをわかっていると良い。

 

ミッション

どちらか選択が可能なものもあるが、基本的には一本道。

内容は索敵のみ、雑魚処理、ボス戦など様々なバリエーションがあり、一部では見つからずに進む必要があるものも。

周回すると、元々固定だったミッションが別のミッションと選択可能になっていたり、内容が変わっていたりする。

ミッション外で探索できる要素などはなく、この中で語られる、または得られる情報がすべてとなる。

情報のもととなる情報ログは意外なところに落ちており、回収しなければわからない設定もある。また、中ボスみたいな敵がいたり、隠しパーツが拾えたりもする。

 

 

★キャラクター

フロムらしい人間味あふれるキャラクターが多数存在する。

本作では基本的に人が出てこないので、エンブレム機体で認識することになるが、言動から想像がつくような濃いキャラが多い。

ネタバレを避けて書くと下記の通り。

 

C4-621(レイヴン)

我らが主人公。黙々とミッションをこなす忠実な独立傭兵。

ACを駆ることで、実績という名の伝説を生み出すことになる人物。その最中に多くのネームドを手にかける

最終的にはルートを自らの手で選ぶことになるが、その選択のひとつひとつに犠牲を伴う

 

ウォルター

「621、仕事の時間だ」から始まるブリーフィングでお馴染みの頼れるハンドラー。

名実ともに621の保護者。ミッション中もやたらと細かな指示やアドバイスをくれる頼れる飼い主。

ミッションが進んでくるとわかるが、もはやパパ。621の扱いが悪いと露骨に機嫌を損ねるし、活躍するとほめてくれる。

どのルートでも死亡が確定しているという悲しき運命を背負う人。

手塩にかけて育てた621と本当の意味で分かり合えるのは、死亡直前か死亡後しかない。もっと恩とか返させてくれ。

 

エア

コーラルの影響で発生した、頭に直接語り掛けてくるタイプのヒロイン。

最初は冷たい印象を受けるが、ストーリーが進むにつれて人間味が溢れてくる。

621をドギマギさせる絶妙な距離感でヒロインポイントを稼ぐ狡猾な女。ウォルターとの壮絶なヒロインレースで鎬を削る。

ときどき621に対して激重感情をぶつけてくるが、ルートによってはその期待を裏切って戦うことも可能。割と強い。

どれだけ彼女に感情移入できるかで本作の面白さが変わってくるといっても過言ではない。話をよく聞いてあげるのも重要。

 

イグアス

序盤で共闘する、噛みついてくるほうのレッドガン。

エンブレムはカブトムシのヴォルタと対比するクワガタ……ではなくそれを運ぶアリ。初見だと騙された。

機体はリニアライフルとマシンガンのダブルトリガー。シールドを展開して引き撃ちする堅実な戦法を取る。

本作のラスボス。出てきた瞬間に「お前かよ」と口にした621も少なくないはず。

周回が進むにつれてお労しい状態になっているのがわかるが、撃破後のセリフからその答えを察することができる。

 

ラスティ

621を戦友呼ばわりする距離が近いさわやかイケメン。距離が近く、見せ場では活躍し、フォローも完璧。

ウォルターやエアを除くと、最初から好意的な人物は彼くらいなので、何か裏があるんじゃないかと疑ってしまう。

機体は美脚軽量二脚ダブルトリガー(近接も添えて)と欲張りセット。何度も肩を並べることになる頼れる仲間。仲間?

その正体はルビコン解放戦線のメンバー。2周目までのルートではラスボスの前座もしくは仲間とおいしいところを持っていく。

ストーリーの進行によって機体チェンジがあるという主人公もびっくりの厚遇を受けており、最後まで裏切らない。惚れるわ。

 

 

その他企業

利害とかその辺で欲に塗れたやつらがいっぱい。

ネームドキャラはその辺の執着はほぼゼロ、もしくは執着在りまくりの二極化が著しい。

 

以上である。アーキ坊や?大豊娘々?そんなのおらんぞ。

 

 

