春秋から学ぶアイディアはっくしょん~5月20日の春秋 | 日経新聞「春秋」から学ぶ、MOSO はっくしょん!

春秋から学ぶアイディアはっくしょん~5月20日の春秋

本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】


5月21日(金)、皆様おはようございます。中国語では、早上好!!

今日は、とても暑くなりそうです。

職場では、まだクールビズではないので、スーツを着ます。

エアコンも入れてはいけないです。

そのような中で、気持ちだけはクールに頑張っていこうと思います。

はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。

はじめに

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html

春秋の読み方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html

アイディアの生まれ方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html


ポイントは、4つ。

①書き出しのキーワードを探す

②最後のキーワードが何になるのか考える

③最後のキーワードを探す

④読み終わった後に、春秋に題をつける。


それでは、読んでみて下さい。

<5月20日の春秋です>


▼60歳を過ぎて随筆を書き始めた女優の沢村貞子は、知らない言葉があると、意味を調べてはせっせと手帳に書き留めていた。ベンチャービジネス(知識集約型中小企業)、アフォリズム(金言、定義)などなど。カタカナ語が多かった。

▼その中に、森羅万象(しんらまんぞう)と記したメモがあった。生前の貞子と親しかった人と一緒に見つめていて、「しんらばんしょうだと思っていたのに、まんぞうとも読むと知ってうれしかったんだろう」と納得しあった。不思議なのは、わずかな字面にも彼女の好奇心や覚える喜びがにじんでいることだった。

▼文科相の諮問からはや5年、きのうの文化審議会国語分科会が今の常用漢字表に代わる新漢字表案を了承した。年内に新旧交代の運びという。結局、今より191字多い2136字にすることでまとまったが、広大な漢字の森に線を引いて内外に分ける作業である。誰もが納得する方法などもとよりありはしない。

▼だから線引きにはあまりとらわれないことだ。例えば、柿は新しく入り鷹は入り損ねた。決めた側に理屈はあるが、表自身がいう「社会生活における漢字使用の目安」以上のものではなかろう。それも緩やかな目安。お上の決めごとだからと森羅万象への好奇心に線を引く道具にする。そんな心配が頭をかすめる。


さて、整理してみましょう。


(1)最初のキーワード:60歳を過ぎて随筆を書き始めた女優

このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?


60歳を過ぎて→ものごとを始めるのに年齢は関係ない→特に、脳を使うものに関しては特に言える→さまざまな人が生きていくためには、棲み分けが重要→たとえば、若者は体力と0からのアイディア、高齢者は経験とミックスされたアイディア→それらが相互に組み合わさって、わくわくする世の中になるとよい→今年は生物多様性元年→COP10の国際会議が名古屋で開かれる→人間の世界だけでなく、さまざまな生物が棲み分けながらよりよい地球になってくと良いと思う。→片方だけが良いのではなく、ギブアンドテイクの世の中がいいのかもしれない。


と私は考えました。


(2)最後のキーワード:心配が頭をかすめる。

沢村貞子さんの名前は知ってはいるが、どんな人かは全く知らなかった。今回ちょっと調べてみて、浅草出身だと知った。勤務地が浅草にとても近いし、今度浅草に住む予定なので、「わたしの浅草」というエッセイを読んでみようと思う。さっきアマゾンで買ってしまった。漢字もそうなのだが、教育内容を年齢で区切るというのはどうなんだろう…と思う。もっと基準を高くしてしまってもいいのではないかと思う。たとえば、中学受験をする小学生は、勉強内容は中学レベルのものを勉強している。大学受験を目的とする中高一貫校では、中学3年生で高校一年生の勉強を行う。こう考えると、もともとの勉強の基準を高くした方がいいのではないかなぁ…と思う。社会の体制として、もっと若い年齢で仕事ができるようにした方がいいと思う。鳶職や職人業では、大学卒よりも中学卒の方が能力を磨けるという話を聞いたことがある。それでもいいじゃないか・・・と思う。


こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。

「限界は自分が決める!!」