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先日、SNSで
「英検1級を持っている人って、
雲の上の存在に感じる」
という投稿を見ました。
その投稿には、
「わかります」
「私もそう思います」
というコメントがたくさん。
「あぁ、みんな同じように
感じているんだなぁ」
と思いました。
私は今、英検1級を持っています。
でも実は、
この気持ち、めちゃくちゃわかります。
私自身も昔は、
「英検1級なんて、
特別な人が受ける試験」
だと思っていたからです。
以前、
「英検1級は、
英字新聞を毎日読んでも
受からない試験」
と聞いたことがありました。
当時の私は、
英字新聞なんて読んだこともない。
英語がびっしり書かれた新聞を見ても、
「読みたい!」
なんて1ミリも思わない(笑)
だから、
「そんな人でも受からないなら、
私には絶対無理じゃん」
と思っていました。

でも、今なら思います。
そりゃ、英字新聞を
毎日読んでいるだけでは
受からないよね。
だって、
英検1級に合格するための勉強とは
また違うから。
そしてもう一つ。
当時の私は、
英検1級を持っている人=
神様から特別な英語の才能を
与えられた人
くらいに思っていました(笑)
でも、
準1級に合格して、
1級にも合格して、
さらにたくさんの生徒さんの
合格まで見てきた今、
はっきり思うことがあります。
そんなこと、全然ありません。
私だって、
至って普通の人間です。
なんなら昔、
就職試験の面接で
「あなたは英語ができないですね」
と言われて、
内定をもらえなかったことがあります。
文法もぐちゃぐちゃ。
英語もろくに話せない。
そんな私でも、
英検1級に合格しました。
これって、
私の頭が
ものすごくいいからでしょうか?
特別な才能があったからでしょうか?
違います。
断じて違います。
(自分ではっきり否定して、
ちょっと悲しい。笑)
私のところへ相談に来られる方からも、
「私なんかが準1級を
目指していいんでしょうか?」
「準1級ギリギリだった私が
1級なんて目指していいんでしょうか?」
と聞かれることがあります。
でも私は、
2級に合格する力があるなら、
準1級に挑戦する土台はある。
あの難しい準1級に合格できたなら、
1級に挑戦する土台だってある。
そう思っています。
まずは、
そこまで英語力を身につけてきた
自分の努力を疑わないでほしい。

じゃあ、
実際に合格する人と、
なかなか届かない人。
何が違うのか。
私がたくさんの生徒さんを見てきて
感じる大きな違いの一つが、
「必要な量をやっているか」
です。
「英作文がなかなか書けません」
という方に、
「私は1級受験のとき、
英作文を100本書きましたよ」
と話すと、
「あ……そこまでやってないです」
となる。
「二次試験のスピーチが
なかなか口から出てきません」
という方に、
「合格した生徒さん、
150本くらいスピーチやってましたよ」
と話すと、
「なるほど。まだまだですね」
となる。
単語が覚えられないなら、
何度も何度も見る。
英作文が書けないなら、
何本も書く。
長文が読めないなら、
繰り返し読む。
実際、
長文で8割取って合格された生徒さんは、
同じ長文を1日に10回読む
ということまでされていました。
その方が言っていた言葉が
今でも印象に残っています。
「私は他の人よりできない。
スタート地点が
後ろにいることもわかっています。
だから、やるしかないんです。
追いつくためには
人と同じ量じゃダメなんです」
そして、
準1級ギリギリ合格から
1級に合格された方も、
「準1級ギリギリだったから、
英語力がまだ足りないことは
自分でもわかっています。
だから人の2倍、3倍
やらなきゃいけないんです」
と言っていました。
そして本当に、
それだけの量をやっていました。
だから、
今できないからといって、
「私には才能がない」
と決めつけなくていいと思うんです。
まだ、
できるようになるまでの量に
届いていないだけかもしれない。
英検1級は雲の上。
準1級なんて私には無理。
そんなふうに
自分で自分の可能性を
閉じてしまわなくて大丈夫。
私がこれまで見てきた生徒さんも、
最初から英語力が
ものすごく高かった
わけではありません。
時間がたくさんあった
わけでもありません。
それでも、
必要なことを繰り返して、
量を積み重ねていった。
そしてあるとき、
「あ、前より読める」
「英作文が書けるようになった」
「単語がわかる」
と、
今まで見えなかった景色が
見えるようになっていきました。
それは奇跡でも、
才能でもない。
その人自身が
積み重ねてきた努力の結果です。
だから、
「私には無理なのかも」
と思ったときこそ、
才能があるかどうかを
考えるのではなく、
「じゃあ、できるようになるために
私は何を、どれくらいやる?」
そこを考えてみてください。
今できないことと、
これからもできないことは、
まったく別です。
ただ、
「量が必要なのはわかった。
でも、一人だと
なかなか続けられない…」
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