★難易度

本作で唯一気になった点。個人的な見解となるが、端的に言うと不安定

特定の地点(チェックポイント)に進むと途中からリトライできるようになる機能がある。

これを使うとAP(体力)や弾薬などの全回復に加え、アセンまで変更することができてしまう。

これが救済措置になっている反面、依存しているプレイヤーからすると、チェックポイントがないミッションは難易度が跳ね上がる。

「途中から装備を変えて再開」を念頭に置いてプレイすると体験がチープになり、かといって縛るには難易度が高く、歯がゆい点となっている。

慣れた2周目以降はほとんど使わなくなるため、1周目の難易度について余計に不安定さが際立ってしまう。

 

強敵への救済とはなるが、慣れずにアセンを組んでいる身としては「これ死んでアセン換えた方が効率良いな」と情緒もへったくれもない思考が入ってしまって、勝手に没入感が損なわれてしまった。めんどくさいオタクで申し訳ない。

逆に言うと、個人的にこれ以外に引っかかる点はなかったので、より際立って感じた要素だった。

 

 

★総括

クールでスタイリッシュなアクションロボゲーとして、長い時を経て現れた新作として文句のつけようがない神ゲー。

世界観、システム、装備のどれをとっても最上級で、繰り返すたびに上達していく感覚はソウルシリーズの体験と酷似しており、ボスの撃破時には非常に達成感を覚えられる。

ミッション内でしか語られない情報も多く、情報ログを集めていないとキャラクターへの理解が薄まるので、激戦を駆け抜けた後はゆっくり探索してみるともっと楽しいかもしれない。

 

 

 

 

★おまけ

よく使用した武装

腕部

HI-32: BU-TT/A (初期装備)

 近接武器であるパルスブレード。最初のヘリもコイツで落としたプレイヤーは多いはず。

 初期装備だからかクセが少なく扱いやすい。ソウルのロンソと同様に最後まで使える優秀な装備。

 ブースタのAB-J-137 KIKAKUと併用すると、びっくりするような速度で敵機の懐へ潜り込める。

 

VP-66LR (ミッション7つクリアで解放)

 軽量レーザーライフル。装弾数などはレーザーハンドガンに劣るが、火力や取り回しが良くダブルトリガーに向く。

 重量と性能のバランスが取れており、クイックブーストで左右に跳ねる軽量機にオススメ。

 背部武装のタレットVP-60LTと合わせるとレーザーが飛び交いまくって楽しい。

 

SG-026 HALDEMAN (ミッション7つクリアで解放)

 軽量ショットガン。ZIMMERMANより早期に解放されるため、近接アセンの場合は優先して買っておきたい。

 リロードが早く、距離を詰めてパルスブレードとかと合わせて使うとゴリゴリ削れる。

 重ショであるSG-027 ZIMMERMANの解放後はやや見劣りするが、攻撃頻度では勝るため使っていける。

 

DF-GA-08 HU-BEN (ウォッチポイント襲撃 クリアで解放)

 みんな大好きガトリングガン。距離を取って逃げ回る相手を追いかけながら撃つのに便利。

 派手で威力もあるため、両手に装備すればトリガーハッピーになれる。100発くらい撃つとオーバーヒートする。

 手数も圧倒的なため、スタッガー狙いでの採用も良い。

 

PB-033M ASHMEAD (ウォッチポイント襲撃 クリアで解放)

 男のロマン、パイルバンカー。近接武器として圧倒的な性能を誇り、ボス相手にぶち込むと面白いくらい削れる。

 短所は僅かにあるチャージ時間とリーチの短さ。スタッガー状態にねじ込めるよう、ショットガン類との併用がおすすめ。

 弱点が明確でスタッガーで隙を晒しやすいジャガーノートやカタフラクト相手にも絶大な効果を発する。

 

SG-027 ZIMMERMAN (海越え クリアで解放)

 重量ショットガン。近接戦闘ならとりあえずコレを持っておけば良い。リロードも早い。

 アサルトブーストで接近してぶっぱなして、肩武装やキックで追撃するとめちゃくちゃ削れる。

 両手にこれを担いで正面からキックと背部武装で殴り合うのは泥臭いようでいて最高効率となる場面もある。

 

 

背部

SONGBIRDS (ウォッチポイント襲撃 クリアで解放)

