日経新聞「春秋」から学ぶ、MOSO はっくしょん! -3ページ目

書評その2~チャンスは人からもらいなさい 著者:秋田英澪子

チャンスは人からもらいなさい/秋田英澪子
¥1,397
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「チャンスは人からもらいなさい」

という青春出版社から出版された本を読んだ。

この本の著者である秋田英澪子さんは、100冊倶楽部に参加している人で、何回かお会いしたことがあるけど、とてもエネルギッシュな人だ。

本の内容は、チャンスをものにするための工夫する方法が主である。

しかし、字が大きくて、とても見やすく、読みやすいと感じた。

どれもすぐに実行できそうな基本的なことが書いてある。

その中で特に、「これはいい!!」と思ったことがある。

それは、「お礼メールは出さない」という141ページから144ページまでテーマである。

私は、何回か講演会に出たことがあるし、個人的に話を伺いに知り合いの伝手を辿って訪ねたこともある。

終わった後に、お礼のメールを出さなきゃなぁ…と思って、出したこともある。でも、メールじゃあまり気持ちがこもらないかも…と思ったことが何度かあり、手紙を出すようにしていた。

でも、この手紙。話が終わって家に帰ると、夜遅くなったりして、疲れて書けない。数日後に出すこともあったけど、そのまま忘れてしまう事もあった。

なんて俺は駄目な人間なんだろう…と思ったこともある。

だけど、この本に、そんな怠惰な俺の気持ちを出さない仕組みが書いてあった。

「あらかじめ、切手を貼った葉書を用意して、話を聞いて別れた後にすぐにその葉書にお礼の手紙を書く。そして、帰りにそのままポストに投函する。」

これは…と思った。


そっか、あらかじめ手帳に、葉書を挟んでおけばいいんだ!!

この発想はなかった。

俺は、字や絵を描くのが好きだから、手紙を書くのも好きだ。

だから、これから、この方法を採用する。


他にも、怠惰な自分をうまく活用する仕組みの作り方が書いてあって、なかなか良い。立ち読みでもすぐに読めてしまうと思う。


この時期に、この本を知っている人が書いてくれたのは、とても嬉しいです。


追記
また、本書において、「恩送り」という考え方があります。(33ページから36ページ)

これは、恩を受けたら、その人に返すのではなく、他に人に同じような恩を送る。

というものです。

この考え方は、常富さんのサイトにて詳細に提示されております。
常富@図解思考塾【http://navi.tsunesanzukai.info/

常富さんは、現在、1000人の夢を図解するという目標を立てて、活動しております。

私も、自分の夢を図解にしてもらいました。

その結果、現在、やりたいことが明確になって、だんだんと色んな情報を集められるようになっています。

とても面白い人をやる人です。


私の夢:他にはない語学学校を作る。

http://ameblo.jp/cafe-cha/entry-10525323298.html


春秋から学ぶアイディアはっくしょん~5月22日の春秋

本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】


5月22日(土)、皆様こんばんは。中国語では晩上好!!

今日は、とても暑い日でした。

しかし、明日は19度と少し肌寒くなるそうです。

体調管理が難しい時期になっています。

はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。

はじめに

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html

春秋の読み方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html

アイディアの生まれ方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html


ポイントは、4つ。

①書き出しのキーワードを探す

②最後のキーワードが何になるのか考える

③最後のキーワードを探す

④読み終わった後に、春秋に題をつける。


それでは、読んでみて下さい。

<5月21日の春秋です>


▼カンを読むかブツを追うか。などと警察では言う。犯人を挙げるための、2つの大きな道である。カン(鑑)というのは被害者をめぐる様々な事情。ブツ(物)とは遺留品などの物証だ。それぞれを地道に調べて刑事たちは真相に迫る。

▼3月に黄海で起きた韓国海軍の哨戒艦沈没について、欧米の専門家も加わった調査団が報告書をまとめた。カンの線からも犯人像が浮かんではいたが、報告書は決め手になるブツを並べて北朝鮮の仕業と断じている。沈没は魚雷が原因で、かの国の潜水艇から発射されたという以外に説明がつかない、との指摘だ。

▼魚雷のスクリューなどは、北朝鮮の資料に出てくる「CHT―02D」の設計図とピタリ一致したという。「1番」というハングル表記も、かつて韓国が入手した北朝鮮製魚雷と同じらしい。ここまで動かぬ証拠を突きつけられたら神妙にするかと思いきや、謀略だ、でっち上げだと相変わらずの開き直りである。

▼国際社会の結束が試されるところだが、足並みはそろうだろうか。わが拉致被害者家族の怒りもよそに、米国によるテロ支援国家の指定だって外されたままなのだ。犯人を追いつめるにはカンとブツに加え、モク、つまり目撃も大いに役立つ。数々の無法を目の当たりにしてきたニッポンに、できることはあろう。


さて、整理してみましょう。


(1)最初のキーワード:カンを読むかブツを追うか。

このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?


