開けろ!ロスサントス市警だ!!(Grand Theft Auto Vレビュー) | 赤のブログ

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インディーズゲームやレトロゲームとかが多めかもしれない
更新は気分なので、突然めっちゃ増えたり半年放置したりする

買ったゲームもひとまずクリアして、ポケモンSVのDLCもまだ先に迫る11月下旬。

またもSteamに彷徨うゲーム中毒者の亡霊と化していたところ、ふと目に留まるものがあった。

 

それが強盗・麻薬・殺人と犯罪のテーマパークみたいな2013年発売で未だなお衰えず人気を博するあの作品。

「Grand Theft Auto V」であった。10年前発売ってマジ?めっちゃ現役やんけ。

自分自身、マトモにGTAシリーズというものをプレイしたことはなかったが、よく配信者とかが挙ってプレイしているのを知っていた。

なので、機会があればやってみたいとは思っていたのだが、なんと2121円で売っていたので即買い。機会しかなかった。

早速フレンドにも送り付けて、オンラインライフを楽しむことになった。

 

そろそろVIが出ると言われていたが、ついに動画も公開されて話題沸騰中の本作。

ずっとセールやってる気がするが、それは気のせいかもしれない。

 

Steam版はコレ

 

 

ストーリーモードは、キャラクターを切り替えて遊ぶFPS要素が強いアクションゲーとなっているが、私が主にプレイしているオンラインモードは様々なスタイルのゲームの寄せ集めという感じ。

寄せ集めといっても、アクションFPSレースカジノ経営などといったジャンルが高水準で取り揃えられていて、非常に高いクオリティに仕上がっている

言うなれば犯罪のマリオパーティと呼んでも差し支えないはず。双方に差し支えあるだろ。

今もアップデートが続いており、ロスサントスは雪に包まれている。車は滑るし航空機は視界が狭いがロマンチックだからヨシ!

お正月モチーフのアイテムももらえるので、気に入ったら今のうちに楽しんでおいて、6の発売に備えるのも良いかもしれない。

 

今回のレビューはオンラインモードのみ。

ネタバレがあるストーリーモードのレビューはやらないのでそのまま記す。10年前に出てるのにネタバレもクソもないじゃろ。

 

 

 

★概要

ざっくりまとめると、何をやっても良いアクションゲー。

突然車を奪っても、手榴弾を投げまくっても、強盗しても、警察署に殴り込んでも、ショッピングを楽しんでも良い。

各ミッションごとに攻略条件は設けられているが、モードの全体を通すとゲームクリアという概念がない。

系統は180度違うが、どうぶつの森と同じジャンルに近い。こう書くと各所から怒られそうだが、近いジャンルが他にわからなかったので許して。

 

犯罪要素を加味しなければ、万人が入りやすいジャンルでありつつ、自分で目的を作れなければ作業感に苛まれてしまうゲームともいえる。

ソロで楽しむのももちろんアリだが、提供されるコンテンツを考えると、フレンドと一緒に楽しむのが最もオススメのプレイ方法かもしれない。

 

ちなみに、これから再三告げることになるが、初心者ほどオンラインモードに素で入る(公開セッション)には入らない方が良い。

このゲームの象徴とも呼べる公開セッションは、とにかくもうめちゃくちゃ地獄なので、理由がない限りは招待限定セッションもしくはフレンド限定セッションのどちらかに入ろう。

ストーリーモードで起動して、オプションからONLINEの項目を選択し、セッションでそれらを選べばOK。

 

 

★世界観

開始直後からラマーに連れられてレースをさせられ、流れで犯罪に加担させられまくるので、世界観に関しては文句のつけようがないくらいに確立されている。

主人公も世界にバッチリ溶け込んでおり、デフォで薬物中毒者であることは間違いなく、どんな組織にも金さえ払えば敵対してぶちのめすイカれた存在であることが示されている。地獄の沙汰も金次第とは言うが地獄どころの騒ぎではない。人類悪か何か?