 爆破がロマンの2連グレネードキャノン。密集した敵機、壁際に追い込んだ敵機を吹き飛ばすのに向く。

 近接武器で距離を詰めた際のダメ押しでぶつけるのも良く、画面が爆発で覆われてとんでもないことになる。

 AC相手では回避されやすいため、図体のデカイボス相手に猛威を振るってくれる。

 

VE-60SNA (アイスワーム撃破 クリアで解放)

 アーキバスが大金をかけて作った最強武装。アイスワーム特攻兵器かと思いきや、素早い弾速と火力で普段使いに向く。

 ミッションを進めていれば1個は入手できるが、両肩に積んだ際の破壊力は圧巻。

 比較的当てやすくスタッガーにしやすい性能のため、とりあえず積んでおくと活躍してくれる。

 

VP-60LT (アイスワーム撃破 クリアで解放)

 設置型のタレット。両肩に積んで置きまくれば雑魚を散らすのにも、ボスを堕とすのにも使える。

 ボス戦時は円を描くように範囲を離れすぎずに立ち回る必要があるので、軽量機や軽タンクだとなお良い。

 防衛戦でもある程度勝手に敵を攻撃してくれるため、撃ち漏らしも減る。

 

 

 

 

使っていた機体

重量二脚(樹大枝細ドム脚)でプレイしていたが、いつの間にか極太ビームが避けられなくなってつらくなって軽量二脚に変えた。

1周目終盤~3周目クリアまでの機体はコレ。

 

なんとなくメインに白を添えてそれっぽいビビット系のラインを入れたら、細身のシルエットが魅力のナハトライアーがさらにヒロイックになり……アムドライバーだこれ。

 

 

高機動でぎゅんぎゅん回避ができて楽しく、レーザーが入り乱れて鮮やかだったのでずっと使ってた。

タレットくんは明らかに私よりAC6がうまいので、ガンガンレーザーを飛ばしてくれたのでめっちゃ助かった。

 

 

 

おわり

買ったゲームもひとまずクリアして、ポケモンSVのDLCもまだ先に迫る11月下旬。

またもSteamに彷徨うゲーム中毒者の亡霊と化していたところ、ふと目に留まるものがあった。

 

それが強盗・麻薬・殺人と犯罪のテーマパークみたいな2013年発売で未だなお衰えず人気を博するあの作品。

「Grand Theft Auto V」であった。10年前発売ってマジ?めっちゃ現役やんけ。

自分自身、マトモにGTAシリーズというものをプレイしたことはなかったが、よく配信者とかが挙ってプレイしているのを知っていた。

なので、機会があればやってみたいとは思っていたのだが、なんと2121円で売っていたので即買い。機会しかなかった。

早速フレンドにも送り付けて、オンラインライフを楽しむことになった。

 

そろそろVIが出ると言われていたが、ついに動画も公開されて話題沸騰中の本作。

ずっとセールやってる気がするが、それは気のせいかもしれない。

 

Steam版はコレ

 

 

ストーリーモードは、キャラクターを切り替えて遊ぶFPS要素が強いアクションゲーとなっているが、私が主にプレイしているオンラインモードは様々なスタイルのゲームの寄せ集めという感じ。

寄せ集めといっても、アクションFPSレースカジノ経営などといったジャンルが高水準で取り揃えられていて、非常に高いクオリティに仕上がっている

言うなれば犯罪のマリオパーティと呼んでも差し支えないはず。双方に差し支えあるだろ。

今もアップデートが続いており、ロスサントスは雪に包まれている。車は滑るし航空機は視界が狭いがロマンチックだからヨシ!