カンかブツか→経験か証拠か→ベテランか新人か→意見の対立はこういうところから生まれる→どちらも正解→ようは、採用したらそこをゴールに向かって頑張れるか


と私は考えました。


(2)最後のキーワード:ニッポンにできることはあろう。

カンかブツか というキーワードから日本全体の方向性に繋げている。

カンというのが、被害者を巡る様々な事情という意味があるとは知らなかった。勘だとばかり思っていた。

ブツはなんとなくイメージはできる。モクというのもでてくるとは、目撃者という意味なんだ。

警察用語は特に知らない言葉が多い。

日本国内の出来事も、国外の出来事もすべて繋がるものがある。

そういえば、国際人という言葉を使うのは日本人だけだ・・・という話を聞いたことがある。

アメリカ人はアメリカ人。フランス人はフランス人。中国人は中国人。という意識を強く持っている。

その中で、日本人だけは、国際人を目指すという言葉を使っている。

これが、いいことなのか、よくないことなのかはわからない。

ただ、日本は他の国と何か違うような気がする。


こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。

「解決には様々な視点が必要!!」

春秋から学ぶアイディアはっくしょん~5月20日の春秋

本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】


5月21日(金)、皆様おはようございます。中国語では、早上好!!

今日は、とても暑くなりそうです。

職場では、まだクールビズではないので、スーツを着ます。

エアコンも入れてはいけないです。

そのような中で、気持ちだけはクールに頑張っていこうと思います。

はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。

はじめに

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html

春秋の読み方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html

アイディアの生まれ方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html


ポイントは、4つ。

①書き出しのキーワードを探す

②最後のキーワードが何になるのか考える

③最後のキーワードを探す

④読み終わった後に、春秋に題をつける。


それでは、読んでみて下さい。

<5月20日の春秋です>


▼60歳を過ぎて随筆を書き始めた女優の沢村貞子は、知らない言葉があると、意味を調べてはせっせと手帳に書き留めていた。ベンチャービジネス(知識集約型中小企業)、アフォリズム(金言、定義)などなど。カタカナ語が多かった。

▼その中に、森羅万象(しんらまんぞう)と記したメモがあった。生前の貞子と親しかった人と一緒に見つめていて、「しんらばんしょうだと思っていたのに、まんぞうとも読むと知ってうれしかったんだろう」と納得しあった。不思議なのは、わずかな字面にも彼女の好奇心や覚える喜びがにじんでいることだった。

▼文科相の諮問からはや5年、きのうの文化審議会国語分科会が今の常用漢字表に代わる新漢字表案を了承した。年内に新旧交代の運びという。結局、今より191字多い2136字にすることでまとまったが、広大な漢字の森に線を引いて内外に分ける作業である。誰もが納得する方法などもとよりありはしない。

▼だから線引きにはあまりとらわれないことだ。例えば、柿は新しく入り鷹は入り損ねた。決めた側に理屈はあるが、表自身がいう「社会生活における漢字使用の目安」以上のものではなかろう。それも緩やかな目安。お上の決めごとだからと森羅万象への好奇心に線を引く道具にする。そんな心配が頭をかすめる。


さて、整理してみましょう。


(1)最初のキーワード:60歳を過ぎて随筆を書き始めた女優

このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?


60歳を過ぎて→ものごとを始めるのに年齢は関係ない→特に、脳を使うものに関しては特に言える→さまざまな人が生きていくためには、棲み分けが重要→たとえば、若者は体力と0からのアイディア、高齢者は経験とミックスされたアイディア→それらが相互に組み合わさって、わくわくする世の中になるとよい→今年は生物多様性元年→COP10の国際会議が名古屋で開かれる→人間の世界だけでなく、さまざまな生物が棲み分けながらよりよい地球になってくと良いと思う。→片方だけが良いのではなく、ギブアンドテイクの世の中がいいのかもしれない。


と私は考えました。


(2)最後のキーワード:心配が頭をかすめる。

沢村貞子さんの名前は知ってはいるが、どんな人かは全く知らなかった。今回ちょっと調べてみて、浅草出身だと知った。勤務地が浅草にとても近いし、今度浅草に住む予定なので、「わたしの浅草」というエッセイを読んでみようと思う。さっきアマゾンで買ってしまった。漢字もそうなのだが、教育内容を年齢で区切るというのはどうなんだろう…と思う。もっと基準を高くしてしまってもいいのではないかと思う。たとえば、中学受験をする小学生は、勉強内容は中学レベルのものを勉強している。大学受験を目的とする中高一貫校では、中学3年生で高校一年生の勉強を行う。こう考えると、もともとの勉強の基準を高くした方がいいのではないかなぁ…と思う。社会の体制として、もっと若い年齢で仕事ができるようにした方がいいと思う。鳶職や職人業では、大学卒よりも中学卒の方が能力を磨けるという話を聞いたことがある。それでもいいじゃないか・・・と思う。


こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。

「限界は自分が決める!!」