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今日、お試しコーチングの
初回セッションで、
とても印象的な出来事がありました。
その方は英検1級を目指して、
この1年間、
本気で勉強をしてきた方でした。
1月の試験も、全力で挑んだそうです。
ただ結果は、あと少し届かず。
点数でいうと、あと少し。
本当にもう一歩というところでした。
試験が終わって約1か月。
「正直、何も勉強できていません」
そうおっしゃっていました。
単語帳すら開けない。
勉強しなきゃと思うのに、手が動かない。
そしてぽつりと、
「モチベーションが上がらないんです」
と話してくださいました。
「また頑張って、
もしダメだったらと思うと…
正直、傷つくのが怖いんです」
そう、言われていました。

きっとこの1年間、
本気で取り組んできたからこそ
そう感じてしまうんだと思います。
本気でやればやるほど、
結果が出なかったときの痛みは
大きいんですよね。
ただ、
これまで取り組んできたことや
今回の試験結果を聞いていると、
その方がどれだけ本気で勉強してきたのかが
自然と伝わってきました。
だから私は、こうお伝えしました。
「今回の試験、最後の最後まで
集中力を切らさずに解きられましたね。」
「結果を見ると、
どれだけ努力したかわかります。
本当に、よく頑張りましたね」
そうお伝えした瞬間でした。
その方の目から、
涙がぽろぽろと溢れてきたんです。
そして、
「今まで頑張ってきた自分を、
初めて認められた気がします」
そう言ってくださいました。
きっとこの1年間、
必死に前に進んできたのに、
「まだ足りない」
「もっとできたはず」
そんなふうに
自分を責めていたのかもしれません。
だからこそ、
「頑張りましたね」
という言葉を聞いた瞬間、
気持ちがほどけたのだと思います。
そして最後に、
「デトックスになりました」
「また勉強を再開できそうです!」
と笑顔で言ってくださいました。

実は今の時期、
同じように
「モチベーションが上がらない」
と感じている方は少なくありません。
もし今、
単語帳を開く気力が出ないとか、
勉強しなきゃと思うのに体が動かないとか、
そんな状態だとしても、
それは決して
「自分がダメだから」ではありません。
むしろそれは、
それだけ本気で頑張ってきた証拠
だと思うんです。
本気で取り組んできたからこそ、
結果が出なかったときに
心も体も一度立ち止まってしまう。
それだけ、
全力で走ってきたということなんですよね。
とはいえ、
「やっぱり合格したい」
という気持ちは、
簡単には消えないものです。
ちょっと今の時期に聞くと
しんどい言葉かもしれないですが、
この時期だからこそ
あえてお伝えさせてください。
大事なのは、
転ばないことではなく
どう立ち上がるか。
です。
大人になると、
傷つかないように
恥をかかないように
失敗しないように
自然と自分を守るようになります。
でも英検準1級や1級のような
難しい試験に挑戦すると、
悔しい
苦しい
傷つく
そんな感情に
久しぶりに出会うことがあります。
でも私は、
この「傷つく経験」こそが
成長のチャンスだと思っています。
本気でやらなければ、
痛くも痒くもありません。
本気で走ったからこそ、
転んだときに痛いんです。
そのときに、
「もう傷つきたくない」と終わるのか。
それでも「ゴールしたい」と立ち上がるのか。
ここで、
結果は変わってくるのではないかと思います。
英検という試験は、
転んだあとに
もう一度立ち上がれるかどうか
を試されている試験
でもあるのかもしれません。
私はこれまでたくさんの生徒さんを見てきて、
そして自分自身も何度も転びながら思うのは、
弱くなっているときこそ
人は成長できるということです。
このチャンスは、
誰にでも来るものではありません。
本気で挑戦した人にだけ
訪れるチャンスです。
だからもし今、
「もうダメかもしれない」
「また傷つくのは怖い」
そんな気持ちがあるとしたら、
それは
もう一度立ち上がれるチャンス
が来ているのかもしれません。
だから、一番しんどいこの時期に
あえてお伝えさせてください。
英検準1級、1級は
本気で取り組めば
必ず合格できる試験です。
だからもし今、
少し止まってしまっていたとしても、
またもう一度、
立ち上がってみてほしいんです。
本気で走ってきた人なら、
きっともう一度走り出せると
私は信じています。
今日は、
ここまで頑張ってきた自分を褒めて、
傷ついた自分をしっかり慰めて、
ゆっくり休みましょう。
そしてまた明日、
少しずつ前に進めば大丈夫です。
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