お正月モチーフのアイテムももらえるので、気に入ったら今のうちに楽しんでおいて、6の発売に備えるのも良いかもしれない。

 

今回のレビューはオンラインモードのみ。

ネタバレがあるストーリーモードのレビューはやらないのでそのまま記す。10年前に出てるのにネタバレもクソもないじゃろ。

 

 

 

★概要

ざっくりまとめると、何をやっても良いアクションゲー。

突然車を奪っても、手榴弾を投げまくっても、強盗しても、警察署に殴り込んでも、ショッピングを楽しんでも良い。

各ミッションごとに攻略条件は設けられているが、モードの全体を通すとゲームクリアという概念がない。

系統は180度違うが、どうぶつの森と同じジャンルに近い。こう書くと各所から怒られそうだが、近いジャンルが他にわからなかったので許して。

 

犯罪要素を加味しなければ、万人が入りやすいジャンルでありつつ、自分で目的を作れなければ作業感に苛まれてしまうゲームともいえる。

ソロで楽しむのももちろんアリだが、提供されるコンテンツを考えると、フレンドと一緒に楽しむのが最もオススメのプレイ方法かもしれない。

 

ちなみに、これから再三告げることになるが、初心者ほどオンラインモードに素で入る(公開セッション)には入らない方が良い。

このゲームの象徴とも呼べる公開セッションは、とにかくもうめちゃくちゃ地獄なので、理由がない限りは招待限定セッションもしくはフレンド限定セッションのどちらかに入ろう。

ストーリーモードで起動して、オプションからONLINEの項目を選択し、セッションでそれらを選べばOK。

 

 

★世界観

開始直後からラマーに連れられてレースをさせられ、流れで犯罪に加担させられまくるので、世界観に関しては文句のつけようがないくらいに確立されている。

主人公も世界にバッチリ溶け込んでおり、デフォで薬物中毒者であることは間違いなく、どんな組織にも金さえ払えば敵対してぶちのめすイカれた存在であることが示されている。地獄の沙汰も金次第とは言うが地獄どころの騒ぎではない。人類悪か何か?

 

各モードでもしっかりとストーリーが作られており、ストーリーの最後にはオチもつく。

ストーリーモードのキャラクターも登場するため、遊んでいればいるほど没入感も増す。

 

 

★システム

収集要素がかなり多く、こだわり出すとキリがないレベルで要素が豊富に揃えられている。

移動用、観賞用としてもクオリティが高い車両を筆頭に、銃火器服装施設の場所や内装などといったコンテンツは盛りだくさん。

揃えだすとお金がかかり、効率良くお金を得るためには車や武器が必要になるというスパイラルが生まれる。

このスパイラルをどれだけ上手く乗りこなすか、または楽しめるかで本作の評価が変わるだろう。

 

また、社内や室内のBGMとして設定できるラジオや、各種サービスを受けるために使用する電話など、ゲームの中にちょっとしたリアリティがあるのも魅力のひとつ。

お気に入りのラジオが設定できたり、いたずらで緊急通報してみたりと、現実ではやらないこと、できないことを楽しめるのにも細かなこだわりを感じる。

 

壁や地面に埋まる、予期せぬラグで死ぬなど、ややバグは多め。

死亡のペナルティが重くないため何とかなるが、ミッション中であったり、やり直しが面倒なエリアであったりすると手間。

昔からあるバグとしても名が知れているものもあり、修正が困難なのかもしれない。

一方で、直接課金要素に関わるからか、ゲーム内通貨に直接影響するバグやグリッジは修正される傾向にある。悪用ももちろん厳禁。

 

公開セッションに行くとPKによる初心者狩りが横行しているほか、チーターも普通にいる。

仲間がいなければ必然的に野良でマルチを募集することになる旧強盗コンテンツ類はリスクが高いので、やはり招待限定セッションなどで進めるのが良く、オンライン要素はやや弱めに感じることがあるかも。

 

 

★総括

10年目になる老舗に近いオンラインゲームとして、多くのプレイヤーを楽しませたという十分な実績を誇る神ゲー。

とりあえず遊べる要素が多く、序盤のうちは車を盗んでぶっ壊すだけでも相当に楽しい。流れるラジオが急に止まるのも、バイクで段差に引っかかって射出されるのも面白い。

慣れてきたらうまく敵を撒いたり、自慢の武器で処理したりと対応ができるようになって面白く、お金に余裕が出たらお気に入りの車をカスタマイズしたり、施設を大量に建てて資金繰りを捗らせたりと、別の面白さが追求できる。

 

基本的にやることが尽きないうえに、ミッションそっちのけで銃撃戦を始めるといった自由度の高いゲームなので、気の置けない仲間と一緒に遊ぶのを推奨する。いない?カヨ・ペリコ強盗は終始ソロでできるぞ!