 

各モードでもしっかりとストーリーが作られており、ストーリーの最後にはオチもつく。

ストーリーモードのキャラクターも登場するため、遊んでいればいるほど没入感も増す。

 

 

★システム

収集要素がかなり多く、こだわり出すとキリがないレベルで要素が豊富に揃えられている。

移動用、観賞用としてもクオリティが高い車両を筆頭に、銃火器服装施設の場所や内装などといったコンテンツは盛りだくさん。

揃えだすとお金がかかり、効率良くお金を得るためには車や武器が必要になるというスパイラルが生まれる。

このスパイラルをどれだけ上手く乗りこなすか、または楽しめるかで本作の評価が変わるだろう。

 

また、社内や室内のBGMとして設定できるラジオや、各種サービスを受けるために使用する電話など、ゲームの中にちょっとしたリアリティがあるのも魅力のひとつ。

お気に入りのラジオが設定できたり、いたずらで緊急通報してみたりと、現実ではやらないこと、できないことを楽しめるのにも細かなこだわりを感じる。

 

壁や地面に埋まる、予期せぬラグで死ぬなど、ややバグは多め。

死亡のペナルティが重くないため何とかなるが、ミッション中であったり、やり直しが面倒なエリアであったりすると手間。

昔からあるバグとしても名が知れているものもあり、修正が困難なのかもしれない。

一方で、直接課金要素に関わるからか、ゲーム内通貨に直接影響するバグやグリッジは修正される傾向にある。悪用ももちろん厳禁。

 

公開セッションに行くとPKによる初心者狩りが横行しているほか、チーターも普通にいる。

仲間がいなければ必然的に野良でマルチを募集することになる旧強盗コンテンツ類はリスクが高いので、やはり招待限定セッションなどで進めるのが良く、オンライン要素はやや弱めに感じることがあるかも。

 

 

★総括

10年目になる老舗に近いオンラインゲームとして、多くのプレイヤーを楽しませたという十分な実績を誇る神ゲー。

とりあえず遊べる要素が多く、序盤のうちは車を盗んでぶっ壊すだけでも相当に楽しい。流れるラジオが急に止まるのも、バイクで段差に引っかかって射出されるのも面白い。

慣れてきたらうまく敵を撒いたり、自慢の武器で処理したりと対応ができるようになって面白く、お金に余裕が出たらお気に入りの車をカスタマイズしたり、施設を大量に建てて資金繰りを捗らせたりと、別の面白さが追求できる。

 

基本的にやることが尽きないうえに、ミッションそっちのけで銃撃戦を始めるといった自由度の高いゲームなので、気の置けない仲間と一緒に遊ぶのを推奨する。いない?カヨ・ペリコ強盗は終始ソロでできるぞ!

特に金稼ぎのカヨ・ペリコ強盗などは周回疲れによるミスも出てくるとグダグダになるので、適度に気休めを挟みつつフレンドと遊んだほうが効率が良くなる。クールタイムも複数人でプレイしたほうが短い。

 

これだけ長くやってきているだけあって、自由度の高さ治安の悪さならそこらのオンラインゲームに負けない良さがある。

月額負担もない買い切りのゲームなので、気になるなら6が出る前の安いタイミングでプレイしてみるのをオススメする。

今なら犯罪事業スターターパックなんていうこの世の終わりみたいな悍ましい名称の追加コンテンツも内包された状態で始められ、施設や車両などがタダでもらえる機能も付いてくるので、初心者にも優しい仕様になっている。公開セッションは別。

 

システム面では多少のバグがあり、オンライン面ではチーターなどの存在があるため、安易に公開セッションには行けないものの、慣れてくれば顔を出してみるのも良いかも。

年末年始、時間があるなら手を出してみて沼に片足だけ突っ込むのも一興。

良いロスサントスライフを!!

 

 

 

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WASTED

ゲームをプレイしすぎた

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おわり