春秋から学ぶアイディアはっくしょん~5月22日の春秋 | 日経新聞「春秋」から学ぶ、MOSO はっくしょん!

春秋から学ぶアイディアはっくしょん~5月22日の春秋

本日の【春秋から学ぶアイディアhacks】


5月22日(土)、皆様こんばんは。中国語では晩上好!!

今日は、とても暑い日でした。

しかし、明日は19度と少し肌寒くなるそうです。

体調管理が難しい時期になっています。

はじめての人は、以下の記事も参考にして下さい。

はじめに

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408202760.html

春秋の読み方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408211194.html

アイディアの生まれ方

http://ameblo.jp/sayjin03/entry-10408224079.html


ポイントは、4つ。

①書き出しのキーワードを探す

②最後のキーワードが何になるのか考える

③最後のキーワードを探す

④読み終わった後に、春秋に題をつける。


それでは、読んでみて下さい。

<5月21日の春秋です>


▼カンを読むかブツを追うか。などと警察では言う。犯人を挙げるための、2つの大きな道である。カン(鑑)というのは被害者をめぐる様々な事情。ブツ(物)とは遺留品などの物証だ。それぞれを地道に調べて刑事たちは真相に迫る。

▼3月に黄海で起きた韓国海軍の哨戒艦沈没について、欧米の専門家も加わった調査団が報告書をまとめた。カンの線からも犯人像が浮かんではいたが、報告書は決め手になるブツを並べて北朝鮮の仕業と断じている。沈没は魚雷が原因で、かの国の潜水艇から発射されたという以外に説明がつかない、との指摘だ。

▼魚雷のスクリューなどは、北朝鮮の資料に出てくる「CHT―02D」の設計図とピタリ一致したという。「1番」というハングル表記も、かつて韓国が入手した北朝鮮製魚雷と同じらしい。ここまで動かぬ証拠を突きつけられたら神妙にするかと思いきや、謀略だ、でっち上げだと相変わらずの開き直りである。

▼国際社会の結束が試されるところだが、足並みはそろうだろうか。わが拉致被害者家族の怒りもよそに、米国によるテロ支援国家の指定だって外されたままなのだ。犯人を追いつめるにはカンとブツに加え、モク、つまり目撃も大いに役立つ。数々の無法を目の当たりにしてきたニッポンに、できることはあろう。


さて、整理してみましょう。


(1)最初のキーワード:カンを読むかブツを追うか。

このキーワードから思い浮かべることは何でしょうか?


カンかブツか→経験か証拠か→ベテランか新人か→意見の対立はこういうところから生まれる→どちらも正解→ようは、採用したらそこをゴールに向かって頑張れるか


と私は考えました。


(2)最後のキーワード:ニッポンにできることはあろう。

カンかブツか というキーワードから日本全体の方向性に繋げている。

カンというのが、被害者を巡る様々な事情という意味があるとは知らなかった。勘だとばかり思っていた。

ブツはなんとなくイメージはできる。モクというのもでてくるとは、目撃者という意味なんだ。

警察用語は特に知らない言葉が多い。

日本国内の出来事も、国外の出来事もすべて繋がるものがある。

そういえば、国際人という言葉を使うのは日本人だけだ・・・という話を聞いたことがある。

アメリカ人はアメリカ人。フランス人はフランス人。中国人は中国人。という意識を強く持っている。

その中で、日本人だけは、国際人を目指すという言葉を使っている。

これが、いいことなのか、よくないことなのかはわからない。

ただ、日本は他の国と何か違うような気がする。


こうやって、春秋を読んだ後に、春秋に題を作ってみると更に面白い。

「解決には様々な視点が必要!!」