特に金稼ぎのカヨ・ペリコ強盗などは周回疲れによるミスも出てくるとグダグダになるので、適度に気休めを挟みつつフレンドと遊んだほうが効率が良くなる。クールタイムも複数人でプレイしたほうが短い。

 

これだけ長くやってきているだけあって、自由度の高さ治安の悪さならそこらのオンラインゲームに負けない良さがある。

月額負担もない買い切りのゲームなので、気になるなら6が出る前の安いタイミングでプレイしてみるのをオススメする。

今なら犯罪事業スターターパックなんていうこの世の終わりみたいな悍ましい名称の追加コンテンツも内包された状態で始められ、施設や車両などがタダでもらえる機能も付いてくるので、初心者にも優しい仕様になっている。公開セッションは別。

 

システム面では多少のバグがあり、オンライン面ではチーターなどの存在があるため、安易に公開セッションには行けないものの、慣れてくれば顔を出してみるのも良いかも。

年末年始、時間があるなら手を出してみて沼に片足だけ突っ込むのも一興。

良いロスサントスライフを!!

 

 

 

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WASTED

ゲームをプレイしすぎた

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おわり

 

今日は祝日!ゲーム買うか!(爆速)

ということで早速Steamをあさりまわる。気分はまるでハイエナ。

 

 

そしたらなんと、過去に単語表を作るほどにハマり込んだ神ゲーの7 Days to End with Youの作者様が!!!

 

 

 

なんと!!! 新作を!!!!!

出しておられた!!!!!!!!

 

ドット絵がお姉さんに似てるやんけと思ってたらまさかのドンピシャ。

全然知らんかった。

 

 

 

7 Days to End with Youのレビュー記事はこちら。これも神ゲーなので是非。

 

 

 

 

 

というわけで、二度見したらカートに入ってたのでやりまーす。

 

Steamのリンクはこちら

 

 

 

 

 

★概要

本作はネタバレややり込み要素といったゲーム的な要素はかなり薄く、よくある診断系のゲームをベースにストーリーとおまけを盛り込んだ作品となっている。

やや狭いエリアで動き回り、様々な行動をもとに評価点が増えていき、その評価点が100点に到達したら診断終了となる。

特徴となるのが、選択肢に加えてプレイヤーの行動もすべてが評価に値するという点。

普遍的な「A or B」以外にも、どれだけ探索したかきちんと言うことを聞いたか最初にどこへ行ったかという項目も評価に加算される。

なんとなく行動したら評価に加算されていた、なんてことも多く、気付けば診断が終了していることも。

 

これが最初に語られる説明。自分のペースで選択を進めていくうちに、主人公の性格がどんどん変わっていく。

 

 

 

なんと配信者向けの案内もある。配慮がすげー。

ここからわかるように、選択時間も重要な評価点となる。

 

 

グラフィック/音楽

前作でもおなじみの退廃的な世界観は、好きな人にはたまらなく刺さる。

キャラクターは人以外が多く、物語を盛り上げる個性豊かなキャラクターが揃っている。

そんな中でも、情報量が少なくなりがちなドット絵もしっかり動く。もちろん表情差分も完備。

登場人物が少なかった前作とは異なり、エリアにいるデフォルメされたキャラクターどうしの掛け合いは、見ていて心が温まる。

 

こういうミニゲームもたくさん。これはコーヒーを淹れて提供するやつ。あれは……VA-11 Hall-A!?

前作で出てきたあの単語も出てくる。まさかこの人は……!!

 

音楽も穏やかでありつつ寂しげ。雰囲気描写を損なわないどころか盛り上げてくれる。

診断テストだと見て甘く見ていると、時折描写される過去の風景から思わぬボディーブロー(感動)を食らうことも。

 

 

 

★システム

前述したように、行動のほぼすべてが評価点となる。

100に達したら終了だが、救済措置として進行度を50までリセットさせてくれるイベントがある(マップ移動時のみ?)。

 

結果自体は1周だけでも表示されるが、隠し項目の閲覧が可能になるなどの診断は3周目まで続く。

そのため、ストーリークリアとして扱われることを加味しても、3周することを前提としたゲームデザインとなっている。

エリアはそこまで広くなく、1周して見終えたイベントは流してしまえるため、クリアにはだいたい2~3時間程度あれば良い。

 

なお、分析結果も3周分のみが記録されるため、攻略情報などを見るよりも3周を終えてしまった方が良い。

この3周分があなたの診断結果となるので、なるべく初見でいたい、唯一の取返しの付かない要素ともいえる。

 

 

 

最終的にはこんな感じに評価される。

全体から見て何%だったかもわかる。

クックック、これは誰もやってないだろって思ってても割とみんなやってる。

 

3周クリアすると分析結果も表示される。プレイ時間はもちろんのこと、クリックした回数なんかもわかる。せっかちがバレるぞ。

 

 

★総括

フレーバー程度に香るテキストと描写がオシャレな、性格診断もできちゃう良作RPG。

ふーん、ただの診断ゲーでしょ、とナメてかかると思わず悩んでしまう場面が出たり、割と手ごたえがあるミニゲームに心を踊らされたりする。

いきなりコーヒー提供ゲームが始まったり、防衛戦が始まったり、しかもその選択時間や操作すら評価点になっていたりと侮れない。

プレイヤーの素の行動を引き出してくる楽しいゲームだった。

 

また、それに加えて選択肢は3択が多く、おそらくほとんどのプレイヤーが

1周目「お行儀の良い選択(ゲームの要素を台無しにしない選択)」

2周目「さっきできなかったけど見てみたい選択(本当に選びたい選択)」

3周目「余った選択(もっとも選ばなかった選択)」

となりやすいため、それを診断に落とし込んでいるのが素晴らしかった。

診断されてる気分もやや薄れるし、何より没入感が出てくる。

やり直しがきかないこともあって、その1回の選択に重みが生まれるのである。

ひねくれもののためにも、プレイヤーの選択率が出てくるのも面白かった。信号機を壊すのは少数派か……。

 

欲を言えば短い。これに尽きる。エリア内のコンテンツは1.5周程度あれば見終えてしまう。

世界観の掘り下げは、診断とはまた別の方向へ向かってしまうので、掘り下げを最小限に抑えるのは間違いない。

謎解き要素がなくても良いし、エンディングが多数に分かれる必要もない。

だけどその世界観が見たいと思うのは、ファンのエゴなのだ。

うおォン、うつわちゃんと博士のゆるふわ世界観をもっと見せろ。さびしい。さびしい。思い出くれ。

 

タイトルは直球で、自分の再発見というドストレートなネーミング。個人的には何かのアナグラムだと思っていたので、てっきりRefind Self→Friend (selfのアナグラム)だとばかり考えていた。違った。

 

まとめてしまうと、短く遊べる診断ゲー

壮大なストーリーを期待するものではないことを頭に入れておきたい。

かといって、診断は選択肢だけではないので自由度は高く、ややノベルゲームに似た雰囲気を味わえる。

診断を試したい人も、前作ファンで遊んでみたい人も、プレイしていてきっと楽しいはず。

 

そうでなくてもミニゲームのジャンルが幅広いので、そちらでハマるものも結構ある。

私の場合はアクションのやつが楽しかった。

また、ちなみに3周クリアすると分析結果以外に解放されるミニゲームがある。

どちらが多数派かという2択を選ぶことによって、自分がどれだけ人間についてわかっているかを試せるのだが、これが結構奥深い。

現時点では犬派より猫派のほうが多かった。私は犬派でした。わんわんお。

 

また、診断結果は友達と比較したり、世界中の知らない誰かと比較することもできる。

見比べていると結構楽しいが、友達はついてこない。再度告げる。友達はついてこない。

博士の気持ち、わかる気がするだろ?

 

 

 

 

おまけ

 

私の性格診断結果はコレ

通常性格は 真の性格も 真逆の性格は哲学者

侍ばっかじゃねーか! 潔い生き様になるといいですね!(他人事)

 

武士に二言はないのでここでおわり